8.《ネタバレ》 クオリティはほとんど自主映画レベル、テンポも撮り方も音楽も
実にねっとりじっとりとしていて芸術的側面は皆無と言って良い。
ただのっけから女性の過多な肌露出に突然の殺しと解体に驚く。
1963年にこんなものが作られていただなんて。当時の人たちはこれを観てどう思ったのだろう。
血も臓物もこれまたねっとりじっとりした感じが出ていてそれなりに気持ち悪い。
古代エジプトの女神に取り憑かれた狂人のおっさんが凶行を重ねていくシンプルなストーリー。
最後の娘をやりそこねる展開はなんだか喜劇的だし、逃げてとりあえず入ったところがゴミ収集車という
なんじゃそりゃなオチ。エログロナンセンスでかつコメディ要素もある。
なんやなんやと突っ込みながら楽しんで鑑賞するのが良い。