77.息をつかせないくらいの150分でした。緊張感があり、原作者の執着がうかがえる。実話だけに鳥肌ものです。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-18 00:24:20) |
76.長さは特に気にならない。グレイスミスの事件に対する異常なのめり込みが怖かった。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-10 01:32:29) |
75.個人的にはフィンチャー監督の最高傑作だと思う。ややコケオドシ的な安っぽさがどこかにある監督だと思ってたのだが、ここまで重厚な映画を作れる力量があるとは思わなんだ。ロバート・ダウニー・Jrの演技は素晴らしく、彼をはじめ、出演者が良く時代の雰囲気を出している(衣装も良い)。俳優たちの声がみんないい。 【GO】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-16 02:41:02) |
74.《ネタバレ》 ゾディアックというブラックボックスに関わる男たちの様々な人生。グレイスミス、エイブリー、トースキー、アームストロング・・・事件に関わったことにより各々の人生がどのように変わっていくのか、そういう観点で見るとこの映画は良く出来ている。殺人シーンの緊張感はカミソリの如く鑑賞者の肌を刺激する(DVDで観るとそうでもありません)。ただ、純粋に殺人ミステリー映画としてみるならお薦めしない。 【円軌道の幅】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-30 10:38:25) |
73.《ネタバレ》 フィンチャー監督にしたら、派手さは無い。 作品のトーンもかなりシリアス。 真面目にサスペンスを描いている。 フィンチャー監督ならばと、妙にストーリー展開に期待を抱くが。。。 やはり今回は実話を基にしているといった感じ。 とはいえ、完成度は高い。 【urara】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-23 23:49:49) |
72.警察の組織のしがらみで事件解決の足かせになる案件って、未だにあるのかなぁ? 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-11 11:29:05) |
71.未解決の連続殺人事件を描いた韓国映画『殺人の追憶』が時代の闇を描いていたように『ゾディアック』もまた60年代後半から始まる(ベトナム戦争真っ只中からキング牧師とJFK暗殺から始まる)アメリカ史の闇が描かれていたのかもしれない。フィンチャーが『ベンジャミン・バトン』を撮ったことでそれは確信めいたものに変わる。物語のメインはゾディアック事件に翻弄される男たち。彼らは犯人というより「暗号」に翻弄されていたのかもしれない。そして皆が皆、人生を狂わせてゆく。法と規則から離れた存在の挿絵漫画家が最後まで異常な執着をみせてゆく。「暗号」の謎に。誰かが解かなきゃいけない。そう思い込む心理は、真実が露見しない社会の中で生きる人たちの心理なのかもしれない。しかししかし、フィンチャーは社会派ではなかった。殺しのシーンの怖さは尋常じゃない。ものすごく怖い。これがあるから長尺に耐えれた。これがあるから重さを感じた。フィンチャーがどう考えているのか知らないけれど、これがあるからアメリカの闇という壮大さは消し飛んで小さな犯罪に収束する。つまりフィルム・ノワールなのだ。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-21 15:04:58) (良:1票) |
70.《ネタバレ》 口頭で多くの名前が乱舞するため、途中から何がなんだか分からなくなりつつ鑑賞。未解決なだけあって肩透かしを食らうことも何度かありましたが、最後には監督なりのけじめをつけてくれていてよかったと思います。 【njld】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-03-13 00:33:47) |
69.実際にあった未解決の事件を描いているので結局犯人が誰だかわからないというのがややスッキリしない部分はある。自分は猟奇的な事件に興味があって期待していたのですが、想像していたのとはちがってこれは犯人を追う人々のドラマですね。そういった意味では期待を裏切られたがそれなりに面白かった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-31 23:15:35) |
68.《ネタバレ》 一言で言うと、つまらん。それは何より、人間ドラマが皆無だから。そもそも、グレイスミスの人柄がはっきりしないから、彼が夫婦生活を省みないほどに事件にのめりこんでいく理由がわからない。単に「暗号が好きだから」なのか、それともなにかの使命感なのか。さっぱりわからなかった。挙句の果てに、「真犯人はわかっていません」って、事実に基づいて客観的な真実が伝えられてしまうエンディングにびっくり。ドキュメンタリーなんだったら、最初からそう言ってくれ。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-10-13 18:00:42) |
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67.《ネタバレ》 実話に基づく作品、そしてあの「セブン」のデヴィッドフィンチャー監督とあってものすごく期待して鑑賞。ここでの評価はあまりよくないけど、私は退屈せずひきこまれて見ました。湖畔の殺人シーンがリアルすぎて、女の人の悲鳴とあの映像が忘れられない・・・ 【みゅうみゅう】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-11 18:56:57) (良:1票) |
66.《ネタバレ》 ああ、実話をもとにしているんだった。しかも未解決事件。たいていの事実は小説より奇ではないので、盛り上がりの足りなさや締りの悪さは、できるだけ事実に沿って作ろうとしたことの裏返しだと思うことにしよう。そういう意味では、色々な犯人像を推察させようとする“努力”が垣間見える。ただし、そのせいで見せたい部分が発散してしまっているような気もするのだが。どうせ解決しないのなら、もっと人間関係を見せる方に力を注いでもよかったと思う。謎解きが、まったく素材になっていないのも残念。 【mohno】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-10-02 01:58:27) |
★65.《ネタバレ》 物語性のない実話をベースにしているので、派手なアクションも、刺激的なバイオレンスシーンもありませんが、監督は観客を退屈させないように、スピードだけは絶対に落とさないように気を使っていたことがうかがえます。1つの連続殺人事件がはじまってから迷宮入りするまでの長い年月のあいだに、さえないバツイチの漫画家は再婚し、アットホームな家庭を築く。かと思えばかつての敏腕新聞記者はアル中の酔いどれになっていたりする。他愛のないエピソードだけど、なぜか退屈しない、その理由は時の流れのはやさが、ごうごうと音をたてて流れていることを、意図的に作り手が観客に実感させているからです。日時の表示も効果的でした。「時間」というものは不思議なもので、私たちは「限りある時間」を、どうしても日常生活において意識することができません。一寸の光陰軽んずべからず、まだ時間はあるさ、と思っていても私たちはあっという間に棺桶に片足を突っ込む時期が差し迫っている。この映画の主題の連続殺人事件などはメタファーに過ぎません。人は何かを解決できる、何かを成し遂げられると思って生きている、誰もが何かに対し、「いつかは~」という思いを抱いて生きているが、時間は信じられないはやさで過ぎていく、そしてあっというまにフィナーレはやってくる。そのときになってはじめて「いつかは」は永遠にやってこないことに気がつく。その瞬間、人は何を思うのか?漫画家は焦燥感で我を忘れ、刑事は悟りを開いたように諦めていた。大抵の人間の行動パターンは、焦る、諦めるという2つのパターンに分かれる。私たちが普段は気にとめない「時間」を意識するのは、いつのときも終わりが近づいてきてからのようです。殺人事件だけではなく、すべての人の人生そのものが未解決のまま終わるのです。隠喩に満ちた作品でした。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-01 20:12:43) (良:3票) |
64.おもしろかったです。リアリティのある描き方と手に汗握る展開に見応えがあって時間の長さは全然感じませんでした。どの役者もいい味を出していました。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-26 22:13:39) |
63.《ネタバレ》 フィンチャーの作品なので期待しましたが、完全に裏切られました。未解決事件ということで、ラストに向かってどう盛り上げていくのかと思いきや、そのままダラッと終わっちゃいました。暗くて重厚なトーンは相変わらずで好きですが。次回作に期待します。 同じ未解決事件ものといえば「殺人の追憶」が数段上。 【ポテサラ頂戴】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-09-05 14:56:39) |
62.過去にドラマ化されたのを見たときにイマイチだったので映画版はどうかなと思って見ていましたが、似たような感じでした。興味深い事件だったのですがスリリングさや緊張感が感じられないままラストまで行ってしまいました。かといって出演者の私生活にも興味が持てず、犯罪者の心理描写も中途半端でした。事件のサイトの方がスリリングです。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-08-25 18:06:29) |
61.《ネタバレ》 地下室のシーンはこわかった. でも長いですね. 真犯人がわからないというのはやっぱり残念というかなんと言うか. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-24 19:58:47) |
60.事実に基ずくらしい。都合のいい設定がない分、引き込まれていった。面白い。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-24 15:11:20) |
59.《ネタバレ》 長い時間を使ったにしては盛り上がりに欠け、犯人探しも中途半端に終わるというドキュメントタッチのサスペンス映画、なのかな…。う~ん、犯人と断定されないまま死んじまった被疑者が真犯人だったのよ、なんてことを言うために作ったとは思えない。かと言って、警察の捜査、特に鑑識がイマイチだったとか、こつこつと犯人を追っかけていた奴がいたことを描きたかったとも思えない。やっぱり、ドキュメンタリーとして観ろってこと? 自分には制作者のメッセージが感じられず、消化不良です。まぁ、アメリカでこんな事件があったという知識は得ました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-08-18 21:40:59) |
58.《ネタバレ》 犯人も警察もダーティハリーの映画ほどにはカッコ良くも優秀でもないってことがよくわかりました。リーは死んだけど、あの共犯者みたいな同居人みたいな人はほったらかし? 【はるこり】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-08-12 18:21:13) |