9.とりあえず俳優はかっこいい。映像的な美しさもあるが、それだけでストーリー的な中身があまり無いような。分かり易いんだけど、それだけってのも味気ない。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2015-03-20 10:53:27) |
8.このタイトルに、懐かしきユエ・ハイ師。これだけで大満足というヒトもいれば、「だからどうした」というヒトもいるでしょう。少林寺を弾圧する立場であったアンディ・ラウが、部下の裏切りのために、愛娘も地位も失い追われる身となって、少林寺に出家する。さてここで、苦しい特訓の日々が描かれれば、懐かしき少林寺映画、ということになるのでしょうが、戦争スペクタクルに突入してしまうのが、今ドキの映画ってところでしょうか。確かに迫力はありますけれど、全体的に大味でおおざっぱな感じは拭えません。国内の弾圧、争いだった物語が、終盤で「外国からの理不尽な攻撃」にすり替えられるのも、なーんか中国共産党の歴史観を反映しているような。「文化大革命の弾圧を描いた少林寺映画」を作る自由が訪れるのは、いつの日か。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-09-15 16:18:51) |
★7.《ネタバレ》 まず、長い! そして壮大に見せようとはしているものの、作品としては非常に小粒。 リー・リンチェイ主演の82年版『少林寺』を現代的アレンジで蘇らせたという触れ込みだったが、一応は史実を踏まえてその裏ではこんなお話もありました、的なストーリーだった前作に比べ、今作はまったくの創作話。おいおい、いったい何時少林寺はイギリスの武器商人に砲撃されて大破したんだ?! また、前作では主要キャストが皆本物の武術家であることが売りだったが、今回はそれも無い。よってクンフーアクションは少なめだしショボい。 ストーリーは悪い話ではないが、あまりに急激な侯杰の改心がわざとらしく、それに絡むメロドラマも少々鬱陶しい。 ジャッキー・チェンの役どころは、必要かつ良い役ではあるが、アクションシーンは戴けない。武術を知らない厨房係が、料理の要領で敵を薙ぎ倒すって……。 終盤、無理やり感動モノに仕立てようとする作りも鼻についた。 結局終わってみれば、虚仮威しの壮大さだけで観せようとする冗長な映画という印象だった。唯一の収穫は、前『少林寺』でタン師兄役で活躍されたユエ・ハイ(彼は本物の武術家です)の元気な姿が見られたくらいか。 【TERRA】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-02-23 13:54:05) |
6.こういう壮大で、お金を掛けつつも、芯にある思いが「信念」とか、「心」とか描いた映画は、素直に美しく、カッコ良いですね。 率直だから伝わり易いし、映像も見応えがありました。 以前、一度日本で見ましたが(日本語翻訳)、先日、タイ国のテレビで放映したのでタイ語翻訳で改めて見ました。 でも、やはり良かった。クオリティーと芯のある映画は良いものですね。 【sirou92】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-07-07 02:19:22) |
5.出演陣が豪華なことだけが取り柄かもしれん。「少林寺」を冠するにはアクションが少なめで欲求不満。最初から最後まで浪花節がプンプン匂う脚本にも辟易してしまった。そんでもって死ぬ奴多過ぎだろ。。。 【ヴィルトーゾ】さん [地上波(字幕)] 5点(2013-02-04 17:06:53) |
4.《ネタバレ》 この作品はカンフー映画とは云わない。でも前半は感動しました。素直に。主人公が変わっていくシーンは本当に涙が出るかと思った程。でも後半、主要人物が死に過ぎです。前半は本当に良かったのになぁ。金と泥、どちらが役に立つ?とかカッコ良すぎる。及第点だとは思います。久々に良い香港映画を観た気にはなります。因みに、主人公は鳥肌実からダウンタウンの松本人志に変わります。 【キノコ頭】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-02 00:27:00) |
3.《ネタバレ》 30年前の「少林寺」に比べると、あの国の経済成長が一目で解かる。ロケセットやエキストラの量の話です。でも、それ以外は特に見るものがなかったという感想です。30年前の「少林寺」は、出演者の身体能力だけを見せどころにして、くだらない内容を変な方向へ盛り上げてくれましたが、こちらはストーリーが真っ当過ぎて嫌気が差しました。アクションにも新しいものはなく退屈でした。少林寺への砲撃シーンは、飛び散る瓦礫のすぐ近くに人がいるのでヒヤヒヤしました。無理して際どいことをやっている。あの国らしい。ご時世柄か、そんな感想しか浮かんで来ませんでした。しばらくあの国の映画は控えよう。本来、政治と文化は別次元の話のはずなんですけどね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-10-19 01:16:40) |
2.《ネタバレ》 アンディ・ラウ主演の21世紀版「少林寺」。他を寄せつけない野心家である軍閥将軍の改心のドラマです。聖なる少林寺で大乱闘・大炎上。大仏の手の内で逝ったアンディ・ラウは少々出来すぎの終焉だけど受け入れられました。B級カンフーアクションだと思っていましたが、それぞれ技がキレまくりで意外に良作でした。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-05 00:32:38) |
1.全体的に話が暗い。ジャッキーの登場シーンのみが穏やかで、安らぎのように感じた。昔の「少林寺」では、華麗なカンフーシーンを多く見ることができたように記憶しているが、そういう部分も控えめ。ただ、少林寺の精神はそれなり伝わってくるものがあった。ED曲が良く、浄化されているような感じになった。 【スワローマン】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2012-06-01 22:43:21) |