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78.2人の間に「愛してる」という言葉がないが、お互いが愛し合ってるのを分かりきってるかのように観ていてとても幸せそうなのが微笑ましかった。旦那さんを失うのが怖いから今のままでいたい気持ち分からなくはない。でも、旦那さんがずっと座っているだけじゃ食っていけないのでは?いくら幸せといえどもねぇ。。ちょっと現実的な考えだったり。 【アンナ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-18 20:16:18) |
77.奥さんの決断も理解できないが、だんなさんが働かないで座っているだけというのもまた理解できない。働け働け。あるいはあんな夫だから奥さんは何かしら自殺に追い込まれていたのかも知れない。理解できないゆえの切ない深みがある。 |
【ベルガー】さん 5点(2004-11-30 15:07:55) (笑:1票) |
75.大人のファンタジーなのでしょうね。実際ありえないけど自分の心の中にもこんな感情あるし。 おかしくて悲しくて泣けてしまいます。音楽もすばらしい。 【かじちゃんパパ】さん 9点(2004-09-06 12:56:25) |
74.《ネタバレ》 彼女の決断をはじめ、さっぱりわかりませんでした。前半はとても官能的で、フンフンあるあるぅ、と期待。店を訪れるお客さんたちにもそうそう、と納得。しかし肝心のお二人さんを全然理解できませんでした。仕事場を何と心得る!!と思わず怒ってしまった。これは理容師を愛する男のファンタジー?夢妄想?彼女が心の病気?それだったらわかるけど。生活感を全く出さず、寝室で愛し合うシーンさえないってことは、髪結いでいる彼女を愛する、ということでしょうかねぇ。やっぱりわからん。 【かーすけ】さん 4点(2004-08-16 18:07:44) |
★73.この作品と「仕立て屋の恋」「タンゴ」と三作、立て続けに見た記憶があります。まず「髪結いの亭主」という邦題がいいですね。オープニングはなかなかよかったです。期待感を持たせてくれる。毛糸の水着っていうのが印象深い。シカシカチクチクしてウールが素肌に触るのが大の苦手な私には信じられない水着です。しかしですね、幸せの絶頂のままで死にたいというのはちょっと理解できないし、あのクネクネ踊りも見ているこっちが恥ずかしかったです。この当時のおふらんす映画は特に男女の愛をなにか観念的に描いているものが多かったように思う。パトリス・ルコントは秀才なのかな? 【envy】さん 4点(2004-08-14 19:38:14) |
72.ルコントの作品の中では1番好きです。 理想の女を追い求め、手に入れた主人公ですが、 相手は幻想の中にいるのではなく、もちろん生身の女。 それに気付く前に相手が死んでしまった主人公はある意味 幸せなのか、それとも幻想を捨てても生身の女と向き合えた 方が幸せなのか。 音楽と映像がぴったりと合った傑作だと思います。(ビデオ) 【なみこ】さん 8点(2004-08-14 15:11:03) |
71.今までルコント作品は「橋の上の娘」をTVで観ただけだったのですが、あまり観た事のないタイプの作品で素直に楽しめました。「観る」というより「味わう」、いやむしろ「酔う」作品でしたね。マイケル・ナイマンの音楽がすごくマッチしてたし、官能寓話、とでもいうのかな、こういうの。あんまし現実的に考えないで、それこそ「鶴の恩返し」とかを読むように見た方が楽しめる気がします。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-06-07 16:36:14) |
【PAD】さん 7点(2004-06-04 21:16:08) |
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69.幸せなまま死にたいって、せこいけど気持ち分かるなぁ。この奥さん美人だけど、実は養子を連れてきた奥さんのほうが個人的に好みだったりして、まぁあんまり話に没頭できるような映画じゃなかったっちゅうことで…。このユーモアセンスは悪くないと思うけどね。 【ぷりんぐるしゅ】さん 5点(2004-05-31 03:03:46) |
68.《ネタバレ》 性に目覚めた頃の心を持ったまま大人になった男が夢をかなえるフェティッシュなファンタジー。床屋や歯医者で美しい女性にかまってもらう至福の喜びは男なら誰でも身に覚えがあるはず。ラストの亭主は、多分奥さんに出会った時からずっと夢の中で生きていたので、いつも通りの生活に戻ったということだろう。それだけに余計切ない。 【ラーション】さん 9点(2004-04-23 00:59:33) |
67.なぜ彼女は自殺したのか? 養老院にいる元床屋の主人の語る老人たちの話、床屋に来た客が話す「死」の話、去っていく客の背中が丸くなった、「年をとったのさ」「人生って嫌ね」。この上なく愛してくれているがだんだん年老いてくる自分を同じように愛してくれるだろうかと不安になったのか。それとも多くの人が言ってるように老いる前に幸せのまま死にたかったのか、、、また残された亭主が「妻が戻ってくる」というのは狂ってしまったのか?願望なのか、、答えは示されていないので自由に想像できる、というかするしかないがどうもそのあたりはよく分からない。男は文字通り髪結いの亭主でヒモ状態なのか、とか他にもよく分からないところもある。(まぁどうでもいいかもしれないけど)太った床屋の体臭が好きで夢は髪結いの亭主という風変わりな子供時代、その夢がかなった男の風変わりなこの話を理解できるわけではないけれど、官能的でおかし味もあって感覚を刺激すると言うのか妙に印象に残る。 【キリコ】さん 7点(2004-04-11 23:26:10) |
66.《ネタバレ》 君が痩せたら死ぬ、とかそういう感じの台詞があったと思うのですがそれがとても印象的でした。女優がとても魅力的に描かれていたと思う。 【ぷー太。】さん 7点(2004-04-02 23:37:21) |
65.《ネタバレ》 …彼女はなぜ自ら命を絶ったのか? …家族のいないマチルドは、幼い頃から誰かに無条件に愛してほしかったんじゃないかしら。 愛情に飢えてたのよ、きっと。 だから自分にホレまくってるオッサンとあんなに簡単に結婚したのよ。 「この人なら一生私を大切にしてくれる」って信じて。 実際にアントワーヌは彼女を大切にしてくれたわけだけど、いったん幸せを手に入れたら今度はそれを手放すのが恐ろしくなって…。 それにマチルドは彼が彼女自身を、ではなく「髪結いとしての彼女」を愛してるってことを、うすうす感じ取ってたんじゃないかしら? もちろんアントワーヌに悪気があったとは思わないし、彼自身はそんなこと気づいてもいなかっただろうけど。 …これ以上の幸せを望めないなら、いっそ今幸せの絶頂で死にたい…自分勝手なのはもちろんなんだけど、アタシは逆にこの行動に「あー、マチルドは今までずーっと淋しさと孤独に耐えてきたのね」って切なくなっちゃったわ。 親からの無条件の愛を受けてないと、愛情に貪欲になるっていうか…こういう人、アタシはけっこういると思うわ。 幼い頃に愛情を受けてないと、どうやって愛情を与えればいいのかもわからないから、自分が自殺したらアントワーヌが…なんて考える余裕もないのよ、きっと。 というわけで、あの奇妙なダンスも毛糸の水着(サクランボ付き)もとってもかわいかったんだけど、一抹の切なさが残るの。 いや、ちがうな、あのダンスと水着がいたたまれなくなりすぎるのを和らげてるのかしら。 とにかくなんだか切ない雰囲気の映画だったわ。 【梅桃】さん [地上波(字幕)] 7点(2004-03-09 19:48:20) |
【zero828】さん 9点(2004-02-25 20:36:27) |
63.《ネタバレ》 彼女に告白を受け入れてもらえた時の、おっちゃんが一瞬子供の時の顔に移り変わったところが印象に残ってる。一途に生きてきてよかったねおっちゃん。相手が死にたいと思うほど人の感情を操作できるということはすごいですよ。たまにはこういうフェチっぽいのもイイですね。 |
62.《ネタバレ》 前半はあまりに退屈なストーリーだったので、途中で何か事件でも 起きないと最悪の映画だな~と思いながら見ていましたが、奥さんの自殺で、ふ~ん単純に人を殺すパターンか、みたいな感じでした。前半見ながらこうゆう映画を見て高く評価する人は多いんだろうな~と思いましたが、私には全然ダメです。 【 バース】さん 4点(2004-02-21 16:19:29) |
61.ルコントの女性に対する想い、もっと言えば信仰のようなものが感じられた。彼にとって女性は太陽であり、蜂蜜であり、何より闇である。そして愛しく感じながらも、決して理解できないブラックボックスのようなものだと考えているのかもしれない。だから、手を入れて触るのだ。彼は女性の服を脱がせたりしない。目を瞑って服の下に手を差し込む。そこにあるのは柔らかな、丸みをおびた体。目を瞑って、その手に感じられる世界がその全てである。マチルドを失ったアントワーヌはどうやって生きていくのだろう?シェーファー夫人が亡くなったとき、彼には新しい髪結いの女性を探す夢があった。しかし、今の彼には10年という長いマチルドとの思い出ばかりしか残されてはいない。ルコントは何も語らずに物語を終える。語るべきことは何もないと言わんばかりに。この映画は、まさに傑作と呼べる作品であろう。 【fero】さん 9点(2004-02-15 19:20:17) (良:2票) |
60.個人的に奥さんの最後の行動はあまりにも自分勝手に映った。たしかに考えた末の結論なんだろうけど、主観で行動してそれで満足とはなんとも・・・。 【コーヒー】さん 6点(2004-01-28 12:22:50) |