★4. 高名な原作小説は未読。ジュリアン・ソレルの野心が大した事無く3時間以上に亘る不倫劇は退屈でグッタリとなりました。ジェラール・フィリップ、ダニエル・ダリューに期待特大だっただけに残念です。 |
3.2012.12/21 鑑賞。スタンダール「赤と黒」古典も読書せず、映画で代替えする。若々しいジェラール・フィリップに脱帽、モテモテなのは良く解る。本のダイジェスト版ともいえるか。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-28 22:39:42) |
2.《ネタバレ》 己の美貌を最大限に利用してのし上がろうとする美男子ジュリアン・ソレル…ステキねー。 オンナどもが彼の美しさに目が眩むのはまあ当然としても、ジュリアンがすごいのは男たちまでもしっかり魅了しちゃうとこよね。 自分がどうにかしてやらないとこの若者はダメになっちゃうんじゃ…って結局みんな手助けしちゃうっていうか。 たまにこういう人いるけど、これって前世から培った人徳かなんかなわけ?? もちろんジュリアンが才気あふれる好人物だったからってのは言うまでもないんだけど。 聖職者だろうと軍人だろうとなんでもいいから、とにかく下流階級から抜け出したいっていう野心を抱いた美青年ジュリアン、彼にひとつ落ち度があったとしたら、それはきっとオンナを本気にさせすぎたことね。 もちろん原作は貧困生活から脱出しかけた青年が結局ギロチン送りになる姿を描くことで、いくら頑張っても階級の壁を越えることはできない当時のフランス社会を批判したのかもしれないけど、この映画ではただただジェラール・フィリップの美しさが印象的で…。 あ、ダニエル・ダリューの思いつめた熟女っぷりがとってもステキだったのは言わずもがなよ。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-23 15:18:49) |
1.《ネタバレ》 原作は、一応支配階級に対する批判が込められているようです。たしかに聖職者が「パリに行けば出世できる」と発言するなど、ずいぶん俗っぽいという印象がありました。しかし原作発表当時のフランス人ならともかく、現代の日本人である私から見ると、週刊誌やワイドショーを賑わすような不倫と三角関係のメロドラマとしか映りませんでした。主人公のジュリアン・ソレルは、聖職者を目指したかと思うと女におぼれたりして、人間くさいといえばたしかにその通りですが、あまりにも俗物で魅力を感じませんでした。デジタルリマスターされて、映像は美しかったです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-14 18:04:21) |