パプリカ(2006)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パプリカ(2006)

[パプリカ]
Paprika
2006年上映時間:90分
平均点:5.79 / 10(Review 75人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-11-25)
サスペンスSFファンタジーアニメ小説の映画化
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タイトル情報更新(2019-05-15)【イニシャルK】さん
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監督今敏
林原めぐみパプリカ/千葉敦子
古谷徹時田浩作
江守徹乾精次郎
堀勝之祐島寅太郎
大塚明夫粉川利美
山寺宏一小山内守雄
田中秀幸あいつ
こおろぎさとみ日本人形
阪口大助氷室啓
岩田光央津村保志
愛河里花子柿本信枝
太田真一郎レポーター
川瀬晶子ウェイトレス
三戸耕三ピエロ
筒井康隆玖珂
今敏陣内
勝杏里研究員
原作筒井康隆「パプリカ」(中公文庫/新潮文庫刊)
脚本水上清資
今敏
音楽平沢進
作詞平沢進「白虎野の娘」
作曲平沢進「白虎野の娘」
編曲平沢進「白虎野の娘」
製作マッドハウス(パプリカ製作委員会)
ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(パプリカ製作委員会)
企画丸山正雄
制作マッドハウス(アニメーション制作)
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
作画安藤雅司(キャラクターデザイン/作画監督)
小西賢一(原画)
井上俊之(作画監督補佐/原画)
三原三千夫(原画)
編集瀬山武司
録音三間雅文(音響監督)
その他ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(宣伝)
IMAGICA(デジタル&フィルムラボ)
文化庁(支援)
あらすじ
精神医療総合研究所が開発した、患者の夢に入り込み治療を行う装置「DCミニ」が盗まれ、それを悪用して悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が相次いで発生する。セラピストの千葉敦子(林原めぐみ)は、開発者の時田浩作(古谷徹)らと共に犯人の正体と目的、そして悪夢から抜け出す方法を探る。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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15.今敏監督は『パーフェクト・ブルー』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』と作品ごとに作風を変えていてもそれなりに全て面白かったので、全ての作品がストライクゾーンにはおさまっていたんだけど、この『パプリカ』は微妙にボールでした、パプリカの容姿は可愛くてとても気に入ったんですが(笑)、今までの作品と比べると作品の個性があまり突出していないように思えました(原作自体がイマイチ?)。ただ自分の場合は“面白くないはずがない”とあまりにも期待しすぎたというのが原因なのかもしれませんね。
眼力王さん [DVD(邦画)] 4点(2007-06-20 23:22:48)
14.なんつー豪華な声優陣。久しぶりにアニメを見た(聞いた)気がしました。それにしても林原はやっぱすげーなぁ。キャラに存在感が出るもの。
 - @さん [DVD(邦画)] 4点(2007-06-07 23:49:44)
13.「千年女優」と「うる星やつら2・オンリーユー」を足して筒井スパイスを効かせたような作品。ちょっとエンタメでないのが難点か?しかし脚本の珍妙さ・映像の悪趣味さ・音楽のセンスのよさ・キャスティングの嫌味の無さなどが、好印象で楽しめた。しかし、エロは要らんと思いました。
aksweetさん [DVD(邦画)] 7点(2007-06-02 22:51:22)
12.どこかで観たような..聞いたような..類似作品..ストーリーに興味が持てない..丁寧に描き込んだ、作画がまったく無駄...他に良い脚本、企画は無かったのか?..悲しい...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 4点(2007-05-28 14:45:17)
11.残念。作画陣の頑張りが相当なものなので余計にそう思えてならない。
サスペンスやスリラーという手合の作品にあって、こうも客観的な視点で描くのはいかがなものだろうか。
基本は敦子と粉川の視点の入れ替えで進行するが、敦子に絞るべき。
メインストーリーも甚だチープだし・・・。
この監督は映像的ギミックにしか興味がないのかしら?
カラバ侯爵さん [DVD(邦画)] 3点(2007-05-23 15:24:06)
10.《ネタバレ》 うーん、原作は未読なのですが、ハチャメチャな意味なしセリフから察するに、これ、元はもっと馬鹿馬鹿しい不条理物語、毎度の筒井節の世界だったんじゃないでしょうか。なんか妙に真面目に作られていて、どうも物語と今監督との馴染みが悪い気がして仕方ありませんでした。説明的不条理という、創作においてあんまり面白くない状態になってしまっているんですよね。『千年女優』のような、全てが1つの芯の上に存在する不条理と、この物語の不条理とは全くの別物なのですが、同じ様な感覚で作られてしまっているような。逆に説明的に作るのならば、敦子が時田に抱いていた感情に何らかの説得力ある描写が欲しかったです。あれだって本来はどう考えても不条理なお笑いネタなんじゃありません? あと、林原めぐみの声がパプリカには合っていても、敦子には合っていない感じ。しかし一方でアニメーションとしてはかなり面白い出来だったと思います。映像を見ているだけで存分に楽しめてしまう状態。物語は懸命に意味を求めていたけれど、結局は映像の快楽にこそ本質があった、そんな映画でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2007-04-08 16:49:02)(良:1票)
9.残念な点がふたつ。ひとつは小生が観た映画館はピンが甘くて有名な映画館であったこと。近所だったからそれを知ってて行ったんだが、やっぱボケちゃっててくやしかった。せっかくいい映像なのにね。。。もうひとつはパプリカの声のイメージが林原では合わなかった点。これは主観的な問題なんですけど。『パーフェクト・ブルー』や『妄想代理人』を例に挙げるまでもなく、こういった“キの字”作品やらせたら、今敏の右に出るものはいないので期待通りに良かったです。狂った調子を叫ぶ声優陣も頑張ってた。ピンの甘さが気になったので、早くブルーレイでソフト出してほしいです。ソニーピクチャーだからすぐ出してくれるでしょ。
ダブルエイチさん [映画館(邦画)] 7点(2007-03-10 21:57:50)
8.極彩色(いや、もうこれは極楽色とでも言うべきか)に溢れる映像美、“可愛らしさ”と“気色悪さ”が絶妙のバランスで同居するそのビジュアルワールドは、「夢」を表現するにはふさわしく、映像美だけでグイグイと引き込む。
益々進化し続けるジャパニメーションのクオリティには、もはや感嘆するしかないだろう。
が、相変わらずというか、なんというか、やはりストーリーそのものに物足りなさを感じる。
複雑に難解に物語を入り込ませ、そのくせ核心となるテーマ性は中途半端で、チープさすら感じてしまう。
目まぐるしいまでに疾走するビジュアルに、ストーリーが追いついていないような。そういう印象を近年のアニメ映画に、よく感じてしまう。
今作の場合、「夢」という普遍的でありながら複雑怪奇な素材を展開しているわけだから、ストーリーの展開自体はもっとシンプルでも良かったかもしれない。
それにしても、この「夢の世界」を原作者・筒井康隆はどう文体化しているのだろう。とても気になるところだ。

まあそれはそれとして、繰り返しになるが、ビジュアルのクオリティの高さは物凄い。めくるめく“混沌”の世界にただ包み込まれることは、それはそれで一興だろう。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 6点(2007-02-24 14:53:26)
7.予備知識がないとついていけないかな…と思ったけど、意外とシンプルなストーリーに感じました。それは私自身がシンプル(おバカ)だからか?!ペンキのようなエナメルのような、ペカペカした色使いで眼がチカチカしましたが、それが可愛らしさや気持ち悪さを効果的に見せてました。エンディングの曲、あれイイですねー。ニコニコしちゃった。
あまねねさん [映画館(邦画)] 6点(2007-02-02 20:28:11)
6.映像がすごく凝ってて、楽しめた。原作は未読だが、読んでみたいと思う。ただ、映画全体、特に後半はいかにもオタク向けな臭いが漂っていて、万人にお勧めできる映画じゃないなと感じた。
チヤルカさん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-02 18:45:20)
5.悪夢の行進に圧巻。バグった精神という感覚を覚えた。
no_the_warさん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-31 21:39:34)
4.他人と夢を共有するっていう原作設定とリズミカルで浮遊感のある平沢進の音楽を上手に使いアニメにした思います。
現実感が無く、狂気を感じさせるアニメーションがすごい快感で衝撃を受けました。
他人におすすめできるアニメ映画。
寺 梅斗さん [映画館(邦画)] 8点(2007-01-14 09:58:12)
3.《ネタバレ》 原作未読。他人の夢にダイブできる装置を使い治療するサイコセラピスト。イッちゃってるパレードや映像は描き込みも凄く、前半のサスペンス調も相まって狂気と恐怖を感じました。夢と現実の境界線が微妙で複雑に入り混じり、巧みな演出により集中しないと理解し辛そう。セルフパロや小ネタも豊富で楽しめました。平沢進の音楽は怖くもあり爽快感もあり相変わらず最高。テレビのアニメはほとんど見ませんが、林原めぐみはさすが超売れっ子だけのコトはあるなと再認識。ツンデレお見事でした。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 7点(2006-12-18 02:53:33)
2.ま、典型的なマッドハウス・アニメです。「『スチームボーイ』はカッチンコッチンなアニメだったから、今度はグニョ〜〜ンなアニメ作ってみようか」っていうノリで原作セレクトした感じですね。なのでストーリー展開もスチボーの時の反省の色がなく、猛烈にステレオ。敵に精神をヤラレちゃったキャラたちの筒井節丸出しトークもあんまし壊れた迫力がなくて「前衛劇ならまあ普通かナ」って程度。この落ち着きの良さは何とかならんのか?
ただ、演出は狂気としか思えないです。夢と現実が交錯する話なワケで、モーフィングやらホワイトアウトやら何やらかんやらとにかくもう3桁では足りない程の効果の嵐です。アニメーション視覚効果大全集みたいなマニアックな凄さはありますね。マッドハウスは今回でまた一皮剥けて、いろいろノウハウを手にしたんじゃないかな。次こそは、次の大作アニメこそは期待だ(笑)。

…でも正直に言うと、トルンカスタジオならもっと低予算で、もっと驚かされる効果を使って、徹底して抽象化した絵作りで『パプリカ』を製作できたと思う。この映画に足りないのは、まさにそういうスパイスだと思うんだな。
なのでオイラ的には、劇中のセリフの通り「パプリカの不足した」ぬるアニメでした。
エスねこさん [映画館(邦画)] 6点(2006-12-11 23:29:17)(良:1票)
1.《ネタバレ》 面白いのですが、初見で予備知識がないと難しく感じたのも事実。非常に凝った構成であるが故に、難解な部分があるのは否めない印象です。映像パフォーマンスは最高で見ていて飽きませんが、「今のは何?」とか「これはどういう意味?」と感じてしまうシーンが多いので混乱します。今敏監督は前作の「東京ゴッドファーザーズ」が非常に良かったので、期待値が高かったのですが、面白さという点では今作は負けています。満足感もいまいち。昨今は宮崎駿監督を初め、知名度が上がるにつれて才能あるアニメ監督の作品は難解になる傾向があって、正直私は「解釈は自分で」と観客任せになってしまう作品があまり好きではありません。1から100まで全部親切な映画はもちろん望んでいませんが、もう少し観客側に沿った作品作りをしてほしいなと感じます。同じ筒井康隆原作で今年の夏に公開された、これまた同じアニメ制作会社で作られた「時をかける少女」と比べると、そのテイストの違いは勿論あって、異議がある人もいると思いますが、突っ込みだらけのSF考察や設定の「時かけ」は、それを感じさせないパワーや面白さがありました。ちなみに今敏監督の前作「東京ゴッドファーザーズ」にも同じものがあって、作品の勢いが違います。ちなみに話は変わりまして、声優の世界は正直あまり知識がないのですが、ベテランであるプロの声優の演技は流石だと感じました。見ていて声優の演技にぎこちなさや不安感はほとんど無かったです。やはり餅は餅屋なのでしょう。以上、期待値はやや上回らなかったものの、一見の価値あるアニメ映画である事は間違いないです。気になった人や、クオリティーの高いアニメ映画に興味がある人は劇場で観る事をお薦めします。
はむじんさん [映画館(邦画)] 7点(2006-11-29 01:01:21)
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【点数情報】

Review人数 75人
平均点数 5.79点
000.00%
100.00%
222.67%
345.33%
41621.33%
51216.00%
61114.67%
71824.00%
879.33%
945.33%
1011.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.71点 Review7人
2 ストーリー評価 5.70点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.70点 Review10人
4 音楽評価 7.50点 Review10人
5 感泣評価 3.28点 Review7人
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