★14.《ネタバレ》 面白かった。 テリーギリアムの世界観を、凝縮したものでした。 なかば、ヒッキ―のような、主人公が、ゲームのような仕事?、(プロジェクト:ゼロの定理の証明)に、付いている 前半の描写もよかったが、後半、仮想現実(VR)の世界で、知り合う女性に、のめりこんでいく、あたりもよかった。 最後、ブラックホールに落ちた主人公が、VRの世界で、もう一度、彼女に出会えれば、ハッピーエンドだったと 思うが・・・。 【G&G】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-09-29 13:11:31) |
13.Netflixで視聴。よかったこんなの劇場で見なくて。 半分くらいから早く終われと思いながらみていました。 不思議な世界の演出に力を入れたのはわかりますがストーリーが無いに等しい 面白いと思う部分が微塵も見つからず最低評価です。 【マントタヌキ】さん [インターネット(吹替)] 0点(2018-09-15 14:44:22) |
12.ケバケバしい戯画化された未来の管理社会を描いていながら、批判精神みたいなのはあんまり感じられず、そこに不満を感じる人もいるかも知れないけれど、むしろそれが本作の持ち味。なんか、観ててすごく寂しいんです。この世界を、主人公が受け入れてしまっていて、かつ我々も受け入れざるを得ないのが、ね。 主人公は監視されている。だけど正直、何のために監視されているのか、いやそもそも主人公が何をしているのか、よくわからない(というか、どうでもいいのかもしれない)。ただ、一方的に監視されていて、本来我々が「見る」立場であるはずの街角の広告ですら、広告の方が人を追いかけまわして、まるでこちらが「見られている」感じ。で、主人公はと言うと、ただ、VRの世界に沈み込んでいくだけ。絶望と隣り合わせの、それがささやかな幸せ。 この主人公、別にひとりぼっちという訳じゃないんですけど、それがまた妙に孤独を感じさせたりもする。 どうしようもない歯がゆさ。徒労感。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-07-14 04:54:48) |
11.《ネタバレ》 まぁなんとも独特な世界観・映像で、この監督さんらしいですね。なんだか分かったような分からないような不思議な感じ、とでも言うのでしょうか、まさにギリアムワールドですなぁ。正直あのカワイィィ彼女が出てなかったら観るのを挫折してたかも(苦笑)。えー結局のとこ、人間最後は一人ってこと?なのかな!? ん~~、ある意味、意味深なものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-11-20 11:06:43) |
10.2017.02/01 BS鑑賞。正直言って全く初めから終わりまで理解できず。若き日のピカソの絵画、ワグナーの大曲、今のクラッシク曲の現代版、モダンアートを聞いて見てる感じ。苦手だなあ。2018.06/07 2回目BS鑑賞。やっぱりマット・デイモンだった。この手のSF苦手で苦痛。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-02-01 18:30:09) |
9.《ネタバレ》 おおっと、こないだ観たばかりのビッグアイズの嫌な夫役のクリストフ・ヴァルツさんが主役でしたか。未来世界風刺が印象的でした。街中、広告映像ばっか。しかも横を歩けば追いかけてくる広告。将来的にありそー。主役の仕事がわけわからな過ぎて面白かったかな。なんか機械の前で必死に体動かして、うまくいけば、シリンダーみたいなんに入った液体を横の機械に入れる。すると目の前の機械が、いきなり開いて、普通に人の手が出てきて、新たなシリンダーを渡す。未来やのにアナログ。バカ過ぎ。ただ、ストーリーはなんとなくわかるんやけど、前半は、正直、しんどかった。もう眠くて、眠くて。色々こったギミックで楽しい映像なんだけど、物語にまったく興味がわかなくてまいった。おそらく、主役がわけわかんな過ぎて、全然共感できないのが問題かも。途中で、ベインズリーとゆう女性がセクシーな看護婦姿で登場して、よーやくエロで眠気が抜け、そこらあたりから、主役の背景とかがわかりかけてきて、物語に入り込めた感じでした。でも、テリーギリアム監督作、面白いのもあるんやけど、今回はのれなかったなー。未来世紀ブラジル系の映画は自分にはあってないのかも。 【なにわ君】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-09-23 01:11:15) |
8.《ネタバレ》 ○いかにもギリアムの世界。美術や背景に出てくるものを見るだけでも楽しめる。○色っぽいベインズリーを演じたのが「海の上のピアニスト」で美少女だった女優とは驚かされた。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-18 22:11:35) |
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7.《ネタバレ》 ギリアムの世界が好きな人には堪らない仕上がりの作品。「ブラザーズグリム」「Dr.パルナサスの鏡」と、個性的な世界観にCGアートを少しずつ取り入れてきたギリアムにとって、今作は従来の古典的美術とCGをうまく融合した作りになっている。妙に発展しすぎた世間に馴染めない主人公が、ゼロを追求するうちに愛と友情を知り、世の中と区切りをつけて終には恐れていた無に自らを投じるという展開は、抽象的ながら涙を誘う。分かりやすくしたら「12モンキーズ」になるのかもしれないけど、今作はギリアムに馴染めない人には退屈だろう。ギリアムも既に75歳、この先誰にも作れないだろう世界観の映画を1本でも多く作ってもらいたい。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-08-14 21:10:34) |
6.《ネタバレ》 ハロー、コーエン・レス、連絡です。ゼロは現在93.789%です。ゼロは100%であるべきです。ハロー、コーエン・レス、連絡です。次の解析済みデータを1時間後にアップロードしてください。不可能ならば超過時間を分単位で入力してください。ハロー、コーエン・レス、連絡です。ゼロは100%であるべきです。ハロー、コーエン・レス、連絡です。ゼロは100%で――。コンピューターが異常な発達を遂げた近未来。仕事一筋で生きてきた真面目な男、コーエン・レスは人生の意味を教えてもらうための電話を待ち続けて孤独に生きてきた。より思索に耽りたいと願うあまり、彼は会社に在宅勤務を要請する。当初は難色を示していた上司だったが、マネージメントと呼ばれる経営トップの判断により、彼はとある極秘プロジェクトを任されるのだった。そのプロジェクトとは、「ゼロの定理の証明」。家に閉じこもり、来る日も来る日もデータ解析に打ち込んでいた彼だったが、作業は遅々として進まない。会社からは次々と催促の連絡が入るものの、肝心の電話は一向に掛かってこず、次第に追い詰められていくコーエン。そんな彼の元に、怪しげな売春婦ベインズリーやマネージメントの息子ボブを名乗る青年がやってきて……。唯一無二の独創的な映像や超現実的なストーリー等々、もはや生ける伝説と言っても過言ではないカルト映画界の巨匠テリー・ギリアムの最新作は、いかにも彼らしいそんな超シュールな作品でございました。いやー、やっぱりいいですね、このギリアムにしか描き出せない摩訶不思議な世界観。『未来世紀ブラジル』や『12モンキーズ』『フィッシャー・キング』といった彼の往年の名作を髣髴とさせる唯一無二の独創的な映像に僕は久し振りに痺れてしまいました。そこに今回はベインズリーというそれまでのギリアム作品にはなかった(?)エロティシズム要素も加わって、いやはやどうして一筋縄ではいかない作品に仕上がっていて嬉しい限り。相変わらず訳の分からないストーリーなのですが、きっとそこには〝愛〟がテーマとして埋め込まれていたような気がする?!頭髪や眉毛まで剃り落としたクリストフ・ヴァルツの怪演振りもバッチリ嵌まっていてナイス!胸元ざっくりのセクシー・コスチュームで惜しげもなく色気を振りまいていたベインズリーちゃんも超キュートで大変よかったです!うん、相変わらず観る人を選ぶかなりぶっ飛んだ作品でしたけれど、僕は充分楽しめました!7点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-05-07 19:42:51) |
5.《ネタバレ》 近未来の魂のなさそうな人を描いた、魂のこもった愛すべきSF大作。「未来世紀ブラジル」で脚光を浴びたテリーギリアム、ここにきて、本当に自分の納得いく作品を仕上げた感がある。小道具まで愛すべき要素たっぷりで、じっくり観るためのDVDが欲しい。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-03-13 00:27:12) |
4.《ネタバレ》 まさにテリー・ギリアム映画。でもトゥーマッチでした。マット・デイモンがでていたのは気がつかなかったなあ。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-11 23:13:17) |
3.《ネタバレ》 カラフルなレトロフューチャー。銀河に吸い込まれる主人公。 すごく魅力的な予告編を惹かれ期待して観たのですが、う〜む、なんとも微妙。 ものすごく崇高なのか、実は空っぽなのか。正直、そんなに大した話ではないように思う。 情報技術が発達すると、逆説的に孤独が浮き彫りになるようなものがあるので、この主人公の境遇もよく分かるし、 半ば強引な女性や男が現れて恋人や友人になることで主人公の内面が開花していくわけですが、 結局はそれだけのような。ゼロのほうそく?とやらも、そんな深い意味もないような。 自分がちゃんと理解できてないだけなのか、、、。でももう一度見るという気にもならず。 特典映像で気づきましたが、本作は画面の四隅が丸くなっているのですね。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-05 15:45:04) |
2.《ネタバレ》 真面目に生きて真面目に仕事を頑張り、 ひとつのものを追い求めるあまり心を病んで扉を閉ざした人(主人公コーエン)、 その脳内世界を表現したものだと理解した。 ラスト近くの我々君のパジャマ姿は「患者」ということだろう。 だから観ている私たちにとって筋が掴めず難解なことも計算なのだ、多分。 外に出ろ!とかあなたが好き!などの言葉を拒絶して自我の中だけで暮らし、 おそらくさまざまな経験で傷ついた後に沈んだ「虚無」の渦を見つめ、 それを追い求めることを止められないその姿。 我々君は虚無を選び飛び込んで行ったのだ。 現実との決別だ。 私の心には少し悲しい物語として映った。 ブラジル以後いくつもの作品で見てきたアイテムがちりばめられ心地良く、 彼の世界はやはり現実を超越した人のなかに息づくものの投影なのだと思った。 現実と折り合いをつけずにまたこんな作品を作った監督に拍手。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-24 21:19:52) |
1.《ネタバレ》 うーん。昨今のギリアムの映画を見る限り、手放しで期待していたわけではありませんが・・・。かなり微妙な出来です。「未来世紀ブラジル」で見せた悪夢のような未来とは一変してユートピアともディストピアとも言い難い秋葉原的未来風景が現れますが、特に感銘を受ける光景でもないです。公園のバッテンマークの多い禁止事項だけはスタッフの趣味的思考が強く面白かったですが。主役コーエンが人生の意味に取り憑かれて「ゼロの証明」と引き換えに在宅勤務を得て、人生の意味を示す電話がかかってくるのを待ち続けると言う話だが、この「ゼロの証明」と言うのが結局のところ人生に意味がないと言う事の証明ではと思ったのだが違うのかしら?無意味な思索にふけっているとしか思えず、ベインズリーとのヴァーチャルな恋話にものめり込む事なく終わってしまったのが、何とも消化不良だった。消化不良であることは承知の上で観客に考える時間を与えるのがギリアム御大の目的かしらと思うが、もう少しビジュアル的な見せ場が欲しかったです。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-05-17 17:31:58) |