★10.2022.7.6に旅立たれたジェームズ・カーン目当ての鑑賞。 オープニングクレジットでのいぶし銀の面々に「お~」脚本スターリング・シリファントに「お~~~~」監督サム・ペキンパーに「え~、アチャー」期待と不安の入り混じり。 開始15分までがピークで以降は垂直落下の愚作ぶり。キャストもこれでは浮かばれない(怒) 自身の彼女出演を条件に手直ししたというシリファントに、名脚本家とは到底思えない駄脚本の理由が分かりゲンナリ。 色気漂う若きジェームズ・カーンは素敵だったのが救い。 |
9.《ネタバレ》 ペキンパーは好きな作品が多いのですのが、これはつまらなかったです。 登場人物の掘り下げも浅く、カーンのリハビリもダラダラ長く観ていてダレます。 中国と日本がごっちゃになっていて忍者とカンフーとかが混ざった感じなところも変すぎ。 【クリプトポネ】さん [ブルーレイ(吹替)] 3点(2019-04-29 17:23:33) |
8.《ネタバレ》 スローモーションでの暴力描写はいつものペンキパーですが、それ以外は誰のB級作品?という感じでした。 冒頭のロバートデュバルの裏切りまでは期待感あったけどそれから先はテンポ悪いし、そのデュバルも中途半端なところで、しかもカーンの手でもなく呆気なくやられて。果ては訳のわからない忍者の出現には笑えた。しかも弱すぎでしょう。ペキンパーさんは一体何をやりたかったのか、それが最大の謎という映画でした。 【仁】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2017-04-10 00:30:28) |
7.《ネタバレ》 ペキンパー好きですけど、さすがにこれは褒めようが無いです。『ガルシアの首』『戦争のはらわた』という傑作の間で撮られたってのがとても信じられないグダグダさ、もっともこういう不安定なところが鬼才たるゆえんかもしれませんが。とにかくどうでも良いところの描写が長い長い、ほんとはペキンパーが途中で監督降りてプロデューサーが完成させたんじゃないかと思うぐらいです。カッコつけて撮っている割にはジェームズ・カーンのロバート・デュヴァルへの復讐劇というわけでもなく、事件の背景もさっぱり理解させて頂けず、要は何をこの映画でやりたかったのかちっとも判らなかったということです。もったいぶって登場したニンジャの親玉マコも、素人の要人政治家にあっさり斬り殺されてしまうし、ここまで来るともう苦笑するしかありません。ペキンパーは美人美人した女優は滅多に使わない人ですが、ちょこっとしか出てこないけどこの映画の女優の美のレベルの低さもまた相当なもので、これまた私にとってはサプライズでした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-01-24 20:29:01) |
6.《ネタバレ》 ぶっちゃけ、なんじゃこりゃな内容で面白くないね~(苦笑) 最後の忍者軍団は観てられません級な疲労感が・・・ヘンテコ日本の描写の源流はこれからなのか!? そういう観点から見れば面白いものなのかもしれませんね 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-12-11 10:43:01) |
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5.《ネタバレ》 序盤のコンビ(ジェームズ・カーンとロバート・デュバル!)の描き方が商売女を絡めてくるところも含めて74年(この作品の前年)のマイケル・チミノ『サンダーボルト』を彷彿させる。そこから二人が目的地に着くとどうも60年代から70年代にかけて大量に作られた冷戦下でのスパイ映画の色を帯びてくる。ここから意外な展開に。カーンが撃たれて病院に。手術風景が事細かに描かれる。延々と。なんなんだこれは。その後のリハビリシーンも長いがそれはまだわかる。しかしこの手術シーンはいらんやろ。そしてその後はアメリカ・アクション映画ではじめて取り入れられたらしいカンフーが登場。これが場違い。それでも政治や上層部の腐敗が背景となるフライシャーやシーゲルあたりの70年代アメリカ・アクション映画の匂いをプンプンさせておりじゅうぶん楽しめた。と思ったら宿命の対決の伏線をこれでもかと散りばめていながらなんてあっけない、しかも早々の結末に愕然。しかも映画はここからまだ続く。クライマックスは主人公は見てるだけ。えらく抑揚のないクライマックスであった。どうにもこうにもチグハグさが目立つ作品ではあるが、先に書いた70年代アクション映画の匂いってやつでけっこう楽しめたように思う。ニンジャは見なかったことにする。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-03-04 18:18:48) |
4.《ネタバレ》 公開当時劇場で鑑賞。ペキンパー監督で、ジェームズ・カーン、ロバート・デュバルときて、サスペンスなのだから、どんな名作になるやと大変な期待をもって見たが、こんな超ド級の裏切られ方をされようとは。腰が砕けましたよ、ほんと。どうしちまったんだペキンパー? 話はつまらない、テンポは悪い、おまけに忍者ですよ、ニンジャ。どこか私に不理解、見落としがあったりして、正当評価できていないのではないかと思い、その後テレビで見て、さらにビデオで見たが、やっぱり面白くないぞ! イングラムを連射しながらスローモーションで果てるボー・ホプキンスに、合掌。でもVHSを中古で手に入れてしまいました。DVD出たら買います。なぜ自分がこういう映画にお金を使うのか、もう自分でも分かりません。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-01-05 00:39:45) (良:1票) |
3.アハハハハ!!いやモートルの玉さんのコメントに思わず爆笑してしまいました。そう、タイトルはイイんですよ。ロバート・デュバルがサイレンサー付きの銃で亡命政治家の脳天をブチ抜く出だしにはチョット期待もしたんですがネェ…。直後のカーンのシャワー・シーンからがいけません。シャワー・シーンは胸毛バリバリのゴツい男じゃなくって「サイコ」のマリオンみたいな妙齢の美女にお願いしたいですナ。何故カーンを中途半端に負傷させたのか意味不明だし(殺せよ!)、しかもカーンのリハビリ場面が無闇に長~い!回復後、台湾に舞台を移して珍妙なアジア描写がてんこ盛りなのもペキンパーとしては新境地を開くつもりだったのか何なのか知りませんが、リアルな殺し屋稼業での凄まじいヴァイオレンスを期待した私にゃ何が何だかサッパリ…。ニンジャ、当時は斬新だったでしょうね。でも初めからコレはショー・コスギの映画だ!と覚悟が決まったモノなら兎も角、このタイトルでこんなもん観たくありませんでしたよ~ペキンパー監督ぅ!! 【へちょちょ】さん 4点(2003-11-03 03:43:21) |
2.ペキンパーという人は、作品のイビツさを売りにできる監督だと思います。時にはイビツ過ぎてついて行けないこともありますが、本作なんか、ちょっといい味出てるんでは。映画全般に渡り、街の騒音が常に背景に流れ続けます(執拗な程)。この喧噪感ってやっぱりハードボイルドに無くてはならないもの。音楽は抑え気味に挿入され、しかしなかなか効果的。終盤、何と、ニンジャ軍団が乱入!巨匠も一度はこんなの撮ってみたかったの? ま、いいってことよ。それにしても、こんなに弱いニンジャ、初めて見たぞ。バート・ヤングにまでやられてしまうなんて、一体どこの流派なのか。 【鱗歌】さん 7点(2003-11-02 17:27:53) |
1.タイトルのグレイトな響きが、一撃必殺であります。んもぉ~びんびん来ちゃうぜ!やっぱ何はさておき映画はタイトルだよなぁ~。さすが、ペキンパー、いいタイトル選ぶぜ!切れ味鋭いタイトルは英語で書いてもカタカナで書いても、もおーサイコー!!惚れ惚れするしかないぜ、このタイトル!!・・・そんなわけでタイトルが好きです。 【モートルの玉】さん 3点(2003-11-01 01:28:21) (笑:1票) |