23.《ネタバレ》 30年以上も前の作品ながら意外と古びてない内容が良かったです。美しい女性を「家具」と呼び、調べる人を「辞書」と呼んで不必要なら処分。考えてみれば結構感慨深い作品ですね(;^_^A) タイトルの「ソイレント・グリーン」は栄養食材で原料は・・・!! 思わず肉まんにダンボール入れる事件あったのを思い出しちゃいました・・・口に入ってしまうと分からないものなんでしょうか(><) 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-22 19:59:07) |
22.《ネタバレ》 チャールトン・ヘストンさんが身勝手なんだけど、とても魅力的。 カッコよさに惹かれ観続けるうちに、じわじわと怖さが染みてきた。 この作品の見せ場は、ショベルカーですくわれ、ダンプカーに積まれる人間達。 今ならさしずめCGなのでしょうが、そこは実写のもつ力(ちから)。 悲惨なさまには圧倒されました。 それから、男性ならばあのような”家具”のあるお家が羨ましいのでは?とも思いました。 だって007映画と見間違えましたよ、一瞬ですけれど(笑) リー・テイラー・ヤングさん、キュートで可愛い♪家具にはもったいない。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-14 22:50:27) |
21.つい先日亡くなったフライシャー監督の作品を今まで観た事がなかったので、今更ながら鑑賞(そういえばチャールトン・ヘストン出演作も初体験。あ、「ボウリング・フォー・コロンバイン」は除いて、だけど)。冒頭の、今観ると全然未来っぽくないテレビを見て、低予算B級SF映画なのかな?と思ったのだけれども、観ている内に何だかグイグイ引き込まれてしまった。何つーか、独特の空気感、重さ、暗さ、生々しさがあったなー。民衆の暴動シーンのホコリっぽさとか人の命が非常に軽く扱われている世相とか良く描かれてたと思うし、C・ヘストン演じる主人公の刑事が夜の街を走り回るシーンとか、迫力あった。あと冒頭の、ちょっとザ・バンドっぽい曲とラストのクラシックの曲の使い方とか、あーそれに健全に不健全(?)なお色気シーンも良いねえ。オチを前もって知ってて観ても十分面白かったけど、これ公開当時予備知識なしで劇場で観たらインパクト凄かったろうなー。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-03-31 19:04:47) (良:1票) |
20.ムダな場面もあったけど、結構面白かったです。俺も死ぬんならあんな死に方がいいな・・・・。 |
19.《ネタバレ》 血糊バンザーイ♪ん~、いいんだけど、死体からどうやってソイレントグリーンを作るかっていうのを表現してほしかったなぁー。 |
18.あああ…最近「釣られてレビュー」が多いな。原作と比較するとハッキリ言って駄作です(原作はもう絶版だけど…)。なぜにコアな近未来ハードボイルドが人間賛歌SFになっちゃったんだろう。正直な話『ブレードランナー』見た時、「これ『ソイレント・グリーン』のリメイクじゃないよな」って居心地が悪くなった記憶があります。オリジナルはそれくらいスラム化の激しいアメリカを描いていたのだよ。ガソリンが枯渇してるので弁髪の中国人が自動車を引っ張ってるとか、郵便制度が消滅して小さな黒板ぶら下げたメッセンジャーボーイが街を駆け巡ってるとか、人が増えすぎて部屋どころか廊下ですら寝る場所がないとか、そんな世界で一片の美味そうなステーキ肉がギャングのボスの元に届けられる…って、猥雑でチープなストーリー展開が魅力だったのだ。ハッキリ言ってラストでも救いはありませんが、この映画みたいに潤色したハリボテな絶望じゃないし。ただ、この映画がオイルショックの引き金のひとつになったのは間違いないところ。映画を離れて極めて歴史的な価値を持った(というより歴史を変えた)作品でもある。これぐらい扇情的にしなければ、世間というものは動かないのかもしれない。ショービズ界のやるせなさを想ってしまいます。 【エスねこ】さん 3点(2004-09-11 15:16:14) |
17.70年代っていうとちょうどローマ・クラブが「成長の限界」を唱えた時期でしたからね。この頃のSF映画にはそういう環境問題とか人口増加を取り扱ったものが多かった。一番印象的だったのは、ショベルカーで人がゴミみたいに持ち上げられて運ばれてくシーン。いやぁすごいなぁ。食料危機なのに人ばかり増えて、人の行動がすごく動物的に退化しちゃった。人の価値も相対的に低下しちゃった。とんでもない未来です。それから、大いなる自然が、映像でしか見られなくて、それを見て美しさに感動するチャールトン・ヘストン。これも印象深かった。あとはソイレントの原材料はなんと○○だった!というラストもなかなかスリリングでいいですね。前半から中盤にかけてぬるいのが少々残念だけど。 【あろえりーな】さん 6点(2004-09-11 02:05:55) |
16.おもしろい映画です!人口爆発によりあんな未来。すごい。人間がいっぱいで気持ち悪くなります。ブルドーザーで人間をかきわけるシーンとか衝撃的だった。安楽死のシーンも良い!人間だらけで気持ちの悪い世界から自然を感じクラシックを聴く。あの四季が忘れられないです。オープニングの見せ方も好きだし。ストーリーもラストも好き。 |
15.《ネタバレ》 一般的に言えばこれはSFの類になりますけど、現状から考えて他のSF映画の何倍もリアリティがあります。環境汚染、爆発的な人口の増加、異常気象など、もしかしたら十数年後は地球はこんな状態になってるかもしれないと思うとより恐ろしいです。 2024年6月2日追記 なんと20年以上たって本作が4Kでリマスターされているなんて当時の自分は信じないでしょう。 さすがにこの作品のように世界は荒廃していませんがそれでも世界的に感染症が大流行しロシアとウクライナが戦争をしさらには元総理大臣が暗殺されるという「地獄」みたいな状況になっているほうが信じられないと思います。まあ変わらず生きていますが。 それはいいとして、当初はヘストンが出ているというだけで観たのですが今回観返してみて、犯人捜しから始まりその裏に隠された陰謀が徐々に明かされるスリリングな展開、荒廃した世界のロケーションや高級住宅内の未来的な雰囲気、おそらくSF映画史上最もおいしそうに見える食事シーンなどいろいろとみるべきところもあり、極限の状態において同胞を食うことの是非、などいろいろと考えさせられるテーマもあるので、原作とは天と地ほどの違いがあるそうですがやはりこれもSF映画の傑作だと思います。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 8点(2003-12-16 02:02:06) |
14.《ネタバレ》 安楽死のシーンが印象に残ってます。美しい自然の映像がスクリーンに映し出されて、その中で死んでいく・・・ 【ロイ・ニアリー】さん 9点(2003-12-12 12:57:25) |
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13.オチで衝撃を受けるかどうかで評価はだいぶ変わると思うのですが、僕は、合理的でいい解決方法だと思ったので、それで?って感じでした。 【あばれて万歳】さん 5点(2003-12-06 12:50:59) |
12.観る側へのメッセージがやや単純で重すぎる感があるが、未来社会の描写は刺激的で、ストーリー展開も無理がなく非常にまとまった作品。充分楽しめた。 【ケララの狸】さん 8点(2003-11-21 14:50:41) |
11.ずっと前に見た映画ですがラストが非常に心に残りましたね。ずっと「サイレントグリーン」と勘違いしてて、静かな緑?なんじゃ?と思ってましたが、ソイレントグリーンだったんですねー。で、ソイレントグリーンって?空豆?例の食料? 【deck】さん 8点(2003-06-22 00:09:13) |
10.小学生の時テレビで観たのですが、子供心にとてもショックを受けた。 【そうしょくみ】さん 7点(2003-06-20 00:48:53) |
★9.劇中の映像による緑の美しい風景に見とれるも、衝撃のラストシーンでは 声も出ず。思うのは全米ライフル協会の会長のヘストンと、少しっか出て来ない 「ライフルマン」のチャックコナーズに 何か 因縁めいたモノを感じてしまいます。 【うみ坊主】さん 6点(2003-06-14 20:49:34) |
8.小生にとって、ワン・オブ・ザ・ベストSFのひとつ。中学生の頃、場末の映画館の3本立ての1本として出会って以来、あの安楽死ホームの場面とクラシック音楽が、今もなおふと蘇ってきたりします。この頃のリチャード・フライシャー作品は、『センチュリアン』といい実にシャープかつ深遠なテーマ性を持つものが多かったなあ。『ボウリング・フォー・コロンバイン』で醜態をさらしたチャールトン・ヘストンも、これが遺作となった名優エドワード・G・ロビンソンも、ついでに超べっぴんなリー・テイラー=ヤングも、みんな最高でした。そして、何よりあの陰うつな近未来地獄絵図を見事に表現したキャメラが。…すべての人におすすめして満足してもらえるには、ちょいと地味な印象かもと、9点にしましたが、小生のなかでは文句なしの満点作品であります! 【やましんの巻】さん 9点(2003-05-27 18:52:40) |
7.こどもが、トマトに感動するシーン。エドワード・G・ロビンソン扮するじいさんが横たわり死を待つシーンは心にのこる。 【トラヴィス】さん 8点(2003-05-25 22:49:01) |
6.《ネタバレ》 題名をみて見たことを思い出した。人口が増えて食料がなくなり、みなが食べている食料品の工場の秘密は、、、という衝撃的な話でインパクトが強かった。将来の食糧危機に対する予言的な問題提起として見ても先駆的なものがある。安楽死老人ホームで横たわった老人が、すでに失われてしまった美しい自然のパノラマ映像を見てるシーンに流れるクラシック、 これも含めてこの未来像はほんと、衝撃的でコワイですよ~・・ 【キリコ】さん 7点(2003-04-05 16:37:14) |
5.原作はハリー・ハリスンの「人間がいっぱい」。人口の爆発的増加による人類の存続の危機という題材の近未来SFといえば、他にも「赤ちゃんよ永遠に」という佳作があったが、そういう逆ユートピアビジョンが当時の流行りだったのか?エコロジカルSFの先駆的作品でもある。 【mic550】さん 7点(2002-10-21 00:54:30) |
4.科学的な問題を予見したことを証明する秀逸なSF映画。〝ソイレント・グリーン〟をめぐるカラクリはひじょうに良く出来ていて、科学的に良くアプローチされていると思う。主演のC・ヘストンもムサいくらいの熱演で、映画によく合っています。今日の現代社会でも、経済状態の悪化、環境問題、人口増加といった問題により、食糧事情が悪化すれば、自給率がどうこう言う問題ではなく、私たちの台所が危機に瀕するという状況が刻一刻と迫っているのです。そう考えれば、末恐ろしい未来像だ。 【チャーリー】さん 8点(2002-08-07 00:48:58) |