3.《ネタバレ》 踊らないインド映画。ある意味貴重。
妊婦が主人公というのも珍しい。
インドになじみが無さすぎて、きれいなところと汚いところの落差がすごいなぁと、変なところに感心してしまいます。
どちらかというと、『汚さ』やや優勢。
妊婦と新人警官が、妊婦の夫を見つけるため奔走するストーリー。
陰謀あり。黒幕あり。殺し屋あり。
あまりにも全容がつかめなさすぎて、途中疲れてややダレます。
正直、殺し屋の存在がなければ、かなり退屈な映画になっていただろうと思われます。
最後真相までたどりつけば、確かに脚本の面白さも感じますが・・・・。そこにたどりつくまでが長すぎんだよなぁ・・・。
もしかするともう一回見直してみると、より面白く感じるのかもしれません。
でも残念ながらもう一度見る気にはなれないなぁ。
劇中で、ミダン・ダムジがいかに危険人物で傑出した人物かってのを、みんなが口々に語るわけですが、なにしろ全然出番のないミランさん。どーみても殺し屋のほうが存在感ありありで、危険で脅威に感じます。やっと最後にちょろっと出てきたミランさんも、やっと出てきた割には不意をつかれてあっさりやられちゃうし・・・。
新人警官のラナや子供たち、殺し屋のひとは良い味出ていたと思います。