★122.《ネタバレ》 とても壮大なストーリー、映像の裏にある基盤がゆるゆるだったように思います。 そもそもの発端がまずアホらしい。見事にアホ王子のパリス(=オーランド・ブルーム)が他国の人妻を奪ったせいで起きた戦争をここまで仰々しく派手にしようとしてるのを観ていると なんだかストーリーに納得いかなく、ほとんど感情移入はなかったように思います。原因がつまらないので、戦争そのものもあほらしいと。 ま、オーランドのヘタレっぷりは役柄上わざとああしてたのを知ってますので別にそれはいいんですが、ありえないのは「ロード~」のオーランドをここで流用したこと。オーランドに弓を使わせてあんな活躍の仕方をさせては多くの「ロード~」シリーズを観た人達は興ざめだったのではないでしょうか。少なくともオレはその瞬間がっかりしました。製作スタッフはそんなつもりじゃなくても、あれを観た人は、いやでも壮麗に弓を射つ長髪のエルフを頭に思い浮かべてしまったのではないでしょうか。あの瞬間「トロイ」は「ロード~」の名声といわゆる豪華キャストに依存した映画に姿を変えてしまいました。 しかし作中での各キャストのセリフは素晴らしかったです!!言葉の端々に力強さが感じられ、ものすごく迫力がありました。CMで何回も流れてた"Immortality! Take it! It's yours!!"は最高でしたねもう☆あんな風にしゃべられたらオレでもその気にさせられます。演技にも言う事はなく、俳優陣には文句なかったです。 やはり結論としてはこの映画は製作者側のミスが目立った事でしょうか。視聴者としては納得のいかないストーリー、配役の中でよくぞここまでの作品に仕上げてくれたと各キャストに伝えたいです。製作スタッフの人達はもうちょっと公開前の期待に応えられるように頑張りましょう。 散々文句言った割に7点つけてますが、これはブラピを始めこの作品に全力投球で臨んでくれたキャスト達に捧げます。 【TANTO】さん 7点(2004-11-04 21:42:41) |
121.《ネタバレ》 んー?これは誰に感情移入したらよいのだろうか・・・ブラピは相変わらずカッコよいが、どんな役をしてもブラピにしか見えないところが残念。映像的にはモブシーンの見せ方が手馴れていて迫力あったが、それに比べてスタジオセット丸出しのシーンもあって、同じ古典劇の「グラディエーター」の方が光と影の扱いは上だったように思う。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2004-11-02 22:04:10) |
120.史実を忠実に描いているとは思えないが..昨今のハリウッド映画としては、結構まともかもしれない..歴史ものだが、娯楽映画として見るにはガマン出来るスレスレの作品... 【コナンが一番】さん 5点(2004-11-01 12:17:07) |
119.あれ、意外とつまらない。ヘクトルとオデュッセウスが素晴らしい。そんだけ。 【アルテマ温泉】さん 4点(2004-10-31 00:20:50) |
118.《ネタバレ》 私はギリシャ神話等の昔話はあまり詳しくないので元ネタに惑わされる事も無く 普通にこのスペクタル超大作を堪能出来ました。 あの、これでもかと出る大軍シーンでお腹一杯の上、ブラピアキレスかっこ良過ぎで釘漬けです。 トロイ王子のヘクトルもアキレスとは対照的なキャラですが実に素晴らしく映画をしっかり支えていました。 ピーター・オトゥールも良かった・・ とはいえ163分もありながらアキレスというキャラを描写しきれてないような気もします。 トロイへ向かうのは名を残す為と言いながらいまひとつ、そこの裏付けが見えてこなかったり、 トロイ突入も女の為に結果、向かうのが分かりますが、 そこに至るまでのアキレスの心理が垣間見えて来なかったので唐突に感じました (もちろん、木馬に乗るのは分かっていましたが) 結局、どういう男だったのかなんか不鮮明で惜しい・・。 で、一番の原因を作ったバカ王子は単なる我侭の軟弱クン以外、何者でもなかったです。 後半あたりでいつの間にか男をらしさを出しますが、 なんか薄っぺらく見えてムカムカしました。しかもまぁ、離れた所から無防備なアキレスに弓をピュンピュンと打ちやがって・・ せめてアキレスの腱を射抜いた後にでも兄貴同様、アキレスに正面から挑んでスパルタ王との 不甲斐ない決闘や自分の無責任な行動のせいで大戦争になった汚名を少しでもヤツが挽回出来たら、まだ納得行きました。 話の流れ上、ある程度は予測していましたがやはり腑に落ちない決着の付け方でした。 しかも大元の原因・軟弱クンは図々しく生き延びてるし・・ 色々と惜しい部分もありましたが163分を飽きさせずに見れたテンポの良さは評価したいと思います。 【まりん】さん 7点(2004-10-28 23:45:31) |
117.《ネタバレ》 事実は知らんけど、和平交渉に行って、お土産に人妻をお持ち帰りしたら、そりゃ怒るわ!その為に民は悲惨な目に遭っちゃう訳だから民は納得行かないでしょう。それとアキレスは何しにトロイまでいったわけ?女性を探しに行ったの?結局女性の為に、泣き所を突かれて死んじゃう訳だけど、どうも釈然としないね!まぁ突っ込み所は結構有るけどスケールが大きくてそれなりに面白かった。 【みんてん】さん 6点(2004-10-16 22:01:36) (笑:1票) |
116.トロイ戦争を最古の愛のための戦争と位置づける史観にいかにもなハリウッド精神を感じわくわくして観にいったが、よく考えたらその為にはスパルタ王を主役にすえなけりゃ話がカッコつかないのだった。女には手の早いトロイの王子も、それ以外はやっぱりトロいの王子だった・・・・。お後の準備がよろしいようです。 【伯抄】さん 5点(2004-10-10 00:54:34) (笑:1票) |
115.《ネタバレ》 直前に「ハルク」見てたんで、大丈夫か?エリック・バナ!って思ったんですけど、全く逆でしたね。男気溢れる良いキャラです。 最初から最後までかっこよかったです。 あと、ブラピの鍛え抜かれた肉体美も凄い。良く鍛えたもんです。アクションシーンも結構頑張ってました。 しっかーし、良かったのはここまで。オーランド。君はなんてヘタレなんだ。山崎邦正クラスにヘタレじゃないか。この戦争起こしといて、びっくりするほどのヘタレぶりじゃないか まー、原作に近い話だったんで、良いんですけど、それでもあのヘタレっぷりにはちょっと。「ヘタレ(2004)」ってタイトルでも違和感なし |
114.おもしろかったと思います。トロイ戦争がテーマのような体裁をとりながら、愛とか死とか 湿っぽい話を絡めたのは失敗だと思います。単純な英雄譚にしてくれたら、もっと高い評価をつけたと思います。 【センブリーヌ】さん 6点(2004-10-05 23:24:45) |
113.《ネタバレ》 とうとう古代ギリシャ戦士まで剣の刃を返すようになったか…と映画館でアゴ外したのでした。アップの剣技が日本流の殺陣なら、陣形の方は古代中国な感じ(いや直線的に押すだけだから、陣形もへったくれもないんだが)。記憶の彼方だけど、敵を激昂させて深入りさせ、弓を射掛けるって戦術も孫子がやってた気がする。まあヘクトルは話の流れでどんどん憎しみを買ってったわけだから、戦術じゃないんだけどね。トータル的に、恐ろしくギリシャ色に欠けた戦闘だったと思うっす。他にも「あんな大軍を養う兵糧積んでねーだろ」とか「王者アガメムノンって自ら背水の陣を引くほど間抜けじゃねーだろ」とか、確かにツッコミどころは多い。けど、難攻不落と言われたトロイの地勢には目で見てわかる説得力があって、その点で凄い迫力があった。目線より上の位置から弓隊に射掛けられたら、メチャメチャ怖いよ! 地の利を活かした火の玉攻めも怖いよ! 海まで追い落とされなくて九死に一生だよ! …等々。人物については多くの方々が書いてらっしゃいますから、特に付け加える事もありません。まー壮絶なパリスの腑抜け振りには拍手ものでしたが! あそこまで徹底されると爽快。あと最後に、トロイの木馬を映すのにロングばっかり使用してるのが残念。ちっとも巨大にみえないんですよね。馬からギリシャ兵が出てくるとこなんかも、カメラがほとんど動かない。舞台のセットみたいでチョイ興ざめでした。やっぱし煽り多用が常道じゃないんでしょうか。みんな第1には、あのシーンを見たくて金払ったんだぞ~! ●追記:レビュー見てるとラストのナレーションに文句が多いようだけど、オデッセウスに語らせるのは妥当だし、伝説の勇者がみんな死に絶えた後に、生き長らえた凡人(失礼)が話を引き取るのは歴史大作の王道でっせ。●追記2:いま外国の壁紙サイトでダイアン・クルーガーの壁紙集を見つけました。いやあ、ヘレンの素の顔があんなにアゴの張ったシガニー・ウィーバー顔だったとは…確かに劇中ではひたすらアゴ引いたポーズだったけどさ…女優さん、化けるもんだよなあ…パリス、実は気の強そうな顔立ちの女性が好きだったのな…さもありなん。 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 4点(2004-09-20 00:49:58) (良:1票) |
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112.なんだこりゃ?アキレスはむかつくし、パリスはおいしいだけだし、ヘクトルだけだよ、いいのは。 【neozeon】さん 2点(2004-09-12 14:53:38) |
111.ブラピには「グラディエーター」でラッセル・クロウが演じた将軍役のようなカリスマ性がほしかった。全体的としては大作らしく面白いんだけど、何かが物足りないかんじ。楽しみにしていたトロイの木馬はあっという間だったし。 【むーみん】さん 6点(2004-09-08 16:12:43) |
110.《ネタバレ》 豪華なセットや衣装、多数のエキストラを用いた壮大な映画です。ムキムキブラピの演ずるアキレスのいいかげんな生き方は、戦いにしか能力を発揮できないところを強調しているのでしょう。兄貴の遺体を返してほしいという王様の出陣や、船船船の海のシーンなど、あまり期待していなかっただけに、それなりに楽しめました。ただ、たった一人の女のために国をかけるだけの価値があるとしたら、もう少し姫と若王子の結びつきの強さを表現してもよかったのでは。木馬は城壁に入れるほど素晴らしい、もう少し垢抜けしたものにしてほしかった。燃やしたくなるような木馬でした(燃やせばトロイも無事だったのに)。目にコインはこの時代の習慣なのでしょうか。アキレスの鬼神のような強さと、兄貴とアキレスの戦いに5点献上。アラビアのロレンスが王様だったとはと驚かされたので、プラス1点。 【たこげるげ】さん 6点(2004-09-06 17:58:08) |
109.史上稀に見る駄作。バーマン制作ということでその時点から「超大作B級ハリウッド」を覚悟してましたが、あまりにも予想通りで逆に笑えました。TVゲームでももっとマシなCG作るぞ!と言いたくなるほどのクソっぷりと、使いまわしの多さ、単にモブの数だけで演出した戦闘の迫力、効果音に懲りすぎたらかえってゲームみたいになりましたの典型的例となるダメ派手さ、なによりもかによりも、キャスティングに大失敗、そして「イーリアス」を舐めんな!と激怒したくなるほどのご都合主義と不必要極まりない恋愛要素。見所は何一つナシです。ヤーレの音楽が凄く浮いていた。ロマン主義系音楽家にこういう映画の音楽を作らせてはいけない。フェルプスの美術は圧巻。唯一光ってましたね。ヨダレが出るほど美しかったです。エリック・バナのヘクトールとショーン・ビーンのオデュッセイアは天下一でした。特にショーン・ビーンに至っては、あれほど少ない出番であるのにも関わらず、奸智に長け洞察力鋭い、小国の王ゆえに抱く葛藤を持った人物であるオデュッセイアを見事に演じきっておりました。最後のシーンの笑顔なんか、これから迫り来る希望と不安と何らかの予兆を感じさせて見事すぎるほど見事。 【DeVante】さん 2点(2004-08-14 21:41:45) |
108.《ネタバレ》 ホメロスの叙事詩「イリアッド」を映画化したり小説化したりする時に主人公はギリシアの知将オデッセウス(ホメロスによる続編あり)だったり、トロイの武将アエネアス(ローマの詩人ヴェルギリウスによる続編あり・・・本作品中最後に一瞬登場して宝剣を受け取る)だったりで、誰が主人公でもいいのですが、本作品ではアキレウスが主人公なんですね。金髪で一見強そうではないけれどめちゃ強くて、自信と生意気さが「アマデウス」の中のモーツアルトを髣髴とさせて魅力的ですが神話性が中途半端です。アキレウスのキャラは神話的で原作でもわけがわからないのでどうでもいいんですが、本作品中ではトロイの巫女と恋に落ちるのでぶちこわしです。アキレウスは本来、筋金入りのホモで、ヘクトルに従弟を殺されて逆上し、それまで戦いの傍観者だったのにヘクトルとの対決に至るのです。パリスは本作品では世間知らずのボンボン・・・まあ、いいでしょう。トロイ戦争は、歴史では海洋民族ギリシア人が黒海沿岸貿易に進出するためにトロイへから地域の覇権を奪おうとして行ったと説明されていますが、「イリアッド」やこの映画ではこの教科書的事実には触れられていません。ホメロスは如何ともしがたい運命に翻弄される武人や王族の群像を書こうとしたようです。この戦いのそもそもの発端は、海の女神ティティスと人間の王様と結婚した際、披露宴に喧嘩の女神エリスが招待されず、女神エリスが怒って「一番美しい者へ」と文字を書いた呪いのりんごを投げ込み、臨時美人コンテストで最後に残った権力の女神ヘラ、美の女神ビーナス、知恵と勇気の女神アテナが、トロイの王子パリスのもとへ赴きそれぞれの女神は賄賂をちらつかせて金のりんごを自分のものにしようとし、結局、パリスが美の女神ビーナスが一番美しいと正直に言ったので・・・という風が吹けば桶屋がもうかる式の話なのですが、ここまで回りくどいからこそそれぞれの宿命を背負った武人たちの武勇に生きる姿が真に迫るのです。「祇園精舎の鐘の声」で始まる平家物語の武勇伝が心を捉えるのも「盛者必衰の理を表す」という哲理が背後にあるからなのです。教科書向け事実はともかく、文学作品には必須のこのような哲理が描き出されているかどうかでこの作品を評価しようと思って映画館に赴いたのですがまあ、こんなもんでしょう。 【かわまり】さん 7点(2004-08-11 07:31:50) |
107.「娯楽大作」とはまさにこの作品のこと。俳優陣も期待通りかっこよく魅せてくれたし、迫力のある映像も良かったです。オーランド・ブルーム、役柄より彼の演技がかなりまずかった、下手すぎ。 【いざ、ベガス】さん 6点(2004-07-30 13:27:40) |
106.はぁ~ものすげーお金かかってて凄いね。でも何だかな~ という映画。アキレスのキャラクター作りが完全に失敗している様に思う。彼の信念が何処にあるのかよく判らなくて、いきあたりばったりの人物に見えてしまうし、オネエチャンと恋に落ちるくだりも蛇足としか思えない。パリスの甘ちゃんぶりはあれでOKだと思うし、ヘクトルは格好良かった~! エリック・バナって、顔が横に広くてへんな顔というイメージだったけど、まぁなんてイイ男。でも主役のアキレスになんの魅力もないせいで、作品の質がガタオチしている。映像と小道具と脇役が素晴らしかっただけに、もうちょっとどうにかなんたんじゃないかと思う、悔しい映画。 【ともとも】さん 6点(2004-07-28 20:39:43) |
105.アクションのスケールはすごかったと思う。がラストサムライを見た後に見たのがいけないと思うのだが、中身はいろんな要素を詰め込みすぎて全部が中途半端だったような気がする。ヘクトルの演技がよかった。 【もりまりも】さん 6点(2004-07-17 10:31:24) |
104.ほー、はー、ふーん、と呟いている内に終わってしまいました。ナレーションで無理やりまとめてますなぁ。いや、悪くない映画で、むしろ良かったですよ。最後まで堪能したし。 しかし【名誉、栄光、国家、愛。男たちの壮大な戦いを描く大英雄叙事詩】と言われると、「え?違うでしょ?エンターテイメントでしょ?」と返したくなる。なんか安い感じがするのは、もしかして配役のせい? エリック・バナのヘクトルはよかったです。ほんと。 反対にブラピは、『アイドルが肉体を鍛えて役作り!本格派俳優を目指して頑張りました!』て感じです。頑張りは伝わってきましたが、それだけでは‥‥。微妙に役、失敗? あのイイ顔がかえってダメなのかも。かといって、誰がアキレスを演ればいいかってのはわからないですが(ごめん)。 オーランド君は、いい役もらいましたねー!いや、全然イヤミでなく本気で言ってます。 ヘタレ役、いいじゃないですか!ピッタリです!似合ってます!そして最後はヘタレが生き残る!‥そんな風に思って最後にニヤニヤ笑いが浮かんでしまうのだから、やっぱり彼も、役、失敗? 正直、エリック・バナやピーター・オトゥールたちだけだったら、格調高く行けたのかもしれないと思う。 しかし、そうしたら観客を動員できなかっただろうから仕方がないのか。 本当は格調高い大英雄叙事詩を作りたかったけど、商売を無視できず、エンターテイメント性を作品に取り入れて、結果中途半端な映画になってしまった、という所でしょうか。 でも、なかなかな映画でしたよ(こんだけケナしといて、今更ですが。)お金と力が入った大作である事は間違いありません。 しかし、トロイの木馬はバレないのが不思議なボロボロさ。あんな人数、中に入ってるわけないって!(笑) 【りりらっち】さん 7点(2004-07-16 01:08:37) |
103.「来た、観た、駆った。」急いで映画館を後にしました。ホメロスの叙事詩-シュリーマンの古代への情熱-トロイ。それに予告編であの“エーゲ海をわたるギリシャ大船団”を見せられたら、そりゃ~期待します。ところが...。アキレス、呆れました。猿の惑星をみてるみたいなブラッドビッド?のプロモーションビデオを3時間も観ました。本当に途中で帰ろうかと思いました。さらにロードオブザとカリブで見飽きたパリスと、全く魅力を感じない優柔不断なヘレン?が追い打ちをかけ、これじゃいくらアガメムノンの野心があろうがなかろうが最初から戦争のモチベーションが生まれてきません。唯一、良かったのがプリアモスの王。なんて瞳がきれいなんだろう...、後であのアラビアのロレンスだったと知りました。さすがです。(プラス1点)しかし、もうちょっと伝説の(神話的)叙事詩の世界を神々しく描けなかったものか...、大スペクタル+安っぽい恋愛の消化不良映画になっていてとても残念。(タイタニック、パールハーバーでも意識したのか??) 私の古代への情熱も、映画館でトロイの木馬の出現を待たずして鎮火してしまいました。 【杜子春】さん 3点(2004-07-15 20:15:38) |