18.《ネタバレ》 シリーズ最悪の出来で、心に響くものがない。 このシリーズも次第に失速していたのは明らかだったので、もう限界なのだろう。 タイトルや予告で五郎が死ぬと思わせるのもあざとく、中身で勝負できなくなったということか。 ケータイばかりやってる若者とか、内田有紀、唐十郎、岸谷五郎などの新キャラも、締めくくりとして効果的だったとは思えない。 新キャラに必要以上に頼るよりも、牧場破綻で借金を抱えて姿を消した純と正吉を最後までメインストーリーにからませてしっかり描いてほしかった。 正吉が出てこないのが腑に落ちなかったが、役者を辞めた裏事情があったということで納得。 道理で無理のあるストーリーになっていたわけだ。 肝心の純は、借金をバックレて誠意の欠片もないダメっぷり。 火事を起こして知らんぷりした子供の頃から、結局なんにも変わっていないような。 実際にこういうヤツが身の回りにいたので嫌悪感を催す。 大好きなシリーズで次作が待ち遠しくてたまらないこともあったが、こうなると終了することに未練がなくなる。 以前の面白さが復活することはないだろうし、無理に続けても登場人物をどんどん死なせていくしかないのが目にみえる。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-07-28 22:08:48) |
17.《ネタバレ》 「北の国から」の長い歴史を締めくくる完結編。放送当時見逃していて10年経った今頃になってようやく鑑賞。最後ということを意識してか、涼子先生(原田美枝子)の久々の再登場などどこか同窓会的雰囲気も漂わせる作品になっていて懐かしい気持ちにさせられるが、ドラマは結(内田有紀)の義父を演じる唐十郎がほとんど持って行ってしまった感じで、悪くはないが、あまり完結編という感じのしないものになってしまった印象。前半の雪子(竹下景子)の息子の携帯メールのエピソードはいらなかった気がするし、脚本がどこか散漫に感じる。そんな中、やはり、奥さんのガンのことを中畑(地井武男)が五郎(田中邦衛)に話すシーン、撮影当時本当に奥さんをガンで亡くしたばかりだったという地井武男の演技はリアルすぎて見ていてつらく、演技ではないことは想像に難くないし、思わず心中を察する。本放送前は五郎が死ぬのではと思わせるような宣伝だったように記憶しているが、そうはならなかったのが救いで、中畑の奥さん死んでて、同じ話で五郎まで死んだのでは作品が陰湿すぎるものになってしまうため、これで良かったと思う。これでこのシリーズはすべて見終わったことになるが、だからこそエンドロールで今までかかわったキャストやスタッフの名前がどっと出てくるのは感慨深いものがある。最後にこのシリーズを脇で支え、今年亡くなった地井武男と大滝秀治のご冥福を祈りながら、このレビューをしめたいと思う。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-12-13 16:00:12) |
16.《ネタバレ》 最後を中ちゃんの話で締めるなんてねぇ・・・ って思ってたけど中ちゃんの裏話を聞いて感動しました。 【アキラ】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-03-12 04:13:39) |
15.寝たきりのじいちゃんが、一番演技が上手かったんじゃないかと思われ。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-04-06 21:05:40) |
14.今までのシリーズの中で、私の中では一番低評価です。 それがラストシリーズになってしまうとは・・・。 でも!今回は蛍ちゃんにとても感情移入出来ました。 【ひめ】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-03-02 15:26:08) |
13.《ネタバレ》 長寿シリーズ、オーラスを飾る大事な大事な締めの作品だったのに、唐十郎みたいに共演者全員を喰い散らかしてしまうような、強烈キャラをここで出してはいかんでしょう。純・蛍・五郎の黒板一家の行く末なんかより、死んだと思われていた唐トドが、海の上を渡って戻って来る俯瞰シーンの方がよっほど印象に強く残ってしまう結果に。あと携帯を五郎に川に捨てられた雪子(竹下景子)の息子の、尻切れトンボ的エピソードのフォローがまるでない事が悪い意味で気になりました。あれは倉本聰が俺は携帯ってコミニュケーションは嫌いなんだよって、視聴者に訴えたかっただけの事だったんでしょうか・・・?自分もサブタイトル『遺言』だからと言って五郎を死なせる必要は別にないじゃん?と思ってた一人なので、結果的にそうならなくてホッ。内田有紀と吉岡君は傍から見てもお似合いだったのにねぇ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-06-17 15:11:11) |
12.えっ結局死なないの!?と思ったのは、俺だけじゃないはず。 【一番星☆桃太郎】さん [地上波(字幕)] 2点(2004-12-16 11:21:08) |
11.テレビ放送前の予告編が何回も映って、螢が「お兄ちゃんお金返してないんだってよっ!」と叫んでいるシーンを観て、純がまた最後に一悶着起こすんだなぁ~なんていう印象。観たらやっぱりそれだけの内容だった。地井武男さんは実際にも奥さんを亡くして可哀そうだなぁ…とは思ったがなぜか泣けなかった。その後すぐ再婚した報道をみて、どおりで泣けなかったわけだ…と、つくづく思った。 |
10.全く感動しないし、遺言だけど死ななかったし、「秘密」に匹敵する駄作になってしまった。名シリーズの最後だし名作で締めて欲しかったんだけどな・・・。 でも純と結が現実でも結婚するきっかけになったのだから主役をめでたく送り出したという意味で最高傑作なのかもね。 【たけぞう】さん 0点(2004-10-08 02:35:17) |
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9.《ネタバレ》 遺言というサブタイトルだから田中邦衛が死ぬのかと思ったけど、そうじゃないんだね。「遺言」というインパクトのあるサブタイトルと作品中にあるそれらしい雰囲気(腹が痛くなる、ガンの話が出てくる)で、途中までは田中邦衛が死ぬんじゃないかと思った人も少なくないはず。観てる側が勝手にそう思いこんだだけと言われればそうだが、ある意味騙しみたいな方法を使って最後までこの作品を観せようとする作り手側の意図が気に入らない。しかし内容自体はそんなに悪いものではなく、一つの世代が終わり新たな世代の時代が始まるという哀愁と希望が混ざった終わり方には感動。 【くうふく】さん 5点(2004-07-21 14:01:34) |
8.純も五郎と同じ道をゆくって締め方は最悪です。今までのフリが台無し。田中邦衛は最高。 【モチキチ】さん 4点(2004-03-18 17:47:10) |
【ノマド】さん 7点(2003-12-23 22:16:41) |
6.《ネタバレ》 毎回涙しながら観ていたが今回は…ダメでした。純と結の恋が描写不足すぎてはまれなかった。純ってホントに結のこと好きなのか?単に手近に現れたカワイコちゃんだったから気に入っちゃっただけにみえる。結は純のどこに惚れたんだ?連れ出してくれる男なら誰でも良かったんじゃないか?そんなだから、神社の境内で再開した二人をみても「勝手にやってくれ」って気分になっちまった。そして最後!純ってば月三万円返さないわけ?「お金の問題だけじゃなくて誠意が大事」って言ってたけどさ、誠意も大事だけど金も返せよ!昼にジーちゃん介護して、夜はコンビニでバイトでもすりゃいいじゃん。「父さんみたいにやっていけば生きていける」とかほざいてたけど、純に吾郎の真似は無理だろ!!純が成長したようにはとても思えない!それとももしかしてこれって、純は成長しなかったって話なのか?(汗)何十年もかけて、成長しない一人の駄目男を描き続けたっていうオチなのか?(大汗)……呆然としつつも、田中邦江と正吉&蛍に免じて4点。 【ロビン】さん 4点(2003-12-23 03:29:19) |
★5.北の国からはですね、もう客観的な評価できないんですね。なんか、染み込んじゃってるので。でもこの作品、ちょっと無理やりまとめすぎたかなって感じは否めない。ケータイばっかりやってる奴も唐突だったしなあ。でも最後は泣いちゃいました。スタッフが皆定年になるからもうつくれないってことだけど、ちゃんと世代交代して若い世代に引き継いでくれよ。「組」で結束するのもいいんだけどさ。 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2003-12-12 11:54:41) |
【kure】さん 4点(2003-12-10 01:18:31) |
3.うーーーーん、せっかくの『北の国から』の大事な最終作なのにイマイチ言いたいことが良く伝わりませんでした。期待しすぎたせいか終わったあと「これでいいのか?」と思いました。長いくせに得られるものないよ、本当に。でもまあ内田有紀がかなり可愛かったんで見て後悔はしておりません。あと,これから見ようと思う方は断念した方がいいっすよ! 【ピルグリム】さん 4点(2003-11-24 21:48:41) |
2.脚本家・倉本聡っていうのは、もう完全に終わってしまっている。「昨日、悲別で」や「前略おふくろ様」や「北の国から」でジュン君が中学校になるまでの作品は、きっと海外に進出したら衝撃を与えるとは思うけど。実際、僕は倉本さんがこの作品を書きたくないのに嫌々書いていた事も知っている。だから、若い人がこれを見る事で倉本シリーズの門をくぐったりするのは、ひどく辛い。 彼は80年代にフジテレビがトレンディードラマに移行した時のはじめの犠牲者。捨てられた事が辛かったかどうか知らないが、その後時々名前を見る度に悲壮感を感じる。ほんとの倉本聡はこんなもんじゃない! 【セクシー】さん 0点(2003-11-24 15:39:29) |
1.《ネタバレ》 やはり初期から中期のシリーズが良かっただけに、「北の国から」ってこんな感じだっけ?(笑)…と言う本作。副題の真意はどこに有るのか…、“遺言”そして最終章とくれば自ずと見える五郎の最期。それを逆手に取って使うのは…なるほど。面白い場面も多々有り、草太兄ちゃんが純の寝床に現れるなど結構笑い所も多い。…が、同時に作品のコンポジションが崩れ違和感を覚える。やはり、最終章なら泣かせてくれなきゃダメでしょう。これと言って感動的な描写も無く終わったのは残念。更に、個人的に中島朋子ちゃんが好きなので、役とは言え彼女が回を増す毎にドンドンとイヤな女になり、眉間にシワを寄せて激高する姿は正直あまり観たくない。…ところで、「北の国から'98 時代」で結婚した…と言うのはシナリオでの話だったのに、実生活でも(勿論別の方と)結婚した中島朋子ちゃん。今回は息子・快役に実のお子さんを配役するなど、ここまで来るとどこまで実話なのか…混乱してしまう。更に純と結ちゃんが結婚と言うシナリオも、これまた吉岡秀隆と内田有紀が結婚…そして富良野で挙式(スゴイ、倉本マジック!)。余談ですが、地井武男さんは撮影前に本当に奥さんをガンで亡くなられ、1度出演を断ったそうで…。例の鼻水ダラダラ、涙ボロボロ…と言うシーンはマジ泣きだったとの事。そう考えると、「北の国から」と言う作品はある意味限り無く実話に近い、トリビアリズム的雄編ドラマだったのでしょう。この作品が終わると同時に、一つの時代が終わってしまったんだなァ…としみじみ思う。 【_】さん 6点(2003-11-24 15:28:38) |