85.《ネタバレ》 字幕で見ることを勧めたレビューがあったので、初めは字幕で見ることにしたのですが、話の展開が早すぎて、よくわかりませんでした。 その後、吹き替えで観たのですが、あまりに簡単な話しでビックリ。 三回目は字幕を表示させながら吹き替えで観たのですが、簡潔すぎる字幕スーパーで、これじゃ、よくわからないと納得。 本作の初見は吹き替えをオススメします。神田沙也加と松たか子の二人はいい仕事しています。 吹き替えのほうが笑えますよ。 「レット・イット・ゴー(ありのままで)」の挿入は、王国を氷漬けにして逃げ出したエルサが何故自分のいる場所を見つけたと言ってるのか疑問が残ったのですが、未公開映像でわかったのですが、それは最初の設定では、エルサは悪者になっていたからなんですね。 エルサが二人の兵隊を魔力で追い詰めた時の悪戯っぽい表情は可愛かったです。 「真実の愛」「愛」「愛」「愛」……なんて言葉で簡単に表現してしまえるのはディズニーくらいなものです。素晴らしい! 【クロエ】さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-08-27 14:42:09) |
84.引きこもりになっちゃったお姉ちゃんを妹さんが何とかして外に出す話。魔法も使えなけりゃ王位にも疎い私には登場キャラクターの突飛な行動と堂々巡りの展開に共感が出来ませんでした。期待出来たのは最初の10分まで。他にも面白いディズニー作品は沢山ありますし、レリゴーもそんなにいい曲だとは思わないのでずが何でここまで大騒ぎになっているのでしょうか?CGは凄かった。 【Kの紅茶】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2014-08-24 17:06:32) |
★83.ついに“本性”を他者に知られてしまった女王が、失意の中走り出す。 港湾の海面を一歩ずつ凍らせて、雪の中にに消えていく。 とても悲しく、でもあまりに美しいこの序盤のシーンを観て、この映画は“アメージング!”その一言に尽きると思った。
物凄い興行成績を叩き出している大ヒットぶり自体は、明らかに大衆の過剰反応だと思えたので、必然的に超ロングラン公開を横目に結局劇場鑑賞は敬遠してしまった。 ただその流行ぶりはやはり物凄く、どれくらい凄いかというと、当然映画なんて観てもいない3歳の愛娘が、「ありの~ままで~♪」と歌い出すほど。 そんなわけで、愛娘に見せてあげたい気持ちも先行し、レンタルショップに走った次第。
大ヒットの要因は誰が観ても明らかで、一にも二にも音楽とビジュアルのクオリティーの高さだろう。 主題歌「Let it Go」は、その音楽性も、綴られるメッセージ性も含めて、名曲が溢れるディズニー映画史上においても屈指の名曲だと思える。 音楽とビジュアルでこれほどの満足感を世界中に与えられた時点で、その映画的な価値は揺るがないだろう。
一方で、描き出されるストーリー性も、クラシックストーリーの中に常に「時代」を映し出してきたディズニー映画らしく、新たな価値観が導き出されている。
個々人の「特性」をオープンにすることの難しさと、正しさ。 ディズニーの新たなマスターピースが描き出したストーリーのテーマは、恋物語でも姉妹愛でもなく、“固定観念からの脱却”そのものだったと思う。
お姫様が幸せになるために“王子のキス”なんて必要ではない。 この時代において必要なことは、自分と異なる他者を寛容することと、自分の運命は自分で決めるという意志だということを高らかに宣言しているように思えた。
個人的には、もっと女王が悪役に陥る淵まで描いても良かったとは思うし、ラストの顛末などはあまりに御都合主義だと思う。 「少しも寒くないわ」と氷の中に閉じこもろうとする女王の様は冷ややかではあるが、とても魅力的だった。 彼女が彼女らしく盲進する様をもうしばらく描いて、そこから彼女自身が妹を含めた他者を寛容する様を描き出してくれたなら、この映画はもっと感動的になったと思えなくもない。
ただし、そんなことは、ようやく作品自体も観た上で「ありの~ままで~♪」と得意気に歌う愛娘にはどうでもいいことだ。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-08-24 01:04:50) (良:1票) |
82.《ネタバレ》 エルサが主題歌を歌うシーンを見ればこの映画がこれだけ大ヒットした理由は十分わかります。ですが、全体として見るとストーリー展開の稚拙さが目についてしまうのと、自分の苦手なミュージカルならではのテンポの悪さが気になってしまいました。王子は無理矢理悪者に仕立てあげられてましたが、アナに呪いをかけたのも町をあんな風にしたのもエルサなんですよね。よこしまな考えはあれども結局は町を救うために一番行動してたのは誰よりも彼だったりするのでこの結果は不憫でなりません(笑) エンディングの歌はMay.Jじゃなくて松たか子だったらもう1点プラスしたい所。やっぱりただ上手いよりも味のある方がええです。 【映画大好きっ子】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-20 16:17:55) |
81.音楽は文句なくいいんだけれど、 ラプンツェルは明らかに超えていない。 次のディズニーがとても楽しみ。 |
【なたね】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-08-17 06:53:57) |
79.《ネタバレ》 これを観たらもうセル画の頃のディズニーアニメじゃ物足りなく感じてしまうかも、それだけ今作の世界観と映像には魅了されました。 お話もディズニーお得意のプリンセス物だけに、安定した作りで万人が楽しめる出来だと思います。 気になったのはハンス王子の悪役化、前半が良い人すぎるだけに唐突に感じました、そこが少し残念です。 【勾玉】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-08-12 10:24:23) |
78.内容的には面白かったです。が、記録的大ヒットになるほどではないかなと。いつもの期待を裏切らないディズニー映画レベル。ただ、やはり歌が先行していたので、そのシーンになるとうわあ!いい!思ってしまう。この辺がディズニーの戦略が大成功したというところなのでしょうね。ただ、これではかったのは映画が大ヒットするっていうのは内容が完璧である必要はなく、万人が60点以上ということと、プロモーションということなんでしょうね。 【シネマファン55号】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-07 15:37:55) |
77.キビキビと締まった脚本でまずます。 ちょっとした演技のディティールも丁寧に 計算されていてキャラクタ造形や、展開の 味付けに一味加えていていいノリだと思う。 往年の米ミュージカルのテイストもあって、 中盤まではなかなかの出来。 但し、ミュージカルとしては中途半端。 後半は前半で登場させた要素を完全には生かし 切れておらず疾走感のみで落としたって感じで もったいない。 良くも悪くもごく普通の作品。 但し、劇場で千数百円払う価値は感じない。 【ウンコマン】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-08-02 17:17:24) |
76.《ネタバレ》 主題歌を含め、世間で猛烈な話題となっているディズニーアニメを、ご縁があって観に行きました。もう上映期日もあとわずかなのに(むしろそのせい?)、館内満員、前から3列目での観賞でした。そもそも瞳が異様にでかいキャラクターの画もミュージカルも苦手なところへ、こんなに歌って踊られるとは。この辺はかなり忍耐を強いられたワタクシです。 「真実の愛」を姉妹愛に据えた脚本はベタながら、客の予想を少しずつかわしてゆく巧さもあって、盛り上げ上手な展開に飽きること無く観られます。ただやっぱりご都合主義な細部は気になるところ。雪山に素手では絶対無理、とか戴冠式に王女がちょろちょろと外に?とかまあそこんとこはアニメにそんなこと突っ込むなや、と自分でも思うのですが、ひとつだけ。姉妹のつながりの強さは絶対に強調しなければならないお話なのだから、アナは幼い頃の記憶を取り戻すべきだったのでは。トロールの長老は間違いなく施してくれると思ったのになあ。 【tottoko】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-08-01 00:22:03) |
|
75.《ネタバレ》 おもしろいけど、歌が先行しすぎてたな。もう少し子供の頃を長くして欲しかった。 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-07-31 21:19:28) |
74.映像と音楽は素晴らしかった。吹き替えで見たが、アッパレと言う感じ。しかし、ストーリーがつまらなかった。うーん、これが大ヒットした映画なの?って思ってしまった。キャラではオラフが良かった。 【スワローマン】さん [DVD(吹替)] 4点(2014-07-28 22:01:07) |
73.こういった映像が主流になるんかんぁ・・・ とってもとっても良く出来たゲームの画面みたいに思えちゃう。 白いてのひらの表現は、気持ち悪いくらいおっそろしく良く出来てるなぁ とは思ったけど。 ようやっと観ることが出来たので、 ネット上にUPされている○○弁Ver を楽しむことができる! が感想かな・・・ 氷雪を溶かすもの、それは。 観てのおたのしみ。 オラフのプレゼントは、ディズニーっぽくてとっても好き。 こういう感性は失ってほしくない。 【hyam】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-07-28 15:48:50) |
【すたーちゃいるど】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-07-28 14:18:31) |
71.《ネタバレ》 いや~もう、アナ雪旋風とやらが吹き荒れてて、毎日毎日「レリゴー」をどこかで耳にする始末。一体何がそこまでヒットする要因だったのだろう、と興味本位で拝見致しました。感想から言うと、まぁ面白かったけれども、ごく普通のディズニー映画だな、と。個人的には「塔の上のラプンツェル」のほうが好きなんですけど。じゃあなんでこんなにヒットしたんだろう、と色々考える。アナが髪ぼさぼさで、ふわ~とあくびしながら口はむにゃむにゃ。なにこの人間くさい主人公。これは今までのディズニーキャラと少し違う、と思う。遭ったその日に結婚、そして嘘ついたとわかったら、ワンパンですよ、男にワンパンでノックアウト。あの自由奔放キャラに女の子達は惹かれたのかな?と思う。ただ一つ腑に落ちないのは、あの名曲のシーンですよ。王国をおわれ、妹ともあんな風に別れて、それでいきなりハピネスに唄いだす展開がどうにも違和感があるのと、「ありのままの姿見せるのよ~」って、お前がありのままの姿さらけ出したから王国が全部凍って大変なことになってるのに、なに呑気に唄っとんねん!てつっこんじゃいました。その後の展開からいうと、彼女のあの時点では「愛」を忘れてたので、ありのままではなかったとも言えるし。ま、雪の結晶がメリメリ育ってお城になるシーンは確かに綺麗でしたし、最初の氷運びの唄とか「ゆきだるまつく~ろう~」の唄とかも良かったんで、とりあえず7点はつけときましょうかね。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-07-27 21:59:51) (良:1票)(笑:1票) |
70.《ネタバレ》 この映画には期待していなかった。あまりにもヒットしているので、見ることにした。何がよかったのだろうか? 観て、「わからなかった」。何がこんなにもヒットしたのだろう。すごく感動するでもなく、凍ったアナが蘇るのもなあ。第一、雪の女王はいったい何を食べて生きているのか不思議だった。女王を賛美する事は、ちょっと民主主義とは反するので、ここもひっかかる。また、雪だるまなどが生命を持ったのは、なぜなのだろう? 雪の女王の魔法なのだろうか? ヒットしたのは、この映画しか観るものがなかったと思うことにした。7点にしたのは、私がミュージカルが好きだからだ。歌はよかった。 【matan】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-26 22:37:46) |
69.《ネタバレ》 例によって例のごとく予備知識ゼロでブルーレイをレンタルして視聴。「こんな話題作ぐらい劇場で観ろよ。まだやってるのに。」とお叱りを受けそうだが、私は「超話題作は絶対に劇場では観ない」という価値観を持っていて、じゃあ「なんでそんな価値観を持つようになったか」という議論は長くなるのでここでは割愛する。とにかくこの映画、出だしからびっくりさせられる。私はてっきり「レリゴーレリゴー」と歌っている女の子こそアナであると思っていたのにそうではなかったああ!しかもその歌い手は「雪の女王」であり、エルサという名前であること。「俺が視聴前ずっと主役だと思っていた女の子は「アナ」ではなく「エルサ」だったのかああああああ!」さらにそのエルサは決して主役ではなく、なんと妹がいる!その今まで見たこともない妹こそが主役の「アナ」だったとはあああああああああ! さらに驚いたことに、大ヒットした「レリゴー」の歌はなんと、化け物扱いされたエルサが開き直って人間社会と決別する時の決意の歌だったとはあああああああああ! 全部観終わって冷静になって考えると、エルサとアナの両親の子育てが根本的に間違ってたということではないだろうか。意図的にエルサを徹底的に孤立させ外部との接触を断ってしまえばそらあそういう娘に育つわなー。で、そういう子育てをしろと助言した石だか岩だかの妖精の無責任さをもっと追及してもよいのでは?「真実の愛で凍り付いた心が溶かされた」とか呑気なこと言ってないでさ。 【S.H.A.D.O.】さん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2014-07-23 22:38:08) (笑:1票) |
68.《ネタバレ》 全体的には悪く無いと思う。だが、二つだけ何か釈然としない気持ちが残る。 ひとつは、日本の観客をも含んだ現象についての事。Let It Goが大はやり。もちろん、エンディングにも流れているくらいだから、制作側もこの曲を大プッシュなんだろう。だけど、この曲は作品テーマ的には、真反対とは言わないが、かなりダメな方向へ向かってる歌ではないか。 最終的に物語はエルザが「愛する気持ち」を取り戻すことで力を制御出来るようになり、事件が終息する。「ありのまま」だけではダメだったわけだ。勝手に歌ってる観客側はまだしも、制作側がこれを推してくるのは違うのではないかと思う。作品自体の罪ではないが、できればクライマックス時に、もっと感動的なナンバーがあってよかったと思う。 もう一つは、音楽がヨーロッパの小国の雰囲気を表現していない、という事だ。作品マーケットが世界だからなのかもしれないが、ディズニーのアニメーションミュージカルって、どれも音楽的に無国籍な印象を受ける。音楽的素養にかける自分が言うのもナンだが。 ロジャースだって、ウエバーだってシェーンベルグだって、聞いただけで作品世界を思い浮かべるような音楽を書いている。そこがどうも……。 とはいっても、総合的には面白い。お笑い担当のキャラ、お約束のワルモノ、冒険を共にした真実の友人など、鉄板の布陣だ。雪と氷の表現も美しい。最後の「真実の愛」が、あの青年じゃなかったのが意外といえば意外だが、そりゃあ肉親の愛情に勝るものはないわなあ。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-07-23 11:55:11) |
67.《ネタバレ》 公開時、ブームが過ぎて熱が冷めた頃にひっそりと鑑賞したが、そこまで感動的な映画かと問われると疑問が生じる。確かに姉妹の愛は感動的だったが、あれだけエルサを化け物呼ばわりしていた人々が最後簡単に手の平返ししていたのが都合良すぎていまいち受け入れがたい。エルサがレリゴーを歌うシーンは躍動感に溢れとても良かった。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-22 21:45:37) |
66.《ネタバレ》 良くも悪くもここ最近のディズニー映画。現代的で活発な女性がメインになっています。おとぎ話なのにどこか今を感じさせる作りになっており、そこが多くの支持を得ている所以でしょう。あるシーンを例に挙げますと、王女の寝起き姿が、髪はボサボサで口は半開き、おまけにノーメイクで可憐な王女の寝姿なんて微塵もございません。オマケにもう一つ。アナ王女が、出会ったばかりのどこぞの国の王子と即結婚の約束をしてしまいます。お前はブリトニーか!ラストはその王子にパンチを食らわせました。こういった今風の女性像がきっと、好感度を上げているんでしょうね。ただ私の中では平均点の出来でした。+1点は、雪や氷の表現力の素晴らしさです。 |