42.《ネタバレ》 もうかなり前に観た切りで、最近有料チャンネルで見つけて懐かしくなって再見。トライスターのペガサスも久々に見た感じ。 好きだなあ、こういう役柄のニコラス・ケイジ。振り回される主人公がコミカルに描かれるというやつです、あの下がり眉毛の困り顔がなんとも味わいがあっていいし、とにかく上手いんですよケイジは。 最近の主演作はこのようなキャラが見れなくて非常に残念です。 そしてシャーリー・マクレーン演じるサラの人物像がとても繊細に丁寧に描かれていて最初は手に余る我が儘ガンコばあさんという感じなんですけど、徐々に人や物事の本質のわかる人格者であることがわかっていく。それを見事に表現しているマクレーンはさすがの名女優です。 元大統領の葬儀のビデオを巻き戻す、そこにはただひとり泣いているダグラスが映ってる、彼女はずっと前からこのことを知っていてダグラスを信用していたんでしょうね。先は長くないであろうサラにダグラスはずっと寄り添い続けるのでしょう。 優しい気持ちになれる映画です。 つま先は・・・外したんじゃないかと想像しました、ほんとに撃たれた痛がり方じゃなかったし。ダグラスの人柄からしてもね。禁止されてるのに発砲したことにビビったんじゃないかと、犯人もその程度でプロとか筋金入りのワルじゃないしね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-29 13:16:18) |
★41.テスとダグの関わりに退屈さで欠伸が出た途端の降って湧いた誘拐騒動。見続ける気にはなったものの、あまりのとってつけた感と犯人のしょぼさに白けてしまう。本人の言うとおり元大統領夫人の警護にべらぼうな税金が使われているのにビックリ。公の場におけるテスの立居振舞に加点。 |
40.思うに、ニコラス・ケイジの魅力って何でしょうね。演技力はもちろん確かにある。この人の出る作品は良い物であっても駄作であっても、とりあえず私はいつもニコラスに説得されている。決してケビン・コスナーみたいなイケメンではない。背丈があって脚が長くて胸板も厚くて、とりあえず身体のバランスは良い。頭髪はいかんともしがたいので置いておく。 やっぱり表情筋の使い方がケビン・コスナーとは決定的に違うのだろうな。眉の寄せ方すら何通りもありそうだもの。 で、その眉を八の字にしたり怒らせたりして真面目くんSPを演じたのが今作。大女優S・マクレーンと堂々と渡り合い、頼りになるSPぶりはイケメンでなくともかっこ良い。大統領から直電がかかってきてメンタルをやられる場面はおっかしくて、コメディセンスもちゃんとあるニコラスなのでした。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-23 23:58:45) (良:1票) |
39.偏屈な元大統領夫人。こういうふてぶてしい役で余裕しゃくしゃくの貫禄を見せるシャーリー・マクレーン。 その夫人のシークレット・サービス役を演じるのはニコラス・ケイジ。 同僚たちとボヤく姿も、職業柄締めるところはしっかり締める姿も、どのニコラス・ケイジもいい映画です。 シークレット・サービスものとしては銃撃戦もアクションも無く、 終盤のある事件までは元大統領夫人とその周囲にいる人々を基本的にはコメディタッチで描いていく。 だからこそ、シャーリー・マクレーンとニコラス・ケイジの2人が作品の世界観にはまっている作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-16 23:05:12) |
38.《ネタバレ》 前半30分がイライラしっぱなしです。大統領からのクレームの電話以外に、これといって面白いエピソードもなくてつまらないのです。ただそっから先が面白いんです。 テスという人物の本質を端的に表すエピソードが二つ。一つめが息子の願いを断るシーン。もう一つがダグが泣いている一瞬を巻き戻して見ているシーン。表面上はただのわがままお婆さんに見せかけて、実は、物事と人間の本質を見抜いていらっしゃるのです。そして、テスがダグになぜこだわったのかもよくわかるんですよね。 そして後半になると、前半の無意味にも思えたわがままエピソードのひとつが、意味を持ち始めるくだりもあります。「いい話があるの。」→①「私には脳腫瘍がある。」②「スカッドミサイルを買ったわ。」③「オペラに行くわ。」→「どれが本当だと思う?」すでにダグと3年過ごしていて、でもダグから嫌われているテスは、もしかすると自分の病気の悩みを打ち明けようとしたのかもしれないです。でもつい、①でやめずに、②、③の選択肢をつくっちゃった挙句に、問題形式にしてしまうんです。素直になれない彼女の気持ちがよく表れています。ダグは当然③だと思っちゃうわけです。だからきっとオペラに行く気なんかなかったのに、オペラに行く予定を入れてしまったんじゃないでしょうか。結果、オペラで寝てしまうテス。あきれるダグ。ダグも私たちも、いつものわがままだと思ってしまうんです。なにしろ、それまでのわがままエピソードで、テスはそういう人物だと刷り込まれているから。これが本当だったら、よく出来ている脚本ですねー。ただよく出来すぎていて、なかなか気付かないですよね。 まあ何にせよ、心温まるドラマであり、ちょっと笑えるコメディである上に、刺激的な事件まで用意してくれているサービスいっぱいの映画でした。 でもつま先撃っちゃうのはちょっとやりすぎ。本当に撃ったからびっくりした。この作品のテイストにはあってないな~。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-06 02:48:08) (良:1票) |
37.シャーリー・マクレーンとニコラス・ケイジのやりとりがたまらなくおもしろい。職務に忠実な警護責任者とわがままな元大統領夫人なのだが、いがみ合っているようで信頼し合っている奇妙な関係が実に良い。ただニコラス・ケイジが出ていて何もなく終わるわけがなく誘拐事件発生となるが、これがいかにもとってつけたストーリーに思えてならない。唐突的だしちょっとお粗末?なのでいささか減点。 ところでオペラは苦手というが、ニコラス・ケイジの映画で前にもオペラを見たような気がするが・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-12 22:49:39) |
36.ラストちょっとくさすぎるところが2箇所なければ満点にしたいところでしたが、それまでは心がウキウキするほど楽しいものでした。このころのニコラス先輩はかわいい!! 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-27 13:59:52) |
35.《ネタバレ》 この頃のニコラス・ケイジはいい演技をしてたんですねー。大女優シャーリー・マクレーンとがっぷり四つに組んで一歩も引けを取っていません。マクレーンは我がままで気まぐれな元ファーストレディー役というあまりキャラを創る必要のない役なのですが、ニコジーは劇中ほとんどがなったり悪態をつくシーンがない彼としては珍しく落ち着いた演技はなかなか達者です。言ってみれば『ドライビングMissデイジー』の変形版みたいなプロットですけど、後半マクレーンの誘拐騒動というちょっと強引な展開はそれまでのいい雰囲気をぶち壊してしまったのが惜しいところです。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-13 01:18:16) (良:1票) |
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33.ストーリー設定はともて良かったように思いますが、展開にもう一工夫あればもっと面白い作品に仕上がったかな?と感じました。しかし下手に一工夫入れて駄作になってしまうよりは上演時間が90分という短い時間だったことが最後まで面白みを失わなかった理由かもしれませんね。 【MINI1000】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-12-15 12:29:22) |
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32.《ネタバレ》 大統領からの電話には笑いました。無理に誘拐事件を設定してしまった感のある脚本ですが、、後半に一気に盛り上がったので楽しめました。後から考えると当初の仕打ちも許せちゃいます。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-12-07 18:02:40) |
31.《ネタバレ》 単純に夫人とSPの関係を見ている分には愉快ですし、心地よいのですが、構成としては・・・。 誘拐の前に二人の関係性は柔和しちゃいますし、誘拐の展開も唐突(ワンシーンぐらい伏線入れときましょうよ)。 誘拐はドラマの駄目押し的役割でしかない。 しかも、SPが夫人の安否を慮るのは愛情と責任感からなのでしょうが、愛情に至る部分は用意されたエピソードだけでは弱い。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-12-16 20:14:58) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 最初はニコラス・ケイジに同情しまくり。頭ではマダムの寂しさを想像できても、やっぱり憎たらしい。彼を主体にストーリーが進行するから尚更です。マダムに対する見方が変わるのは、物語が彼女の視点に移行した時。久しぶりに訪ねてきた息子に喜ぶマダムの顔は、ごく普通の母の顔。しかし静かに息子の願いを断った顔は、元ファーストレディのそれでした。その表情が絶妙です。彼女が置かれてきた状況、抱いてきた想い、それらを瞬時に察することが出来ました。心の隙間を縫って彼女の心が流れ込んでくるよう。不意をつかれて涙しました。ここからの畳み掛けが上手い。観客には、マダムがニコラスを重用する理由が明かされ、彼女に対する理解が深まります。さらにニコラスも、彼女と酒を酌み交わすことで気持ちを通じさせます。一気に和みムード。しかしマダムの表情は晴れません。今後の成り行き(病気に起因する悲劇)を予感した矢先の急展開。虚をつかれました。ニコラスの心情を慮ると辛過ぎる。彼は後悔の念に苛まれたはずです。マダムのわがままを許してしまった、己の甘さを責めたと思う。彼女と打ち解けたがゆえに、出てしまった緩み。ただし、運転手と対峙した時に彼がとった行動は、後悔に由来したものではありません。この時の彼はプロではなかった。彼はただただ、マダムを助けたかった。その強い想いが伝わってきます。ビジネスを超えた繋がりを感じずにはいられません。ラストも秀逸。退院時に車椅子に乗れという看護師。その規則に論理性はありません。車の座席位置でモメたのとは訳が違います。それでもなお、規則に従えと言うニコラス。彼の顔をじっと見据えた後、従うマダム。2人の新たな絆を感じます。マダムの人生は、得たものより、失ったものの方が多いかもしれない。でも最後に信頼できる人間を得られたのは、何よりの幸いだと思います。不機嫌なバラは、これからも不機嫌であり続ける。それが彼女らしく生きることだから。そしてニコラスの髪も抜け続けるでしょう。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-06-20 17:41:22) (良:2票)(笑:1票) |
29.《ネタバレ》 このおばちゃんの我が儘やそれに振り回される姿を微笑ましく思えるかどうかが、この作品を楽しめるかどうかの鍵なんでしょう。そこそこ面白くもあるけど、降って湧いたようなずさんな誘拐話はかなりマイナス。無理矢理山場を作ったようにしか見えません。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-06-24 16:25:31) |
28.年齢に縛られることなく、我儘が許されるのがイイ女の条件である。という理論が遺憾なく発揮。そしてその我儘に簡単に屈しない(屈せない)のも、吹けば飛ぶようなではあるが男の可愛い意地なんである。そう思う。 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-04 04:39:13) |
27.可愛いな、ワガママなシャーリー・マクレーン。あの目がいい。「あたしはまだまだイケるわよ、オンナ捨ててないわよ」って感じ。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-22 18:21:18) |
26.《ネタバレ》 シャーリー・マクレーンは確かにかわいい。だけどシナリオの展開やペース配分にもう一工夫欲しい気が。いくら心を通わせる出来事があったりテスの重病がわかったりしたからって、前半からじゃ考えられないほどダグが急激に夫人命!になるのについ苦笑させられたもので・・・。 【しぎこ】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-03-27 20:07:10) |
25.主人公がシークレットサービスだというのに、銃撃戦はひとつとして起きません。にもかかわらず、ラストまで心地よく緊迫感を保つ脚本の見事さには感服です。 【K】さん 8点(2005-02-20 16:33:30) (良:1票) |
24.後半になるにつれてよくなってきて面白かった。 【PAD】さん 7点(2005-01-08 21:46:51) |
23.元大統領夫人として尊敬され大事に扱われてるのに孤独で寂しくてなにかと不機嫌なテス。気まぐれや我がままに辟易しながらも任務に忠実に勤める真面目なダグ。かみ合わない不器用な二人を演じるケイジとシャーリーが役にはまっててとても楽しい。 一つ一つのエピソードでの描写が細やかなのでそれぞれの日常や過去のいきさつ、心情といったものがよく分かってくる。 最初は頑固で嫌味に見えたテスも見てるうちに段々憎めない人物になってくるが、こういう役どころでのシャーリーはホントに可愛い。表情豊かで老いてますます魅力的。テスのでっかい脳腫瘍はどうなの?とかの突っ込みも帳消しです。 【キリコ】さん 7点(2004-11-11 23:23:04) |