141.映像とか音楽はソフトな感じでいいし、ラストの衝撃シーンもいい。デニーロの演技力は申し分ないのだが、話の内容が説明不足に感じる。特にベトナム帰還兵、戦争で深い傷を負ったってのが、よく伝わらない。うーん終わり方もすっきりせんなあ |
140.まいべすとむーびー。幼いころテレビの洋画劇場で見ました。何を感じたのかなあ?孤独かなあ?ひとり、鏡に向かう主人公に、何かを重ねて見てしまっていた。独りよがりで、孤独な狂人が夜の街に溶けていった・・・・。なんつって。 【きなこ餅】さん 10点(2003-10-20 22:45:37) |
【ロカホリ】さん 8点(2003-10-19 15:51:33) |
138.荒々しいデニーロが映画を高めている。精一杯の反抗か。マジでかっこいいな。こういうことしてみたいな。 【たましろ】さん 8点(2003-10-13 21:55:29) |
137.デ・ニーロがかっこいい!意味なんてわからないけれど、心に残っている映画。また見たら違う見方ができそう。 【るいるい】さん 8点(2003-10-13 21:38:09) |
136.狂気、狂気、狂気。デニーロのすさまじい演技に鳥肌たった。女なのであまりわかんないけど、自分の彼だと、ちとたまらない。ジョディ・フォスターまだ美少女で時代を感じます。 【fujico】さん 7点(2003-10-11 18:14:57) |
★135.松田優作ファンにとっては見ていなければならない一本(本当か?)デニーロ、ジョディ、ベトナム戦争、アメリカ、語りたい事は多々あるけれど、NYの闇の中にかき消されるのだろう。 【柿木坂 護】さん 10点(2003-09-29 16:36:06) |
134.この映画を初めて見たとき「弟が大きくなったら見せよう!」と『弟トラビス化計画』を打ち立てた。それから五年、弟は高1。けれど見ないだろうな。部屋に上戸彩のポスター飾ってあるし。そーいうタイプに既に育っちゃってるもん。へへっ。 【キュウリと蜂蜜】さん 9点(2003-09-23 20:34:38) |
133.《ネタバレ》 「転機が訪れた」って、転機すぎでした!孤独な男が、拳銃一丁でめっちゃ人が変わりすぎ!鏡見ながらナルっとるシーンは最高でした!しかしモヒカンには爆笑!不振人物すぎっ!!しかし簡単に銃が手に入る社会ってのは怖いですね!日本が銃社会なら、頭のおかしい奴多いし、間違いなくデニーロみたいな奴がいっぱい増えるやろな~。若いジョディ・フォスターがええって注目されてますが、ベッツィ役の人はほんまに美人でした。 【アキラ】さん 8点(2003-09-20 20:24:24) |
132.主人公の性格障害は明白なのになぜか魅力を感じる。普段感じている孤独を含めた抑圧の中で耐えている事を、この主人公が打ち破ってくれる面があるからかもしれない。飛び出す銃には皆憧れたはず。でもやっぱり変は変よ。 【チューン】さん 8点(2003-09-11 01:54:58) |
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131.高校生の時に観た衝撃がいまだに残っています。病んだアメリカ~狂気の街ニューヨーク。やりきれなさと爽快感。デ・ニーロとのつきあいここから始まりました。ベトナム戦争の傷跡残る70年代と今を(9.11とイラク戦争)対比させても興味深いものがあります。ラストの銃撃戦、西部劇「シェーン」とだぶるのは私だけか? 【つむじ風】さん 9点(2003-09-10 01:00:31) |
130.デニーロは確かにかっこいい。ベトナム後のアメリカが抱えた病を鋭く描いてもいるのだろう。ただなぁ、要人暗殺失敗→食い物にされてる家出少女救出→それなりにハッピーエンド、って展開が好きになれない。その辺の支離滅裂さが病巣の深さを物語ってる、のかな。。 【Nervous】さん 6点(2003-08-27 07:09:54) |
129.鏡よ鏡、世界で一番クールな男はだぁーれ?って、本人としちゃあ自分の存在意義を真剣に悩んで考えてんのに、その実しっかり悲しい馬鹿っつうところが、自分の中のボンクラ回路を刺激して有り余った作品。ボイル先輩の言うことも、そりゃあその通りでござんすが、このままさえない日常に埋もれるっちゅうのは、若い男にゃやり切れんもんでござる・・・なにか行動起こさねば!・・・何でもええからやったるで!・・・んで壮絶に吹っ切れた後で、シビル嬢にささやかなボンクラのやせ我慢を提示できるんじゃのぉ。 【モートルの玉】さん 10点(2003-08-26 18:03:32) |
128.バーナード・ハーマンの音楽とタクシーの車体をハイスピード撮影したファーストシーンからこの映画の良さがわかってしまう。私はこの映画でロバート・デ・ニーロと出会ったんだけど、今見るとデ・ニーロもホンッとに若いね。社会を常に車の中から見ている男が、なんとかして社会や人間とのナマの接点を持とうとするが、うまくいきそうでいかない。その焦燥感、理解できる。悲劇的なラストを迎えるのかと思ったけど、ちゃっかりハッピーエンドってのもいい。ハーヴェイ・カイテルもジョディ・フォスターも若い。 【パキサン】さん 10点(2003-08-22 02:43:51) |
127.鏡の前で、銃をかざして自分を見ている。ん~、わかります。デニーロの無気力さが演技にとても出てて良かったです。 70年代、コレを見た若者達は影響受けただろぉなぁ~ 【コム】さん 8点(2003-08-21 22:16:10) |
126.《ネタバレ》 トラヴィスは決して異常ではなく普通の人間である。むしろ真面目で純粋な人間である。戦争中は皆がそうであるように彼もまた、国のために誇りを持って従事していたに違いない。しかし帰ってみると社会は帰還兵を受け入れてはくれなかった。そしてその社会は犯罪と差別がはびこり生かされるだけの退廃とした社会。その象徴がニューヨーク。それでも彼なりにそんな社会に溶け込もうとする。何かしなければと。彼の使命感は病んだ社会と相俟っておかしな方向へずれていく。結果、最悪の事態は回避されるが、今度は病んだ社会によって皮肉にも英雄となる。これでやっと病んだ社会の一員だ。と感じとったのですが、ちょっと違うか?次見たら、また違う感じ方をするのだろう。 【R&A】さん 8点(2003-08-19 18:43:30) (良:1票) |
125.《ネタバレ》 まず最初に、ジャック・トラビスのモヒカンはカツラです(笑)。不眠症のベトナム帰還兵が政治家暗殺に失敗し、ヤクザの手から少女を救ってヒーローになるという単純なストーリーですが、オープニングの倦怠感あふれるデニーロのナレーションといい、疲れた日常と、その後の、少女救出の時の”彼”の一瞬の輝きを際立たせる演出ですね。そしてまた倦怠の日常に帰っていくトラビス。やるせなさを感じさせるエンディングだと思います。 【オオカミ】さん 8点(2003-08-07 08:47:50) |
124.デニーロがとにかくカッコイイ、そしてヤバイ。余談だが、特殊メイクの神・ディック・スミスの仕事が素晴らしい(モヒカン頭もメイクだと知ったとき驚いた。) 【HAL9001】さん 8点(2003-07-31 23:17:41) |
123.部屋で、腕に銃がカシャーーンってなる道具を作ってたシーンが好きです。いかれたことやってるなーって思いながら見てたけど、最後、タクシー運転するデニーロ見たら、いかれてたわけじゃなく、ごく普通の自分たちとおんなじなんだーって考えさせられました。 【A_sui】さん 10点(2003-07-28 03:30:34) |
122.この映画のテーマはずばり「正義」の行く末でしょう。この世の中に正義がなくなって久しい。主人公が愚直に信じる正義の観念とはうらはらにその向かうべき対象は異様なねじれを見せる。そういう世の中である。一見するとそれは単なる狂人の妄想に思えるし、ラストの展開は「暴力衝動」の発露そのものに見える。スコシージ自身もデニーロの圧倒的な存在感を軸として、そういう見せ方をしているから、この映画自体がストーカー的な「狂気」へのひそやかな共感という見方をされることも分かる。しか~し、始めに戻ると、この映画のテーマは「正義」の行く末である。僕らは今やこの「正義」の意味についてあまり自覚的でない。その当時、アメリカがベトナム戦争を「正義」の戦争として遂行していた時、主人公の「正義」は確かにあったはず。「正義」への従属こそ人を生かしめた時代があり、その後それは「懐疑」の象徴に代わった。ベトナム後ですら、主人公はあまりに「正義」への従属に愚直であり、そういう人間像として、主人公は「正義」に殉じるヒーローたろうと奮闘し、その末に念願のヒーローになる!が、それはあまりにいびつで滑稽な達成であった。「正義」という観念にとって、それはそれはもの哀しいラストなのである。「正義」や「ヒーロー」という言葉に空虚な響きしか覚えない現代の僕らにとって、そのいびつさは自明すぎるだろうか。「正義」は「小さなラディカリズム」へと変遷し、今では「狂気」そのものになってしまったのだろうか。失われた「正義」に心を震わせること自体が既に時代遅れな感覚なのだろうか。 |