29.《ネタバレ》 地震で部屋とか街中が散らかるのはやむをえないのだが、映画そのものがとっ散らかってはいけないだろうに・・・。導入部から、特に個性のない人たちの特に何も際立ってないストーリーがばらまかれ、そのまま地震へと突入する。よってその後も、みんながワーワー騒いでいるだけにしかなってないのです。●それとあの決壊するダム、流水がそのまま下部の住宅街(?)を直撃しているんだけど、普段の放水はどうしていたんだろう? 【Olias】さん [DVD(字幕)] 3点(2021-03-09 01:26:55) |
28.地震の破壊描写はすごいの一言。でも、その後の生き残りをかけた冒険がポセイドン・アドベンチャーに比べると足りない。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-04-27 15:31:53) |
27.《ネタバレ》 登場人物それぞれのドラマが交通整理された脚本による起承転結に無慈悲に襲い掛かる天災(アカデミー視覚効果賞受賞も納得の都市崩壊模様は息を呑む恐ろしさ)が入り混じるパニックものの傑作。気骨ある男達(社長、ルー、スチュアート)はロブソン監督作キャストに相応しい。濁流に落ちたエヴァ・ガードナーと上にいるジョヌヴィエーヴ・ビュジョルドとの間で数秒間逡巡するチャールトン・ヘストンの姿が堪らなく(この表情にプラス1点)予感通りの彼の選択と二人の結末は監督ならではのもので、見殺しにしてする後悔に耐えられなかったのだろうと思うと切なさがこみ上がってきます。 似てるなぁと思ったのが本人だったウォルター・マッソーの役柄について詳細を知りたいものです。 |
26.子供の頃に見てエレベーターのあのシーンが長らくトラウマになりました。 大地震でなくても落ち着いて乗りたいものです。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-10-21 14:47:53) |
25.《ネタバレ》 70年代パニック映画を立て続けに鑑賞。 正直大地震発生まで長くて退屈。パニック映画はこの大災害とそれからが本番という感じだと思ってたので・・・。そこからは迫力十分で良かったけど 地震で立派な都市が崩壊し、混乱と余震の更なる崩壊のなか助かろうとする主人公は良かったけどラストはあれで良かったのか微妙 現実ではこういうシーンはもう二度と見たくないけど、天災だからそれも無理な話・・・ 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-10-17 14:16:02) |
24.《ネタバレ》 ビジョルド目当てで見ました。まぁ、実際の震災を経験した身としては、やっぱり“作り物っぽさ”を感じざるを得なかったのですが、それはそれ、あくまで映画として見ると、CGのない時代、非常に素晴らしい映像だと思います。実際にあったロス地震を基に書かれた作品だそうですけど、実際の地震でもあんな風に高層ビルの数々がもろくも崩れ落ちたのでしょうか。人間ドラマもそれなりに見せてくれます。ビジョルドはやっぱりキュートでしたが、今回はその可愛さを堪能するような作品ではなかったなぁ。チャールトン・ヘストンは男気全開の男を演じておりましたね。まあ、ラストは仕方ないでしょう。もし、あのまま流された妻を助けずに地上に上がってきても、ビジョルド演じるデニスには愛想つかされた可能性高いですもんね。私が男で彼だったら、あんな憎々しい妻、流されて清々して地上に上がってきちゃうと思いますけれども。なかなか上出来なパニック映画だと思います。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-16 01:07:59) (良:1票) |
23.本物の大地震の映像を嫌というほど見た我々日本人からしたら、どうしたってチープに感じます。だけど当時は最高の技術だったと思います。ラストはあれで良かったです。 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-12-04 02:22:17) |
22.僕はタワーリング・インフェルノよりこっちの方が面白かったです。CGの無い時代にこの迫力は凄いです。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-11-30 23:39:32) |
21.《ネタバレ》 なんだよ、地震国日本の「地震列島」より6年も早くコレがあったのかよ。しかも、見てみれば、おそらくコレが、日本版の元ネタじゃないか、と思うほどの似通い様。 …なんて言ってみみるも、そういえば超低音を売りにした宣伝を見た記憶も、蘇ってくる。当時は、『ポセイドンアドベンチャー』以降の数多く作られたパニック映画は、なんか他の二番煎じっぽく思っていたので、観ていなかったが、地震で建物の倒壊するさまや、人々の脱出のドラマで、なかなか魅せてくれる。色んな人のドラマが少しづつ絡んでいて、数々の思いを起こさせる。殊に、州兵という存在とその危うさは、日本人としては興味深かった。 特撮的にも、ほぼ不満点はなく、というより同時期の日本のそれと比べると、見事という他無い。 それにしても、本作や、『タワーリング・インフェルノ』など公開された、この時代のアメリカの高層建築家は、怖かったろうなあ。と、二十数年前にサンフランシスコで大地震の起きた、10月17日にこれを見て、不謹慎にも思うのである。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-17 18:35:26) |
20.《ネタバレ》 地震というのは長くても数分間しか続かないため、それを見せ場とするパニック映画をどう2時間に持続させるかというのが1つのハードルだったそうです。そこに出されたアイディアが「ダム決壊」という二次災害。今なら舞台を海岸近辺にして大津波などをCGで描いたりできるんでしょうが、当時の映画技術の中でよく頑張った作品だと思います。高圧線が水に触れる恐怖を感じた初めての作品でした。小学5年生で体験したセンサラウンドの超低音振動の面白さも忘れません。『ミッドウェイ』『宇宙空母ギャラクティカ』などに活用されたあと廃れてしまいましたが、何か新しい試みで観客を楽しませようとする志は好感持ちます。ガードナーがはしごにかけた手を踏まれてからエンドまでの光景は観た当時ショックな終わり方でした。点数は劇場で観た当時の印象でつけました。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-03-18 13:18:36) |
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19.実際に起きたロス地震をベースに製作されたパニック映画。 作りは「タワーリング・インフェルノ」や「ポセイドン・アドベンチャー」などとほぼ同じだが、 本作のスケールは、それらの作品よりはすべてにおいて物足りない。 CGのないこの時代で大地震の様子を表現するのは、ちょっと難しかったのかも。 ドラマのほうは決して悪くはないんだけど、何せ広い地域で起こっている状況のうえに、 登場人物が多数出てくるので、今ひとつまとまりに欠ける印象を覚えた。 ラストも、う~ん、やっぱり今ひとつかな。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-29 13:14:18) |
18.《ネタバレ》 70年代のパニック映画は音響とか特撮など、技術面がどんどん進んでいったが、反面中身の薄い映画が作られるようになった。この映画もパニックの慌てふためいた点だけで、観客に訴えるものはほとんどなかった。 強いて言えば、地震そのものはもちろん怖いが、もっと怖いのはそれによって引き起こされる2次的な災害だということ、この映画でもダム崩壊が地震よりも遙かに大きい被害を出したことだろう。 それと軍隊が出動されたが、救助活動をするのかと思いきや、略奪行為などを防ぐ治安維持のためだとか、いかにも米国らしい。そしてまた容赦なく発砲する、大変醜い。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-19 22:00:58) |
17.《ネタバレ》 自分が映画を積極的に観るきっかけになった、「タワーリング・インフェルノ」と実は同年製作だったんですね、この作品。何で今まで観る機会なかったんだろう・・・?タイトルが直球過ぎて、食指が動かなかったのかな?「タワーリング~」は発音するだけでも嬉しかったような(笑)うん、これもちろん今となっちゃ、いろいろとトリックのアラは目立つけど、頑張ってるほうじゃないですか?ヘストンの我が強い奥さん役、エヴァ・ガードナーが残念ながらトウが立ちすぎてるんですよね。「イグアナの夜」の時期の、若く美しい頃だったらなあ・・・もう少し同情出来たんじゃないかと。ヒロイン、ビジョルド嬢のラストの容赦ない行為は、真に怖いのは天災よりも人間のココロだったって事ですか? 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-05 19:06:29) |
16.この作品が製作された70年代前半から中盤は実に多くのパニック大作映画が作られている(まぁ~パニック映画を作るとなれば必然的に大作となってしまうのだが)。例えば“大型客船の転覆”“高層ビルの大火災”“ジャンボ旅客機と小型機との衝突”等、これらの作品にはその災害の描写も凄いのだが、実に人間関係としてのストーリーも上手く描かれている為、そのストーリーに引き込まれて行く、これはある閉ざされた空間の中から“逃げる”もしくはその状況に“挑む”というテーマがあるからなのだと思う、しかし、これらの作品に対して本作品はそこのところの描写が非常に薄く、“逃げる”も“挑む”も細切れになってしまっていて、作品自体に入りこめないのである、更に“地震”というテーマを扱っている関係上その背景があまりにも広く一つの場所での出来事を集中的に見せる事が出来ないのも物語が薄くなってしまっている原因ではないかと思う。但し製作された年代を考えると、災害(地震)の見せ方や音響効果などは当時の水準以上であると感じた。逆に言うとこの映画はセンサラウンド(体感映画とでも言うべきか?)ありきのえいがなんだろうな~と感じました。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-16 11:15:05) |
★15.《ネタバレ》 自然災害を巡る群像劇として、水準以上の完成度を誇る映画です。ただ、ストーリー全体を通じて何かドラマがあったかといえば、単に不倫騒動にオチがついただけでしかなく、あとはそれぞれの登場人物が持つ役割が部分部分で交差する程度です。地震のシーンはいま観ても十分鑑賞に耐えうる迫力ですが、見終わったあとに何も余韻を曳くもののない作品です。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-16 15:11:30) |
14.公開当時この映画を「体験」しましたがストーリーはすっかり薄くなって消えてました。30年ぶりにテレビで見ましたが地震のシーンは今見ても迫力満点です。センサラウンドで空気がビリビリするというのは恐怖を煽るのにどれほど効果があったか定かでないのですが、とにかくこれが物珍しかった。 地震でダムが決壊するという二次災害のパニックもあって、かなりサービス一杯の映像ですが、この頃はやったパニックものの「タワーリング・インフェルノ」や「ポセイドン・アドベンチャー」と似たようなシーンもある。懐かしいジュヌビエーブ・ビジョルドとのラブストーリーがらみの話はやはり印象が薄い感じで終わり方も今ひとつ・・ 【キリコ】さん 6点(2004-09-01 23:55:55) |
13.同時期のパニック映画の金字塔「タワーリング・インフェルノ」と合わせて見ました。「タワー」に引けを取らない地震の迫力と破壊力は見応えあり。地震国に住んでいながら未だ大きな地震には遭遇したことはなく、でも大地震が来ると言われている所に住んでいる小心者の私は震撼ものです。パニックの中で人間の本性が垣間見え、主人公たちが決してハッピーエンドにならないところは災害におけるもう一つの悲劇と言えましょう。あの結末には驚き。 【ピンク】さん 8点(2004-06-29 10:54:00) |
12.私の住む小さな町でも、センサラウンドという聞き慣れない音響効果で上映された。なんせ元々作りの悪いオンボロの建物だったせいか、劇中で地震が起るたびにギンギンとハウリングを起こし、ただうるさいだけだったという記憶がある。それにしてもこの作品題名を『だいじしん』と呼ぶのか『おおじしん』と呼ぶのかは未だ解明されていない。(と思っているのはひょっとして私だけだろうか?) 【nizam】さん 6点(2004-06-02 12:58:49) |
11.《ネタバレ》 センサラウンド方式という、客席が画面の地震の場面に合わせて震えるのが斬新でした。あたかもそこに地震が起こったかのような錯覚さえ覚えました。これは凄かった。気分の悪くなる人も出て。遂に映画もイベントみたいになってきた、ショーアップされてきたと幼い心に思ったものです。だとすると、この方式がなかったら、案の定、TVで観た時は普通の災害映画でした。効果って重要なんですね。最初のインパクトが効果ひとつで薄れていく怖さ。でも新しいことに挑戦する映画人の気概を感じてこの評価。よく考えればUSJのアトラクションを、もう何十年も前に先取りしてたんだな。 【映画小僧】さん 7点(2004-03-10 13:31:52) |
10.1974年12月31日の午前、日比谷の有楽座でこの映画を見た時から私の映画ファンとしての歴史がスタートしました。お腹の底にずんずん響くセンサラウンドのインパクトや70ミリの大きな画面に、私は「映画って凄い!」とすっかり魅了され、その後、クラスメイトと何度もツアーを組んで出かけたものです(有楽座に2回、東急レックスに5回行きました)。今見ると、画面歪めたり揺らしたりしてるだけのお手軽特撮が多い事に気付きますが、オープンミニチュアセットやマットペインティングは見事。当時はホンモノ壊してる!とか思ったりしましたからねぇ。高速道路から落ちる牛満載のトラックの映像に、「あー、あの牛達はやっぱり死んじゃったんだろうなぁ。勿体ない事するなぁ」なんて。よーく見ると、その脇でワーゲンがころりん、と飛ぶんでミニチュアだって判るんですけどね。チャールトン・ヘストンやエヴァ・ガードナーというスターの事を知り、マーク・ロブソンという監督を知り、ジョン・ウィリアムズという作曲家を知り、映画の魅力は本当にいろんなところにある事に目覚めた映画、私に、映画の楽しみ方の第一歩を踏み出させた記念碑的作品なのでした。センサラウンド方式上映作品が登場したら、今でもすっ飛んで行っちゃうんだけどな(原体験のせいで以降「なんとか方式」に騙される事、数知れず・・・)。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2003-11-21 13:15:44) (良:1票) |