舞妓と暗殺者のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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舞妓と暗殺者

[マイコトアンサツシャ]
1963年上映時間:75分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1963-08-28)
アクションドラマラブストーリー時代劇モノクロ映画青春もの
新規登録(2012-07-13)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2012-10-21)【イニシャルK】さん
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監督三隅研次
キャスト高田美和(女優)ひな菊
津川雅彦(男優)九鬼進二郎
城健三朗(男優)長州の実力者
松本錦四郎(男優)宮森蔵浩
島田竜三(男優)桂小五郎
伊達三郎(男優)民太郎
水原浩一(男優)秋月悌二郎
荒木忍(男優)吉右衛門
玉置一恵(男優)目明し佐吉
原聖四郎(男優)安斎浩左衛門
石原須磨男(男優)徳三
成田純一郎(男優)藤木市之進
阿井美千子(女優)よしの
真城千都世(女優)ひで奴
若杉曜子(女優)君蝶
近江輝子(女優)柳月亭の仲居
橘公子(女優)マキ
脚本新藤兼人
撮影本多省三
企画土井逸雄
配給大映
美術内藤昭
編集菅沼完二
録音大谷巖
照明古谷賢次
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【クチコミ・感想】

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1.若き長州の脱藩浪士の主人公を演じる津川雅彦は当時23歳。
この俳優は、こんな大昔から女性の体をまさぐっていたんだなあと、この映画のラストシーンを観ながら呆れてしまった。

立身出世を夢見て幕末の混乱の中に身を投じ、終始フラフラと自分の行動に対して葛藤を繰り広げつつ、女に走る主人公のキャラクター性は、主演俳優の性格に合致していたと思う。
そのことが、映画そのものの立ち位置を明確にしていて、物語自体に大した魅力があるわけではないにも関わらず、オリジナリティーに繋がっていたとは思う。

三隅研次による映像世界は流石に卓越していて、殺陣シーンのスピーディーさが作品にメリハリを与えている。
ただ同時に、この人の監督作品にしては登場人物のそれぞれに深みがなく、全体的に平坦な印象も拭えなかったと言える。

どんな時代にも大義名分のすぐ後ろ側には、個々人の思惑が存在し、結局すべてのことはそういうものの連なりで動いている。
主人公は、自分自身の行動原理に、そういった人間としての根本的な愚かさが存在していることに気づき、葛藤が深まっていく。

一風変わった青春時代劇と言えなくはなく、製作された時代感も含めて味わうべき要素はある作品ではあるが、全体的に中途半端に終わってしまった感も拭えず、満足感はそれ程高くない。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-07-13 16:30:27)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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