25.《ネタバレ》 公開中止はこの映画にとって、むしろ勲章でしょう。かつてはこれだけ屈託のあるストーリーの映画を米国も作っていたのですね。ワタシも、ブルース・ダーンに一票いれたい。最後は、飛行船をスタジアムの真ん中に着地させてやりたかった。そのためには、あの百円ライターでは、導火線に火をつけさせてやれませんけど。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-17 15:34:39) |
24.もう少し個性的なキャラクターか、あっと驚く展開があってほしかったです。ラストのアクションを除けば、緊張感があってよかったのですが、いまひとつ。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-28 18:03:14) |
23.《ネタバレ》 カバコフ少佐のスーパーマンぶりが凄かったです。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-18 18:29:02) |
22.「名作」と評される往年のハリウッドの娯楽映画には、「物足りなさ」を感じることが多々あり、満足した覚えが少ない。 しかし、この映画には確固たる完成度の高さが見られた。 それは、トマス・ハリスの原作の確かさが大きく影響していると思う。 原作は未読だけれど、展開されるストーリーの端々に並の娯楽映画にはない“深み”があり、各シーンと人物の背景が見えてくる。 テロリストとそれを追う秘密警察それぞれの立場と、各キャラクターの抱える心情を平等に描いているので、追う者と追われる者の関係性に説得力があった。 クライマックスの顛末には少々ご都合主義が含まれていたようにも思うが、巨大な飛行船がスタジアムに突入していくシーンには、娯楽映画史に残り得る迫力があった。 この映画は日本では未公開だったそう。テロリストの攻防において当時の世界情勢が大いに絡んでいることがその理由かもしれないが、もっと広く認知されるべき映画だと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 19:05:43) (良:2票) |
21.《ネタバレ》 警察やらFBIやらの警備が緩すぎでしょう!元々上空が危ないと分かっていながら、飛行船に全く警備を付けていなかったところが現実感がなさ過ぎて一気に冷めてしまいました。最後に飛行船をヘリで吊るしてテロ爆破を回避するところは、一層の盛り上がりを見せないといけないはずが、だらだらと冗長なシーンになってしまっており、緊張感もなく…。ただ、テロ側の男性や主人公のカバコフらが容赦なく人を撃っていくところはいいですね。また、この時代にしてテロをテーマに取り上げたところも良いと思います。 【まいった】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2009-12-15 12:10:32) |
20.もっといろいろひねりがあるのかと思っていたのですが、単調で長く感じてしまいました。今だったら110分くらいでまとまるのではないかと思います。テロリストのお姉さんは色気抜きで任務に徹するのですが、そこにかえって色気があります。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-08-30 00:43:22) |
19.《ネタバレ》 前半は少しつらかったです。後半はとてもよかったと思います。もう一回見るかというと前半を考えるとつらいのでこの点でご勘弁 【spputn】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-01-24 02:19:27) |
18.《ネタバレ》 原作が秀作で必死に探して観た本作。観た当時はかなりの満足感で一杯だったが、なかなか再見出来ないで居るが今観ると、どう感じるのだろう。 【成田とうこ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-05-23 17:18:10) |
17.《ネタバレ》 公開中止に追い込まれた作品ということで覚悟して観たが(小難しい政治的な映画かと思った)、これはとんでもない娯楽作だ。ロバート・ショーが鋼のような男を演じ素晴らしい(惜しい人を亡くしたものです)。犯人側の描写も丁寧で、思わず応援したくなる。それまでとても緻密に描いてきたのに、クライマックス、ロバート・ショーが突然ダイ・ハードな行動に出るのに唖然。大味な印象で終わってしまったのが悔やまれるが、傑作には間違いない。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-26 22:59:41) |
16.2007.07/13 観賞。30年前の作品とは・・。強烈なオープニングおよびストーリー。上映中止も“然もありなん”という感じ。原作者もハリスと聞いて納得。 でも最後の超人的空中サーカスは頂けない。もう一捻り欲しかった。3人は適役。 2016.06/01 2回目観賞。10年振りの観賞。まだまだ観賞に耐えられる。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-13 17:35:04) |
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15.《ネタバレ》 これは確かに「ジャッカルの日」と比べたくなる作品。双方がじりじりと進んでいくさまはすばらしい。この映画はかなりテロリスト側からも公平に作られており、「君達が彼女をテロリストにしたんだよ」のようなセリフはなかなか言えたものじゃない。ラストの飛行船の荒唐無稽さが難点。特にロバートショウは絶対死ぬと思ってたので、あそこまでご都合で助かってしまうとちょっと、な感じ。それでも10点の映画です。 追記。原作では全員死ぬそうですね。しかも途中で爆発しちゃうし。でもそちらの方がいい気がします。 【θ】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-12-19 08:47:28) |
14.《ネタバレ》 殺人という任務に疲れきったイスラエル諜報部の主人公と、彼らの国による暴虐のために生まれた美しい女テロリスト、そしてベトナムで精神を病んで母国に裏切られたかつての英雄。この影のある正義の味方と人間味のある悪役たちの造形が、わかりやすい娯楽作と一線を画す深みを与えている。犯罪者側に肩入れしてしまうという点では『ジャッカルの日』以上で、作戦に失敗の兆しが見えると思わず歯噛みをしてしまったくらいだ。 トマス・ハリスは荒唐無稽にならないぎりぎりのリアルに踏みとどまるのが上手な作家だが、その長所は本作でも最大限に発揮されている。とくにあのダーツを利用した究極兵器は奇妙だが、なさそうでありそうな不思議な現実味を持って観るものの記憶に刻みつけられる。 ベキム・フェーミュ演じるテロリストたちのボスとの銃撃戦は本筋とは直接関係していないのだが、この場面が本作を傑作たらしめているのだと思う。カットしても本筋には影響のないエピソードが入ることで世界観に奥行きが出ているし、圧倒的に不利な状況に置かれても不屈の意志と天才的な技術で捜査側に壊滅的なダメージを与えるテロリストの存在感は強烈だ。捜査側の不手際と敵側の有能さが対照的に描かれ、ここでもまた単純なヒーロー対テロリストの図式を微妙に崩している。この点、現在のハリウッド映画の幼稚なアメリカンヒーローとは別物だ。 唯一惜しいのはクライマックスで、急激に動的になる映像に興奮できればよかったのだが、現在ではありがちなアクションに感じてしまった(たぶん公開当時であれば楽しめただろう)。おまけに爽快なラストシーンがそれまでの展開とはちょっと不釣合いで、なぜこんなふうに料理したのかと疑問が残った。結末にもう少し苦味があれば(たとえばテロリストたちの生き様を偲ばせる場面を入れるとか…)『ジャッカルの日』にも負けない大傑作になっていたと思う。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-03 13:28:18) (良:1票) |
13.爆弾を人のいいおじさんで試すシーンにはまいった!原作にはあるがまさか映像化するとは思わなかった。絶対に原作を読んで見るほうがいいです。映画としては最高のエンターテイメント。現代はなぜこのような作品を作れないのだろうか?特撮に頼らないアクションサスペンスを撮ってみろよ!早くDVD化してほしい。 【CHIROUくん】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-24 22:37:54) |
★12.ラストのアクションは今観ても古臭さがなく、まさに圧巻です。が、ストーリーはところどころで難解な部分があるかもしれません…自分は何度か巻き戻して確認しながら鑑賞しました。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-06 21:22:18) |
11.超一級品のサスペンスを作ったフランケンハイマー監督はやっぱすごい。今だったらまあ公開されるだろうけど昔は衝撃だったんだろうな、公開中止になるぐらいだもんな。飽きないサスペンスっていうのはこの映画のことを言うのだろう。クライマックスはもうハラハラもんです。どうなるか思わず見入っちゃいました、ハハ。 |
10.トマス・ハリスという作家は数少ない著作しか発表していないことで有名です(ブラック・サンデー、レッド・ドラゴン、羊たちの沈黙、ハンニバル)。私は個人的にこの作品の原作が大好きでして、彼の作品の中でもNO.1と評しています。勿論、レクター3部作も素晴らしい著書なのですが、イスラエルとパレスチナの対立から生じた、アラブとアメリカの確執をリアルに描いている本作は別格と言っていいほどの出来です。奇しくも、今考えると同時多発テロへの警告とも言えるような内容でして、先見の優を兼ね備えている面でも秀逸といえるでしょう。 残念ながら日本では未公開の映画で(爆発予告があるなどして~)、幻の作品となってしまいました。私はWOWOWで放送されたものをかろうじて見ることが出来ました。 アルファタ派を始めとするアラブ過激派の複雑な内部抗争や、イスラエル政府とアメリカ政府の微妙な駆け引き等、そういう細かい描写は流石に映画では堪能できませんが、「黒い九月」本部の襲撃や、除隊軍人局での一巻き、爆弾の威力などのシーンが上手く映像として再現されていると思うし、頃合い良くオリジナル感を出した脚本には好感が持てる。 |
9.スリル・サスペンス・アクションてんこ盛りのまんま怒涛のラストへまっしぐら!テロリスト映画の金字塔。ロバート・ショウが渋くて最高。公開中止になってプラチナチケットと化した前売券はお宝です。断然オススメの1本! 【mimi】さん 9点(2004-10-03 02:54:39) |
8.腹に重い拳を喰らってしまい足が止まってダウン寸前の憂き目にあわされた見ごたえの塊のごときシリアス・アクション。動揺したマルト・ケラーがダーンをなじるシーンが異常にリアルで印象的でありました。それにしても復員病院でぞんざいな扱いを受けるダーンが忍びないのぉ。まったくあの受付はなんじゃあ!?あれはいけんのぉ、だめじゃのぉ、ネバーハプンじゃっ!!byナンバーワン・バンド。 【モートルの玉】さん 8点(2003-12-06 01:07:14) (笑:1票) |
7.いやぁ。面白かったですね。私の場合、皆さんと違って試写会(千人規模の会場)で見たものですから、クライマックスの迫力だけで点数付けてしまいました。後にビデオで見た時は、試写会程の感動がなかったのは言うまでもありません。 【採鉱技師】さん 8点(2003-02-26 19:53:30) |
6.サスペンスフルな展開のおもしろさはさすがはフランケンハイマ―。 【本間】さん 4点(2002-11-12 21:12:43) |