96.《ネタバレ》 貴族社会において行かず後家は死に直結する時代の話。 姉妹の周りにはいろいろな男性が出現しますが、 この調子だとくだらない恋愛群像劇と見ていましたが、意外と面白かったです。 田舎の貧乏くさい場面が続いた後に華やかな大都会へのシーン切り替えも上手いと思いました。 でもやっぱり緑豊かな自然は良いもんです。 【ほとはら】さん [DVD(字幕)] 7点(2022-03-16 20:50:57) |
95.《ネタバレ》 内容がどうでもよく、出てくる女性陣に魅力なし。 景色はとても綺麗。 大佐は良い人だが、声が気持ち悪い。 つまりは生理的に合わなかった作品。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 2点(2020-12-17 23:07:43) |
94.ひと時代前のヨーロッパ感いいですね。 風景とか景観とか、すごく美しくて素敵。 最後は気持ちよく終われたのでヨシ。 そこに至るまでが若干長いのが気になるかな。 すごく合ってる良い邦題だと思うんですけどね。私は好きです。 主役は女性。男性はあくまで引き立て役。 そういう意味で少し感情移入しにくかった。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-15 12:52:31) |
93.《ネタバレ》 僕の大好きなアン・リー監督の初期の代表作ということで、何の予備知識もないままに今回鑑賞してみました。するとオープニング・クレジットで原作者にジェーン・オースティンの名が…。「あぁ、この原作者、俺の苦手な人じゃん~」と一抹の不安を感じながら観続けること30分。案の定、僕の不安は見事に的中してしまいました。イギリスののどかな田舎町に暮らす姉妹たちの惚れたり冷めたりくっついたり離れたりの婚活話が延々と続き、僕は正直一ミリたりとも興味を持つことが出来ませんでした。アン・リー監督らしい映像美や華のある役者陣の豪華共演など画的にはいい部分もたくさんあったのですが、僕はやはりこのオースティンていう人の作風は苦手ですわ~。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-08-03 22:35:45) |
92.《ネタバレ》 19世紀のイギリスの地主階級達の話だが、家族愛が非常によく描かれており面白い。長女はしっかり者で妹想い、次女は可愛くて天真爛漫で想いを寄せる人に家族階級の違いから会えなかったり、約束をむげにされてお金付きの家に婿入りしたりと、この姉妹は結構かわいそうなことになる。ラストは絵に描いたようなハッピーエンドに収まるのだが、それで良かったと胸がスッとする。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-03 08:33:41) |
91.《ネタバレ》 ○ただただ単調で、退屈な映画という感想に落ち着く。割と予定調和で、その意味で見ていられない展開が続く。○ロケーションが素晴らしいのが玉に傷。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-02-12 00:05:50) |
90.《ネタバレ》 ジェーン・オースティンの原作を読んだことはありませんが、 「分別と多感」を読んでいると恐らくは本作のような光景を想像するのだろう。 人々の暮らしのすぐそばにある豊かな自然、手入れされた庭園と、その先に一面に広がる緑あふれる風景。 映像も、控え目に挿入される音楽も、とても美しい。控え目で奥ゆかしく上品で、それでいて情熱的。 ラストはよくあるハッピーエンドなのかもしれません。しかし、邦題の通り晴れ渡る空の下に笑顔がはじける結婚式、 そこに至るまでの登場人物の紆余曲折、心の機微を繊細なタッチで見事に描き出す。 だからこそラストの幸せな結婚式の風景とその直前、長女エレノアが感極まり言葉にならず泣き崩れるシーンが印象的で説得力があります。 脚本も兼任し、本作で女優業以外でもアカデミー賞に輝いたエマ・トンプソン。 原作と本作、そして演じる長女エレノア役に対する彼女の思い入れの深さをひしひしと感じさせられました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-11-01 21:10:27) |
89.《ネタバレ》 ジェーン・オースティンって基本 少女マンガだと思うんだけど、ベタなラブストーリーをこうも格調高く美しく撮り上げたアン・リーの手腕は大したものです。彼の作品では感情の発露がいつでも節度をわきまえていて慎ましい。そこんとこがこの原作の時代性にはまったのでしょうか。 三姉妹の配役がベストです。マーガレットは愛らしく、ウィンスレットは若く瑞々しく、とても綺麗。そして演技が巧み過ぎてたまに鼻につくE・トンプソンですが、今作の“耐え忍ぶ長女”役は学級委員長的な彼女のキャラにぴったりでした。 翻って男性陣は時代劇の衣装がなかなかキビシイ。着こなせてないのはH・グラントだけではないような。でも各人、演技力でそこはカバーしてます。クサい台詞も浮いてません。 オースティンの話を聞くたび、社会保障も相続権も無い時代の女たちの生きる厳しさを思います。玉の輿に乗るしか生活が保障されないのだから、そりゃ必死にもなりますわな。そして恋バナのお節介ばかり焼く中年のオバサンたちも健在。息せき切って仕入れたゴシップの披露に及ぶ、その逞しさ、正直さには苦笑い。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-12-03 00:18:01) |
88.《ネタバレ》 いかにも原作がイギリスの文芸作品らしい映画。 格調のあるラブロマンスで、舞台となる田園風景も美しい。 ひと昔前の少女漫画(例えば里中満智子)を見るかのよう。 予定調和を絵に描いたようなハッピーエンドだが、この作品にはそれが似つかわしいようで。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-18 23:32:14) |
87.へぇ~、脚色を、エマ・トンプソンが。少々長いけれど、観ている者を飽きさせないし、人物描写も細やかでいて説明臭さがまるでない。スゴイ才能です。・・・ま、私のお目当ては、イモジェンだったのだけれど。この後の『十二夜』の方がキレイですね、彼女。こんなヤな女をシレっと演じてしまうあたりが、やっぱり好きだなぁ~。それはともかく、マリアンヌが重篤に陥った際の「何かできることはないか、気が狂いそうだ」というブランドン大佐の一言にシビレました。そう、これぞ、THEイイ男。俗に、「女は愛されて結婚するのが幸せだ」とか言われますが、それはちょっと違うんですね。愛にもイロイロあって、こっちが何とも思っちゃいない上にそのことを伝えているのに自分の愛情を一方的に押し付けてくる男の場合、周囲はお節介にも「あんなに思ってくれているのだから」と前述のセリフを吐いたりするのですが、女にしてみりゃ、ただのイイ迷惑なわけです。これが、社会的地位や金のある男ならなお厄介。鬱陶しくて殺してやりたくなります。殺せないのがまたムカツクんですけれども。・・・が、このブランドン大佐はそうじゃない。マリアンヌの気持ちを第一に、どんなに愛していても引き際を知っている。これが肝心なのです。こういう男になら、最初はともかく、結果的に愛されるのが幸せにつながるのです。でも、これは男に限らず女だって同じですよねぇ。自分の思いより相手の気持ちを慮ることができる。エリノアがそうですね。結局、二人とも長く幸せをつかみ損ねてきましたが、ようやく愛の実りを手にします。ま、現実では、実りなんか手にできずに朽ち果てていく“良い人”の方が圧倒的多数でしょうが。ただ一つ言えることは、押し付け愛のような図々しい愛し方をする輩は、手にしたと思った愛の実りを、ほぼ例外なく自ら手放さざるを得なくなるのです。当ったり前だろ、と言ってやりたくなりますが、もちろん小心者の私は言いません。、、、何だかよく分からないレビューになりましたが、なかなか楽しめる作品でした。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-10-20 01:57:41) (良:1票) |
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86.オースティンと言えばイギリスの田舎貴族の山有り谷有りの婚活物語、こちらも腰を落ち着けてじっくり楽しめる作品。とにかく風景を眺めるだけでもううっとり。ヒュー・グラントはどうにも甘ったるい二枚目顔が鼻につき、知性がドレスを着ているようなエマとお似合いとはとても思えない。が、役のお陰でこの作品での彼は普段より印象が良かった。つい微笑を誘うマーガレットの可憐さにもにっこり。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-24 12:57:58) |
【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-06-01 21:02:00) |
★84.演技と景色の素晴らしさを味わっているつもりだったが、ハッピーエンドのストーリーも悪くなかった。ただ、台湾人の監督が19世紀イギリスを、きちんと描けているかどうかまでは、日本人の私にはわからない。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-28 15:46:57) |
83.《ネタバレ》 久しぶりに見ましたが、やっぱりいいなぁ~。当時の雰囲気がよく出ていると思うし(もちろん、その頃私は存在しませんが)、ペース配分を考えたシナリオがいい。映像・音楽もきれい。エマ・トンプソンは、自分で脚色しただけに役にはまっているし、ケイト・ウィンスレットも魅力的。この2人のうち、どちらかでも欠けていたら、こうはいかなかったでしょう。 内容としてはラブロマンスなのですが、イギリスらしいと思うのは探偵小説的な「意外性」に満ちていること。あの人とあの人が実は婚約していたとか~。かと思ったらあの人と結婚したとか~。その意外性の出し方、こちらへのパンチの打ち方が、タイミングよくてみごと。そしてそんなところにまで品があります。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-06 08:30:22) (良:1票) |
82.英国貴族のハッピーエンドなロマンス物語だが、いかにも品があって格調高い。原作小説が素晴らしいからだろうが、脚本も優れている。これが主役をつとめたエマ・トンプソンの脚色だというのはすごい。 映画は理性的な姉と感情を素直に表す妹との対比がよく出ていて、これが原作の“Sense and Sensibility”ということか。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-09 23:34:42) (良:1票) |
81.イギリステイストがある作品は上品で雰囲気があってよいですね。美人姉妹の恋愛騒動は結局落ち着くところに落ち着きそうな雰囲気ぷんぷんなので,比較的安心して見られますが,それにしても一難去ってまた一難という感じで結構目が離せない,おもしろみのある作品だと思います。それにしてもアラン様が素敵すぎる映画ですね。おじ様好き,美声好きな方は是非吹き替えでなく,アラン様の素敵ボイスもご鑑賞下さい。 【さそりタイガー】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-23 22:47:23) |
80.退屈な映画だった。綺麗どころがケイト・ウィンスレットしかいなくて見ていて華がない。 【承太郎】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2011-07-12 02:24:41) |
79.とても心がきれいな人たちと、ちょっぴり心が貧しい人たちと、ひたすら普通の人たちの共演。これは、近代ヨーロッパを舞台にした、一昔前の少女漫画的なストーリーじゃないですか?テンポが速いわけではありません。ですがなぜか飽きない奇跡のバランス。飽きなかったひとつの原因は、ところどころに、人が気になるような謎を入れているからですよね、きっと。エドワード・フェラース(ヒュー・グラント)やウィロビーが何故会いに来ないのか、その理由が知りたくなってしまいましたからね。とても面白い映画なのに、なぜか人に薦める気にはなれません。でも間違いなく面白いです。でも、お薦めするほどではありません。 でも、見ないと損するような気もします。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-09 19:41:08) (良:1票) |
78.<原作未読> 昼ドラっぽくもあり結構笑えた。別に悪い意味ではなく本当に面白かった。そして俳優陣はみんながハマリ役と言えるほどで、ヒュー・グラント、エマ・トンプソンなど主要な人はもちろん、大して出ていないヒュー・ローリーさえもとても印象に残っている(いいキャラだったからではあるが)。アラン・リックマンも某テロリストのイメージから一転、つらい過去を背負った英国紳士を見事に演じています。美しい風景の中で展開されていく恋愛物語だが、マリアンヌの感染症は取ってつけたような印象もアリ。無論、原作でそうなってるなら文句はない。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-08-28 21:31:37) |
77.「分別と多感」あるいは「知性と感性」と訳されているオースティンの原作。「プライドと偏見」と比べるとこちらが好き。レイチェル・リーがかわいい!より心のうちを描けているし、演技もすばらしい。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-06 13:28:22) |