22.《ネタバレ》 脳細胞を100%活性化したら人間なにが出来るか、という命題には「透明人間になれたら何をする?」というお決まりの妄想にもつながる面白さがあります。そこを如何に巧みに映像として表現してくれるのかというところに興味が有りましたが、その才能を使って投資で金儲けに奔走するというお話しとは、ちょっと夢がない様な気がしました。脳細胞をフルに使えることのメリットは記憶や知識の断片をすべて活用できることだとしているのは判るけど、それが投資の成功につながるとはちょっと思えないんですがね、あれじゃほとんど超能力ですよ。 スピーディな映像はハンドカメラを使ったグラグラ揺れる画を多用されるよりもずっとマシですが、脚本のボロを隠すにはこういうスタイリッシュな撮り方は有効です。ブラッドリー・クーパーを追いかけてくる謎の男なんて陰の組織が背後にあるのかと思いきや、まさかボスがあれとは肩すかしも良いとこでした。けっきょくあの新薬自体についてはほとんど説明皆無で、映画の後半は薬をめぐって三つ巴の争奪戦になっちゃいます。その挙句に“脳のシナプスが進化した”というあのオチは賛否が分かれるところでしょう。続編を撮る気は満々という印象は有りましたね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-30 11:55:40) (良:1票) |
21.《ネタバレ》 映像がミュージックビデオのような感じで楽しめる。 キーとなる薬が麻薬的な意味あい以上でも以下でも無く、 それで目指すものが権力とお金。なんだかな~。 様々な謎を解決してるわけではないので、鑑賞後にしこりは残るかも。 ラストも、脳が進化しちゃいましたというご都合主義。 デニーロは勿体無いが、彼でどうにかなる題材でもない気がする。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-06-24 18:42:39) |
20.《ネタバレ》 無能野郎が爆発的に力を得て行くあたりの高揚感は心地いい。この作品が描こうとしているのは、欠点のない人間とはどういう存在までなり得るか?という表面的な側面だったが、それ以上に見たかったことは人間とはなぜ20%しか発揮しないのか?だったような気がする。なぜなら物語のカタルシスは序盤で全て上り切っているようなものなので、物語としてみせれるのはその逆でしかない。つまりなぜ、人間は、完璧になれるのになれないのか?ということが究極的に彼自身が知る事で痛み、あるいいは気付きとなって初めて観客に真実味を持って説得力を与えると思うのだが、これではただの絵空事で終わっている。全編を通して快楽主義の能天気で、人間に対する追求心を折角追い求められる題材を基にしているのに、何を主張したい作品なのかさっぱりわからない傲慢な作品に仕上げている。もったいないと心底思う。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-23 02:30:45) |
19.《ネタバレ》 ありそうでなさそなお話を強引なスピードをもって押し付けて来られました、って感じ。でも、そこに不快感はなく、純粋に娯楽作品として楽しめるのはシンプルな表現と適度な尺のおかげかな? 細かいところを追求すればかなりの雑さ加減だけれど、「リミットレス」ってタイトルのとおりってことで許しちゃいましょう。面白かったし退屈しなかったということが、何より良作の証拠です。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-11 12:31:42) |
18.《ネタバレ》 要所要所でのリアリティの無さが作品を軽いものにしている。漫画の映画化のような感じです。ハッピーエンドが悪いというわけではないが、脳が進化したから薬飲まなくても大丈夫!ではね。。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-01-27 00:54:44) |
17.自分で殺した男の血を飲んで、九死に一生するとは、おもろいじゃあないの~ ツッコみ所もあるけど、そもそもマンガチックなストーリーということで、さほど気にならんかったよ。ただ、死なないまでも結局元の冴えない男になって終わる方が一話完結なら良かったのでは。ちなみにR.デニーロは無駄に出演作乱発し過ぎですな~ 【狂童】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-22 05:22:08) |
16.《ネタバレ》 とっても脚本が穴だらけ。特に、後半になるにしたがってストーリーが完全に破綻していくので、クライマックスが完全に盛り上がらない。あの追っ手の男、通行人を二人も殺しておいてなおかつスケート場で頬を切りつけられて血をだらだら流しているのに、周りの人間はなんで通報しないのだ、警察は何をやっておるのだ。その疑問に何も答えることなく、次の場面では平然と運転手してるし。そしてあの薬の売人、最後に注射器で例の薬を注入したのに、どうして主人公が隠し持ったスパナくらい発見できなかったの? まあ、PVみたいな画面の見せ方はそこそこ楽しめたのでこの点数。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-12-18 19:58:28) |
15.ビジュアルも良く、キレのある映像で楽しめました。最後いまいちでした。それでも最後まで気の抜けない展開でハラハラしました。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-16 21:37:44) |
14.《ネタバレ》 2012.12.11鑑賞。脳を覚醒させ、100%使うとどうなる?というナイト・ヘッド的ネタをアメリカで作るとこうなるんですね。話にアラが多すぎて、せっかくのロバート・デ・ニーロが台無しですが、覚醒時のビジュアルエフェクトは楽しめました。 【かんちゃんズッポシ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-12 01:45:05) |
13.《ネタバレ》 「人間の脳は20%ぐらいしか普段使われていなく、100%使えるような薬ができたら」という発想は面白いと思う(科学的な整合性は兎も角として)。しかし、ストーリー展開は偶然薬を手に入れたもの同士の奪い合いに始終しており、開発者とか観客は置き去りにしているのはいただけない。 脳が活性化されると身体能力も向上されるようなシーンがあるが、疑問符が付く。 ついでに言うと、エンディングで主人公が「シナプスが変化した」ようなセリフがあるが、他の服用者、死亡したり、精神障害が出たりしているのに、なぜ主人公だけがシナプスが変化し、薬を飲まなくても能力が衰えたり、死亡しなかったのかが語られておらず消化不良だ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-04 18:05:39) |
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12.いやぁ、主人公が順風満帆の成功人生を送るのを見るのはいつでも楽しいものです。順序追って成功していく過程はまるで島耕作・・・?(読んだことないので適当。)特に大どんでん返しがあるわけではないのでサスペンスとしては弱いかもしれませんが、全体的にスピード感があり、なかなか楽しめます。ただなぜかHangoverと似ているような・・・。というかもはやこの人が出てる映画でFucked upな状況になるとHangoverにしか見えないという現状です。シリアスさが薄れちゃうような・・・。でもデニーロが出ているのでプラマイ0ですかね?ただ麻薬を勧める結果になりうるような気がしないでもないので中高生とは見ない方が良いのかもしれません。 【ronronvideo】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2012-09-02 01:11:53) |
11.《ネタバレ》 薬の力で超人的な能力を獲得した男の話だけど、これほどの能力がありながら金と権力に行き着くというのがくだらない。 序盤、小説を書き上げて、女を手に入れるくらいまではまだ許せた。 この小説はきっと全米を泣かせるくらいの大ベストセラーになるだろうし、他の多くのスーパーヒーローも女を手に入れる。 でも、私利私欲に力を使うのはそれくらいにして、もう少し有意義な活用法を考えられなかったのだろうか? 交通事故を予見できるなら、何故それを未然に防ごうとしないのか? 正直言って、政治家なんて薬のスーパーパワーに頼ってまでなるようなもんじゃないと思える。 薬を服用した人物の中でいちばん賢かったのは、薬を注射することを思い付いた金貸しの男だと思う。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-08-10 18:23:12) |
10.《ネタバレ》 ●過去に見たり聞いたりした情報が結びついていき、眠っていた脳が目覚めていく過程が、あったようでなかった表現で面白かった。●映像に工夫があり、飽きさせない努力に拍手!●喧嘩のシーンにクスリとした。●ツッコミを・・・1.あれ?ボディーガードどこいった?2.どいつもこいつもみんなのび太か!頭悪すぎ。3.ヤバそうな客を乗せてタクシー走るか?それもNYでぜ。4.この薬を開発した人間はそうとう天才なはずなのに、どうしてこの薬を服用してさらなる完璧な薬を開発しなかったのだろう?5.だいたいこれだけの薬を、ヤクの売人だった奴が簡単に盗めちゃうのが不思議。以上ツッコミでした。ただこの映画の良い点は、鑑賞した後に、自分ならあーするだろうなこーするだろうなって、考えを巡らせて楽しませてくれるところ。最高のネタ・ムービーです!!ちなみに自分なら、車のワイパーに代わるものを開発して特許を取って、それだけで一生遊んで暮らす。政治や医学関係はなんか怖いからパス! |
9.《ネタバレ》 なかなか面白かった。テンポよく話が進み過ぎて付いていけなくなったところもあったが、最後まで一気に観れます。これはスーパーマンになれる薬の話で、薬を利用して金を儲けるより、薬の研究をして、副作用を改善、永久に自分だけ服用出来るようにすることが成功するための方法だと判る。こんな薬があったら飲んでみたいと思うだろうか? 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-07 23:25:43) |
8.《ネタバレ》 NZT48… アイドルグループではなく、いかにも怪しい薬の名前。スランプ中の作家エディ・モーラがやけくそで飲んで覚醒。どんよりしていた目の前が明るくなり、冴えに冴える。頭の中は整理され、論理的に思考できるし、古い記憶まで蘇る。映像の面では文字が降ってくる演出とか凄く良かった。副作用と薬を狙う勢力によってスリリングな展開もあり、面白かったのだが、最後、上手くいきすぎなのは複雑。夢の薬、夢の話、これで諸手を挙げて喜べるほど主人公を好きになっちゃいない…。あえてポルトガルやイギリスの話を出したのは布石だったのか。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-02 00:04:20) (良:1票) |
7.かなり満足できたサスペンス映画でした。魔法のアイテムを手に入れて浮かれていたら後で大変なことになったというのび太チックな物語なのですが、本作の監督と脚本家は基本設定がとにかく雑であることをきちんと認識していたようで (財界の大物が欲しがるアイテムをなぜ街のチンピラが持っている?そして、なぜそれを主人公に飲ませた?etc…)、設定を深掘りせず主人公のサバイバルに物語の焦点を絞っています。この戦略が吉と出ていて、90分の勢いあるサスペンス映画としては年に数本出会えるかどうかというレベルの面白さとなっています。特殊な設定のおかげで先読みの難しい物語に仕上がっているのですが、同時にこの設定のアラを観客に見透かされる前にさっさと話を終わらせているのです(これ以上設定をいじくっていれば、映画は空中分解していたことでしょう)。観終わった後から振り返れば、主人公が執筆した小説、今カノと元カノ、主人公の殺人容疑等、投げっぱなしのネタがいくつも見つかるのですが、スピーディな語り口のおかげで観ている間は特に気になりません。ブラッドリー・クーパーの飄々とした個性も設定のアラを隠すことに貢献しており、これは映画化の勝利だと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-06-17 03:13:59) (良:1票) |
6.薬を飲むと脳の能力を100%発揮できるというアイデアはいいものの、結局はその薬の奪い合い。その奪い合いに緊張感がなく、目新しさがないまま終わってしまったのが残念。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-16 20:30:42) |
★5.いや~脚本が上手い! 後半の展開は、まったく読めませんでした..ラストがまた、鮮やかでしたね~ 大風呂敷広げるだけ広げて、どうせ包み込めないんだろうな~って思ったら..あんなことになるなんて..単純に観るには、もってこいの作品です!.. 【コナンが一番】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-06-12 10:37:42) |
4.薬物中毒の映画かあ。脳の未知の部分の覚醒とはいっても、この映画で表現されている可能性の拡大の事例は少し納得がいかない部分も多くて。もうちょっと深みがあればSFとしても面白さがでたかもしれないが。演出も少し、監督が狙いすぎている部分が多くて客側はひいてしまうんじゃないかな。デニーロの演技は申し分なかっただけに、残念な作品。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-05-20 12:17:39) |
3.面白いテーマだと思い序盤は引き込まれたが何となく尻窄み。何はともあれ、リンディが可愛い!! 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-03-16 23:24:03) (良:1票) |