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ザ・クリエイター/創造者

[ザクリエイターソウゾウシャ]
The Creator
2023年上映時間:133分
平均点:5.85 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-10-20)
アクションドラマSF
新規登録(2023-08-18)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-01-24)【Cinecdocke】さん
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監督ギャレス・エドワーズ〔監督〕
キャストジョン・デヴィッド・ワシントン(男優)ジョシュア
渡辺謙(男優)ハルン
アリソン・ジャネイ(女優)ハウエル
ラルフ・アイネソン(男優)アンドリュース
恒松あゆみマヤ(日本語吹き替え版)
森川智之ハルン(日本語吹き替え版)
小宮和枝ハウエル(日本語吹き替え版)
脚本ギャレス・エドワーズ〔監督〕
クリス・ワイツ
音楽ハンス・ジマー
製作ギャレス・エドワーズ〔監督〕
アーノン・ミルチャン
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
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1
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13.今年はあまりSF映画を観ていないなあと思い、Disney+で本作を鑑賞。
ギャレス・エドワーズ監督の大バジェット映画なので一定のクオリティは担保されているのだろうと、“マイリスト”に登録してから数ヶ月。なかなか鑑賞に至らなかった要因が、溢れ出る「既視感」だった。

“AIとの終末戦争”、“対立と共存の葛藤”、そして“未来の鍵を握る少女”、本作を彩る様々な要素は、過去のSF映画の踏襲の範疇を出いていないことは明らか。
ギャレス・エドワーズ監督によるクリエイティブも、彼の過去作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のトレース的な色合いを感じたことは否めない。

ただし、映画作品として決して面白くないということではない。
過去作の二番煎じだろうが、焼き直しであろうが、作品としての仕上がりそのものは高水準で、SFエンターテイメントとして見ごたえは充分だったろう。
全体的な世界観に対する既視感はやはり禁じ得なかったけれど、一つ一つのキャラクターの造形や、AIを含めた彼らの心情描写には、この映画世界ならではのオリジナリティがあったように思える。

特に印象的だったのは、主題となる「AI」のキャラクターたちの“人格描写”が多様性に溢れ、人類と並列の新しい“種族”としての存在性を表現できていたことだ。
人工知能としての進化を極め、人間と同じように、喜び、怒り、哀しみ、楽しむ描写が、マクガフィンであるAI少女のみならず、脇役、端役に至るまでちゃんと演出されており、彼らが「生命」を全うする姿が、本作のテーマに対する説得力として機能していたと思う。
まあこのあたりの描写も「スター・ウォーズ」のスピンオフ作品を担ったギャレス・エドワーズ監督ならではのアイデアなのだろう。

133分という上映時間はやや長すぎるし、ストーリー展開としてやや唐突だったり、逆に冗長なシークエンスもあった。全体的にもう少し映画的な精度を高めた編集がされていれば、王道SFとしてもっと高評価を得られる素地のある作品だったと思う。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-11-05 21:54:09)《更新》
12.《ネタバレ》 大人の男の人と子供コンビの逃避行SFバージョンな映画。世間的な評価がわりと良さげなので期待したんですが、僕はいまいちのれませんでした。残念。映像は大作の迫力あって、近未来な世界観とか、バトルとか好きな要素てんこ盛りやったんけど、なんでやろう。鑑賞後、色々考えたら、あんま主人公に共感できてなかったからかも。恋人との悲哀があんま響いてなかったので、その後の、彼の恋人に会いたいとゆう行動目標に正直、冷めた目ってゆーか。もうちょい前半、あんなベットでイチャコラじゃなくて、アットホーム的な感じで描写してくれたら、あと、ほんまに2人の子が育ってて、その子も戦火に巻き込まれたとかくらい悲惨やったら、たとえ、主人公がスパイだったとしても、主人公の悲しさが伝わってきて、途中の逃避行も切な過ぎて泣きながらみてたかも。あと、国の設定とか治安とか、超兵器の運用とか、そのへんの設定がフワッとしすぎて(そう思える)、あんまピンとこなかったです。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-02-28 20:33:18)(良:1票)
11.《ネタバレ》 予備知識ゼロで鑑賞、期待はしてなかったけど全般残念な感じです。謙さん出演してるやん!と心躍ったのはそこだけでした。
斬新な部分は無くかといって普遍的なテーマも入ってるのかもしれんけど全般薄めです。誰かが犠牲になる時って悲しくなると思うんだけど全く感じられなくて、AI側に感情寄せられないのかなと思います(合ってる?)
色んなことを盛り込みすぎて薄くなっちゃったんじゃないかなと思いました。

自宅で観たんだけど劇場で観たら多少マシになるかと言われるとそうでもない気がします、でも途中で嫌になることは無いです。

監督は誰だろう?と調べてみると観たことあるのは、ローグワン、GODZILLA、でしたか、何処かズレちゃうこともある人なのかも?かなりの大作だと思うのでこういうのはベタな感じのが良いかと思います。

吹き替え版で観たんだけど謙さん本人じゃないんですね。
ないとれいんさん [インターネット(吹替)] 5点(2024-02-06 09:51:23)(良:1票)
10.《ネタバレ》 なんかよく理解できず疑問が残ったまま終わる映画。
人とは戦いたくないAIのはずが、捕虜の人間兵士をボコボコ血だらけにするシーンの意味が不明。
宇宙ステーションのように空中に浮かぶ人間側の攻撃基地の重力制御が超超ハイテクなのだが、
それらのハイテクとアジアの地上の農作業の技術レベルが違い過ぎて違和感が大きい。
アンドロイドを人に似せるのは仕方ないが、喜怒哀楽全開にして涙流して泣くとかまでシュミレート
した意味も不明。 アンドロイドを家族にしたい? アンドロイドが人と家族になりたい?
で、リアルな性格にしたから、冒頭の怒りのバイオレンスシーンなのか? 雑なプログラム。
AIに核攻撃された件は、実際は人間サイドのミスによる事故だという情報があるのに
それを元に和平交渉を試みないのもオカシイし、怒りでAI狩り皆殺しに走るのも極端すぎる。
植物状態になった母親マヤと、AI娘アルフィーの関係の詳細について説明が不足で、物語の主軸と
なる家族愛のウエーブに今一つ乗り切れない。
いろいろとワカラナイままエンディングになってしまい、歓声「ニルマータ!」が、誰に対しての
歓声だったのか疑問のままエンドロール・・
それでも目を見張る壮大なCGの美しさで、ハリウッドの技術の高さに圧倒されます。映画館の
大画面で見ればよかったと後悔役立たず。
まあ細かい疑問は放っておいて、流れに任せて見れば、ほぼほぼアバターと同じ骨格の映画です。
肉付けが違うだけの印象。
けなしてるように聞こえそうですが、良い映画だとは思います。渡辺謙さんが主要なキャストで
何故か日本語ばかり話してます。相手は日本語じゃないのに・・ でも嬉しいような変な気持ち
その健さんが撃たれて死んだと思ったら、後で普通に生きてた理由も分りませんでした。
今一つ感動に乗り切れなかったのでこの点数でスミマセン。
グルコサミンSさん [インターネット(字幕)] 7点(2024-01-31 19:37:55)
9.映像は美しかったしロボット兵のビジュアルも気に入りました。

しかし、AIの話しなのかと思えば家族愛だった、ちょっとしょんぼり。
この作品にかぎりませんが、家族第一で身勝手にも見え、結果同僚をどんどん失う。
そしてすまなかったと思うシーンが無い。
アメリカ映画に時々ある。
私が日本人だからいらっと感じるのかも。

それから、AI側と人間(アメリカ)側のビジュアルが似て分かりにくい所もあり、気持ちがついていけなかった。

監督のビジュアルセンスは好きなので、次回作に期待したい。
たんぽぽさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-01-29 15:57:00)
8.《ネタバレ》 劇場の大画面で観るべき作品でしたね。
まぁ、本作の場合は劇場で観たら「金と時間を返せ!」となっていたと思いますが。
良く言うと偉大なる先達達への壮大なオマージュ、悪く言うと壮大なパクリが所々で炸裂しています。
電気さえあれば不眠不休で人間以上の働きをするAIが相手、これにまともに挑むのでは勝ち目が無さ過ぎると考えたのか、
AIが高度に発達した事の表れとしてこの作品のAI達は「まんま人間」の様に行動します。
暗闇で良く見えるとか、遠くの音が聞こえるとか、一昔前の敵役ロボットでは定番だった機能は殆ど描写されず、
寝込みを襲われたり、ホログラムで「いい女」を鑑賞したり、AIの発達って人間と全く同じになる事とは違うのでは?と違和感が。
所々に出てくる日本語にあざとさを感じつつも、まぁ映像は物凄く良く出来ていたので低い点は付けません。
たくわんさん [インターネット(字幕)] 5点(2024-01-22 14:21:26)
7.《ネタバレ》 鑑賞後に、時代があらたな局面に入っていることに感慨を抱かざるを得なかった。
ターミネーターのスカイネットは、人類を排除しようとする完全なる「悪」として描かれていたが、あの時の「AI」はほとんど空想の世界だった。
しかし、「AI」が現実のものとして世の中に存在する現代では、「悪」として描くことはもうそれこそ現実的ではない。いかに共存していくか。
その切り札となる少女を消すのか消さないのか、そこに親子の情を入れ込んでしまったのは残念。自分と愛する女性の遺伝子を組む少女なら、それはAIとの共存云々の話ではなく、我が子を守る親子の話になってしまう。結果、主人公の少女を守るのか消すのかの葛藤が重みのないものになり、人類とAIの共存というテーマがぼやけてしまった気がした。
STARWARSシリーズ中、「ローグワン」を一番愛する私としては、この監督に期待するところ大だったのだが、そこの部分だけが残念。しかし、映画として非常に面白かったのは間違いない。ラストで妻の記憶が入ったUSB?を使って再会させるなんて、なんて憎い演出。良かったなあと素直に思えたシーンだった。
roadster316さん [映画館(字幕)] 8点(2023-11-12 19:08:08)(良:2票)
6.《ネタバレ》 よくある異文化共感もの(ダンスウィズウルブス・ラストサムライ・アバターetc.)でした。
SFかといわれると、まあハードSFでは全くなく、スターウォーズと同レベルのSF度というところでしょうか。
どうも、A.I.とロボティクスをごっちゃにしている感じで、それこそブレードランナーの問題提起にも及んでいない有様です。
この映画に出てくるA.I.はもはや人間と同化しすぎていて、やることなすこと人間そのまま(なにせA.I.が寝込みを襲われてスイッチ切られちゃうくらいですから)なので、主題がボケボケになってるんですよね。
監督の映画マニアっぷりがさく裂していて過去作のオマージュがてんこ盛りで、あまりにもそれが目立つから、「これは、どの映画のどのシーンからの引用だったかな?」って感じで思い出すことに集中力の半分くらい持っていかれてしまって、せっかく盛り上げようとしているストーリーに没頭できませんでした。
でも、映像にふんだんにお金をかけて、サービス精神満点でエンターテイメントを提供しようという監督の姿勢は十分伝わりましたし、嫌いじゃありません。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 6点(2023-11-02 00:35:57)(良:1票)
5.《ネタバレ》 人間とA.I.の話はこれまで結構沢山作られてきていて、題材的な新鮮さはもはやない。あとは切り口のアイデアくらいか。しかしこの作品はその切り口をあえてなのか、人間とA.I.の戦争というごくありきたりなものに。切り口のアイデアで勝負せずに真っ向から内容重視できた点は高く評価はしたい。ただその内容なんですが、どうもこの世界の設定、状況がいま一つも二つもすんなりと入ってこなかったのが残念。そもそも核が誤爆だったていうのがなんかもうありえないし、それをA.I.のせいにして勝手にアメリカは戦争を始めるし、その戦争もA.I.と平和に共存している他国にまでズカズカと踏み入って、挙句の果てにはA.I.でない人間までも殺してしまう有様。え!?ですよ。なになになに!?です。はい。この世界がね、ターミネーターみたく完全に全人類とA.I.が敵同士ならまだスッキリと受け止められるんですが、そうじゃない、A.I.を憎んでない平和な国もあって、そんな国に勝手に踏み込んで暴れまわっちゃうもんだから、一体全体どういう世界設定なん!てなっちゃいました。

それとこの作品の宣伝文句が「ローグワンスタッフが・・・」だったけど、終わり方も主人公が死んで終わるからまんま、ローグワンかよ!てなりました。

圧巻の映像美を大スクリーンで堪能できた点でこの点数にはしましたが、鑑賞前に期待をしていたほどの感動はあまり得られなかったです。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 5点(2023-11-01 14:56:53)
4.オリジナル脚本のSF大作ってことで期待して観に行ったが、なかなか面白かった。
ストーリーも絵作りも既視感ありありなんだけど、一定のクオリティは保ってるからいいんじゃないかな。
タイ語?日本語、英語入り交じるカオスな世界で、ハンス・ジマーの荘厳な音楽聞きながら、ハリウッド版芦田愛菜の演技を楽しむ。
大作好きにオススメ
おとばんさん [映画館(字幕)] 7点(2023-10-29 21:56:27)
3.《ネタバレ》 モノ凄~く大雑把な捉え方として、20世紀のかつての諸・名作SFのシンプルな映像的(技術的)アップデートとしてなら、全く観る価値が無いとは言えない程度の作品…には思えますかね。似ているモノを挙げ始めたらソレこそキリがねーのですが、中でも印象的なのは(コレは監督もズバリそー言ってるとのコトらしーですが)日本に縁のあるSF系サブカルなんかの影響…とゆーのもソコら中に見て取れ捲るって感じでもありますね⇒監督が日本好きなのは『ゴジラ』とか撮ってるのだから確定的に明らかだとは思うのですが、この人たぶん『ガンダム』とかすらもおそらく相当に観てそーな気がすんな…と。重ねて、映像は(大画面で観れば)それなりに面白みの無くはない(=カネ掛かってるのが十二分に察せられる)て程度のクオリティだったとは思いますし、お話の内容も(あくまで一番の大筋の部分については)全く筋が通らないってモノでもなかったかと思います。ま~、シンプルな娯楽映画・娯楽コンテンツの一つとしてボケっと眺めて楽しむ分には一応は及第点…位な感じかと。

ただね~、だから当然、まずオリジナリティってのは(確かに)皆無な有様でして、加えてごく在り来りなそのシナリオ(+世界観)に関してだって、また細部までのつくり込みってのは相当に雑だとも思えるのですね。ソレこそ『ターミネーター』みたいな二項対立の世界観が根本に在るってお話なのですが、観ていくとどーもそのAI対非AIの戦いとゆーのはほぼほぼ決着寸前な状況のよーでして、ニューアジア(AI陣営)はほぼほぼベトコンの残党みたいなアナログ極まりない描かれ方になってもーてるのです(⇒渡辺謙が文字どおりサムライかなんかに見える…)。だから結局、AI陣営ってのが(当初からは)ナニが凄い・強い or 強かったのかが全然分からないし、ロサンゼルスを核攻撃した…とゆーてどーいう状況で・誰が・どーいう狙い(他)でそーなったのかも分からないので、とどの詰まり根本的にナンでこーいうコトになってるのかすら(よく考えると)イマイチピンと来ないってお話だとも思われるのですね。他にもちょっと、されて居るべき説明がされて居ないって部分がかなりふんだんにあったかな…という気はしてしまってますかね(⇒その意味でも「その辺は過去作品と同じです!」って雑さがまた垣間見える、と)。

もう一点、この話って最後の最後まで観てると、今どきちょっと珍しい位にアメリカが「悪」として描かれる系統の映画なのですよ。ソレ自体は、別にタブーでもナンでもないとは私は思ってますが、翻ってその対立軸たるニューアジアってのは、前述どおりベトナムとかの東南アジア系+何やらチベット系?の仏教系の方々+ほんのり日本風味、みたいな集合体として描かれてる様に見えるのでして、ズバリゆーと中国+中央アジア・西アジアとかのイスラム系の方々が(意図的に)オミットされてる様な描かれ方にも見えるのです。またソレ自体、現実世界の在り方との関連的にはリアリティとして再び微妙だな…と思うと同時に(⇒まあ諸々の事情的に、そーいう方面の連中にアメリカが「負ける」って映画はちょっと流石に尖り過ぎかな…とは思うモノの)だから結局この映画ってその「悪」に対する「善」として描かれるのがまたズバリAIでした!という、いくらナンでもキョウビちょっと共感しにくいって作品になってもーてると思うのですよね。個人的にはそもそも、今どきやっぱ「二項対立」てフレームワーク自体がモ~古臭いんだと思うのですわ⇒ソコをアップデートせず過去SF作から流用しちゃってるから、またこ~んなちょっとダサい(=本当にヤバそうな奴には喧嘩を売らない、みたいな)作品になっちゃってるのでは…などとも思わずには居られなかったですよね。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2023-10-29 20:31:18)
2.邦題について最初はザ・クリエイター/創世者というタイトルで途中で創造者に変更になったという経緯があり、なんでなのかなーと気になっていたんですが実際に見てその理由が納得できました。ちなみに香港や台湾ではA.I. 創世者のタイトルで公開されているみたいですが、確かに日本ではこっちに合わせなきゃギャレス・エドワーズ監督に合わせる顔が無いですね(笑)。そんな監督には悪いのですが正直映画自体の出来は微妙でしたね。お話としてはAIを安易に敵とはみなさず米軍の軍事介入を批判する等、一応現代的なテーマを扱おうとはしているもののビジュアルに関しては新しいものが全くないのです。そもそも監督自身が80~90年代のSF映画に憧れ、ブレードランナーが舞台の黒澤映画をイメージしたと語ってる通り既存の映画のビジュアルに似せようとしかせず後ろ向きな努力を感じてしまいます。せっかくのオリジナル脚本のSF映画なのにオリジナリティがまるでないのは皮肉な話です。肝心のストーリー構成も場面が飛び飛びになり今主人公がどういう状況に置かれ何を目的にしているのかがよくわからないまま進むので感情移入ができません。海外のレビューでまるでAIが書いたみたいな脚本という評価を見かけたのですが、言い得て妙だと思ってしまいました(笑)。作中のAIに関しても人種や民族問題の暗喩のようで現実のAIとはあまり関係ないような描き方です。アジア=AIのような描き方はリスペクトしているようで安易なオリエンタリズムに陥ってはいないでしょうか。作中世界の技術レベルもよくわかりません。パソコンはあるみたいですがインターネットとかは発展してるのでしょうか。近年のAIの発展は膨大なネット上のデータの蓄積のおかげなのですが、機械学習にはまるで触れられません。その点に関してはミーガンの方が現代的なAI像を描けていたと思います。結局この監督はゴジラやスターウォーズのような既存コンテンツを最高にカッコいいビジュアルで映像化する能力はあるのですが、オリジナル作品を独力で構築する才能はないと思います。
Сакурай Тосиоさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-10-23 22:08:26)
1.衝撃的に面白くない。この面白くなさは「レミニセンス」に通じるものがある。
要するにSFをよく知らない者がSFを作りましたみたいな感じだ。
SFだからある程度設定が荒唐無稽なのはいいとしても、お話はもう少し論理的に作ろうよ。お話、破綻しまくってるじゃん。
「ゴジラ」と「ローグワン」のどっちが本当のギャレス・エドワーズかと思っていたが、どうやら「ゴジラ」の方だったようだ。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 4点(2023-10-23 17:21:36)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 5.85点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.69%
5538.46%
6323.08%
7323.08%
817.69%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2023年 96回
視覚効果賞 候補(ノミネート) 
音響賞 候補(ノミネート) 

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