78.北野映画の中でも目立たず、人も死なず、ヤクザらしいいヤクザも出てこない、だが間違えなく北野作品と言える。 子供のキャスティングが絶妙で、このロードムービーに どこか切ないリアリティを与えている。 音楽が心に残り、どこかでそれを聴くたびに、エンディングが 甦る。全体に漂う幸福感が、希望を与えてくれた。 【レザボア犬】さん 8点(2003-12-09 01:50:26) |
77.これは青春の一ページ、私にとって思い出の映画です。 大阪の一部の地域の人にしか分からないと思いますが、私は此花という私立の高校に自転車で通学していました。 その日は多分金曜日だったと思います、自称映画通の友人O君が誘ったのがこの映画でした。 学校帰りに見ようと言うので賛同して、フェスティバルゲートへ行ったら休館、そのまま大阪プロレスでも見てりゃ良いのに、難波までいこうなんてわけ分からないことを言う始末、その上映画代しか持っておらずポップコーンを奢らされ、だれだれモードで見たこの映画が実に今の心境とマッチしていました。 多分北野もこんな気分で撮ったんじゃね~のかな~って思いました 【はまち】さん 0点(2003-12-05 22:41:12) (良:2票) |
76.豊橋ぃ?豊橋っ!!ウチのおばあちゃんちの畑が写ってるんじゃん!?ここは、小さい頃、一人で行った初めての「旅行先」。この地名が全国区でスクリーンデビューしたってだけで、んもうあの子のアタマ撫で撫でしたくなっちゃったよ。あ、映画のほうは至って普通に良い感じ。豊橋に点数献上。 【中山家】さん 7点(2003-12-05 07:04:39) |
75.《ネタバレ》 北野武主演にしてはあまり恐くない映画でした。むしろほのぼの路線でよかったです。笑えるし。子供がお母さんのとこに行ったのは泣けるシーンでした。 【スマイル】さん 7点(2003-12-02 22:09:23) |
74.《ネタバレ》 この映画、久石譲の音楽を聞いているだけで感動させられてしまいそう。それにしてもたけしは「ばかやろう」って何度この映画で言ったんでしょうか?最初の頃の「ばかやろう」は子どもを突っぱねたような感じしかしなかったけど、最後の「菊次郎だ、ばかやろう」って言葉にはすごく暖かいものを感じます。僕はそこに感動しちゃいました。 |
73.「ビートたけし」の弟子達への愛情が悪い方向に転んだ作品。なぜ彼は「北野武」に徹しきれないのだろうか? 不細工な男の子(失礼・・・)を主役に据え、外見ではないキャラクターへの愛情を喚起するなど素晴らしい感性を持っているのだから、本気で「北野武」が「ビートたけし」を抑えた作品を観たいと望む。しかし、これはは無理な話なのだろうか? 【恭人】さん 3点(2003-11-23 22:37:44) |
72.作為的な映像、というのを歓迎しちゃう私なのですが、何故かこの人のはダメ。もう見てて恥かしいです。あの回るホイールからの映像とか、夢のシーンとか、「やめて~」って感じ。なんか、北野監督のスタイルとして確立されてるものじゃなくて、「こんな事してみたらいいでしょ?上手く見えるでしょ?」みたいな感じでやっているような気がしてしまって、あざとさばかり感じてしまう私なのでした。カメラぶんぶん振り回してガタガタ言わしてる方が、らしくていいと思うんですけどねぇ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 3点(2003-11-22 22:00:25) (良:1票) |
71.良い映画ですね。笑えるし音楽も良いし心温まる映画です。言い過ぎかもしれないけど名作です。 【ピニョン】さん 8点(2003-11-18 05:27:47) |
★70.ほのぼのしているとは思わなかった。自分の子ども時代を思い出して,「おとな」人種の不可解さを追体験した感じ。まぁ,この作品に登場するおとなは特殊かもしれないけど。。。そのあたり「上手いな~」と感心した。天晴れ,北野武! 【ロウル】さん 7点(2003-11-12 15:38:09) |
69.前作『HANA-BI』で1等賞をとった後、そのテレかくしみたいにこんな愛すべき小品を撮る北野武。つくづく、憎めないヒトだなあ。母親に捨てられた少年が、世間からドロップアウトしたアウトサイダーな男たちとの「夏休み」を過ごすことで、癒される。同時に、ダメ男の極道者”菊次郎”もまた確実に癒されている…。この、自分の優しさをテレ隠しのギャグと粗暴な振る舞いでしか表現しようとしないキタノ・タケシという男が、ほとんどはじめて「素顔」を見せた本作。その繊細さとナイーブさ、天衣無縫のようで実は知的に構成された映像ともども、キタノ映画の本質(エッセンス)を知る上でも重要な作品と言えましょう。特に、井出らっきょう(絶品!)らと一緒に繰り広げられる後半の(これも北野武作品のトレードマークである)「遊び」のシーンは、出演者と一緒に笑いころげながら、このまま永遠に続いてほしいと思わずにいられない幸福感に満ちている。この天才の他の傑作群に劣らない、本当に素晴らしい映画であります。 【やましんの巻】さん 8点(2003-11-04 11:52:11) (良:3票) |
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68.普通に笑ってました。オヤジ顔の子供、なかなかイイ味出てます。ラストは、夏の終わりって感じで切ない。あと、場面ごとに絵日記みたいに区切られてる所は面白いですね。 |
67.最初はすごく良かったのに、最後からたけし軍団のコントみたいになった。ベネチアかカンヌかは知らないが、井手らっきょの裸のシーンをお偉いさん方が見たとなると日本のイメージが悪くなるんじゃないか? |
66.寝そうになったけど、少しいいところもあった。その程度。 【レンジ】さん 5点(2003-10-04 18:56:32) |
65.《ネタバレ》 一見”まさお”くんが中心のようで、実は菊次郎が”天使”くんと触れ合ううちに心洗われ、救われていく話と見ました。粗暴な菊次郎が、ラストではホントに、いいヤツです。天使は前作HANA-BIでもたびたび暗示されますが、ついに救済はなかったのと対照的です。余談ですが、父はいない、母は遠くで働き、ばあちゃんと二人暮しという設定は、北野監督の親友である島田洋七さんの実話からきているようです。子役もどこか洋七に似ていますしね。 【S.A.G.A】さん 7点(2003-09-29 07:05:14) |
64.《ネタバレ》 笑えるところが多いのはいいんだけど、いつものたけしの口調そのまんまだし、軍団も出てるし、バラエティ番組を見ているような気もたまにしました。キャンプのシーンではくどいところがたくさんあったし。でも、最後に子供がたけしに名前を聞くシーンがすごくいいので、それだけでも満足しています。今も思い出しては「いいなぁ・・・」と感動してます。それに久石譲の音楽はやっぱりいいです。 【きょうか】さん 7点(2003-09-21 23:19:18) |
【ロカホリ】さん 6点(2003-09-12 20:58:36) |
62.子供の目から見た大人の夏休み映画ってとこでしょうか。出てくるダメな大人達のだらしなさやいいかげんさが、妙に心地よく、昔は近所にこんなオッサンいたなあって思い出させてくれるノスタルジックな映画。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2003-08-24 11:19:51) |
61.お話はとりあえずつまらない。さらにタケシジョークがつまらない。もっと言うと後半の井出の脱ぎには痛々しさえ感じる。だけど多少なりとも評価できるのは本人が楽しんで撮っているが故の気楽で楽しそうな雰囲気が全キャストに滲み出ているからでしょうかリラックス感があります。不愉快にはならないし、ノスタルジストなら楽しめるのかもしれません。 【ぽぽ.net】さん 4点(2003-08-14 02:14:49) (良:1票) |
60.笑って泣ける「1本200円 2本500円」ってカンジの映画です。(どんなカンジだ) 【ゆうろう】さん 10点(2003-08-14 01:59:01) (笑:4票) |
59.自己満足的で苦笑するしかできないギャグ。過去の名作映画の面白かったシーンをつなげたような、それでいてオマージュにもリスペクトにもなっていないエピソードの数々。ありがちだけど、感動させることも、つまらなくすることもできる主題なんですが、この映画の場合は嘘っぽくて、少しも切なさを感じられなかった。これがロードムービーだとしたら今まで見た中でもっとも退屈でした。 【omut】さん [映画館(字幕)] 1点(2003-08-14 01:49:55) |