20.予告編を観てとても期待したんです。「狂気の殺人マシーンと化した凄い奴が出てくるんだろうな。トミー・リー・ジョーンズはとっても鬼教官だったんだろうな。それがどんな対決をするんだろうなあ」って。冒頭のコソボの惨劇はオッケーです。かなり戦場の狂気を感じさせ、主人公がいかに精神に変調を来したかが納得できる前提ですから。カナダの森林保護官としてオオカミを助けるトミー・リー・ジョーンズもオッケーです。あれで追跡のプロだという前提が示されましたから。元ローマ皇帝の姉で現在はFBI捜査官の女性(笑)が、文明の利器(麻酔銃)であっさりデル・トロを捕まえてから後の展開が、どうにもダラダラとして抑揚のないものになってしまいました(ってことは、本編の大半がダメってことジャン(苦笑))。「フレンチ・コネクション」を想像させるような追跡劇やカーアクションが展開されますが、ナイフ一本の犯人を追いつめるという設定が、どうにも不自然すぎてなりません。SWATや軍隊を導入すれば簡単に射殺できてしまうからでしょう。あえて外しているかのような銃撃戦もガッカリです。どうも、本当の自然の中で戦った方が、都会のジャングルよりも私には興味が強くあったようです。わざわざ舞台を大都会に移したことの意味があまり感じられず、設定を活かしきれなかったようです。かといって、いきなりラストの対決のシーンがあんなところで、ナイフの刺し合いになっても、いろいろな意味で痛い(苦笑)。せっかく面白い設定を提示したんだから、もっとそれを活かす展開を期待したかった。最後に、冒頭で助けられたオオカミがちらっと出てくるのにはニヤリです。 【オオカミ】さん 6点(2004-02-17 15:48:24) (笑:1票) |
19.「パイナップルARMY」や「MASTERキートン」と何故かダブりましたがとても楽しめました。ただいい所でトミーリーとデルトロの間に割って入ってくる女FBIが邪魔でしょうがなかったです。 【にう】さん 7点(2004-02-17 06:12:23) |
18.《ネタバレ》 ウィリアム・フリードキンにはもう騙されないぞ、と念仏みたいに繰り返しながら早30年。最後に騙されなかったのが1973年の「エクソシスト」であったことを考えたら、さすがにいい加減何かを学んでも良さそうなものだと自分自身に愛想が尽きる私である。ベニシオ・デル・トロ、トミー・リー・ジョーンズ、二人のカッコよく闘う姿が腹いっぱい見たいぞ、という一つのファンタジーは実現しているような気がするが、いくら頭がおかしいからって無動機殺人を繰り返して逃走中の犯人がノコノコ自宅に戻って来たり、それを追いかけて来るFBI捜査官が包囲網のひとつも敷かずにこれまたノコノコ犯人宅に上がり込んでいきなり逃げられたりとツッコミどころは数知れず。知らないうちにずいぶん老け込んでしまったトミー・リーの姿にちょっと切なくなったり、めちゃ強のアクション・スターと化したデル・トロのオスカー俳優なんてオラ知らないもんね的庶民感覚にホロッとさせられたり、内容以外で肩入れ出来る部分がこれほどあるのに、ここまで楽しくならない映画っていうのも正直どうかと思う。まあでも、そう言いながらもフリードキンがいまだに映画監督やってられるってことは、私ばかりじゃなくて世間全般が彼にはどうしても甘いのかもね。彼にどういう偶然で「フレンチ・コネクション」が撮れたんだか、そろそろ納得の行く説明を誰かがした方が良いような気がするのだが。悪魔に魂でも売ったのでしょうか。 【anemone】さん 5点(2004-02-16 17:49:07) |
17.何がすごいって銃を持った軍隊がいれば何とでもなるはずなのに無理やりナイフでの決着にもっていったその強引さがすごい! 【コーヒー】さん 5点(2004-02-09 18:22:35) |
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15.『鬼ごっこ』と云えば、T・L・ジョーンズ…(鬼役がよく似合う) 殺人マシンと化してしまった男を、彼の元教官が追うと云う物語。聖書の一説で始まるこの作品に、サスペンスで多用される『常套手段』を感じてしまったが、殆どその必要性が理解出来ずにいた。ラストへの伏線として観ていれば「ああ、なるほど」と思わせられなくもないのですが...。全体としてステレオタイプな作品であるが、飾り気を一切排除している処が良い。 戦場で英雄になった男が、ストレスから狂人になってゆく過程は少々甘く感じたが、人間性を失っていないハラムの虚しさ孤独感は惹き付けられる。そして、ハラム(元教え子)を見付け出せるのは自分だけと確信していながら、彼を手に掛ける事に戸惑いを隠せないL・Tの悲哀もまた、魅力的でした。 格闘場面では銃撃戦などを用いず、派手さを欠いていても、肉弾の迫力を描き切れていると思う。が、終始激しいが静寂を帯びているナイフでの殺し合いには「アクション映画」を観るつもりだった人にとって賛否別れる処だと思います。 この作品は、一度観ただけでは理解不能なシーンやカットが多い。その為、観る度に発見があって面白い作品だと思います。 ただ、ヒロイン役だと思わせておいて、結局は殆ど見せ場のない『取って付けた』様な設定のニールセンがちょっと可哀想な扱いです。なので、-1点(笑) 【MAZE】さん 9点(2004-02-03 21:35:40) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 久々のランボー系の映画か!?と思ったが、それは最初だけ。しかもあっさりと捕まっちゃうし。期待値が高かっただけにチョットガッカリ感は否めない。ある映画以来トミー=追っかける人。と勝手なイメージを付けてしまった僕としては、、、彼が走るシーンは頑張ってるな(笑)でしか無かったかな。デルトロが殺人鬼と変わるまでの流れが曖昧だし、いくら師匠だからって彼の行動を読み過ぎ!ただの鬼ごっこじゃん。とか一瞬思っちゃった。あの女FBIも話を軽くしてる一因だったかなぁ。内容的には悪くないだけに細かい所が気になっちゃった。 【まっちゃ】さん 5点(2004-01-26 11:24:37) |
★13.森の中でのサバイバル久々に見せられました。とりあえず、デル・トロっすね。この映画の大部分は彼の存在感で成り立ってますね。 【腸炎】さん 7点(2004-01-18 20:31:28) |
12.久々の骨太映画。ジャングルでのサバイバル戦は迫力十分。銃に頼らないナイフでの格闘も久々で新鮮。トミー・リー・ジョーンズは、いくら先生だったとはいえ、強すぎない? ベニチオ・デル・トロはなんで追われるようになったの? など多少気になることもあったけど、まあそんなちっちゃいことはいいか。久々に楽しめたんだから。 【tantan】さん 8点(2004-01-17 00:48:29) |
11.どうしてトミーリージョーンズはあんなにベニチオデルトロの行く先々がわかったんでしょう???教え子だから!? ずっと森の中とかでたたかってほしかったですぅ。。。 【mako】さん 6点(2004-01-14 13:16:21) |
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10.トミーリー、超能力者?あまりにも勘がよすぎるし足が速すぎるのが気になりました(笑)ちょっとあの女指揮官は必要なかったのでは・・・ 【ピース】さん 6点(2004-01-07 21:48:08) |
9.《ネタバレ》 トミーリーおじさん、がんばってたねー。路面電車追いかけて全力疾走してたとこ、思わず笑ってしまいました。人殺しすぎておかしくなっちゃった役としてデル・トロを持ってきた時点で、この映画は半分成功でしょ。もうあの目!それだけでもモトは取ったような気になったですよ、もう。でもなー。どうしてああいった男対男の対決モノになると、横に女の捜査官がつくかなー。ああいうのがどうもウザいよね。恋愛絡まないなら、女である必然性ないやん!存在感もなかったし。あと、予定調和のようにトミー・リーが普通に勝って、生きてるのがありきたりでイヤだった。それまではデル・トロが簡単に捕まったり、愛人の家に逃げもしないで2階にいたりと予想を裏切ってくれていたので、よけいに……。インソムニア(全然ジャンル違うけど)みたいに、敵も主人公も○○○ほうがよかったんじゃない? 【ダブルエイチ】さん 6点(2004-01-05 19:38:54) |
8.展開は正直、地味ながら個人的には面白く見れました。 対決シーンとかも下手な銃撃シーンよりも迫力あって力入ります。 トミー・リー・ジョーンズ渋過ぎ・・デル・トロの眼光もすごかった・・ ただデル・トロ演ずるハラムが殺人に駆り立てる動機がいまひとつ見えなかったのが惜しいです。 あとやっぱりトミー・リーと行動するFBIの捜査官が女性である必然がまるで感じられなかったのもマイナスです。 【まりん】さん 7点(2004-01-04 14:23:59) |
7.《ネタバレ》 かなりかっこよくて気にいりましたが、あの姉ちゃんは必要か?はっきり言ってあの姉ちゃんがこの映画を台無しにしていると思う。あの姉ちゃんのせいで非常にチープな感じになってしまっている。いつも思うが男の映画に女はまったく出なくて良い。 【NUNO】さん 8点(2003-12-31 04:49:33) |
6.森や河辺でサバイバルするのはいいけど、トロもトミーも、もう少し気の利いたアクションが出来てたらと思う。 【亜空間】さん 7点(2003-12-28 21:15:28) |
5.山中で自らナイフを作り、肉を切り裂く壮絶な決闘が最大の見所。久々の「ランボー」もので原点に返ったアクションが嬉しい。ただ、殺人鬼になった経緯は到底納得出来るものではなく、トミー・リー・ジョーンズも動物には優しいが、部下には冷たい冷血漢だった。 【まさサイトー】さん 5点(2003-12-07 19:23:43) |
4.いや~、久しぶりに骨のある格闘を見たなー。BGMも必要最小限に抑え、徹底的に無駄なものをそぎ落としてある。CG無し、びゅんびゅん効果音をつけたカンフーも無し。派手には程遠く、ヒットしなかったのも仕方ないが、それがかえって手作りナイフでの格闘という泥臭さを際立たせる。これこそ漢の戦いだ。 |
3.トミーリーとデルトロという男臭い俳優2人のアクション、とても良かったです!派手すぎないところが逆に惹き込まれました。。確かに、トミーリーおじさまには少しハード・・かも? |
2.追う男のイメージがすっかり定着した感のあるT・L・ジョーンズと、独特の不気味な雰囲気を醸し出すB・デル・トロ。この作品はそんなひと癖もふた癖もある二人の共演が最大の見所であり、とりわけ本作でのデル・トロの凄味ある演技は特筆に価する。そしてCG全盛の今、徹底した生身のアクションにこだわる監督W・フリードキンの意気や良しだが、使い古されたシチュエーションでパターン化されて、新味に乏しいのが残念。 【ドラえもん】さん 6点(2003-11-18 11:49:53) |
1.トミー・リー・ジョーンズは、もう激しい動きのある作品は控えた方がいいかと。粗が目立つ。 【ロカホリ】さん 4点(2003-11-10 02:24:56) |