5.心が暖まるとてもいい映画でした。中国の映画ってあまり観たことなかったのですが、ほんとに観てよかったです。「中国映画ってどうかなあ?」って思っている方も、ぜひ! 【カルーア】さん 9点(2003-11-02 23:44:18) |
4.クサイ話じゃないかと期待してなかったんですがこの人情話にはやっぱり泣けましたね~。お父さんはじめ出てくる人たちがみな良い人達で、その善意に素直に感動します。こういう映画は見ても気持ちがいいし、特にお父さんが自然体でいいです。全編に流れるバイオリンの音楽が感動を一層盛り上げますが、このバイオリンを少年自身が弾いてるというのが素晴らしい。合間に描かれる北京の様子で中国の都市部の市民生活などが伺えるのも興味深い。 【キリコ】さん 8点(2003-10-31 22:14:36) |
★3.《ネタバレ》 映画館のあちこちから鼻をすする音が聞こえました。 自分も恥ずかしながら、ハンカチで、号泣しそうな顔の筋肉を押さえて涙を拭きました。 チュン少年役のタン・ユン君、彼の演奏する姿だけでなく、バイオリンを抱えて走る姿に、十代の少年だけが持つ生命力や躍動感が満ち溢れ、私も彼と一緒に北京の街を駈けている気持ちになりました。 それにしてもチェン・カイコー監督、巧いですね。劇中の音楽に関しては様々なことがパンフレットにも記載されていたのであえて書きませんが、私が心惹かれたのはカメラワーク。この映画にはナレーションがまったくありません。必要ないからです。すべて映像と音楽で説明されます。それでも十分なのです。たとえば、チュンのためにビクビクしながら高層ビルの清掃の仕事をする父リウのシーン。その赤茶けた素朴な横顔と無機質なコンクリートの対比で、見ている我々は、改めて中国の急激過ぎる変化を実感させられます。 また、細かいカット割りの部分とワンカットで綴る部分の緩急のつけ方が絶妙でした。田舎に帰る父との別れのシーンは観客の視点そのものとカメラの視点が見事に一致して、さらに涙腺を刺激されてしまいました。 ぜひぜひ、もっと多くの人に観て欲しい一本だなと思いました。 【にゃんたろう】さん 9点(2003-10-28 14:29:16) |
2.頑張るお父さん。ドジるお父さん。怒るお父さん。いまはもう、絶滅危惧種に近いこういうお父さん。いいです。あと、一人目の先生。君子とは、多分こういう人でしょう。ラストレッスンで後光が差してます。 【山岳蘭人】さん 8点(2003-10-13 15:59:09) |
1.素直に見てよかったと思える作品。最後の駅で思いっきりバイオリン弾くのがちょっとなぁと思ったけど、少年の心情とお父さんの心情がよく描かれていたと思う。 【いざ、ベガス】さん 7点(2003-10-12 22:55:41) |