7.《ネタバレ》 行動が裏目裏目に出て誤解が誤解を生むドタバタコメディ。
自動ロックの締め出しと、拳銃とおもちゃのライターの取り違えが、何度も繰り返される。
隣室の夫婦の感情がころころ変わって、別れる愛してるの繰り返しで面倒臭くなってくる。
片思いのマダムや部屋の清掃婦を巻き込んでの痴情のもつれもあってややこしい。
もう少し話がスッキリ整理されていたらよかったのだが。
印象に残ったのは、なんといってもエマニュエル・ベアール。
初めて見たけど、とてもキュートでコケティッシュ。
ストーリーの物足りなさをカバーするほどの存在感。
その後、ベアールの出演作を幾つか見たものの、ここでの小悪魔的なキャラが一番合っていたかも。
あっけらかんと男を虜にする女。