167.《ネタバレ》 なんで1に最低点をつけたのかがよくわからないのですが、
この2はつまらないだろうと諦めていたにもかかわらずよかった。
たぶん真面目にかっこつけたギャグが受け入れなかったんだろうなぁ・・
どうもかっこつけ映画は合わないみたいだ。
というかたぶん1は固かったのではないかな?
この2は同じ決めポーズでもバカに徹してて、
違和感はあまりなかった。
ギクシャクしたところもないし余裕さえ感じました。
スピルバーグが制作したバカ映画だと1はひいたけれど、
2はああスピルバーグの世界かなぁとなんとなく安心感。
徹底的にファンタジーの世界である。
街も古くさくて近代的な車との違和感はまるでバック・トゥ・ザ・フューチャー2。
かぐや姫のエピソードを全体にちりばめて、
コメディの毒やわかりにくいギャグは控えめにしてわかりやすい。
世界観は80年代のアンブリン映画そのものであり、
スピルバーグというよりは「グレムリン」のジョー・ダンテ作品。
そこが私には観やすかったのかもしれませんね。
そしてウィル・スミスも(年とらないなぁ)1のキザさが薄れ自然だし、
トミーリー・ジョーンズも目に哀愁を漂わせ(年とったなぁ)好感。
実は最近の某缶コーヒーのCMでこの作品を観たくなったというのもある(苦笑)
3は作らないのか~と今頃思うんですが、
作っちゃうともうワンパターン映画になるのは決まってるし・・
もうひとつこの映画を選んだ理由は、
「マトリックス」シリーズを最近観て、
エージェント・スミスのいでたちから思い出したんですよね。
そうか、葬式スーツというのかコレは・・
ちなみにあと気に入ったのがバグ犬ですね。
どうも1でも犬は気に入ってて犬には期待していました。
はっきりいってブサイクな犬ですがかわいいです。