156.《ネタバレ》 この映画でいちばんおもろいのは最初のシーンです。そっからじりじりテンションが下っていく出オチみたいな映画。最初のシーンとオチを思いついたもんやから、これでいったらあとはどうとでもなるはず!とノリで肉付けしていった映画です。 怖いかと聞かれれば怖いです。ああ怖い。でもただそれだけです。オチへの伏線の張り方がすごく弱くて、一度分かってしまうと二度と観ることはないのでは?真ん中に死体が転がっていて、「犯人は現場を見ている」とヒントが与えられて、他にも似たような現場がありました、とくれば、そこそこ映画勘のいい方であれば観てる途中で何となくこうかな?とオチが分かってしまうのではないでしょうか。それはこのテの映画としては救いようのない致命傷です。 同じホラー・サスペンスなら、「CUBE」や、作風はぜんぜん違うけど「ミザリー」のほうが評価できますね。というわけで、前半8点・後半4点で6点です。何も考えずに映画を観られる方にはオススメです! 【708】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-10-31 05:32:48) |
155.《ネタバレ》 なんでアダムだけ「おまえはここで死ぬ」とか、いきなり死刑宣告のメッセージやねん?ほんまは共犯ちゃうんか?といっぺん思ってしもたら、もうその考えから抜けられへんようになりました。どうなんやろなー?シンは可哀想や。痛いっちゅーねん。何の関係もあらへんけど、ジグソウがむっくりと起き上がるシーンで、ハロウィンのブギーマンがクロゼットから起き上がるシーンがフラッシュバックしました。 【海の雫】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-30 18:50:21) |
★154.《ネタバレ》 とにかく、痛々しすぎる密室における緊張感は一見の価値はある(と言うか痛々し過ぎて2度、3度と見ようとは思わない)。全編に張り巡らされた伏線と、“密室”という設定を存分に生かしたアイデアも見事だったと思う。 終盤、クライマックスにおいて、それまでの雰囲気を無視してやけにバタバタとし始めて、正直「なんだよこの終わり方は~(lll ̄■ ̄;llllllΣ)」と思いかけたところで、真の結末を見せる顛末には、まんまと衝撃を受けた。ああいう終わり方は、この種類の映画にふさわしく、この「SAW」という映画の結末に合致していると思う。すなわち、“SAW”とは、重要な小道具であるノコギリを示すと同時に、「見ていた」という要素をあらわすものなのではないか。 ただしかし、犯人の正体を筆頭に色々と腑に落ちない点も多い。冷静に考えると強引すぎるようにも思う。それが描かれなかった「謎」なのかは疑問だが、良い意味でも、悪い意味でも、全然眼中になかった続編「SAW2」に対する好奇心は膨らんだことは確かだ。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 21:40:58) (良:2票) |
153.《ネタバレ》 “CUBE MEETS SEVEN”の宣伝文句に嘘偽りナシ!!極限まで高められた緊張感の中で必死に生きようと模索している姿は“CUBE”そっくり!密室劇なのでどう観ている側に飽きさせず、緊張感を持続させるかが鍵だったけど、上手く回想シーンを織り交ぜながら流れていくストーリー展開には目が離せない。ラストでアダムが絶叫するシーンでは自分も心の中で絶叫していました。恐るべきストーリー構成と驚天動地のラストには製作者の天分をひしひしと感じます。2に期待ですが、頼むから“CUBE”とは同じ鉄を踏まないでくれ。 【8823】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-28 16:25:00) |
152.2を見た後なのでレビュー変更。 やっぱりこの作品はよく出来ていると思います。VSジグソーとの知略戦はスリル満点だし、周到に張り巡らされたヒント、トリック、なんとも見事ですよ! 【maemae】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-28 13:11:47) |
151.パッケージで判断して手にとった作品で、少し期待しすぎてしまい肩すかしでした。 CUBEの様に実際今ある状況から推理をすすめていく手法は映画であれ、 なぞなぞや小説であれ面白いと思うし、好きなのですが、どうもその手法自体 が面白いという事に頼って、話の組み立てが疎かになった気がします。 一つの問題としては楽しめたのですが、ある程度時間を割く映画となると テンションに訴えかける力が希薄だった様に思えます。 【o-z】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-10-28 01:19:03) |
150.一回目見たときは「まさかこいつが犯人だったとは~!」とまあ普通にリアクションしてたわけですが、巷で噂になっている完全解読とやらを読んでさらにビックリ!それを基に二回目を見たら、まあ伏線だらけでたいした映画だこと!ここまで練られてるなんてお見事の一言。分からないだの矛盾があるだの言ってる人たちは完全解読読んでみては? |
149.《ネタバレ》 けっこうジグソウの正体に気づかれてた人がいるんですね~、感心します。私は最後の最後まで気付きませんでした(汗)。まあ、でも気づかなかったおかげで、この映画は存分に楽しめましたのでラッキーでした。映画が始まってから後半の30分あたりがちょっと中だるみした感じがしましたが、全体的に見れば良くできたサスペンスだと思います。ただ、ゼップがあまりにも真犯人っぽく無かったので、監督にはもうちょっとうまく演出してほしかったです。 【プロシュート】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-27 05:00:05) |
148.《ネタバレ》 1回目は映画館で。2回目はDVD。 正直なところ、私もこの映画には色々矛盾がある、と思っていた。 しかし実はすべてSAWの上映100分の中で過不足無く説明がされている。 この映画を1、2回普通に見ただけではこの映画の謎を理解するのはかなり難しく、 この映画への評価が低い人は、おそらく謎が理解できていないのだと思われる。 かくいう私もその1人だったわけですが(>_<) こちらの「ソウ」の完全解読 http://www.kabasawa.jp/curry/saw/saw.htm をすべて読み、その後、3回目を鑑賞してこの映画への評価が ガラリと変わった。こんなに奥の深い、おもしろい映画だったなんて。 この映画への評価が低い人はぜひ読んで、もう一度見直してもらいたいです。 SAW2は公開されるその日に観に行く予定です。 かなり期待してますが続編は1を超えられない映画のほうが多いので この映画にはがんばってほしいです。2への期待を込めて10点。 【虎王】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-10-27 02:43:43) |
147.もっと斬新な話なのかと思ったら結構ありきたりですね。まあまあ楽しめましたがスリルも恐怖も大したことなく安心して見れてしまいました。ところで私はアダムはなんであそこにいたのかよくわかりません。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-10-25 23:30:47) |
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146.面白かったです。なかなか引き込まれるし、見始めたら途中で止められなくなった。途中途中、矛盾点やあかしいなと思うところもあったけど、それを面白さがカバーしてますね。勢いが勝ってる感じで。しかしなぁ、あのラストのどんでん返しはちょっと、いくらなんでもという気がしましたねぇ。あそこでスティングばりに自分が感動してれば8点か9点だったんですが、思わず首をひねっちゃったんで7点で。 【あろえりーな】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-20 01:11:15) |
145.《ネタバレ》 とにかく練りこまれた凄い映画ですね。この映画がデビュー作となるジェームズ・ワン監督と、アダム役のリー・ワネルの共同脚本らしいですが凄い出来です。で、ネタバレに入りますがダニー・グローバー演じる刑事はこの犯人「ジグソウ」を何度も捕えかけては逃がして悔しい思いをしてたんですね。相棒のシン刑事を失ってから、それが原因でか刑事を辞めたのですがそれでも執念で犯人を探していて。スキャンダル写真を盗撮して商売をしていたアダムに金を払ってゴードンの浮気現場を写真撮らせてたり。刑事はゴードンを犯人と思っていたんですね。 自分が余命いくばくもないから、生きている事に感謝をしない輩が許せなかったという犯人の中の正義がやらしたのでしょうね。事実カミソリワイヤー男は自殺未遂の経験があり、焼死体の男は放火犯であり、唯一助かった女も麻薬中毒者でした。この映画のテーマは「生きてる事に感謝しろ」って事なのかな?にしても冒頭、水の中から浮かび上がった際、足首の鎖を外す鍵が流れていってしまう辺り、何ともやるせないですよね・・・。「2」にも期待しております。 |
144.《ネタバレ》 良くできたソリッド・シチュエイション・ムービーです。制作費の無さを脚本・設定の面白味でカバーしている作品には高得点で評価したいですね。最後の「やられた~」も、「え?真犯人は、別人?」ときて「え?真犯人、ソイツだったの?」とくる二重の仕掛け。畳み掛けられちゃいました。タハ!傑作。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-01 10:25:32) |
143.考え付きそうで考え至らなかった最後のどんでん返し。上手く人間の心理を突いた作品。希望としては最後のエンディングがリンキンパークだったら尚よかったなぁ 【lllだりlll】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-09-29 15:03:49) |
142.犯人の心理状態は「セブン」、設定は「CUBE」、徐々に話が明らかになっていくのと人物の心理描写のチープさは「アイデンティティー」に似てる気がしました。終始その3本が頭ン中で浮かんでた。さて、内容ですが、最後に色んなストーリー設定が繋がって、良く出来てます。が、犯人の心理描写が薄っぺらなところが駄目でした。犯人が何であそこまで冷酷になれるのかを描いてもらったほうがコチラとしては面白いのです。「生に感謝しろ」なんて言われても、ストーリーと何の関係があんの?と思ってしまうのです。サスペンスとしての出来は良くて「良く出来てるなぁ」と感心させられるのですが、心に残る映画ではなかったです。 【カジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-26 01:14:43) (良:1票) |
141.ハラハラしました。途中の刑事が犯人を追うあたりで、「こりゃだめだな・・・」と思いましたが、最後は見事に返してくれました。技あり! 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-09-23 00:29:53) |
140.《ネタバレ》 結構頭を使わないとついていけない内容の割りに入り込みやすかった。最後の犯人は一度見たときは『え、ほんとにこの人なの?』と少し理解するのに時間がかかった。というよりも出てきたときに顔を覚えていなかった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-23 23:51:27) |
139.アイディアは面白いと思う。糸鋸というアイテムが個人的には好き。そして謎解き案内人の二人は観客の興味を減退させない、良い語り部だったように思う。この手の不条理サスペンスはまず第一に謎解きの快感を映画の人物とともに共感していく過程をどう描くか、というのがあると思うがそれは時間の制限というオプションも相まって結構成功していると思う。しかし、第二の点。ここがヒド過ぎた。つまり犯人である殺人鬼をどう描くか。アメリカという、殺人者のバリエーションが世界でもっとも多様であると思われる国で作られた映画にもかかわらず、その人物の造形があまりにも貧弱で、見る側を平気で置いてけぼりにするような突き抜けた想像力も持ち合わせていない。緩慢な死に対する大衆の圧倒的な無視だなんてあまりにも・・・。医者の蒼白の顔色ともう一人の男の最後の悲鳴が煽るのは10分もすれば忘れる表層的な恐怖に過ぎない。シチュエーションの異常さを装いつつも、そのアイディアに人物が勝てなかった残念な作品。 【Qfwfq】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-08-20 03:12:23) (良:1票) |
138.最初から最後まで期待を裏切らない作品。先があまりに見えなくても退屈してしまうし見え過ぎると飽きてしまうが、その辺の加減が絶妙。心理描写もよく描けているし、映像も編集も新しい。必見。 【ともっち】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-19 18:08:23) |
137.素晴らしい!!あ~映画館で観たかった↓↓最後は見事にやられた! 【武蔵】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-15 16:30:03) |