22.まぁ、現実はこれの上を行ってるというかおいらの妄想はそれ以上というか。そーいった妄想を実写で撮って作品にするのはすごいなと。ある美意識に沿って映像を撮り続け、それ故、現実感が無くなり作品として失敗してると、、、思う。まだ、一度しか見てないから監督、その他の本意ってのがわかんないんだけどね。娼婦の演技と四人に銃で殺された男のシーンが頭によぎる・・・。 【mikvth】さん 8点(2003-06-23 23:15:27) |
21.正直驚いた。これは芸術なのか?いや、わからない。スタッフも役者も監督も構図も脚本も、全てが狂っている。その狂いをどう受け止めるのか?それがこの作品に恐ろしいほどの力を与えてしまっている。恐ろしく高貴で幼稚で稚拙でひどく汚れている、下品だ・・芸術的で・・正しいと思われる価値観は媒介としてしか現実に介入できない・・それがあの音楽なのだろう・・いや、わからない。 |
20.残念ながら、この映画に何ひとつとして心動かされるものはなかった。恐怖も愛も共感も同情も。芸術性も。 【poppo】さん 0点(2003-04-18 14:17:58) |
19.死臭の漂う映画だった。公爵役の人が後で『ミッドナイト・エクスプレス』で主人公に舌を食いちぎられたリフキ役の人だと知って「ざまあみろ!」とか思っちゃたり(笑) 【ブッチャ】さん 6点(2003-03-02 23:14:57) |
18.この作品の暗喩は深遠で、視覚的な刺激に気を取られてると2時間が無駄になる。生の三部作を撤回してまで取り組んだテーマはかなり深く、リリカルな繊細さすら感じとれる。 【ミナカタ】さん 7点(2003-02-23 06:13:54) |
17.私、パゾリーニ作品好きなんですが、思想とかファシズムとかよりも、パゾリーニはエログロが撮りたかっただけなのでは…。で、監督として構図とかバッチグゥなんで、単なるエロ映画でなく、こんなに議論になったり酷評されるようになったのでは。豚小屋や、テオレマならともかく、生の三部作といい、パゾリーニは大して大きいこと考えちゃいませんぜ。 【あんこ】さん 5点(2003-01-09 11:24:13) |
16.スプラッターとかで残酷シーンは見慣れているつもりだったが、この映画には3度目をそらしたシーンがあった。ファシズムの醜悪さと快楽。正視に耐えぬとはこのことだろう。残酷な処刑を見て投身自殺する女が唯一の救いだった。だが、観た後には画面の醜悪さを越えた、美しいという言葉では表現し得ない美しいなにかが残った。一般の基準では律しきれない作品だろう。 【アンドロ氏】さん 5点(2002-12-19 01:56:48) |
【におい】さん 5点(2002-12-12 23:05:32) |
14.一度しか見てない(あまり見たいと思わないし)ので点数はテキト-。感想としては地獄とはあの世ではなくこの世に存在するものなのか?と思いました。個人的に不条理な暴力を題材とした映画は好きなんですが・・・これはなにを伝えたかったのだろうか?「黒い太陽七三一」の次くらいに胃にこたえる映画だった。パゾリーニ監督はこの映画の誰に殺されたんだろう? |
13.この映画をグロだとか被虐映画だとか変態と罵るのは容易い(最初見た時は私もそう思った)ただこの映画の原作である「ソドムの120日」を読み(&サドのその他の作品を読み)、当時のバックボーン(ファシズム下のイタリア)を考えれば、「ファシズムへの恐怖と、それを否定する反戦映画」であると云う事が読み取れる。以前見た「ベイビー・オブ・マコン」より不条理感が少ないのでこの点数だが、見る時はそれなりの覚悟が必要。 【グリフィス】さん 9点(2002-10-16 23:37:25) |
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12.これは点数の評価ができません。ので5ということで・・・。なんという悲しさ。人も思想も神もモノのように消費される。それに気付かず順応し取り込まれ生きていく(死んでいる?)恐怖というより、ただただ悲しかった。音楽、素晴らしすぎます!! 【yozi】さん 5点(2002-10-07 17:26:11) |
11.ファシストたちの合唱に加わる二人の少年。少年少女が真っ裸にされ、首輪をつけられ、犬の真似をさせられる場面では、この二人の少年だけがリードでつながれて最前列を這わされている。そしてラストではこの二人は処刑を免れる。そこにかえって救いのなさを感じた。 【M】さん 9点(2002-06-30 14:51:25) |
10.まともには見れないシーンもかなりあった…キツイ。支配者というものの危険性、被支配者の無残さ、そんなものを表現するとあの映像になるみたい。権力の恐ろしさや、人間の内面にある残酷性を視覚化したとも言えるのかも。なんにしても見るときにはかなりの心構えが必要。 【ペリエ】さん 5点(2002-03-31 22:10:35) |
9.<ネタバレあります>パゾリーニは本当にぶっ殺されて当然の鬼畜野郎だと思う。でも、奴隷の人たちが懲罰を恐れて次々と仲間の規則違反をチクるシーンや、ピアノ弾いてた女が突然思いついたように自殺するシーンに、なにか途方もないものを感じた。人間なんてあんなもんじゃないかなあ・・・。あのファシスト4人組もいい死に方はしないよね。 【クチイシ】さん 9点(2002-01-18 21:42:31) |
8.表面的な描写では私は当然受け付けられないがあれに隠された描写が深すぎる…実に。私はあのような趣味もなく見てられないと思ったが我慢して見てみると実際は彼の主義・思想・信念は何たるやが見えるように映画という方法を(原作そのままではなく)利用しているという点に感心しました。 【つっつ】さん 10点(2002-01-07 01:18:44) |
7.インターネットでこの映画について探ると、さまざまな意見があって、その中には、この映画の隠された哲学が覗ける部分があります。たとえば、映画の終盤の砂時計の場面の意味など……個人的には、2つ目の地獄まではみられましたが、3つ目はきつかった。でもご安心を。3つ目の地獄で体を切り取られた役者さんは、その後に別の映画で、五体満足な形で出演しているのが確認されています。つまり、3つ目の地獄は特撮だったのです。(あたりまえだけど)この映画を見たことは生涯後悔するだろうし、ある意味21世紀まで持ち越してはいけない映画かもしれないですが、映画の可能性の、ひとつの究極の形として、あえて1点。 |
6.「時計じかけのオレンジ」と比較する人いるけど僕に言わせれば比較する価値もないっしよ、この映画。しかも作曲が名匠エンニオ・モリコーネ???ふざけんなよパゾリーニ!映画会社も映画会社、よくこんな作品を配給したもんだ。 【よしかづ】さん 0点(2001-08-06 16:59:07) |
5.人間はどこまで残酷になれるか、と考えさせられる作品でした。人間なんて一皮むけばあんなもんでしょう。 【てつ】さん 5点(2001-08-01 19:28:38) |
【ジェット】さん 0点(2001-07-24 00:07:56) |
3.途中で耐えきれなくなって、観るのを停止した。10分後、再々生。..。汚物食いはさておき、何でしょう、このラストは...?残酷なのにファンタスティック。意味わかりません...でした?何分、観たのは一年も前なので...。 |