105.この映画におけるエイズに対する考え方は古いものなので(現在でもああいう偏見や差別は多少あるかもしれないが)見ていて少し違和感があった。しかし作品としてはまとまっていたのですんなりと画面に集中できた。 【ゆきむら】さん 7点(2005-03-10 10:08:18) |
104.単純なハリウッド映画でありながら、数あるエイズ映画の中でも、必見の1つになっている。当時のエイズを巡る状況が、映像化しやすい環境にあったということもあるだろうが、変なお涙頂戴物にしない俳優の演技も賞賛されるべきなのだろう。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-01-09 19:16:10) |
103.《ネタバレ》 重い・・・とても重い、ずしっとくる内容。日本じゃまだまだ認知度が低かったころのHIV感染者の話でハンクスの演技は圧巻。楽しい話では無いのでもう見たいとは思いませんが実際あったであろう(今でも少なからずあるんだろう)感染者への差別意識やハンクスだけでなくデンゼル・ワシントンのうまさ、更にアメリカを象徴するシンガーの一人でもあるBスプリングスティーンの主題歌・・などなどすべてが見事に融合し、すべてが当時のアメリカの社会問題にぴったりはまった逸作ですね。売れる前のバンデラスがハンクスの恋人役で出ているのをだいぶ後になって知って驚きました。 【MK】さん 8点(2004-12-05 13:13:47) |
102.なんというかゲイに走るわけでもない、エイズに固執するわけでもない、法廷でガンガン争うわけでもないという少し物足りなさも感じるが別に嫌悪感も感じない優等生的な”まとまった”映画だと思いました。ただデンゼル・ワシントンの演技は光っています(トムも)。助演男優賞ノミネートぐらいはされてもいいのではと思えるぐらいいいですね。あと同じ時期に制作された「運命の瞬間」って作品もエイズという病気を映像で知る上では大変いい作品だと思いますので宣伝ですがぜひ。 【tetsu78】さん 7点(2004-09-10 19:36:13) |
101.良くもなく悪くもなくといったところでしょうか。トムもデンゼルも大好きなのでちょっと期待しすぎたのかもしれません。トムの演技はよかった。 【未歩】さん 7点(2004-08-30 10:24:22) |
100.羊でオスカーを受賞し、ついに認められたジョナサン・デミ。 しかしその後のこの作品を見て、フツーの映画を撮る監督になってしまったんじゃないだろうかとちょっとガクっとなったのが正直な気持ちです。 舞台がフィラデルフィアであるというのがポイントなのかな。内容に対してはこれといって納得いかないというのはないです。何ヶ月もかけて減量し、この役に挑んだトム・ハンクスの役者魂はすごいです。しかし演じたアンディはあんまり魅力的ではなかったです。 トム・ハンクスのアンディとデンゼル・ワシントン演じる弁護士、この中心人物である二人より、彼らの家族がステキで印象深い。 ところでハリウッド進出間もない頃で当時は気にならなかったアントニオ・バンデラス、「この人にもこんな時代がありました」ってとこですね、かなりウケます。 ラストの子どもたちのフィルム、ここでは泣かされました。そこに流れる音楽も最高。ジョナサン・デミの作品は音楽センスがいいです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-08-18 17:22:48) |
99.エイズという病気に罹るとシミができるということを始めて知った。 【はりマン】さん 5点(2004-08-17 23:11:14) |
98.《ネタバレ》 映画の登場人物・・誰も悪くないんですよね。。 エイズ患者も同性愛者を嫌う弁護士もエイズ患者を解雇した会社も。。 私もそれぞれの立場だったらきっと彼らと同じ行動をとると思う。。 だから感情移入が難しい映画だった。。 だけど私が最終的にベケット氏の勝利を願ったのはトムハンクスの演技以外のなにものでもない。。 |
97.トム・ハンクスの映画はどれも最高!ほんとに良い俳優さんだと思います。 |
★96.重苦しい作品です..トム・ハンクスの激やせした迫真の演技には圧倒されます! 題材が題材だけに日本人の私には想像を超えた世界でした..ゲイやエイズがこれほど身近だとは..アメリカって違った意味で凄い... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-07-13 12:29:36) |
|
95.トム・ハンクスに圧倒。本当に感染患者なんじゃないかと思うくらい、えらく迫力があった。オスカーも当然ですね。印象に残ったシーンは図書館のシーン。親切と思って言ったおじさんの一言が、余計に人を傷つける。なんともやりきれない気持ちになった・・・。デンゼル・ワシントンの行動は勇気あるものでした。「人間の尊厳」という言葉が、見てる間中ずっと頭を駆け巡ってた。人の映画の見方やその映画に対する考え方は様々で、万人に「10点満点の名作」と呼ばれる映画はこの世に存在しないと思います。ある人は怒り、ある人は感動の涙を流す。同じ映画で笑ったという人だっているはず。それはこのサイトの各レビューでも明らかだし、決して悪いことではない。むしろそれだからたくさんのジャンルの映画が存在し、楽しんで選ぶことが出来る。しかしこの映画で何も感じない人は、きっと人間に対する愛情が、浅い気がする。 |
94.《ネタバレ》 ある意味この作品からトム・ハンクスの実力が証明されたのではないでしょうか?エイズにおかされ衰弱して行く様子を見事に演じています。彼の作品の中では1.2を争う作品ではないかと思います?それにもましてすばらしいのが弁護士役のデンゼル・ワシントンです。エイズにおかされたベケットを最初遠ざけていたが、最後はベケットの為に裁判で勝利を勝ち取り、病院に駆けつけた時はかなりグッときました。冒頭に流れるブルース・スプリングスティーンの曲が印象に残っています。 【みんてん】さん 9点(2004-06-06 14:00:16) |
93.トム・ハンクスの演技は良かったですがあまり印象に残る作品ではなかった。 【ギニュー】さん 6点(2004-05-17 23:30:41) |
92.《ネタバレ》 人間は初めて会った人にでも一瞬にして優劣をつけ何かしらの差別をする生き物、なのだそうです。そうすることで自分を保つと言う所があるらしい。 この映画、主人公はゲイ・エイズにより差別・偏見を受ける事になります。それまでどんなに優秀な弁護士であろうと、周りの人は知ったこっちゃ~ありません。特に上司なんぞ難癖つけてクビにすり始末。しかし主人公は不当な解雇に向けて立ち向かうのですが・・・。もし自分にこういう事があったら立つ向かうことが出来るか?知人に同じような人がいたら主人公の家族のように温かく見守る事が出来るか? 色々考えさせられました。 輸血でも感染はOKでゲイはダメ。これは感染していない方からの精一杯の譲歩なのでしょうね。 派手なシーンはない映画ですがとても面白かったです。 トム・ハンクスってやっぱ上手いですねぇ~。 【あずき】さん 8点(2004-05-06 07:00:50) |
91.《ネタバレ》 床に倒れる――トム・ハンクスのただそれだけの動作に「名演」を見せつけられた。さすがにハリウッドの底力はすごい。 図書館で司書に「個室のほうがいいでしょう?」と親切ごかしの差別を受け、「あなたはそのほうがいいのか?」と切り返すセリフ、シナリオも光った。 ホモセクシュアルそしてエイズという重いテーマをステレオタイプに訴えるのではなく、映画という娯楽性を十二分に踏まえたうえで、観客に考えさせる。演出、脚本、俳優たちの演技、すべてが高いレベルで結実。これを名作といわずして何を名作というのか、と思わずにはいられない。 【delft-Q】さん 9点(2004-05-05 11:33:57) |
90.《ネタバレ》 トム・ハンクス死後に流れる幼少時代のビデオで泣けました。でもバンデラスのボブカットはキツい。 |
89.もし自分の身の回りに同性愛者やエイズの人がいたら。もし自分自身がそういう立場であったら。そのようなことを深く考えさせられた作品でした。 【ぺん】さん 6点(2004-05-03 03:37:01) |
88.社会における差別や偏見を取り除くことが、いかに困難であるかを痛感しました。頭では判っていても、生理的に受け付けられないものは誰にでもあります。法に反するからといって、自分の常識に反して行動しなければいけない場合には、逆にそのことで苦痛を味わいます。単純にどちらが悪いとは言えない問題です。「自由」とか「平等」といった美しい言葉を実現するためには、多くの犠牲や苦痛を覚悟しなければならないのかもしれません。法律と自分の感覚との間で苦悩するミラー弁護士の気持ちが理解できます。ブルース・スプリングスティーンとニール・ヤングの音楽も映画にマッチして最高です。 【パセリセージ】さん 8点(2004-04-13 19:27:15) |
87.《ネタバレ》 ホモもエイズも身近でないけど、デンゼル・ワシントン演じる黒人弁護士がリアル。偏見や保身、普通の人が当然抱く感情を、ストレートに雄弁に、代弁してくれている。対するアンディも弁護士という立場から、自分のその劣勢な面を、自ら積極的に、弁護してゆける立場(法廷では死期迫りそれどころではなくなってしまったが)。メッセージ色を重視しすぎて出来すぎなシナリオとも思うが、そうとは思わせないジョナサン・デミの叙情的な演出が感動を誘う。リアリティを求めるならちょっと物足りないが、デンゼルの演技に尽きた。 【ちゃか】さん 6点(2004-04-10 17:58:12) |
86.《ネタバレ》 同性愛、エイズといったシリアスな内容で、とても考えさせられる映画でした。途中見ていてアンディの顔色の悪さが痛々しかった・・・。もし私の身近にアンディみたいな人がいたらどのような態度を取るのだろう・・やはり無意識にも避けてしまうのだろうか。最後のホームビデオの映像と、そこでかかってる曲の歌詞、かなり泣けました。同じ一人の人間なのに同性愛者というだけで白い目で見られる。たまたま愛した人が同性というだけで。さらに未だ不治の病であるエイズによる早すぎる死。悲しくて胸が詰まる映画だったけど、いい映画でした。 【ぴかちゅー】さん 8点(2004-04-09 05:40:37) |