26.プロットとして一つの王道でしょう。「クレイマー・クレイマー」という親権を争うのが夫婦という有名な映画がありましたよね。 これは名作と思い始めたのは姪と叔父が引き離されてからなので、単に個人的にこういう話に弱いと言うことかもしれません。 ところで、幾つか理解できなかった点があります。 まず、ナビエ–ストークス方程式の解が分かりません。ということは置いておいて…。 里親の下に送り込むのは祖母の策謀だったようですが、その里親を推薦したのは叔父側の弁護士です。都合良すぎませんか?。まさか、弁護士もグルだったなんて…。 母親の成果を祖母に譲る点も分からなかったですが、ネットで調べると、これは姪から手を引かせるための交換条件だそうで。だとしたら、どこまでゲスなんでしょう。普通の母親なら、娘の成果ですと公表しますよ。 下書きを見て感涙するのはどういう意味付けなのかが分かりませんでした。完成した論文があるんだから、今更です。娘の手書きの筆跡に…にしては、「やった!」という部分にという点が不可解です。 ラストは姪の環境としてハッピーエンドですが、もっと早い段階で教育機関が提示できなかったのか?。じゃあ誰が発案したのかという疑問も湧きます。 ちょっと理詰めに過ぎますかね?。ま、作品にのめりこんだが故に抱けた疑問ですね。 猫を保健所に引き渡すエピソードもすさまじく効果的です。よくこんなことを思いつきましたね(祖母・里親がということではなく、原作or脚本的に)。 隣人の黒人女性の存在も良い味出してます。 叔父と教師が一夜を共にした次の日に、姪が「スティーブンソン先生、おはようございます」と言うシーンとかも。 緻密に作られているなあとというは贔屓の引き倒しでしょうか?。 今回の放映は以前の吹替えとは異なるようで、「ダイアンの死後って意味じゃない」と完璧になっています。 【傲霜】さん [地上波(吹替)] 8点(2024-07-06 21:59:57) |
★25.ギフテッドというタイトルをつけるならもう少し数学の才能について掘り下げて欲しかった。 ラスト、祖母の気持ちを思うと居た堪れない。 自業自得だとは思うが。 【miso】さん [地上波(吹替)] 5点(2024-06-04 23:33:11) |
24.《ネタバレ》 予備知識無しで鑑賞。 ドラマなんですが、ダラダラした感じはなく。 テンポ良し。人物良し。雰囲気良し。風景良し。音楽良し。 前半が特に好きです。天才少女がわくわくさせてくれます。小さな盛りあがりがたくさんあって、ずっとわくわくできちゃいます。 先生と計算のやりとりをするシーン。祖母が数学の難しい本を持ってきたら、『その本好き』って言って、『もう読んだの?』って祖母イヴリンが目を丸くするシーン。そのどれもがお気に入り。 ただ祖母イヴリンの登場から、物語は次第に親権をめぐる裁判沙汰へと方向転換していきます。 この前半からの大きな転換を受け入れられるかどうかで、評価が分かれそうな気がしますね。 てっきり天才少女のサクセスストーリーが始まるのかなぁって思っていたので、後半は期待とは違うものを見せられた気分になってしまった・・・。 とはいえ、後半の裁判、それはそれで見ごたえがあります。メアリーを里親に引き渡すシーンでは不覚にも涙してしまいました。 叔父と祖母の親権で争っていたのに、折衷案として里親が出てくるのには面喰いましたが、実はそこには祖母イブリンの陰謀が・・・。なるほどね・・・。 猫を勝手に処分しようとしたり、イヴリンがあまりに腹黒いので、逆にフランクが吹っ切れて行動を起こすきっかけとなりました。結果オーライです。娘アマンダの遺したナントカの方程式の完全証明が手に入るやいなや、すっと身を引くイヴリン。そりゃそうか、孫娘だって7年ほったらかしだったわけだし。結局娘や孫を愛していたわけではなく、その才能を愛していただけなんですねー。 ・・・・・・まあ人類の発展のためには、イヴリンのような人間も必要だとは思います。共感はできませんが・・・。 フランクはフランクでやや極端な教育方針。 でもその背景には姉の自殺があるのかな・・。同じような道をメアリーに歩ませちゃうと、どーしても姉の死がちらついちゃって、違う道を歩ませたくなるのは心情としては理解できます。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-12 15:00:14) |
23.《ネタバレ》 内容としてはよくある設定ですね。他のレビューにもある通りなんとなく物足りない。感動させようとしているのが分かるシーンが随所。悪い映画ではないのですがね。「ヘルプ 心がつなぐストーリー」にも出てた黒人女性は、あの映画であれば適任ですが、この映画のようなわき役でも目ヂカラが強すぎて主役も食いそうな感じでした。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-24 11:26:35) |
22.《ネタバレ》 普通の映画です、良くも悪くも。日曜日の昼下がりにぼーっと見るのに良い感じかも。子供の環境がなんだと言って、すぐ法廷のやり取りになるあたりがアメリカ的。アイアムサムを思い出した。こちらは物凄い才能がある子供が主人公だけど。 【lalala】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-04-20 00:14:34) |
21.なんだか如何にもありがちな優等生的なストーリーで心に響くものがなかった。 おそらく1年後には忘れていると思う。 子役も魅力がなかったし。 主役の俳優も私はマーベルものは見ないので印象が薄かった。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-10-13 22:05:01) |
20.数学ものっていうことですが、数学要素はこれといってなし。ともかくメアリーちゃんがしっかりしていて、それでかわいい。ああいう娘がほしかった。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-03-21 20:30:34) |
19.《ネタバレ》 生まれつき天才的な数学の才能を持った9歳の女の子メアリー、彼女の親権を巡る叔父と祖母との法廷闘争を淡々と描いたヒューマン・ドラマ。監督は『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ。まぁきれいな映像とそつのない演出とで淡々としながらも最後まで見せるこの監督の手腕は確かだと思います。『サマー』でクロエ・グレース・モレッツが演じた女の子を髣髴とさせるメアリーちゃんの奔放な魅力もなかなか良かった。ただ、ちょっとオーソドックス過ぎるかな。『サマー』で見せた時間軸をバラバラに再構築するようなエッジの利いた演出みたいなものが僕は欲しかったですかね。ちょっと個人的には物足りなく感じちゃいました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-03-04 22:04:42) |
18.《ネタバレ》 子役の演技でみせる映画。個人的に、これを見る前にペーパームーンを見てしまったので、子役演技に差がありすぎて減点。映画自体はまとまってそれなりに面白い作品と思う。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-22 14:58:36) |
17.《ネタバレ》 これは面白かった。【ネタバレ注意】特別な才能に悩まされるという設定が新鮮。まったく違う話ではあるけれどアニメ(マンガ)の「琴浦さん」を思い出した。そして、終盤のオチがなかなか秀逸。“親の愛情”という展開でないのがよい。 【mohno】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-01-15 13:07:30) |
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16.ただ純粋に天才じゃなく、子供らしさもありユーモアあふれる少女に魅力があった 祖母の行動は常軌を逸してたが、落ち着くところに落ち着いてよかった 【Ren】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-11-25 00:20:59) |
15.《ネタバレ》 フランクは数学者かと思って見てたけど、哲学者だった。 そこが数学者の姉とは違って、何をすべきか冷静に判断できたということなのかな。 ロバータもボニーも温かくて、フランクはいい奴で、フレッドはのんきで、そしてメアリーは最高にキュート。 里親のところで二人が抱き締め合うシーンにグッときたけど、一番は、夕陽をバックに、メアリーがフランクによじ登るシーン。 二人の絆がよくわかる、本当に美しいシーンだった。 佳作。 【roadster316】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-11-04 00:42:27) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 非常にだれることのない、面白い佳作。 このDVDの予告編が映画のストーリーを見事に言ってのけてたので、 終始、安定した気分で観られた。 それも面白く観られた原因かも・・ 確か次のような解説が予告編であった。 「一番大切なのは人を愛する才能でした」とか・・ ネタバレもたまにはいいか(笑) 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-09-16 00:57:09) |
13.いいドラマでした。登場人物も少なくて観やすいです。約1時間40分ってのもダラダラせずいいです。 アメリカの教育文化も知ることができます。 キャスト皆いいんですけど、メアリーがダントツ最高だった。 おもしろかった!! 【へまち】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-08-26 14:09:51) |
12.いや~ ビンゴ!でした~ 隠れた 秀作、発見! 面白かったです~ 脚本がイイですね~ 台詞も上手い、センス抜群! 監督の演出も Good! シンプルで分かりやすい物語でありながら、深くてイイ話..無駄を削ぎ落とした 101分..ブラボー!! 親子もの、ヒューマンドラマ好きの方、オススメ!! 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 10点(2018-08-16 21:43:28) |
11.《ネタバレ》 アクションやSFものをメインに映画を観ているからなのか、ここ最近、そこそこの面白さは味わえても、はぁ~いい映画観たな~、ていう気分にはなかなかなれなかった。でもそんな心の渇きをこの映画は潤してくれました。お世辞抜きで本当に、良い映画でした。子役のマッケナ・グレイスちゃんは間違いなく近いうち、ハリウッドを席巻するでしょう。それほどまでに抜群の演技力でした。あとこれはものすっごく大事なことなんですが、大人と子供(叔父さんと姪っ子)の会話で、相手を子供としてでなく一人の人格者として会話させているところが非常に好感が持てました。ついカッとなって暴言を吐いてしまったことをちゃんと、相手が子供だろうと誠意を持って謝るシーン。そしてこのシーンがあるからこそラストでの、俺の育て方は間違ってなかった、というセリフに深みが増すんでしょう。あとバスの中で動物園の模型を壊されてしまった男の子に対して、彼の作品が最高傑作です、と褒めたたえたシーンも、育て方が間違ってなかったといえるでしょ。ほんとうにほんとうに、いい映画でした。 ありがとう! |
10.天才少女の天才ぶりと無邪気な子供っぽさの見せ方が絶妙で、ギリギリあざとさを感じない演出が良かった。 【lady wolf】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-06-06 02:06:37) |
9.天才のでてくる話はおもしろい。 子のためにしてあげられること。 このテーマが非常に切なく心にしみる。 【とま】さん [インターネット(吹替)] 8点(2018-06-03 23:08:33) |
8.演出はややセンチメンタルで鼻につくが面白かったです。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-05-27 02:19:55) |
7.余計な登場人物もいましたが、ストーリーはスッキリしていましたし、現代におけるアメリカでの親のいない子供についての問題点が、簡潔にまとめられ理解できます。子役は、初めは鼻につくくらい憎たらしいのですが、そのかわいさが徐々に発揮されます。小規模映画にしては、出演者が豪華でした。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-12-11 18:10:13) |