21.《ネタバレ》 妻の行動がいちいち癇に障る。夫が誘拐たのにリフレッシュと称してのんきにプールで泳ぎ、孫の誕生日会を開く。夫の元愛人宅を訪れ、「夫はニューヨークが嫌い」「ファックならホテルですればいいのに」と嫌味を言い放つ。涙ひとつ見せない鉄面皮。夫の浮気の原因が分かる気がする。事件後、被害者遺族の家庭はむちゃくちゃになるが、この家庭は何事もなかったかのように暮らし始めるのじゃないか。夫妻が愛し合っていたとは思えない。それに犯人の車のナンバーくらいは覚えておけよな。 ◆犯人と誘拐された夫の登山が一日の出来事なのに、自宅では何日も経つ。少しくらいの時間軸の変更はいいけどこれはやり過ぎ。誘拐が新聞報道までされているのに、犯人が「FBIに知らせるな」は無いでしょう。犯人がぐずぐずしているから誘拐公開にまで踏み切ったわけだよね。 ◆犯人と夫の会話をメインに据えたいのが分るが、土台無理な事。誘拐という異常事態で、本当のことを言うとは限らない。夫は犯人の心を何とか開かせようとしているだけ。妙に落ち着いている。犯人もだらだらしゃべるが、無駄口に聞こえる。自分の過去、妻の事、高跳びの計画、そんなことを話して何になる?殺す予定だったのだからしゃべったのだろうが、本心とは限らず、こんなダメ犯人はいやだ。 ◆夫は成功者でプール付の家を持ち、家庭は円満、二人の子供は既に独立。犯人は貧困層、失業中で、婿養子。犯人は夫を個人的に知っており、誘拐を企み、実行。しかし夫から貧乏だったが皆から尊敬されたという父親の話を聞き、心がぐらつく。犯人は夫を殺害、金品奪取に成功したが、良心の呵責に苛まれ、実質的な自首。両者の違いを際立たせておいて、全く別の世界の住人のように見えても、実も同じ人間として心を通じ合わせることが出来る、という事がテーマなのだろう。完全に失敗である。妻は可愛くないし、夫もさほどの成功者とも見えない。何より犯人の家庭を僅かしか描いてないのが敗因。さほど貧乏には見えない。犯人の妻も登場せず、犯人がどれだけ追い詰められていたのか伝わらない。会話だけで共感は無理。 ◆「二重誘拐」の邦題は、誇大広告、違法広告の部類だろう。裁判を起こせば勝つと思うよ。どうせ誘拐するなら嘘邦題をつけてお金もうけをしている悪い奴らをターゲットにしてほしい。原題は犯人が犯罪を”清算”したという意味 ◆ダイヤと死体はどうなったんだ? 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-26 11:03:06) (良:1票) |
20.このダサダサなタイトルにあえて期待してみてみましたが、二重でもなんでもない平凡以下の誘拐ものでした。意味不明。なにこれ? 【すべから】さん [DVD(字幕)] 2点(2008-07-03 18:02:53) |
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★18.私もタイトルに惑わされました。中盤、結末があれこれ頭に浮かびワクワクしました。それなのに・・・・・嗚呼・・・・・期待させておいて裏切るというタチの悪い作品です。 |
17.サスペンスって言うよりそれぞれの心理描写を観て欲しかったんでしょね 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-12-05 23:30:28) |
16.《ネタバレ》 今日ほど洋画に対して邦題をつける人の仕事のダレっぷりに落胆した日はありません。『二重誘拐』ってことですが、どのあたりが『二重』なのかその人にじっくりと教えてもらいたい。誘拐そのものとFBIとのやり取りが別々だから『二重』なのか、『二重』と見せかけた誘拐劇だと言いたかったのか、そのへんをじっくりと。 途中で何か違うなと思ったので、そこからは邦題のことは忘れて映画を観ることにしました。夫の浮気が発覚しても健気に夫を救い出そうとする妻・エイリーンの姿はとても良かったと思いますが、結局そのへんの真相を知ることができないまま夫が殺されてしまって、彼女は計り知れないやりきれなさを感じてたのではと思います。最終的には夫からのものらしき、一切れのメッセージで納得したような感じで終わってますが、浮気の事実がわかってすぐにあんなに物分かりよくなれるもんでしょうか。死人を責める気にはなれなかったとも思えますけど。 原題”THE CLEARING ”=清算、とありますが、ウェイン(=Robert Redford)は結局何も清算しきれずに終わってしまって、観てるこっちもやり場の無い気持ちを清算できず、スッキリしない映画でした。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-09-10 19:32:25) |
15.なんでしょうかね、これは。結局何がしたかったのか?「ポンペイ殺人事件」よりかムナクソは悪くないけどこの映画は理解しにくい。同じスーパーで2週間の間に何回も100ドル札を使うバカなウィレム・デフォーや逃げもせずにのこのこついてって結局殺されたロバート・レッドフォード。名優をこんな役で使う監督が信じられない。サスペンス映画で妻への愛を延々と語ってどーすんねん。雑談多すぎてしらけてくるわぃ。盛り上がりがほとんどないサスペンス映画はほんと、あぁ、どうしようもない。。 |
14.《ネタバレ》 ふむふむ。わりと洗練されたつくりだ。余計な描写の省き方とかカットのつなぎかたもうまい。 登場人物も少ないし、オチがいっこしかないし、邦題がひどいということで、皆様の怒りをかっているようですね。 「山小屋がない」つーのが最大のオチ(言っちゃった)だけど、まあこれも予想はついてしまうよね。だから、そーゆーことでだまされたい人は、怒って当然です。 他の方のレビューにもあるように、「対照的な2人のおじさんの人生の比較」が重要マターではあります。が、それ以上に「あちらの男性にとっての妻の位置なり意味」の重要性が主題となっていた。 ウェインがなんとかアーノルドを懐柔するために必死に話しかけるその内容は、「妻」関係の話。どうやらあちらの男性にとって「妻」とは「山の神」以上の精神的な「聖域」であり、己の「良心」の宿るところ、であるみたいなのです。最も「痛いところ」であり相手との関係を深めるカギなんですね。 そして結果的にこれは「効いて」いた。アーノルドはウェインの手紙を見てはじめて己の妻のことを現実的に考える。それが後の行動につながったわけです。ウェインは殺されたとはいえある意味「勝利」を得たとも言える。(彼の言ってた貧乏だったお父さんのように) 「THE CLEARING」の意味を考えてみましたけど、「清算」か「手形」かなあ。 タイトルにこれをもってきたということは、犯人にとっての「清算」は、せしめた「100ドル紙幣」であり、これを使うことで、わざとつかまる方向へ仕向けたこと?ウェインにとっての「清算」は、浮気を続けて裏切っていた「妻への感謝状」? それにしても画面上のレッドフォードの存在感てすごいですね。なんか、ものすごくオーラ出てます(すでにフェロモンの段階を超えていて掃除機のように吸い込まれそう。) ウィレム・デフォーは、インテリをやってもはまるし、こういう無教養でアブな犯罪者もぴったりくるというめずらしい役者さんですね。 この映画、「勝ち組」「負け組」という視点で見た場合には、「勝っているやつはやはりそれなりの人格者であって、負けてるやつが暴力で脅したところで最終的にはかなわない」と語っているようにも見えますね。まあ、デフォーだって彼自身はセレブだからそういう意味では現実味は欠けるが。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-17 19:57:58) (良:1票) |
13.正に驚愕のラスト!こんなにつまらない映画は久し振りでした。なんで出演陣ばかり豪華なのか、さっぱり分からない。参った感1000%作品です。 【よっさん】さん [DVD(字幕)] 1点(2006-06-12 22:20:44) |
12.《ネタバレ》 なんでしょうかね。こんなに観て時間が損したと思う作品はありません。坦々と話が過ぎただけで、大物俳優を使っている理由は分らないし、奥さんが犯人かな!?と思ってもそんなこと無いし。他の方も書かれていますが意味深な小切手はその後二度と出てこないし、森を逃げ惑う二人は一晩もあかしてない感じなのに、残された家族達は何日も過ぎている感じで時系列がむちゃくちゃ。別の作品を見ればよかった・・・時間を返して!! 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2006-02-19 07:28:21) |
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11.大物二大俳優の演技合戦かと思いきや、大物二大俳優による、うだ話。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-01-07 19:10:46) |
【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-22 20:19:55) |
9.《ネタバレ》 誘拐されている様子と、残された家族と、時間の進み具合が変だとおもったらこういう理由だったのね。タイトルが二重とくれば、もうひとひねりあると期待するのが人間じゃない。黒幕はFBIだとか、真犯人は嫁さんだとか。それが狙いでこのタイトルをつけたとしたら、相当ウマイ!だけど、詐欺行為だ!! 【ソフィーの洗濯物】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-20 00:39:21) |
8.二重誘拐というタイトルだが、何が二重誘拐かさっぱり分からない。映画の見せ場がどこかもさっぱり分からない。とにかく粗悪。見てがっかりした。 【MS】さん [DVD(吹替)] 1点(2005-10-16 12:37:53) |
7.《ネタバレ》 犯罪娯楽サスペンスを期待していたので、期待はずれ。登場人物描写は深いようで浅い。被害者の妻の冷静な対応には、緊張感があったけどラストは何にもなく「なんだ~」と思った人は大勢いるのでは。とにかくあまりおもしろくなかったです。 【ぽじっこ】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-05-05 21:57:44) |
6.《ネタバレ》 金持ちの上流家庭のお父さんが誘拐されて、散々山道を歩かされ、最後は夜まで待って殺されちゃうよっというストーリー。かなり淡々と展開していく中で、冷静な妻(お母さん)が知的で印象に残った。私は平均所得の家庭なので、イマイチ話に共感できる所など無く「対岸の火事」といった感じでした。金持ちには金持ちなりの不安がありますね、私凡人で良かった。 【紅】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-04-30 22:30:44) |
5.《ネタバレ》 このような意味ありげな邦題を適当に付け、配給会社は良心の呵責を感じないのだろうか? 確かに、派手にドンデン返しすれば良いというものでも無いが、それにしても余りに捻りが無さ過ぎる。ロバート・レッドフォード、ウィレム・デフォーという渋い役者の演技も、あのストーリー展開では耐えられるのは15分が限度。また犯人に隙が有りすぎて、逃げるチャンスは幾らでもあった様に思える。結局、犯人を信じて、ああいう悲劇になるのだから後味も最悪。結局この映画の教訓としては”犯人は絶対に信用してはいけない”ということ。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-04-23 02:01:42) |
4.《ネタバレ》 まず邦題が悪い。この内容のどこが「二重誘拐」なのか?てっきり、最初の誘拐は伏線で、真の目的として別の誘拐事件が進行しているという作品かと勘違いしたじゃないか。 実際は謎解きどころか、サスペンス要素すらほとんど無い、ただのオヤジふたりの愚痴愚痴ハイキング(w。誘拐と言う設定は、オヤジふたりの対照的な人生を語らせるための舞台装置でしかない。 その語られる内容も、「リストラ」とか「家庭不和」とか「人生は不平等」とか、誰でも共感できる話ではあるものの、それによって観客に訴えかけるべき「テーマ」や「新しい視点」に特化しているとは到底言えない非常にありきたりなもの。おまけにこれと言ったオチも無し。あえて外しているのかも知れないが…。 まあ、リアリズムに拘るのもいいけど、映画として面白くなければ無意味。金を取る商品である以上、まずは「観客ありき」の映画作りを目指してもらいたい。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-17 11:34:38) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 実力派ばかり出演してるけど、みんな目力強くてなんか疲れた。ストーリー的にはサスペンスのハラハラ感もなく人物描写も端役の人はちょっといい加減。机の引き出しにあった4500万ドルって何?ウィレム・デフォーの目が人形の目みたいに全然光がなくて、恐かった。ヘレン・ミレンは相変わらず凛々しくて素敵。 【さら】さん 5点(2005-03-25 11:51:34) (良:1票) |
2.サスペンス系なのに恐怖感もなければ、最後のどんでん返しもない。もうちょっと仕込んでもよかったのでは?あの役、レッドフォードじゃなくて誰でもいいと思うし…。 【T橋.COM】さん 4点(2005-01-08 18:28:07) |