11.《ネタバレ》 いろいろな筆名でなかなか世にでられなかったジャック・ヒギンズの出世作の映画化です。原作にかなり忠実ですが,アイルランド開放運動の闘士だったデブリンのイメージがヒギンズの多くの作品に描かれるような知性と腕力を隠したやや背の低い男からかなり違っていて少し違和感がありました(背の低さで英国社会における屈折した人格を表現していたのに対して)。登場人物が悪役のヒムラーも含めてそれぞれの役割をそれでも懸命にこなしているのに対してカナリス提督の日和見主義(これは他の作品への伏線かも)と英雄主義が喜劇的な終わりを迎える米軍大佐,自分の教会の抜け穴すら把握していない牧師などが逆の意味で印象的です。双方の兵士が相手に敬意を持ちつつも容赦のない対応と言う一種のスポーツ的フェアプレイで爽やかさを感じさせる作品になっています。証人として負傷した副官を収容し河の中でドイツ旗を掲げた魚雷艇の結末はどうなったのでしょうか。 【たいほう】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-20 14:27:52) |
10.この映画を見た人は、原作を絶対に読みましょう^^ 原作は10点です。映画の方もなかなか良いですが、私は先に原作読んでしまったので減点3! 同じドイツ軍の小説で「北壁の死闘」もあるけど、それは映画化してないのかなあ・・・ 小説の続編の「鷲は飛び立った(だったかな?)」も映画化してみてほしいなw 【ほ~り~ぐれいる】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-12-09 18:28:34) |
9.《ネタバレ》 地味な戦争映画といわれれば確かにその通りなのだが,戦争映画は地味なのが意外に面白かったりするので要注意です。これもその一つ。製作がアメリカ・イギリス共同というのも興味深い。英米人なら『ど畜生のナチ野郎』と罵りがちなところをぐっと抑え,古き良きプロイセン軍人の矜持を漂わせつつ任務に赴く兵士達の姿を誇り高く描いて,観ているこちらはぐっとくる。敵味方入り乱れての大スペクタクルなどは一切ありませんが,戦争映画の魅力とはドンパチだけではないという好個の例になった作品だと思います。 【Roxy】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-18 13:11:39) |
★8.ところどころ櫛の歯が欠けたように描写不足の感があります。ともあれ、これから原作を読んでみるつもりなので、評価はまた変動するかもしれませんが……映画単体での評価点はこの点数で。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-14 00:56:44) |
7.《ネタバレ》 原作にあって、この映画にあったか記憶が定かではないが、隊員の一人が、村の子供がおぼれかけているのを助けることで、村人にドイツ軍と発覚したところで、子供が健気にも、「おじちゃんたちはなぜ僕たち(連合国軍)の側じゃないのと叫ぶシーンが感動的。 【きつま】さん 7点(2004-11-15 22:12:37) |
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6.ドイツ軍の軍服は世界一カッコいい!アメリカ人が着ようがイギリス人が着ようが様になって見えるから不思議。スタージェスのほんのり西部劇臭い作りにも心躍る。サントラも名盤。 【mimi】さん 8点(2004-10-31 22:49:34) |
5.役者連中の演技はいいが(特にドナルド・サザーランド)、脚本は最悪。なに最後のオチは解せない。(役者に)6点から(脚本・演出)5点マイナスで1点かな。 【いかりや800】さん 1点(2003-03-09 08:46:05) |
4.いいですねえ、"おやじ"サザーランド(笑)。映画の発想が面白いし、スリルもサスペンスも満載です。ただ、制服を見せるために水車に落ちたように見える演出がちょっと頂けなかったかも。でも、最後まで息を付かせないテンポで、楽しませてもらいました。 【オオカミ】さん 7点(2002-04-28 16:36:04) |
3.原作に完全に負けていますやん、あれ。ま、でもそこそこにまとまってたし。よって7. 【INSIDER】さん 7点(2001-05-13 10:06:57) |
2.戦争映画の中でも脚本がしっかりした名編。日本人だからそう思うのかもしれないが、ドイツ軍から描いてみるのも面白い試みだと思った。 【イマジン】さん 8点(2001-01-25 12:15:07) |
1.ジャックヒギンズ最高傑作! この作品から戦争映画という物が両方の観点から描かれるようになった。 【あきお】さん 9点(2000-12-05 15:19:20) |