3.《ネタバレ》 毎度おなじみの、テンポの悪い日本映画と言えば確かにそうでした。
アクションのシーンはまあまあなんですが、ドラマ部分の間が長い。
原作の小説はまだ読んでません。大正の世に女のキラーガンマンは少々荒唐無稽。
いろいろ無理な設定ですが、リアリティを妨げているのは演出の方かも。
ちっとも敵の弾に当たらないヒロインからの、刺されて撃たれて重傷負い過ぎな終盤。
なんで立っていられるのか、流血の処置はしなくていいのか???な絵なのに、セリフも
間延びのやり取りが延々。さっさと海軍の敷地に入れば良いものを、感動の別れのシーン?
なんか「海猿」のアホなクライマックスの演出を思い出しました。
なんでもっと、スムーズでスマートな流れに出来ないかなあ。全ては監督の責任よね。
と言うわけで、5点か4点にしそうな勢いでしたが良い点もあるんですよね。
主役のはるかちゃんの頑張りで2点追加。大正時代のノスタルジー全開のセットにも加点。
背景の美術さんの仕事もいいが、撮影もうまくて、ハードボイルドな夜のシーンが美しい。
と言うわけで、まずまず楽しめるアクション作品でした。
気になったなのがひとつ、鈴木亮平の扱いが、あんまりです。出演5秒あったの?(笑 ギャグ?