26.《ネタバレ》 原作ゲームのファンで、シリーズは全部やっていてサントラもよく聞いています。ので冷静なレビューができない事は予め記しておきます。とりあえず妥協を知らない再現ぶりにもう終始ずっとにやにや、うっとりしっぱなしでした。使われている音楽はほぼ全てがゲームの原曲そのままで、世界観も本っ当に細かいディテールまで完璧に再現されています。既存のゲーム原作映画と違い、監督の原作に対する単純なゲームファンとしてではない一表現者としての眼差し、世界観やビジュアルに対する深い愛情を感じるので、原作未経験者でも相性さえ合えば雰囲気や映像で楽しめない事もないかと思います。登場人物やクリーチャーのデザインもダリア以外ほぼ皆良かったし(アリス・クリーグは見事でした)、CGもそれ自体が目的にはならず見事な仕事をしていると思えたし、要所要所のテンポもとても良かったです(特にベネット捜査官の関連シーンはどこもかっこよかった)。あとはやっぱり映像に力有りでした(繊細な美しさが目立つ原作よりは良くも悪くも大分表現が力技になっている部分もありましたが)。とりあえずファン無視でタイトルだけ借りて有名女優にただ暴れさせている様な映画にはなっていなくて安心しました。のでもう大アマで9点。エンディングの「You'Re Not Here」に乗せた映像も最高にかっこ良かった。ストーリー展開にはちょっとお粗末な要素もありありですが、その辺の指摘は皆さんにおまかせしますー。 【イチェルコ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-02 17:37:36) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 ゲームを映画化したもので、最初に完全に描ききった作品が多分これではないか、と思うほど忠実に、かつ独創的に出来上がっている。出てくる登場人物は殆どそのままだし、まるでいじる必要がなかったと言わんばかり。その上であえて主人公を男性から女性に変えたことで母性愛が発生し更に深みを与えた。例えばバイオハザードの、ヒロイック的な脚色は一般には向くが、ゲームファンとしてはある意味ガッカリだった。描くべき方向性を変えてしまったからだ。しかしこの作品には、その失敗は無い。ゲーム世界のあの異様・異形・異界、それを一人さ迷う恐怖。愛する子を必死に探すのみ。それらを全て描ききっている。そしてSFXに一切の妥協が無く、残虐さに戦慄し異様な美しさに愕然とする。少女の、最後のあの笑みが魅力的だが最高に恐怖を覚えた。そう、物語はまだ終わってない。 【sherlock】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-08-02 04:04:29) (良:1票) |
24.ホラー映画としては十分な内容でした。ゲームの百倍は恐いですww スプラッター色がやや強いですが、原作を意識すれば仕方がない(原作以上のリアルさ!!!)ことでしょう。この夏、一番の本格ホラーになるのではないでしょうか。 【ヤマビコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-08-01 17:50:17) |
23.ゲームは名前位しか知りませんでした。そこが逆に良かったのかもしれません。余りにご都合主義に進んでいく展開は「始めにゲームありき」なのを知っているため“そんなものかな”で済ますことが出来、幾つかの謎や伏線は最後まで興味を繋ぎ止めるのには十分でした。「面白かった」、それ以上のものは生み出せませんでしたがこの手の映画としては及第点は与えてもいいと思います。が、ストーリーも含めてこの様な内容が子供でも見れてしまう(ゲームの映画化ということで見られる学生は多いと思います)のはどうなんだろう。R-12でも中学生以上は素通りですし、明らかに「殺す」行為そのものにカタルシスが生み出されている展開は褒められたものでは無いと思います。ひょっとしたら「面白い」と感じた僕も毒されているのかもしれませんが。 【よねQ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-29 08:39:53) |
22.《ネタバレ》 トロイのオデッセウスといい、ロード・オブ・ザ・リングのボロミアといい、名優中の名優ショーン・ビーンが父親役で出てきて、いきなり「おおっ」です。 でも…なんでこのような映画に?という疑問はすぐに氷解。なんだか異様なまでに気合いが入ったホラー映画でした。霧深い街の沈鬱さ…は、あっというまに阿鼻叫喚狂瀾怒涛の展開にまきこまれます。こちらゲームのサイレントヒル]は2しかやっていないのですが、それでも苦しまされたクリーチャー(鉄の三角頭のレッドピラミッドシングとか:ただし映画に出てくるのはゲームの100倍は怖い)とか、集団で登場にウゲゲなバブルヘッドナースとか。ゲームのアイテムや設定もしっかり使われています。ストーリーはゲームの1をおおむね踏襲しているそうです。 ですがですが、ゲームはやらない同行者が、映像を含めた作り込みの激しさにショックを受けておりました。荒廃そのものをビジュアル化したりして映像は相当に斬新。モンスターたちの不気味さは文句なく最高の部類。 そして最後には勧善懲悪?復讐劇のカタルシスが得られます(キャリーと同種のカタルシスですが、こっちのほうが個人的には後味はよいと感じる) そして相当なスプラッタも含むので(しかもかなり感覚的に痛い…ヘルレイザーを思い出すような…のなので)お子様との鑑賞は要考慮(というか不可)です。 エンディング…永遠の霧の街に取り込まれてしまった、ということなのでしょうか。それでも不思議な余韻があるのでした…(よくわからなかったともいえる) でもショーン・ビーン主演で続編もある?どうでしょ?すこしだけ期待します。 |
21.脚色失敗。ゲームの行動パターンは、明らかに映画では不自然でありますね。母の気持ちを感じるより、ゲームを進めやすいほうにどんどん進んでいく。何かにおおわれた雰囲気の映像は良かったので残念でした。映画というより映像芸術。ちなみに、試写会場の新宿厚生年金はコンサートをするだけあって音響は◎(映像も良かった)。終了後に、オバちゃん二人が「お金払って見てたら、金返せよね~!」と,当然かつベタな感想を言っていた。 【チューン】さん [試写会(字幕)] 4点(2006-07-24 19:15:50) |
20.《ネタバレ》 原作のゲームは未プレイ。この手の作品で126分もやらせてもらえるとは原作のファンらしい監督も嬉しかったでしょう。退廃し暗く陰湿な廃墟の街並みや生理的にいやーな動きのクリーチャーなどビジュアル的によく出来ている。大分大掛かりなセットを組んだようでかなり雰囲気出てましたね。 三角頭のゴツイ人の皮剥いで殺すやり方はなかなか新鮮だった。でも皮って脆そうだけどね。アンナの面の皮は厚そうでしたが、全体的に厚かったのかな? 「子供にとって母親は神様」。善と悪に分かれていた娘は異世界で、神である母親と二人で幸せに暮らすのかな。母親にとってはいまいちアレなようだけど解釈の仕方もイロイロありそうですね。過去の世界、現在、霧に包まれた世界、そして闇。上手くまとめて交じり合ってたな。さすがマニアな監督だわ。 日本はPG-12で公開しているけど甘いんじゃないのかなぁ?ラスト付近の火炙りと有刺鉄線(関係ないですが有刺鉄線に突っ込んだコトありますけど、洒落にならん痛さです。)のシーンは小学生には保護者同伴程度じゃ不味いと思うけどね。現実社会もありえないような事件が頻繁に起こっているし、ゲームの世界もレイティングが厳しくなってきている。映倫よ、お飾りじゃないんならしっかりやれ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-07-21 01:22:38) (良:1票) |
19.ショーンを観るためだけに行ったようなものなのですが、あまりにご都合主義(ゲーム的)展開に唖然。主人公の行動が「自業自得」以外のなにものでもなく、まったく共感できません。ホラーのはずなのに全然怖くないし。出演者のファン、あるいはゲームのファンでない限り、お勧めはしません。 【HIDUKI】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-07-20 14:05:20) |
18.ラダ・ミッチェルの胸元ばかり見ていました。ピッチブラックに出演していたときから胸元が気になっていました. 【くまさん】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-07-19 15:15:15) (笑:1票) |
17.《ネタバレ》 気持ち悪かった・・・ ゲームやってないからだろうか。 とにかく不愉快な映画だったという印象。最後警官殺しちゃうしな…あれが一番精神的にダメージ受けた。ほんと気持ち悪かったので、自分がホラー向かないことがよくわかりました。どうにも友達になれそうにない映画でした。 【コダマ】さん [映画館(字幕)] 2点(2006-07-17 23:11:28) |
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【カイル・枕クラン】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-17 22:59:06) |
★15.《ネタバレ》 ゲームを一切知らないで見たんですが、まあ心配していたよりは楽しめました。前半は画面も観づらく、話もかったるい。「なんじゃ?」、「どうなっとんじゃ?」の連発でしたが、後半に入ると話はテンポよく動き出す。主人公がサクサクと動いて話を進めていく辺りは、さすがゲームが基だけあるな、と。しかし、どなたかも仰ってますが、終盤に差し掛かるところで、女の子の声に全てを語らせて謎が解明される、ってのはいかがなものか? しかもソラリゼーション処理した画面の観にくいこと……。あそこまでRPGの形を踏襲したのなら、やはり主人公や別働の父親が少しずつヒントを見つけて謎を解明して欲しかった。 で、キャリーやら菊池秀行の小説やら、ナンやカンやを寄せ集めたようなクライマックスはマァよしとしても、あのラスト。ゲームと違って、映画ってのは一本の完結した作品であるべき、と考える私には、あのパラレルワールドは頂けない。オフビートを気取ったつもりかも知れないが、ちょっと中途半端。やはり最後はちゃんと家に帰り着いて欲しかったかな。あ、それから、シビルは助けてやりたかったなぁ~。劇中で一番かっこいいキャラじゃなかった? 【TERRA】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-15 17:08:37) (良:1票) |
14.あの「三角頭」はジェイソン、フレディーに匹敵するホラーキャラだと思う。もっと有用に使うべきだった。ゲーム版を知る人には既視感のある作り込まれた映像はうれしいが、ストーリーのオリジナル部分が消化不良気味で、終盤はグダグダになっていた。ラダ・ミッチェルが独り健闘。 【Beretta】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-15 12:21:32) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 導入部と終盤のゴタゴタは、もう少しどうにかならなかったのか。 そこを除けば、カメラワークやクリーチャー、異界の雰囲気etc.. ゲーム準拠で面白かった、監督がコアなファンというのも頷ける。 演出的にオーバー気味だったのがハリウッドって感じだったりもするけど。 ショーンビーンがイメージ的に近いのもあるが ストーリーを弄くるなら主人公は父親でよかったのでは? 日本から輸出されたホラー原作がどれも女主人公なので合わせたのかな? 食傷気味な設定(ホラーと母性愛)に足並みを揃える必要は無かったのに・・・残念。 【HIGEニズム】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-15 10:45:10) |
12.《ネタバレ》 バイオハザードのポール・アンダーソンもそうだったが、こっちの監督もかなりのゲームファンのようだ。ゲームの音楽をPSの音源そのままで使ったらしいし、斜に構えて撮るカメラワークもゲームのもの。霧の中の町、崩れ落ちる世界の描写は、ファンだけあってさすがのデキだった。だが、ここまでゲームを意識するのだったら、なぜストーリーを捻じ曲げてしまったのか? 宗教色を色濃く残す味付けは欧米映画だからまだ許されるかもしれないが、終盤ネタバレを一気に“黒アレッサ”に語らせてしまうのは愚の骨頂。「ゴールおめでとう!では答えを教えましょう!」って、それ以前に手がかりが乏しかったものだから、見ている観客は“なんじゃそら!”である。あそこで全部語ってしまうなら、ショーン・ビーン親父の親子探索シーンのほうにその答えを割り振るバランス感覚が欲しかった。序盤の展開もダルく、どうにもこうにも収まりが悪い。脚本に、ゲームのスタッフが一枚噛んでいれば、もう少しマシになったかもしれないなぁ。。。 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-07-14 00:56:24) (良:3票) |
11.ゲームをやった事のある人は、実際に映画の世界を自分で操作して歩き回っているので主人公の恐怖感を一緒に味わう事ができると思います。突然闇の世界に変わった瞬間の絶望感、サイレントヒル独自の世界をゲームそっくりそのまま再現。シリーズに登場する魔物が総出演!聞き覚えのあるあのオープニングメロディの大サービスに感動さえしてしまいました。女性警官シビルが捕まってしまった時、日本刀片手に暴れまわるあの暴走娘ヘザーがいてくれたら…とゲーム知ってるなら彼女の出現を願った方も多いはず。あと主人公は、鉄パイプで戦う弱いお父さんにして欲しかったです。ただ、ゲームを知らない人は「何これ?グロいだけじゃん」みたいな、あくまで映画を見てる客の一人という感じになってしまいそうです。原作ゲーム知ってる人のために作られたような映画なので誰にでも薦められるような感じではないと思いました。 |
10.《ネタバレ》 アメリカのホラー映画としては一線を画したようなホラー映画で凄く良い出来です。それにとても怖かったです。怖いといっても聴覚でビビらすのではなく視覚で怖がらせ観ているこちら側に心理的・生理的に嫌悪感を与えてくれるといった映像を撮った監督に拍手を送りたい。監督は『サイレントヒル』のゲームのファンなのでどういった映像を私たち観客に観せれば怖がってくれるのかがわかってらっしゃる。話の展開もゲームをプレイしてるかの様な進み方が非常に良かった。懐中電灯を机の中から発見したりクリーチャーの口の中からヒントを見つけたりして面白かった。クリーチャーも動きが気持ち悪いんだけどそこが何ともいえない位不気味。時間が経てば戻るんだけどそれまで微動だにしなかったクリーチャーがサイレンが鳴ったと共にいきなり動き出して周りの壁や床もクリーチャーに変わる映像はなかなかのもの。懐中電灯の光だけでの暗闇の映像も非常に良かったです。ローズとシビルの前にクリーチャーが現れるシーンでクリーチャーから飛び散った液体が煙みたいになり纏わりつく所が凄いなと思ってしまった。三角頭に襲われる所なんてハラハラドキドキしっぱなしだった。銃を撃っても効かないし巨大な剣で襲ってくるし久しぶりに良いキャラでした。もう少し出番と見せ場があれば申し分ないのだけど。でも腹をグニュってした後に木っ端微塵にしてしまう所は笑ってしまった。あとシビルはちょっと酷い最期でした。良いキャラだっただけに残念でした。エンディングの『You'r not here』は良いね。まさか使うとは思ってなかったけど。ラストはローズとシャロンが異界の世界に行ってしまったけど続編があるとすればクリストファーの所にローズから『サイレントヒルであなたを待っている』っていう手紙が届いて・・・・・っていう展開になりそう。 |
9.《ネタバレ》 原作は知りませんが、なかなか良く作りこまれている作品だと思います。ただ、序盤から、主人公達が死んでしまっていると分かる描写が多々あったのは残念ですが・・・。個人的にはどっちなんだろう?と分からなくしてくれる方が好きです。主人公達は死んで、昔のサイレントヒルをうろついていたのでしょうか??頭が柔らかくないので、その辺がよく分からないのですが、見終わった後は怖いというより悲しい気持ちになりました。(皮剥ぎのシーンはビックリしました><) 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-07-12 00:09:59) |
8.主人公をはじめとして、台詞や行動が???? 観ていて「はぃ?」「はぁ?」の連続。観客を置いてきぼりにして映画の中だけで勝手に進んで勝手に盛り上がっていきます。そして映画は勝手に終わります。もうどうでもよくなりました。 【じふぶき】さん [映画館(字幕)] 0点(2006-07-11 15:04:20) |
7.《ネタバレ》 ゲームのファンです。生理的嫌悪感を抱かせるクリーチャーデザインや動き、サウンド等がゲームそのままで嬉しかった。 でもシビル…うぅ… 【えむぁっ。】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-07-11 02:46:34) |