21.《ネタバレ》 今作は、ジャッキーが監督も務めていて(初監督)、製作も個人プロダクションでやってる、というヤツなのですね。とは言え、中身は『スネーキー』とか『ドランク』とか、この頃のその手のヤツと瓜二つ…ではあるのですケド、多少(ナンとか無理くりにでも)バリエーションを付けてやろう…みたいなモチベーションが見て取れるとゆーか、アクションにせよコミカル描写にせよ比較的風変わりなモノは随所に表れて来てるのですよね⇒言わずもがなジャッキーの女装とか(結構思ったより美人)。ただ、全体としても逆にバランスが悪いとゆーか部分的にはやり過ぎ感もあるとゆーか、大筋は結構シリアスで重めな話なのに冒頭からかなりの時間でごくバカみたいなコメディを延々やってたり、敵方のボス+手下3人はも~日本の戦隊ものの悪役みたいな出で立ちで出て来ますし、あと個人的には元々の老師(実の祖父)が途中で討ち取られちゃって⇒で唐突にその旧友とやらが出てきてそれに挿げ変わって⇒結局その流派「行意門」の奥義っちゅうのが「感情と肉体の流れを重ね合わせる」みたいな(コレも)唐突にそーいう話になってく…的なトコロについては特に強引だったな…と思ってしまいましたよね⇒じいちゃん、感情だナンだなんてそんなコト一言もゆーてなかったヤン!みたいな。 とは言え重ねて、一風変わった描写&演技(ジャッキーの)を観れるって意味では観る価値は十分かと思います。前述の女装に加えて、終盤は(結局)かなり変な闘い方でまた変なラスボスと散々闘うって羽目になるので、ソコとかもまあまあ面白く観れるかとは思うのですね。お暇なら是非。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-05-23 21:27:11) |
20.《ネタバレ》 “The Fearless Hyena(笑拳怪招)”『恐れ知らずのハイエナ(笑う拳が不思議なことを招くよ)』。制作順で行けば、翌年のヤングマスターの一作まえ。ジャッキーのカンフーシリーズ後半の作品です。ジャッキーが配給会社やロー・ウェイと、作品の方向性の違いで揉めていた時期だと考えると、タイトルに『笑』は絶対入れたかったんでしょうね。 そして私にとってはジャッキー映画デビュー作。最後まで観せてもらえたことから、土曜日(次の日学校休み)のゴールデン洋画劇場だったんだと思います。コミカルなジャッキーの表情、仕草。カンフーの不思議な動きに、一発で魅了されました。私だけでなくクラスの殆どの人にとって初ジャッキーで、学校ではジャッキーの話題でもちきりでした。 初めて観た当時、まだ子供だった私は、八本足は作中の飴細工みたく本当に8本足がある妖怪か何かで、ジャッキーは鉄の爪率いる悪の組織から八本足を守る、正義のお兄ちゃんなんだと思ってました。 ジャッキー・ブームの立役者の本作ですが、拳法のゴッコ遊びでは、笑拳はイマイチ人気が無かったようです。動きにインパクトのある酔拳や蛇拳に比べ、どう闘って良いか解らない拳法だからでしょうか?そう言えばパッケージのあの笑った構えと、泣きながら抱きついてくるカッコ悪い技くらいしか覚えてません。そもそも笑拳って何?って話ですよ。爺ちゃんや八本足が、ニヤニヤ笑ったり拗ねて抱きついたりって、ちょっと気持ち悪い。 笑拳=ジャッキーが創ったデタラメな拳法…ではなくて、洪家鐵線拳がベースだそうです。鐵線拳は、カンフー・ハッスルの、腕に鉄輪をはめたおじさんの技です。実際、鐵線拳に、腰を落として両手を広げて「アババババァ」って声を出して笑う、あの構えがありました。 前作の酔拳がウケた大きな要因に“格闘技とは思えない珍妙な動き”があったと思います。なので、2匹目のドジョウじゃないけど、鐵線拳をコミカルに大幅アレンジして、喜怒哀楽の構えという、珍妙な拳法にしたんでしょう。設定的には対鉄の爪に特化した特殊拳法ってところでしょうか? 久しぶりに観たDVDはブロードウェイ版だそうで、石丸博也さんでなく山野井仁さんでした。 でも思ったよりしっくりしてたわ~~ ハーハッ!クレイジ-マーンキー♪ 【K&K】さん [地上波(吹替)] 6点(2024-02-06 21:33:10) |
19.前半は、インチキ道場を舞台に、道場破りにやってくる面々(こんなに頻繁に道場破りが来るのか?)とコミカルな戦いを繰り広げるジャッキー。後半は、真の強敵がやってきて祖父を殺害されてしまい、ジャッキーがトレーニングの末に立ち向かう、という、まあ要するに、このテの映画に必要な一通りのモノはだいたいそろっている感じの作品ですな。 作中のかなりの時間、ジャッキーは戦っておりますが、基本的に、戦っているのやら踊っているのやらじゃれ合っているのやら。とても本気で戦っているようには見えません。が、その分、あまり大がかりにならぬ範囲で、アクションに色々と工夫を凝らしています。戦いそのものよりもトレーニングの場面にそれが出ていて、食べ物の奪い合いの場面とか、床におかれたツボの上を飛び石のように渡り歩く場面とか。 で、オフザケみたいな戦いを延々と見せられ、このまま終わったら、ジャッキー初監督作が泣くというものですが、この前半のオフザケは、クライマックスの戦いを光らせるためのものでもあるのでしょう。強敵・鉄の爪(って言ってもジャッカー電撃隊のアレではなくって、どちらかというとフリッツ・フォン・エリックに近い)との最終対決に先立ち、敵のしもべ3人組との戦い、これが見事。ここで明らかにギアチェンジされた印象です。そんでもっていよいよ、鉄の爪を相手に、ジャッキーが笑拳だか何なんだか、訳のわからない拳法を披露し、これにわざわざ付き合ってあげる鉄の爪が、とてもイイ人に見えてきたりもするけれど、見応えある一騎打ちが展開されるのでありました。 女装姿を見せたかと思えば、贅肉をトコトン削ぎ落した肉体美を見せたり、ちょっとナルシストっぽいところを感じさせたりもしますが、それにしてもこのクライマックスの貧相な背景。もう少しマシな場所でロケできなかったものかと。 【鱗歌】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-05-02 12:13:33) |
18.《ネタバレ》 立ちまくっているキャラ、シンプルなストーリー、ベタベタなギャグ、凝りまくったアクション(今観るとちょっと長いかな?)とひじょうに楽しめる1本。 筋肉ムキムキの古き良き日のジャッキーが魅力的。 ラストで傷ついた師匠を手押し車(箱車)に乗せて運ぶジャッキーに『子連れ狼』の主題歌(日本語!)がかかるのはなぜなのか? 単なるオマージュか? 【ガブ:ポッシブル】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-03-11 08:56:12) |
17.《ネタバレ》 個人的にジャッキー映画の中ではNo.1です。笑拳が一番ジャッキーチェンらしさが出てるように感じます。喜怒哀楽が拳法の型になってるというアイデアもすごい。実はこの映画当時劇場で観ました(人生初の映画)。 私をジャッキーチェンファンにした記念すべき映画です。文句なしに10点! 【金田一耕助】さん [映画館(字幕)] 10点(2014-11-03 10:02:43) |
16.《ネタバレ》 お茶らけジャッキーの喜怒哀楽拳です。女装拳のオマケ付き。 脚本:ジャッキー。監督:ジャッキー。演出:ジャッキー。 ジャッキー映画の真骨頂。 笑わせ加減とアクションシーンのバランスがちょうどよい。 そして自分から脱ぐ訳ではなく、敵の白髪ジジイにちょびっとづつ衣服剥がされ 少しづつ露わになってく彼の筋骨隆々な上半身を眺めさせていただくだけでも それはそれで大変心地よい。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-06-02 22:20:03) |
15.「酔拳」や「蛇拳」は実際に中国拳法として存在するが、 「笑拳」というのは聞いたことがない。前作よりも面白い物をという意気込みはわかるけど、 おふざけすぎだし、やりすぎ。ここまで来ると、さすがにもういいかなという感じ。 ジャッキーの魅力だけは変わらないので、普通のカンフー映画としては楽しめると思う。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-08-05 05:15:39) |
14.小さいころは大喜びで観たもんですが、今観るとどうだろう? 【H.S】さん [地上波(字幕)] 5点(2005-12-21 20:45:13) |
13.ホント元気いいわねえ。 ってコメントもどうかと思うけど。 ホホ。 でもこの時代のジャッキー流香港カンフー映画って独特の雰囲気があってけっこう好きなの、アタシ。 安心感があるっていうか。 でもこの作品ではおじいちゃんが死んじゃうのでけっこうビックリしちゃったわ。 だってこのシリーズ、いっつも死ぬ人あんまりいないじゃない? ところでジャッキーの女装、けっこうかわいかったわね。 あんなに筋肉隆々な割にほんとに女っぽかったし。 あ、アタシも「八本足のキリン」は不思議に思ったわ。 これといって説明ないまま終わるし。 誰か教えてー。 【梅桃】さん [地上波(字幕)] 6点(2004-06-17 20:19:41) |
12.受験先のホテルで・・・・「あっ、ジャッキーやってるじゃん!こりゃ見なきゃ~♪・・・・なななな、なんじゃこりゃあああああああああ!!!!!!」字幕が縦に出てます、しかも小さい、こんなの「ロードオブザリング」のエルフ語以来。本当にむっちゃ読みにくいです。ただでさえ受験で眼ぇ疲れてるのに・・・・・。ジャッキーの素晴らしさでスカッとするはずが、余計ストレスが溜まった。そんな思い出。「ロカホリ」さんのコメントはもしかしてこのことですか?どうしてこういういい映画にセンスの無いことするかなあ、字幕をつけたのは誰だか知んないけど要反省。 【かなかなしぐれ】さん 7点(2004-03-20 20:22:58) |
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11.いやあ、筋肉が凄い! あそこまで鍛えると気持ちいいだろうね。ストーリーは相変わらずのもので、敵討ちのためにパワーアップして勝つというお決まりのパターンなんですが、ほぼリアルタイムで見た当時は、なんの違和感もなく観ていたのに、今観ると、BGMがうるさい!(笑) 何かというとすぐに「クレイジーモンキー~♪」って流れるのが、かなり耳障りです(苦笑)。ところで、清朝の時代設定が好きだよね、ジャッキーの映画って。でも、弁髪にするなら、頭のてっぺん以外は剃らないといかんのよ。単にオールバックで後ろで三つ編みだと、当時の法律違反だったんじゃないかな?(笑) しっかし、相変わらず「どうでもいいような動作を、意味ありげにする」という演出が多かったね(笑)。「ただ単に家のドアから外に出てみろ」っていうのとかね。で、いつの間にかカンフーが始まって修行になっているというの(笑)。そういうのとっても好きです(笑)。ちなみにどうでもいいのですが、この映画を観た頃、ジャッキーの髪型を真似してました(笑)。 【オオカミ】さん 7点(2004-03-12 21:38:58) (笑:1票) |
10.この作品、ジャッキーの初脚本&監督による作品ですな。しかし喜怒哀楽の感情に基づく秘儀“笑拳”って所まではいいんだけど、その他の所がその前のヒット作「酔拳」&「蛇拳」とほとんど一緒ってのがちょっとなんですかねェ・・・。と言いつつもDVD買ってしまったけど(汗)。「酔拳」&「蛇拳」ともう一つ違うところを上げるとすれば、爺さんが殺されることでしょうか。たしか今までは危ういところでジャッキーが助けに入るパターンだったからね。それだけに今回の爺さんが殺されるシーンはかなりジーンと来たね。敵役”鉄の爪”もなかなかのキャラではあります。 ジャッキー脚本&監督の作品ならば、「ヤング・マスター/師弟出馬」がかなりイイ出来なので未見の方はそちらも見てほしいです。 【カズゥー柔術】さん 7点(2004-03-09 01:44:20) |
9.酔拳蛇拳笑拳天中拳龍拳拳精蛇鶴八拳ドラゴンロードヤングマスター(順不同)などなど・・・この頃のジャッキーの映画はみな好きです。あ、木人拳と鉄指拳はダメでしたw。 【ヒューマンガス】さん 8点(2004-01-23 19:07:36) |
8.○○拳シリーズでは酔拳と双璧で傑作。喜怒哀楽を表現する独自の拳法として、ジャッキーらしさ全開といった感じ。日本版のDVDは買ってはいけません。 【ロカホリ】さん 8点(2004-01-22 23:46:47) |
7.私は小学生のときこの映画を見て、「まともな足が一本しかない老人がなぜ八本足と呼ばれているのだろう、不思議だなあ」と思った。 |
【こじろう】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-12-22 22:52:51) |
★5.ジャッキー映画(若い頃)の中では、あまり印象に残っていない作品。 【ボバン】さん 4点(2003-11-28 00:04:05) |
4.アクションだけではなく,現在に続くジャッキーのコミカルな演技が楽しめる作品。今見ると流石にアラが目立つが,昔はこのモンキーシリーズが大好きで夢中になってみてた。 【北狐】さん 8点(2003-11-17 14:51:58) |
3.ジャッキー祭で蛇拳/酔拳/笑拳/龍拳/蛇鶴八拳の五本立て上映を朝からぶっ続けで見た。どれがどれだか解んないけど鉄のツメと言われれば思い出します。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-10-29 23:00:31) (笑:2票) |
2.師匠が殺されるので、酔拳よりもシリアス。鉄の爪は痛そうだった。 【たつのり】さん 6点(2003-10-25 03:14:32) |