18.《ネタバレ》 小さい頃から自分だけを見てくれる『スージー』 でも生きている人間のお友達が欲しい。 『勇気を出して、仲良くなれそうなアダム。』 『なぜか向こうから好意を寄せてくれるポリー。』 私にも友達ができるかも。 あれ、なぜ私だけを見てくれないの。私の何が気に入らないの。 やっぱり私だけを見てくれるのは、あなただけよ、『スージー』。 あなただけが本当の親友だと、やっと気付いたわ。 ああ、唯一の親友『スージー』がばらばらになっちゃった。 思い出す母の一言。 『友達ができないなら、創っちゃいなさい。』 アダムの手。ポリーの首。アンブロシアの脚。最高のお友達を創るわ。 簡単にまとめるとこんなお話。 サイコ野郎のサイコ野郎によるサイコ野郎のための物語。 MAY主観でストーリーを構成しているため、観る者はMAYへの共感を多少は覚えるかもしれません。 ですが主観が変わればこれはやはりただのサスペンスホラーであります。 アダムもポリーもメイに対して優しい人間。それに対し、自分の事しか考えていないメイ。 もちろん、彼女には間違いなく発達障害があったのでしょう。だからと言って、理不尽に人の命を奪って良い理由にはならない。 彼女に同情の余地はなく、こんな人間が精神鑑定を理由に罪が軽くなったりしたらたまりません。 不快感と後味の悪さしか残らない作品です。 とは言え、映画としては面白い。 『私を見て』という一つのテーマがぶれることはありません。破滅へのストーリーが、ガラスケースがひび割れる音とともに刻まれていくストーリーテリングは不穏で最高。 衝撃のラストは文句なし。 ただ手が動いちゃうのは、余計ですけどね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-01-20 15:14:55) |
17.これを劇場で観てしまった私は、こんなグロすぎる映画普通に公開して大丈夫なのかと、かなりの衝撃を受けたのですが、今見返すとそれほどショッキングでもなくて普通に見れちゃったから驚きだ。これ以上に衝撃的な映画を観すぎたせいだろうか。感覚が麻痺しちゃってるのだろうか…。 とにかく、メイ怖ええよ。 初めて恋した男性の、顔よりも手ばっかりジーッと見て、「綺麗な手…」とうっとり。 その目つきがヤバい。 完全に獲物を狙う目! メイちゃんの歪んだ性癖が遂に爆発する瞬間はまるで『キャリー』を思わせる。 怖いんだけど、何処か哀しい物語で、最後まで目が離せない。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-11-10 22:15:17) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 意思疎通にちょっと弊害のある子が少しづつズレていって、、ってありそうな話で、こう終わるだろうなっていうラスト。う~ん、可も不可もなく。。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-09 00:01:34) |
15.《ネタバレ》 バッドなエンドって嫌いじゃないんですが、ただ、幸薄そうな不美人が見た目そのまんまに不幸を背負い込み壊れてゆく図式って 気の毒以上の何ものでもないです とても心地よいものではない。出来れば見ないに越した事はない。多少、ブライアン・デ・パルマ監督作品のキャリーと被ってしまう部分が無きにしもあらずかなってな感じです。しかし、この監督さんって一体だれなのよ なんですと? ラッキー・マッキーさんデスか? はぁ、なんかまるで内容にそぐわない浮かれたお名前でございますね・・・ なんかへんなの・・・。 【3737】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-19 21:48:28) |
14.《ネタバレ》 DVDのジャケットは結構暗そうな雰囲気を醸し出していますが、実際に観てみると中盤までは、不思議ちゃんの恋愛奮闘記、にもなり得そうな設定や展開。 後半、ついにメイの精神が崩壊して殺戮に至りますが、殺戮方法と云い精神崩壊のタイミングと云い微妙にインパクトに欠け、実に中途半端なイメージでした。根暗ちゃんからだんだん女の子の顔になっていくメイの変化がなかなか良かったため、後半の展開がむしろ邪魔に思えてしまった何とも消化不良な作品でした。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-11 01:59:49) |
13.《ネタバレ》 根暗だったメイの顔付きが少しずつ変わっていく様が面白い。終盤にになるとさらに変り口調もすっかり別人(?)に。でも90分という短いわりに長ったらしく感じてしまい途中から飽きてしまった。殺しのシーンはSEも演出もパっとせず怖さやグロさがない。まぁそれが目玉ではないけけど、期待してただけに残念だった。ラストシーンは不思議な気分になる。どう捉えればいいのか分からなかったがせつなく複雑なラスト。ホラーなのになぜ感動してしまったんだろう・・・。 【あんどりゅ~】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-10-23 01:16:26) |
12.《ネタバレ》 友達が出来ないから、相手のいい部分だけを切り取って、最高のお友達を作ろう!っていう大胆なホラー映画。 もちろんホラーなのでそれなりの残酷描写はありますが、彼女に感情移入できると、ただの残酷描写もとても意味のあるシーンに見てとれると思います。 彼女の行動は寂しさや嫉妬心からくるものなので、観てる側としては何とも切ない気持ちになります。ラストも衝撃を受けましたが、個人的にはいいラストだったと思います。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-16 15:40:27) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 オールナイトで見ました。友だちがいない子供が人形を友だちにするというので、楳図かずおの漫画にでてくる「モクメ」を思い出しました。ただモクメは悲しいけど、この映画のともだちはグロイだけで、ちょっと。。。あと猫に八つ当たりして殺すの気分が悪かったです。飽きずに最後まで見ましたがそれ以外にも全体に不快感が残る映画でした。 【omut】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-10-29 09:03:08) |
10.《ネタバレ》 期待してみた割には微妙だった。グロいですね。メイの大事にしてた人形の箱が割れてガラスの破片だらけになるシーンはよかった。あの場面の音楽もよかったと思う。メイかわいそうです。 【CTU】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-29 20:05:46) |
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9.根暗な不思議ちゃん、ものすごく不幸なアメリみたいな主人公は憎むに憎めない。前半は主人公のメイが変人ながらも可愛かっただけに、その後の展開が痛ましくて観ていられない。恐怖よりも哀れみが勝ってしまった。 雰囲気がよく、印象的なシーンがいくつかある。オープニングや挿入される短いモノクロ映画、レズビアンの友達の首を切るところ、あと縫合に失敗した犬のエピソードも気がきいている。とくに強烈だったのが、盲目の子供たちとメイが割れたガラスのなかを這いずり回って血まみれになっていく場面。なんて残酷で美しいシーンなんだろう。メイの心を面白半分に、無神経にずたずたにしていく「普通」の人々の残酷さが上手に表現されている。 おぞましいのに、どこか美しい。そんな不思議な魅力がある作品。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-24 03:39:51) |
8.《ネタバレ》 なんだかなぁ。。。こんな子嫌いだ。友達ができないのは、納得できる女の子「メイ」。障害を乗り越えていく強さを持つ前に、自分の殻に閉じこもってしまって、最後は頭がおかしくなっただけって感じ。全然、共感できないし、どこにも切なさなんて無い。何かの縁で知り合って、理不尽な理由で殺されたくないわ。 【紅】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-06-19 23:40:32) |
7.《ネタバレ》 後味わるーい映画なんだけど、こういうの結構好きです。現代版キャリーとでもいった感じです。夜中に1人で観ると、何とも退廃的な気分になります。冒頭で出てくるハサミで目をくり抜くシーンは無かった方が良かったかなぁ。最後にいきなりの方が絶対インパクトあったと思う。 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-19 03:13:36) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 カナダでホストファミリーの女の子とその友達とみた映画です。 日本に居た時からみたいなぁとは思っていたのですが機会がなく、DVDを見つけたときは「これを見てもいい?」と思わずその子に聞いてしまいました(笑) 人間関係を上手く築くことができず、“自分のお気に入り”のパーツをあつめて自分だけの人形を作る、というとんでもない映画。 私も去年からあんまり人間関係とか上手くいってないから、彼氏に振られたり、レズ友に新しい彼女が出来たり、ずっと大切にしてた人形のケースが破損してしまったりしてるの見てすごく可哀想になった。 で、観る前に一番疑問だったのが、“お気に入り”のパーツで作った人形をどうするのか?ってこと。 まさか「どうして動かないのよ!」というとは・・・(汗)ここまでくるとメイちゃんの人間性を疑ってしまいます・・・(最初から疑えという話ですが) ストーリーは大体わかったのですが、残念だったのが、字幕がなかったため、一緒にみてた二人がセリフに笑ったりしてたところで、なんていってたのかがわからなかったこと。 あと、ネコを殺したところは思わず声を出してしまった・・・(汗 【法子】さん 6点(2005-02-15 23:02:50) (良:1票) |
5.結構良い線行ってると思う反面中途半端なんだよなぁ。 【クロエ】さん 6点(2005-02-09 00:42:45) |
4.《ネタバレ》 内容は典型的なサイコホラー。 「受け入れてもらえないなら殺してしまえ」という展開は、この手のサイコ物にはよく見られるパターンで、意外性は無い。 また、あそこまでメイが精神的に壊れていく展開にも説得力が足りない。異常人格者としての描写にも特に新鮮味やインパクトは無く、後発の作品としては少々お粗末。作品として決定的な「何か」が足りない印象。 PS.私もメイ役のアンジェラ・ベティスの演技力に敬意を表して、+1点。 【FSS】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-02-08 18:09:46) |
3.一言「ホラー」と片付けてしまうべきではない作品。表現は少しグロイけれど、単純なホラーではないですね。少女の哀しさ、淋しさがひしひしと伝わってくるアンジェラ・ベティスの演技が素晴らしい。「17歳のカルテ」やTVシリーズ「キャリー」の演技と合わせ、この手のキャラクターを演じさせたらトップクラスじゃないかと。(ちなみに少し牧瀬理穂似?) この愛の形、どこかアジア的だなぁ~。 |
2.最後に登場する完璧な「友達」はどんな臭いがするのだろう。 |
★1.いびつな作品。 キャラクター、音楽、シナリオ、、その全てがいびつで歪んでいる。
内気で怯えていたメイと、箍が外れてからのメイのギャップをアンジェラ・ベティスが見事な快演で魅せてくれる。アンジェラと言えばやはり「17歳のカルテ」。あの時も神経性無食欲症の女の子というやるせない役どころであったが、今回のやるせなさはそれに輪をかけて強烈。 そんなメイの同僚でオツムの弱いレズ女を演じるのは「ロスト・イン・トランスレーション」のアンナ・ファリス。相変わらずポルノ女優のような演技だが、もはやこれは個性と呼んでいい。
作品自体がいびつなので、いびつな役者たちがフィットしていた。 【show】さん 4点(2004-07-15 06:11:14) (良:1票) |