19.パッケージの雰囲気から子供向け映画かな?と勝手に想像していて鑑賞が遅くなりました。改めてパッケージ裏をよく確認してみると出演陣がやたら大物揃いなのに驚きます。本作は家族ドラマの仮面をかぶったサスペンスで、予想していたよりずっと素晴らしい映画でした。(後に夫婦役の二人が実際に結婚したことを考えると、コテコテのラブストーリーともいえます) 今や当前の凝った脚本で、オチが二段落としになっています。ネタバレするので色々書けませんが、やはり小さい子供の親御さんでしたらかなり感情移入できると思います。(独身の方でも綺麗な奥さん(レイチェル・ワイズ)とかわいい子供たち(本当の姉妹)のおかげで十分に感情移入できます) 幽霊モノかと思えば犯罪の匂いがするし、犯罪モノかと思えば違うかもしれないというストーリーの曖昧さが秀逸で、ご近所の主婦アン・パターソン(ナオミ・ワッツ)が出てきてますます話がミスリードさせられます。結果的には二段目のネタがちと陳腐でしたが、全体的には怖さの中にラブリーな雰囲気がプンプンしていてなかなか素敵な香りがする良作でした。 考えようによっては誰の身にも起こりうる非常に恐ろしい事件ともいえます。男としてウィル・エイテンテン(ダニエル・クレイグ)のように行動できるのか?と妙に考え込んでしまいました。とにかく絶対にネタバレせずに見ていただきたい映画です。久々のヒット! 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-02-01 15:49:54) (良:2票) |
18.《ネタバレ》 かねがね展開が予想が出来る映画でした。一度目の種明かし、まあそうだろう、という想定の範囲内。二度目の種明かしで、そんな理由かよ、と肩すかしを食らうのがほぼすべての人の感想だと思います。ただ最後の最後で家族の絆を強調した場面では思わずほろり。そこで持ち直したのでこの点数。とはいえすぐ見たことを忘れそうな映画でもあります。 【kirie】さん [地上波(吹替)] 5点(2015-01-28 00:34:14) |
17.単なるホラーかと思ったら、実は「ミステリー」の方だったのは意外。 結果的に楽しめました。でもそんなに深い物語ではないですけど。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2015-01-26 23:11:04) |
16.予備知識全くなしで鑑賞しました。最初は単なるホラーかと思い、見るのをやめようかと思いましたが最後まで観て良かった!あんなに美人の奥さんとかわいい子供達を殺されれば、おかしくなるのもわかります。終盤もうまくまとまっていて、ハッピーエンドではないけれど、ホッとさせられました。でも、幻想でも家族と過ごしている方が幸せだったかも。 【モリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-10 22:31:41) |
★15.《ネタバレ》 本編中、いちばんのドンデンのとこは素直にびっくりしましたーやられたー ソコいくんだーて感じです。 そこからお向かいさんとか警官とかウィルが遭遇する人たちの不自然さに納得できるんですよ。その割に真相が明かされるとこにインパクトなかったのが少々残念ではあります。 殆ど予備知識ナシで観たんで面白かったです、観終わった時はなんだかホッとしました。 レイチェル・ワイズにナオミ・ワッツと女優が豪華ですね、娘役の子役も可愛らしいです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-27 15:23:49) |
14.《ネタバレ》 (ネタバレしています。未見の方はご注意願います)“デザイナーズ物件”や“オンリーワン”といった魔法の言葉に彩られた壮大な「悪ふざけ」を、南国ピーナッツこと松崎しげるのナレーションに乗せてお送りする某人気TVプログラム…とは全く関係ない(当たり前だ!)本作。ダニエル・クレイグやナオミ・ワッツといった芝居上手な豪華キャストがお届けする、テクニカルホラーサスペンスです。オチには素直に驚かされましたが、意外と設定は穴だらけだったと思います。例えば嘱託殺人でターゲットの顔を事前確認しないなんて嘘くさいですし、敵と味方が揉み合っているのに発砲するなんてあり得ません。言わば本命ギミックを成立させる為の無理強いギミック。しかしながら、“妻子殺し”のインパクトが強烈過ぎて、粗が目立たないのです。コレはコレで優れた手法かと。痛ましくて、切なくて、胸が苦しくて仕方ありませんでした。主人公と同じ娘を持つ父親として、彼に感情移入するのは辛い作業でした。ずっと夢の中だとしても、幸せな日々を味わえるなら、それもいいかもと本気で思いました。でも、妻と子にとっては二重に不幸な事なんですよね。未練を能動的に断ち切った主人公は立派でした。 【目隠シスト】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-04-03 19:24:03) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 予備情報を持たずに観れば、どこに向かう映画なのか途中までまったくわからないタイプの映画です。 映画の冒頭でなぜか「子供の親権」についてのPC画面が強調されているシーンがあり、これは伏線なんだろうなぁ、とは思っていたのですが、実際にその伏線がからむ頃にはそんなシーンがあったのをすっかり忘れてました。 最後はちょっと感動的な家族愛で締める映画で、そのシーンは悪くない…というかかなりいいんですが、映画全体としては非常にこじんまりとしたたたずまいで、映画というよりテレビドラマ的な印象なんですよね。 ナオミワッツもレイチェルワイズも美人です。でも一番美人なのはクロエ役のレイチェルフォックスです、うん。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-28 01:10:51) |
12.《ネタバレ》 途中のどんでん返し的なポイントまではわりと楽しめたのですが、主人公が自分を取り戻していく過程からビューティフル・マインドのような感動を期待してしまいましたが、そうではなくだいぶサスペンスよりの作品でしたね。その肝心のサスペンスの部分が・犯人が家を間違えて押し入ってしまう・死の間際とはいえ妻があんなにデタラメに撃ちまくる・主人公と犯人があれだけ揉み合っていて犯人の痕跡も足跡も残ってあるハズなのに、第三者ではなく主人公が犯人という線になっている警察の無能っぷりなど、さすがに不運な要素が三つ重なってしまうとストーリーに強引さを感じてしまい自分にはハマりませんでした。自分を見失ってたハズのダニエル・クレイグが筋肉ムキムキのままだったり、小汚かった頭が風呂に入った後きちんと散髪されてる状態なのには笑ってしまいました。顔しか見えないのですが家族の写真に写ってる犬は柴犬でしょうかね?ガガ様効果でしょうか。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-01-22 16:55:02) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 出版社を円満退職し、新たに手に入れた郊外のマイハウスで、かけがえのない家族と共に幸せを満喫しながら執筆活動にいそしむウィル・エイテンテン氏(変な名前!)。しかしそこは過去に、気の狂った父親による一家惨殺事件が起きたいわく付きの物件だった。精神病院を退院した犯人と思しき謎の人物によって、エイテンテン氏のそんな幸せな家庭は音を立てて瓦解してゆく。最初はよくあるドメスティックスリラーなんだろーなと思って観ていたら、中盤、あっと驚くどんでん返しが待ち受けておりました。最近、ほんとにこの手の設定の映画が多いけれど、今回もやっぱり見事に騙されちゃいました。びっくり!冒頭の幸せ家族描写がクドイくらいに延々と続いた訳もそれで納得(あと変な名前のこともね)。それにしても、なんて切なくて哀しいお話なんでしょー。最後、燃え上がる〝ドリームハウス〟のなかに飛び込んで、所詮は〇〇に過ぎない家族なのにそれでも別れを告げざるを得なかったダニエル・クレイグの哀切な表情がいつまでも忘れられない。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-11-04 23:08:26) (良:1票) |
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10.最初はそんなに期待していなかったのですが、感動しました。号泣しちゃいました。最高です。 【新しい生物】さん [DVD(吹替)] 10点(2013-10-28 19:44:18) |
9.《ネタバレ》 実質1時間20分余りの作品の中に、2度のどんでん返しとホラー性とヒューマンドラマ性を盛り込んだ充実した作品。 正直、冒頭から何やら伏線を感じさせる演出に気付いたのですが、なかなか確信に至れない。非常に考え尽くされた演出です。怪しいんだけれど断言出来ない。この手の「設定」はすっかり「ありがち」になっちゃいましたけれど、これは久々の秀作です。1度目のどんでん返しがあまりにあっさり早い段階で起きるから、この後どうやって描いていくのかと不安を感じましたけどそんな心配は無用でした。 それと、監督の力量もさることながら、ここはキャスティングの妙もかなりのウェイトを占めていますね。ダニエル・クレイグとレイチェル・ワイズ、そしてナオミ・ワッツ(正直、彼女が出ていたからレンタル屋でこの作品をチョイス)。それぞれの役柄を演じ切っていて素晴らしい。もし、無名の俳優さんでキャスティングしていたら、随分と印象は変わっていて、凡庸なB級ホラーになっていたかもしれません。 ホラーかヒューマンドラマか?これは文句なし、家族愛を描いたヒューマンドラマですね。観終わった後、「ドリームハウス」というタイトルが涙を誘います。 ちなみに蛇足ですが、ラスト近くで唯一レイチェルが起こす物理的現象。これは「あり」でしょうね。 (追記) 約10年ぶりにアマプラで再見。当初はナオミ・ワッツ観たさにレンタルして来たものの、観始めたら完璧に作品世界に取り込まれてしまった本作。今回改めて観ても矢張り良い!脚本もキャスティングも文句なし!解りやすいミステリー、程良いホラーテイスト、そしてオチを知っていても尚且つ得られる感動。当初はナオミ・ワッツ様への敬意を表して8点献上という大盤振る舞いのつもりでしたが、改めて良作との印象を深めたので1点加算させていただきます。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-10-20 06:59:28) (良:2票) |
【にしきの】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-09-01 07:21:53) |
7.《ネタバレ》 『惑星ソラリス』見てるような、ちょっと鬱な気分もありましたが、ラストの炎の中の別れが結構グッと胸がつまるような良い出来でした。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-08-07 19:46:30) |
6.《ネタバレ》 ホラーと聞いて迷ったが、D・クレイグ主演なのでレンタル。ホラーではなかったね。ストーリーはよくあるヤツだが、その後の展開が良かった。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-12 02:27:03) |
5.《ネタバレ》 この手の作品は、どうしても「どんでん返し」の意外な結末を期待してしまいます。 しかし、前半と後半で2度の種明かしがあるものの、あまりインパクトは感じませんでした。 理由としては、まず、近年どこかで見たような展開のため、この手の流れに免疫ができてしまっていたこと。 それから、ネタばらし前のヒントの仕掛けが早すぎて、オチの察しがついてしまったこと。 奇妙なオカルト物でかたづけられなかったことが救いです。 【午の若丸】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-05-04 22:42:07) |
4.《ネタバレ》 そんな悲しい事実を抱えていたとは…ダニエル・クレイグさん疑ってゴメンなさい。炎のエンディングも物悲しい感じで、ハッピーエンドとは言い難かったです。 【dy2cyr】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-04-30 10:38:41) |
3.あんなにも悲しい事が起これば、おかしくなってしまうのも頷ける。ダニエルは、オールバックになったとたん、めっちゃかっこよくなってました。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-13 21:59:56) |
2.《ネタバレ》 幸せな家族を監視するなにやら怪しい男。こいつは一体。例の殺人鬼か!?という展開で始まるので、中盤のどんでん返しには素直におったまげました。そしてなにより、それまでのかっこいいパパの顔から一人の病気人の顔になるダニエル・クレイグの演技にも脱帽。オーラが全然変わっていて、凄く演技派な人なんだと再認識致しました。それで自分が犯人だということで苦悩する展開が続き、いや実は自分は殺していない。犯人は~という流れになっていくわけですが、このへんの意外性は乏しい。一番最初の段階から「あ、こいつ怪しいな」てキャラでしたからね、あの人。でも途中の急展開、そしてラストの、燃え盛る家の中での感動的な別れは凄く良かった。嫁さんと子ども達は、日本で言うところの成仏という形になったのでしょうな。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-03 23:30:46) |
1.ヒーローを演じつつもどこか邪まさを匂わせるダニエル・クレイグの キャラクターイメージが次第に活きてくる作劇の転換が サスペンスを呼び込んで面白い。 夜の窓外に蠢く人影より何より、主人公の変貌ぶりにインパクトがある。 家の映画としても、二階に続く階段、地下への階段がそれぞれドラマの舞台に 組み込む配慮が為されていて如才ない。 ラストの業火の中、レイチェル・ワイズとのやり取りが感動的で、 温かい余韻を残す。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2012-12-30 00:29:56) |