50.《ネタバレ》 いいですね~、今風と違う香りが。手作り感もあり、エスプリも効いてましたが、何よりも良かったのが、無理に怖がらせようとしない姿勢です。グロい描写も、制作サイドが楽しんでる感がありました、この監督なら許されるって感じで。色彩も妙に暗くなく、脅かすような演出も多くない。楽しんで見る映画でしょう。ゾンビの捉え方もいろいろあるでしょう、例えば、害虫と考える、群れで襲ってくるところはまさに害虫で、ライフルが殺虫剤と考えてみても、ゾンビだろうがイナゴだろうがアリだろうが集団で襲ってくる恐怖というのはありました。また、ミュータント、新種の生物と考える、その新生物は人間が牛豚鳥を食べるように人間を食べる、ラストシーンでもあったようにゾンビという新生物が自らの永住地を探す生き残りの物語という見方もできるでしょう、今回は知能的にも学習し成長してましたし。まあ、ゾンビはホラー映画界の永遠のテーマでしょう。 【ぼぎー】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-01 00:43:21) |
49.《ネタバレ》 そんなに期待してなかったので、楽しめました。せっかくデニス・ホッパーが出演してるなら、もうちょっと活躍させてあげてほしい。最期も、チョロに豪快に食い殺されるのかと思っていたのにぃ。ちなみにサイモン・ベイカーが、ど~しても若返った根津甚八さんに見えて仕方がない。 【ラファエロ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-22 01:41:35) |
48.ロメロゾンビにハズレなしってところでしょうか。今回も楽しませてもらいました。方向性としては死霊のえじきの延長線上にあるのでしょうか。「ゾンビにだって知能どころか感情さえあるんだ」とでも言いたげなボズゾンビの悲哀に満ちた雄叫びが印象的でした。それにしてもゾンビの人権はますます尊重されつつあります。次作辺りには(あるのかどうか知りませんけど)「ゾンビにも基本的人権を」なんて掲げて解放戦争がおっ始まり、そして次々作辺りには「遂にゾンビ初の大統領誕生」なんて展開になっちゃったりして。で、「of the zombie, by the zombie, for the zombie」なんて名演説を残したり…しないな。 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-14 02:57:32) (笑:1票) |
★47.《ネタバレ》 近年のゾンビ映画は最初から世界観を全く受け入れられないのと”虐殺ゲーム”というノリでどっちが悪か分からなくなるから頭を抱える。格好悪い装甲車・ヤンキー、そして絵に描いたような権力者とB級SF映画そのものでストーリーも至って平凡。監督はゾンビの生みの親というだけあり、人間を襲うシーンの拘りだけは分かった。これでもかと、ボッキボッキと肉体を引きちぎり食欲旺盛なシーンが見れる。ヤケクソで”救世主ゾンビ”が主役でいくのかと思ったが、結局人間側との頂上決戦が無いのはやはり消化不良。ゾンビはやはり島ぐらいの規模が調度良いような気がする。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-03-04 16:03:23) |
【ビリー・ジョー】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-03-02 19:32:23) |
45.私はジョージ・A・ロメロの大ファンであり、贔屓目に見てしまう所がありますが。しかし、この映画は客観的に尚且つ冷静に鑑賞しても、傑作な一本でしょう。あの独特な社会、設定を考えただけで一見の価値ありです。「パワーダウンした」と意見を結構聞きます。しかし映画の三本柱(あくまで私の考えですが)はストーリー、キャラクター、設定だと思います。その三本柱、全てに於いて高価値があるのではないかと。ドーン~(オリジナル)は奇跡の様な完璧映画であります。それとランド~を比較対象にしてしまと、鑑賞側が損するだけではないでしょうか。 【AMX004】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-03-01 08:00:34) |
44.《ネタバレ》 ゾンビが飽きて、花火業界に大ダメージ! 【トシ074】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-18 12:22:51) (笑:1票) |
43.《ネタバレ》 レンタルしたDVDをすぐ返さなくちゃいけなかったので、特典を全然楽しめなかった…(涙)この作品、やっぱり「死霊のえじき」に似てると感じる人が多いんですね。全体はスタイリッシュな今風映画なものの、グロテスクさが凄いのであんまり大衆向けではないかもですね…。 ヒロインの行動に若干納得がいきませんでした。なんであそこで三つ編み軍人とデキちゃってるのか。あーと、あのタワー、立派なんだからヘリポートくらいあってもいいでしょうに…ねえ… 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-02-17 01:01:19) |
42.《ネタバレ》 「キャー!トム・サヴィーニがヘルズ・エンジェルの格好で出てるよ!!」「お、アルジェントの娘やんか!!」と、ゾンビ好きが細かいところを見て楽しむ映画。ロメロ普遍のテーマは貫かれており、残酷シーンも相変わらずエグいが、やはりパワーダウンは否めない。そもそも、ゾンビ映画に凄いものを求めてはいけない。オリジナル『ドーン~』が凄すぎただけなのだから。ワタシはこれで、十分満足です。血飛沫がCGだったところ以外は。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-04 11:27:45) |
41.DVDで鑑賞する場合は特典映像のメイキングやインタビューなどを観るのも面白いですよ、ロメロの最高傑作『ゾンビ』を観て育った世代がロメロに敬意を払って今回多数協力しているのが実感出来てちょっと涙ものでした。ロメロが作ったゾンビのいる世界は後世に受け継がれるのですね、将来ロメロチルドレンがその時代に合ったゾンビをまた撮ってくれると思います。 【眼力王】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-29 19:39:14) |
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40.ちょっと残念でした、ゾンビが知能を?って段階でこんな感じになるとは思っていましたがゾンビってそもそも知能はなくて本能(食べる)だけが残っていてそれだけってのが非常に怖かった、だから知能を持った瞬間から人間と何も変わらない、むしろこの映画では人間のほうが汚く怖い存在(まぁそうなんですが)に描かれていてゾンビ映画としてはかなり欲求不満気味になります。 |
39.川を渡り銃を撃ち思考もする、そういった『ゾンビの進化』を描いている。 が、リーダー格が際立っていただけで、 基本的には物量に任せた一方的な捕食というゾンビスタイルは変わらない。 対する主人公ライリーは賢く、強い。 そしてアウトロー万歳な、内外含めライリーの対極に位置する男チョロ。 彼の存在もなかなかに大きい。 ある種の弱さ・・哀れな側面を持った自動的な存在。 それらから逸脱してしまった今作のゾンビ達は 私のイメージする『ロメロゾンビ』からもかけ離れてしまった。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-19 22:22:32) |
【k】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-13 00:31:06) |
37.ドーン・オブ・ザ・デッドは面白かったけど、あたしこれダメだぁ。なんかぐちょぐちょしてるし血がいっぱい出るしゾンビ考えるしぐちょぐちょしてるし・・。終わり方もドーン・オブ・ザ・デッドの方が好き。 【ネフェルタリ】さん [DVD(吹替)] 4点(2006-01-12 02:10:18) |
36.ゾンビフリークとしては見なきゃいけない作品。個人的にはもう少しマッタリ感が欲しかった。DVDだったので特典映像も豊富で楽しめました。 ゾンビ好きなんで(ロメロだし)点数甘いです。でも全体の出来としては「28日後」や「ドーン・・・(リメイクの方)」のほうが良かったような・・・(元祖を超えた?)。 【楽人】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-10 09:02:33) |
35.やはり、ゾンビものはその出現の過程が恐ろしい。一体どこから出てくるのか?こいつら何者なんだ?みたいな状況が緊張感があっていい。この作品の世界は、ゾンビの地球征服がひと段落着いた時代。人間の醜さも露呈し尽くされて、状況はまさに世紀末。「マッドマックス」か「北斗の拳」って感じ。しかし、世紀末を扱った作品として見てしまうと、特に斬新さは感じられなかった。 でも、そこは流石ロメロ監督、徹底的に楽しませてくれてます。社会へのメッセージもキチンと込めながら、ただ只管にゾンビ退治。更にはゾンビに集団活動までさせたりして。 製作者が心から楽しんで作り上げた、旧タイプのゾンビ映画への鎮魂歌ですね、これは。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-09 22:13:33) |
34.いやーこれは正直面白くなかったですね。ゾンビ映画特有の絶望感、終末感が感じられませんでした。まずゾンビが進化して道具を使うようになってしまうところで本来のゾンビの恐ろしさがなくなってしまった、それから秩序が崩壊した世界で都市を支配するボスや彼に反旗を翻すアウトロー、なにか安っぽいんだよなあ。あのトレーラーの装甲車からしてそうだけど、世界を広げた割にはディティールがありきたりだからリアリティが無い。リアリティが無いから彼らが哲学風の臭いセリフを吐いてもどこか薄っぺらで気恥ずかしい。初代ゾンビは偉大なB級映画だと思うけど、B級なのに超A級の世界観があった。今作は世界観までB級になってしまった。巨匠ロメロ作品だけに残念ですね。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(吹替)] 4点(2006-01-07 14:26:01) (良:1票) |
33.怖いかどうかと言われるとあまり怖くないんだけど、ロメロってとってもしっかりと映画を撮る人だなー、普通に(いや、ゴアシーン満載で普通じゃないんだけど)面白く見られる映画でした。デニス・ホッパーが出ている事と、川からぬーっと顔を出すゾンビがなにやら”地獄の黙示録”風であるとか、”あのころ”の映画を思い出させる部分もありながら、ゾンビの進化、という新しい味も加えている。そして何より、周りを見て見ぬふり、の人間批判も色濃く正にロメロのゾンビ。”ショーン・オブ・ザ・デッド”の監督が鎖につながれて写真を撮られるゾンビを嬉しそうに演じております。 【GO】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 23:33:05) |
32.ゾンビの進化体系ということで「ドーン…」では走ったが「ランド…」は徒党を組み、道具を使って、尚且つ水に耐性までも?みたいな。しかし、今後も製作されるだろう「ゾンビムービー」の、新たな可能性に対しての草分けと言ってもいい作品だと思う。流石A・ロメロ。そして、当たり前のようにそこに存在しているかのよーなD・ホッパーも、流石。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-29 01:43:52) |
31.僕みたいな若造が言うのもどうかと思うんですけど、他の方も仰るとおり、今作の一番の欠点はやはり”通貨(現金)”の存在にあると思います。ロメロの撮るゾンビのテーマは秩序の崩壊にあります。貧富の差があるというのは、悪くないと思います。しかし、通貨よりも物資の方が貴重なのは明らかです。今作のゾンビも怖いけど、今までと決定的に違っていたのは、どこか応援したくなってしまうという感情です。なぜなら、生き残った人間達の遊びや駆け引きの道具にされてしまっていたから。しかし、たしかにこの映画を65歳のじじいが撮ったというのはすごいとしか言いようがない。どんなスプラッター映画やモンスター映画ですら、ゾンビに勝てるホラー映画は到底現れてこないと思う。ゾンビ映画として巨匠の撮った作品を尊敬します。’78年の『ゾンビ』を観たときは、(今でもだけど)一人でオシッコに行けない恐怖がありました。どうしても今作に限っては、道具を使うことに対して新境地を開いたことは評価したいのですが、相対評価で6点が限界です。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-12-27 16:57:30) (良:1票) |