6.《ネタバレ》 両親を亡くした幼児マイケルを引き取った祖父ロッキー75歳。以後30余年に亘る二人の成長物語。毒舌家だけどここ一番の時に孫を正しく導く慈愛深い姿が沁み入ります。「ママが死んだのは熱を出した私のせいなの」ポツンと呟く娘に見失った自分を取り戻したマイケルに泣けてしようがなかったです。コロンボ役以外でも味わい深い演技を見せてくれるピーター・フォークの名優ぶりを堪能しました。瑞々しいジュリアン・ムーアも印象的。本邦未公開が信じ難い秀作。 |
5.設定から何となく予想できるとおりの内容でした。あっちへ行ったりこっちへ行ったりしながらも結局は大筋を外れることなく進むので、ドラマ性がないのです。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-12-05 22:26:45) |
4.《ネタバレ》 二人の30年に渡る悲喜交々に心が温まった。 中でも特殊メイクで107歳までを演じるピーター・フォークが素晴らしい。 まぁ、年齢のわりに元気すぎるので不自然さも否めないが、俳優個人の魅力が違和感を薄めている。終盤の子供たちの逸話は、ちょっと凡庸すぎたかな。でも最後は、雪景色の白さが象徴するように、心洗われる見事な幕引きであった。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-08-13 11:57:45) |
3.頑固じいさん役のピーターフォークの名演技が笑いと感動を与えてくれる。彼の107歳までの演技というのはやはり少し無理があるものの次第に老いていく様はとても上手い。ピーターフォークと言えばコロンボしか知らなかったが、この映画で彼の演技の別の側面をみることができたような気がする。 【くうふく】さん 7点(2004-07-30 12:48:05) |
★2.彼女によって人間味を教えられたが、彼女の死によって失ってしまった孫。そんな不安定な孫の質を知っていたから見守りたかったおじいさん、そんな風に見たら彼の利己的で理不尽な振る舞いも高くはない、最期の一言がそうさせた。素晴らしいルームメイトでした。 【スルフィスタ】さん 8点(2004-03-01 21:51:12) |
1.祖父、妻、そして子供たちとの愛情を描いたハートフル・ドラマでした。物語の中心的存在の頑固ジジイをピーターフォークが熱演。時折見せる彼の優しさにジーンとしました。彼の最期の言葉にもまた涙。 日本未公開だった作品ですが、とてももったいないように思います。ただ、義理のお母さんが一人悪者みたいになってしまった点が唯一残念でした。 【プミポン】さん 7点(2003-10-27 23:21:51) |