8.《ネタバレ》 JFKモノですが実録フィルム、ドキュメンタリーのような感じ。ずっと緊張感があって派手さはないけど印象に残る映画でした。様々な立場であの日、あの時事件に関わった人々が時間の経過に従って同時進行していく。
今までの映画では語られなかった人々や事柄が描かれていて興味深いです。
ザプルーダーフィルムの銃撃の瞬間は眼鏡に映った映像で、しっかり見せないところに事件の謎や陰謀説を言いたいわけじゃないというのが伝わったように感じました。大統領の棺を飛行機に運び、その際ついてしまった棺の汚れを上着の袖でこすって、きれいにしようとしてるとこにウルっとしてしまった。
12人?16人?事件の重要証人が次々と亡くなってたり、「魔法の銃弾」とかいろいろ言われていて、
今も「ケネディ・真実」なんていうのを見るとソワソワする。
今となっては「誰がやったのか」より「なぜ、暗殺されたのか」これが知りたいですねぇ。50年以上経っても、アメリカ人じゃなくても気になる。
トム・ハンクスとビル・パクストンが制作なんですね、パクストンは故人となってしまいました。