123.独特な雰囲気がイイね。不思議な感じの作品でした。物語が進むにつれ二人の女性がだんだんと魅力的になっていきました。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-20 22:18:57) |
122.この映画は、あの太ったおばさんを主人公に据えた時点で、外見の偏見に挑戦したものだったのではないでしょうか。 基本的にセピア色は好きですが、舞台が砂漠だということで、その色を自然に表現することができまていました。 しかしあの夕日の色彩には驚きました。 中国の巨匠チャン・イーモウも脱帽して裸足で逃げ出すほどに鮮やかな赤色です。 バグダットカフェだからこその色彩であり、これが色のある映画だと言われる所以ではないでしょうか。 その砂漠に帰る所がない者たちが集まってくる。監督は、これでもかと思えるくらいに、しけた連中を登場させて、最後には彼らを魅力的な人物へと変えていきます。黒人女はイライラ、太った女はノソノソ。そういう外見からくる偏見は、感情移入していくうちに気にならなくなっていきます。これをETの法則といいます。 美的感覚に優れ、想像力を養うにはもってこいの映画だとは思いますが、基本的には退屈な映画だと思って欲しいです。 考えることが好きな人、名作映画が好きな人にはお勧めします。 娯楽性はありませんが文学的な映画です。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-01 10:12:38) |
121.《ネタバレ》 好きな人はものすごーく好きみたい。 このおばさんはさあ、自分からは行かないんだよ。 自分に好意を持ってくれる人が近づいてくると、必要最低限の接触をして、さらにこちらに対する興味をあおるようにしむけるんだよ。これってなんだと思う?「ルールズ」まんまだよ。 「あなたを愛する人だけを愛しなさい」って書いてあったよ。高級テクなのさ。 王の七つの森さん、そうですよね、異国の映画を見る時は、宗教抜きにはありえませんよね。日本が特殊なんですものね。そういう意味で、シャマランに対して「神様」問題に言及する方がいないのが(もしかしてすでにいるかもしれないが)不満な私です。 【パブロン中毒】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-25 01:44:49) |
120.おお、これがあの有名なバグダットカフェかい、とワクワクしながら入ってみたんですが・・・途中まで良かったんだけどなぁ、終盤やりすぎちゃってる感じがして残念~。 【ジマイマ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-30 13:13:32) |
119.ふわふわと浮遊しているようなつかみ所のない不思議な映画です。オープニングのコーリング・ユーからバッハの平均率クラビーア、ブレンダ・ブレンダ等、音楽のすばらしさが映画を牽引しているようにも思えます。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-25 14:50:03) |
118.さりげなく、包み込むような優しい映画です。独特の映像も印象的。砂漠の乾いた黄色い空気、響く「コーリング・ユー」、小さなエピソードのひとつひとつが心に染みます。あまりに浸りすぎてしまう為、鑑賞後は現実との折り合いをつけるのが大変。疲れてしまった時、時間を見つけてゆっくり観ます。オアシスのような映画。名作。 【タマクロ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-28 14:27:32) |
117.前に一度観たことがあったのだけど改めて観てみるとものすごいことに気づいた。”ピンクフラミング”がいたよ・・・。それも3羽もいたよ・・・。ってことはこのジャスミンは”ディバイン”へのオマージュだったのですな。ようやく読めましたでごわす。 【tetsu78】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-23 00:39:55) |
116.最初の30分ほどは退屈すぎて死にそうになったが、人々の動きが出てきてからはなかなか良かった。テーマソングも素晴らしい。しかし、ヒロインの人選はもう少し考えた方が、ロマンティック度が増したと思うけど。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-05-05 23:40:05) |
115.原題「Out of Rosenheim」のRosenheimは、南ドイツの都市名ですが、直訳すれば「バラの里」。だから、原題は「楽園を離れて」くらいの意味なのでしょうか。、、、、、自然豊かなドイツを離れて、砂漠の真ん中にやってくるジャスミンと、楽園を追放され、また神を見失った我々(西欧人)、そして夫(=父=神)を失ったブレンダが重なります。(もしかしたらジャスミンは、神との媒介でマリアを象徴させる存在でもあるのかもしれません)、、、ということで、神の存在しない、殺伐とした日常をどうやって生きていったらよいのか、というのがこの映画の底にある意図なのでしょう。そう考えないと、四隅を黒くした双眼鏡からの映像をどうして入れ込むのかがわかりにくい。夫(=神)は遠くから見ているということだと思います。、、、、また、手品(マジック)をやるのは、超越的なもので殺伐とした日常を活性化させるという含意で、ブーメランは、戻ってきてほしいものをそこに込めるということなのだと思いました。そして主題歌のフレーズ、I am calling youのyouとは神に対する呼びかけに響きます。(別に神でなく、夢、恋、若さなど、失ってしまった貴重なものと考えてもよいと思います)、、、、そう考えて見ていると、砂漠、行き交うトラックという殺伐とした景色の中に、ふと神々しく超越的なものの存在を感じることができるようにも思います。そしてそこで暮らす人々、その心のつながりの暖かさが心に染みる。、、、荒涼とした私たちの日常に何か潤いが、、、、、。「パリ・テキサス」とどちらが好みかというのも、興味深い比較ですね。、、、映像の美しさ、音楽という点では「パリ・テキサス」もいいですが、描かれている世界という点では、圧倒的にこちらの映画の方が私は好きです。 【王の七つの森】さん 9点(2005-03-28 11:17:51) (良:1票) |
114.人は見かけや雰囲気では決められないんだなって思いました。人の心の描写もすばらしいが風景の写し方もとってもいい。 BGMと砂漠の風景がすごくマッチして時がゆっくり静かに流れるようでよかったです。 【ノス】さん 7点(2005-03-14 15:58:04) |
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113.《ネタバレ》 私的にツボにハマってしまい、途中あたりからとにかく可笑しかった..主人公ジャスミンが説明書を見ながら初めてマジックをするシーンや部屋で子供をあやすのに指先でマジックをしているところ..完全に“ツボ”でしたね~ 少し残念だったのは、マジックショーがだんだん大げさになり、悪ノリしすぎてたところ..そこそこ店が繁盛している程度の方がリアルで良かったのに..それとダメ亭主がいつ活躍するのかと期待してたら、最後まで絡んでこなかった..主題歌はさすがにイイ感じでした... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-02-25 12:21:04) |
112.色と音楽が良いと聞いて、色と音楽で評価される映画とはどんなのだろうと思って借りてみました。 音楽CALLING YOU 良かったです。はじめはあまりなんとも思わなかったのに、だんだん効いてくるって感じでしょうか。色も、確かにきれいでした。空とか土とか、黄色っぽい埃っぽい感じが今でも焼きついています。 ただ、ストーリー的にはちょっとゆるいので7点かな。 みんなで歌うシーンが好きです♪ 【ckeru】さん 7点(2005-02-01 13:57:34) |
111.素晴らしく映像がキレイな「世界の車窓から」を見てるよう。テンポが恐ろしくノロい。それにストーリーがあるんだか無いんだか、さっぱりわからない。手品セットは、どうやって手に入れたのか不明です。でも別に再見して確認しようとも思わない。『バグダッド・カフェの風景』のみの評価です。 |
110.大好きです、この映画。見ている間次は何が起こるんだろう?と終始わくわくしっぱなしでした。大学の図書館の中にある自主学習センターで英語教材として見たのですが、DVDを借りる時に受付のアメリカ人の先生が“This is a very good movie!”とおっしゃってくれたので、もうその時からわくわくw見始めたらなんて綺麗な映像&音楽なのだろうとうっとりしました。ドイツ人のおばちゃん可愛いわー。本当癒し系です。かたやブレンダ、ちょっとイライラさせるわー。でもこの正反対の2人がいいドラマを繰り出すんですよね~。こういう雰囲気の映画最高に好きです。ストーリーもキャストも音楽も映像も全部好き。あのピアノ青年の音色ががらっと変わるシーンとか、ブレンダが笑うシーンとか、ブーメランのシーンとか本当好きなんですけどー。すいません、好きとしか言えなくて・・・!でも本当素晴らしかったです!DVD購入を検討します◎ 【未歩】さん 9点(2004-12-04 10:35:37) (良:1票) |
109.ポスターカラーで描いたような色と風景が好き。 【mimi】さん 8点(2004-11-01 01:05:55) |
108.色が好い。縹渺たる自然を感じさせます。カラフルに鮮やかなのではなく、夕方なら赤一色で染まる空と黒い人の形。あの真っ赤な暮れの中、ブーメランを飛ばすシーンが一番好きです。主人公のおばさんも、周りの人たちの中で浮きもせず同化もせず、面白いポジションでした。客観的に見ている感じが好き。 |
107.いまだにこの映画のよさがわかりません。 日本でも随分評価が高いのはわかるのですが・・・・・・。 「面白い」という人に聞くと、答えは「何かいい」ばかり。 う~ん。「何か」とは何か? 【やぶ】さん 2点(2004-10-11 20:18:37) |
【ヒロヒロ】さん 5点(2004-08-18 22:50:00) |
105.偉大なる画家・コックス氏よ、あんたは超一流のエンターテイナーだ。あんたのやったことは、他のどのマジックよりも鮮やかで衝撃的だった。度肝抜かれたました。まっ、ええもん見してもらいましたわ((笑))げふっ。 【はざま職人】さん 8点(2004-08-12 22:30:28) |
★104.不思議な映画でした。舞台はアメリカでしたよね。でもどこの国かわからないような風景といつもイライラしているCCH・パウンダー。埃っぽくカラカラと乾いた感じがいい。全体的に気だるい雰囲気なのに眠くならないのが不思議。主題歌「コーリング・ユー」も気だるいメロディーだけど聴いているとすごーくいい気分に。今もどこかで耳にすると黄色っぽい色彩とタンクが浮かびます。ドイツ人旅行者の太ったおばさんといい、私にとっては癒し映画です。あの店のコーヒーを飲み「これは茶色の水よ」というセリフがなぜかいちばん印象に残ってます。 【envy】さん 7点(2004-07-07 22:31:39) |