44.終わってみれば2時間ドラマで十分。「社会派」を気取ってはいるものの、永瀬の定まらないキャラと、酒井の妙な関西弁と、”感動のオチ”はいかにも「ザ・フィクション」という感じ。安っぽいね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 4点(2014-03-01 23:31:57) |
43.《ネタバレ》 犯行動機や犯人像がなかなかわからず、公害訴訟という手がかりを得たのが1時間経ったくらい。 それまで身代金を持って走っているシーンが長すぎてだれる。 アイデアは面白く、真相には『オリエント急行殺人事件』を彷彿させる部分もある。 捕まる覚悟であの主犯のキャラなら、被害者仲間を共犯にしないために最初から単独で実行すると思うが、そこが少し矛盾しているようにも思えた。 復讐される側はされて当たり前という説得力をもって描かれているので、作り手の思惑通りに犯人を応援してしまう。 渡哲也というキャスティングが最大のカモフラージュ。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2013-06-10 00:23:36) |
42.《ネタバレ》 報復は報われない。悲しいね。悪者になりきれれない人は、最後の最後で正義心が出てしまう。本当に悪い人って、その正義心すら出てこないから。 【VNTS】さん [インターネット(字幕)] 7点(2012-07-13 23:55:30) |
41.東京のど真ん中で大ロケーションを敢行した作品だと、 公開当時は、大作と銘打った宣伝を随分と目にした。 事件の流れそのものは決して悪くないし、推理物としては一応ヒネリもオチもある。 環境問題へのメッセージ性も織り込まれているのだが、なぜだか面白くない。 映像があまり良くないということもあるのだが、一番の原因はあまりにもダサイ演出。 特に終盤からラストにかけてのシーンなんて、まるでテレビのサスペンス劇場並である。 いったい、いつまでこのシーンを見せ続けられるんだ?と、かなり困惑した覚えが。 ここまでくどいと、お話の流れは完璧に止まってしまう。 結果、娯楽大作とは成り切れず、センスの悪さだけが目立った作品になってしまった。 ひと言で言えば、推理物の2時間ドラマに毛の生えたような映画。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 2点(2011-08-10 04:18:02) |
40.まったく何も印象に残っていません。ただ面白くなかったという事しか思い出せない。そしてもう一度見返そうという気や関心すら微塵も起きないそんな映画です。 【アフロ】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2009-08-31 04:32:49) |
39.犯人が分かった時びっくりしたのを覚えています 【N.Y.L.L】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2008-08-30 18:16:20) |
38.《ネタバレ》 これは面白かったですね。アイデアがよいし、映画の作りもよかったと思います。 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-18 23:46:19) |
37.《ネタバレ》 他人に恨みを持ちながら生き続けるってのもツライな。最終的には復讐しないとおさまらないだろうし。復讐の為の人生って復讐した時点で人生の区切りがつくので後は罰を受けようが刑務所入ろうがどうでもいいんだろう。日本では私刑が許されないので、こういう犯罪がイチバン厄介だけどね。見ていて中々辛かった。首都高の非難帯を身代金の受け渡し場所に指定して向かいのビルを刑事が駆け登るシーンは新幹線大爆破そっくり。あっちは高倉健が見事に奪って逃走するんだけど、こっちは思わぬ展開だった。 |
36.《ネタバレ》 今も印象に残っている作品です。大掛かりなロケには辟易しましたが、謎解きの部分から俄然惹き込まれました。津波の覚悟を抱いての所業もさることながら、津波に協力する人々の、彼の後姿に向ける自分達の思いを託した祈る様な眼差しに、罪を犯させた者達への怒りがこみ上げてきます。復讐はしても命まではとらなくていいよ、罪を犯したのだから罰を受けなさいよ、と愛した家族が夢に出てきて言ったのでしょうか。一人また一人と自首する様子は、今思い出しても胸に迫るものがあります。新米刑事の葛藤する様子に厚みを感じられなかったのが少し残念ですが、素晴らしい作品です。 |
35.サスペンスとしては十分合格点にあると思います。地味な作品だけど。 【腸炎】さん 7点(2004-06-16 12:49:07) |
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34.撮影は、日本映画界きっての名前が「冠」にできる数少ないカメラマンの一人、 木村大作。 彼は、黒澤明監督作品を始め、極寒の中での過酷な撮影で知られる『八甲田山』や 『南極物語』、オリビア・ハッセーやチャック・ノリスと言った当時のハリウッド大 スターと対等に渡りあって撮影を慣行した『復活の日』などのカメラマンで知られている。 近年の作品では、高倉健に指名を受け撮影を担当した「鉄道員(ぽっぽや)」があるが、彼の現場での影響力は監督をも上回り、撮影指導や演技指導を自らこなしたり、特異な撮影秘話が豊富なことで有名であるが、本作品では、白昼の銀座でのロケーション撮影を無許可で強行しているという裏話がある。 この作品で圧巻なのは、やはりこの銀座でのロケ。 テレビ中継され、大勢の報道陣や警察関係者に囲まれながら、犯人に指名された 人物が3億円の身代金を背負って、銀座の繁華街を犯人の指示通りに移動して行くと いうシーン。 撮影によって銀座がパニックになるであろうことから、申請しても撮影許可がおりないと睨んだ木村氏は、こっそり無許可で撮影を敢行する。 その上空にテレビ局や報道のヘリという設定で、たくさんのヘリを飛び交わせ、上空からの撮影を行うと共に、報道陣に扮した何十人ものカメラマンが、何十台ものムービー カメラを抱えてリハーサルなしの一発本番撮影を行っているのだ。 ストーリーも非常に良くできており、一大エンターテイメントに仕上がっている。 【あむ】さん 7点(2004-06-11 19:58:22) |
33.天晴れ日本映画!素直にそう思えた映画。骨太で切ないね・・・。 【ひろみつ】さん 9点(2004-06-02 23:06:19) |
32.サスペンスでは、良い方では、洋画ではもっとしょぼい作品あるからね。 【ボバン】さん 6点(2004-04-14 23:55:22) |
31.前半と後半のテンションの違いをどう取るかで、評価が分かれるんじゃないかと思います。個人的には成功の部類ではないかと。前半あれだけグイグイ引っ張られれば、後半は多少地味になっても、惰性で最後まで一気に見られますから。実際、役者陣は頑張っているし、よくできたストーリーだとも思うけれど(ありきたりかどうかは別として)、なぜか世間の印象が薄い。なぜだろう。後半、真犯人が分かっていく時、心の中で「やだやだやだ!その人が犯人じゃやだ!」とまるでだだっ子のように繰り返していましたが、やっぱり犯人でしたね。なんて切ない…。あと、個人的に酒井美紀は好きなんですが、この作品ではなんか浮いてた。それにしても、本作の冒頭を見ると「なんだ、日本も頑張ればできるじゃん!」と思ってしまいますね。東京の街を、ダイハード3のように縦横無尽に走り回るアクション映画、いつか出来ないでしょうかね。 【カシス】さん 7点(2004-03-30 15:57:14) |
30.渡哲也一人脚光を浴びている感もあったけれど、推理映画としてなかなか力を持っていて楽しめた。現金抱えて街中を奔走する例のシーンは、迫力あったけれど、あんなに派手にやらなくっても・・・。でもおかげで後半の静かな捜査シーンが引き立っていた。 【のはら】さん 7点(2004-02-08 09:22:36) |
29.あまり印象に残る映画じゃないですが、邦画としてはとても良いとおもいます。犯人には仰天しました。 |
★28.基本的にサスペンス映画の犯人がわかったためしがない。だからいつもすごい驚く。この映画もビックリ。でも『おれは知ってたよ。』ってな顔で腕組んで座ってる。そんな自分が好きで好きでたまらない。『ハハッ!また騙されちった。』って内心で思いつつ、『こんなのTVで十分だ。』ってな顔してる。アカデミー賞もんの演技。いやあ、でもこの映画は面白かった。よく街中で撮影ができたなってな驚きもあったし、ストーリー的にも良くできてる。演技は文句なし。ただちょっと地味な役者が揃ってたかな。あんま客呼べるようなキャスティングではないかもね。 【ブン】さん 7点(2003-11-27 19:31:18) (笑:1票) |
27.《ネタバレ》 渡哲也が「むぐふっ!」って血を吐くところがあるでしょ。あそこが違うなぁ、って思いました。もうみんな「どうしました!」「大丈夫ですか!」って一拍も置かずに駆け寄る、でも、実際そういう場面に遭遇したら、まずヒキますね。5秒や10秒はヒキまくり。で、ある程度結果が出た時点で、初めて「大丈夫ですか!」と。まー、日本映画って、そういうの様式化されちゃってますね。リアリズム、ってのから遠いところにある古き日本映画の姿。それがいかんとは言わないけど、あんまりそういうのばっかりだと醒めてしまうのね。ところで、ゲリラロケですよ~、凄いですよ~、っていうの、クドかったです。苦労しました、っていうの、映画本編には関係のない事ですし。映画って出来上がったモノ、スクリーンに映るモノが全てなんですから。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-11-22 23:20:14) |
26.前半より後半の方が好きだな。オチも逆に新鮮だった。 |
25.これがTVの2時間ドラマだったらホントに面白いと思えるがお金を払って見に行く映画としたらやっぱりもう少しがんばってほしい。いや、確かにヘリをばんばん飛ばし、100台ものカメラによる身代金受け渡しシーンは間違いなくTVでは味わえない迫力を出しているんですが。後半は社会派色を打ち出してはいるもののありきたりで中途半端で映画的重厚感に欠ける。だいたい全部セリフで言っちゃってるし。そう考えると、同じ誘拐モノである、かの「天国と地獄」は長屋から見上げる豪邸のワンシーンだけでも社会派色を色濃く出しているわけで、改めて感心せずにはいられない。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 5点(2003-10-27 16:08:26) |