9.たしかにオチが意外といえば意外ですが、すべての登場人物のキャラが立っていないので、「で?」という感じ。ドロドロな人間関係とか、こいつもこいつも怪しいとか、もっと思わせぶりにしてほしかった。あまりの陳腐さに「アガサ・クリスティー」もきっと驚いていることでしょう。ただし、いつごろの時代設定なのか知りませんが、出てくるクルマはいずれもカッコよかった。というか見るべきものはクルマぐらいしかなかったかなと。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2022-11-23 02:05:42) |
8.こういう「ちょっと変な人たちが集まった不気味な大家族」系のものって、しっかりキャスティングして各キャラの個性を際立たせていないと、ただ集まっただけの設定のための設定になってしまうんですよね。で、これもやっぱりそのまんまでした。家族側と探偵側の双方がしょぼくて、互いに収縮しています。サスペンスないしミステリーとしても平坦で、日本のかつての2時間ドラマでもこれより上の作品はいくらでもあったと思いますが。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2022-11-15 21:26:53) |
7.《ネタバレ》 探偵が無能過ぎて後味の悪い結末になってしまう酷い作品でした。 気になるのは、何故日記を燃やしてしまわなかったのかという点。 まあ、燃やしたら真相が明らかにならないので、作品として成り立たないのは理解できるけど。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 3点(2021-11-03 22:36:25) |
6.《ネタバレ》 なんという華のない探偵さんか。いやほとんど仕事してないし。 どなたかも書いてらっしゃいますが、たぶん顔も記憶に残りません。 犯人の目星も途中から付きました。 そしてエンドの仕方、、、1970年代以前の映画かと。 全体的に2時間サスペンステレビドラマのような、、、。 そんな映画でしたが、見どころはやはりグレン・クローズでしょう。 あと個人的にはソフィア役のステファニー・マティーニとのはじめまして、とっても綺麗。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2021-02-11 20:48:01) |
5.アガサ・クリスティの「ア」の字も知らない、 ミステリー初心者ですが割と楽しめました。 (ちなみに最後まで見事にミスリードに騙され続けました) ミステリー物も推理小説も嗜まないので、割と新鮮で楽しかったです。 愛憎が渦巻く人間ドラマの映画としては悪くないかな、と。 推理モノ熟練者の方には物足りないのかもしれませんね。 ただ、推理や謎解きがほぼゼロだったり、 主人公(探偵)の仕事しなさぶりとか、終幕の展開とか、 気になる点は他のレビュワーの通りだと思います。 妖艶な雰囲気だとか空気感とか映像は良かったし、 個人的には「損はしてないかな」の6点で。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-25 22:51:21) |
4.探偵がただのジゴロだった…。 大富豪の豪邸で家長が殺されて、犯人はその家族の中に居て、遺産を巡る争いが巻き起こって、そこへ颯爽と現れた探偵が鮮やかに事件を解決する。そんな内容を期待していましたよ。アガサクリスティだし。 ところがどっこい! 謎解き要素はほぼ皆無だし、探偵は捜査よりも色恋に夢中。家を抜け出して富豪の娘さんと恋に落ちたりするんですね。しかも、家の中に居る女達から次々に色仕掛けされたりして、イケメンなもんだからさあ大変。というグダグダした内容だった。 しかも、この探偵結局何もしてないまま結末を迎えるんですね。その幕引きがあまりにも雑なもので、( ゚д゚)ポカーンとしてしまいましたよ。余韻も何もないままTHE ENDって…。 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 1点(2020-02-07 19:43:25) |
3.《ネタバレ》 アガサ・クリスティ原作で送る、とある大富豪一家の年老いた家長殺害事件の真相を巡るクラシカルなミステリー。原作のことは全然知りませんが、とにかくストーリーが分かりづらくて仕方ない映画でしたね、これ。登場人物がたくさん出てくるんですが、彼らの血縁関係が非常にこんぐらがってて物凄く分かりづらい!これが小説だときっと相関関係図みたいなのが付いていて分かりやすく整理されてるんでしょうが、これは映画なのでそこらへんもっと配慮してほしかったところ。肝心のことの真相も分かってみればそれほど驚きもなく、後味悪いラストとも相俟って、率直な感想を述べさせてもらうと「なんか面白くない映画観たなぁ」って感じでした。すんません、3点で。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 3点(2020-01-24 02:33:35) |
★2.《ネタバレ》 大好きなクリスティ原作の映画化、当然期待は高いです。 富豪が殺されその財産を巡る一族の愛憎と探偵といういつものパターンなんですけどね。 ジェレミー・アイアンズの息子、マックス・アイアンズは初めて見ました。 彼が要の探偵役なんですが、経験不足というかぎこちないんですよね、演技が。 それとハンサムなんだけど華がない、一回見たら忘れない俳優じゃないんですよね。 つまり主役を張れる俳優とは言い難いと思いました。
なんといいますか、ミステリー映画の体を成してないと感じます、海外2時間サスペンスドラマみたい。 流れは悪いし、これといってドキドキ、ワクワクするような演出もなし。 もう最初から「ひょっとして犯人て・・・」と予感してしまうセリフが早いうちに出てくるし、 2人目の犠牲者が出たとこで確信しちゃったわよ、観てるこっちを惑わすような演出がほしいところです。 いちばん犯人ぽいといったら風貌からしてグレン・クローズで、だからこの人は絶対違うと観る前からわかっちゃうのもちょっと残念かな。 犯人と殺人の経緯、動機を関係者全員の前でじっくり明かしていく探偵さんというシーンもなく、あっけないラストで余韻に浸ることもなく終わってしまいました。 まさに「年に一度あるかないかのはずれ映画」でした、期待があったからよけいにそう思うんですけどね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2019-10-31 12:55:23) (良:1票) |
1.魅力のカケラも無い一族の罵り合いがひたすら続くだけ。謎解きの妙が無い。居ても居なくても良いキャラだったお目当てテレンス・スタンプ。父親ジェレミーには遠く及ばない青臭いマックス・アイアンズ。極めつけが犯人及び犯行動機及びエンディングで「はぁ? 何なんそれ?」アガサ・クリスティが語る「自身の最高傑作」に「本当にそう思ってるのか」問い詰めたい気分。広報戦略にひっかかった感満載の作品。 |