1.《ネタバレ》 エンジェルハートの実写ドラマはありましたが、
意外と邦画という形で実写シティーハンターってやっていなかったんですね。
そんな本作の見どころはやはり驚きの歌舞伎町ロケ。トー横だろうとゴジラの見えるあの通りだろうと撮影現場にしてしまう気合の入り方にはびっくり。さらにエキストラも多いのでNetflixの資本力をこれでもかと見せつけられますなんてリッチな映画なんだ。
そして鈴木亮平演じる冴羽獠もシリアスはもちろん、ギャグもしっかり演じられておりそのギャップが楽しめました。また声もギャグの時はかなり神谷明に近い声が出ているので驚きましたね。この気合の入り方は実写宇宙戦艦ヤマトの柳葉敏郎以来です。
それにモッコリショーの時の彼の肉体のキレっぷりが素晴らしく見惚れちゃいますね。
話の展開などは敵は影で残酷に人を操るフィクサーというお決まりの感じなのでそこまで面白くないのと、ラストの敵ボスとのやりとりあたりはちょっとくどかったですね。
その代わりアクションシーンもしっかりしているし、ガンアクションに接近戦と見どころたっぷりに見せてくれました。
思えば最近アニメやらでシティーハンターが取り上げられるのは、もしかしたら和製ジョン・ウィック的なキャラクターを作りたいのかもしれませんね。
そんなわけでこれは次回作にも期待したい一本です。次はもっと派手なアクションを期待しています。