81.こりゃひどいよ。あの男二人組がいつまでも許せない、というか理解できない。殺害ってかれらにとって何なんでしょうか。あいつらを殺したい、そうおもっている僕も殺害衝動。一緒。みんなみんな0点 |
80.《ネタバレ》 出演者の演技がすごいですね。主役のブレンダン(ヒラリー・スワンク)はアカデミー賞とったのはもちろんとして、恋人役の女の子ラナ(スワンクより鼻が大きくて、最初ずっとオカマだと思ってた。なぜこの人選??)も恋する乙女の瞳!!相手は女ジャン!わかってても、こんなにラブラブな目が出来るのぉ!?と感心しました。物語は、ブレンダンとラナの恋がよくかけていて、女と女(気持ち悪い)って気がしなかった。マイナスはキャンディスを殺したこと。「おい,ラナ、すぐ救急車に電話しろ!!キャンディスは生きてるかもしれないじゃないか!!子供はどうしたんだ?保護してやって!!」子持ち女としてはそっちが気になっちゃってしょうがありませんでした。ひどい実話だ。ここだけキャンディスは死ななかったと脚色して欲しかった。 【kithy】さん 8点(2004-02-12 01:25:31) |
79.やっぱ実話なんだ...と、エンドロール直前のテロップを読みながら複雑な気持ちでした。エピソードのセンセーショナルさ加減を全面に出すんじゃなくて、病気のこととか屈折した気持ちという人物描写がメインだったらより深みが出て自分好みだったのに。あっさりとした“青春のワンシーン”としてまとめてしまうにはもったいない、興味深い人々だった。 ティーナ役の彼女はアカデミー賞だったんですね。とてもステキ。でも彼女を選考したいきさつにも興味が湧きます。 【●えすかるご●】さん 7点(2004-02-08 15:35:58) |
78.重い..とても重い作品です.. 見終わると沈んでしまいます.. アメリカも、田舎はまだまだ保守的なんだ..と、アメリカの二面性を思い知らされた感じです... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-02-05 19:04:09) |
77.《ネタバレ》 うわ、あのラストで一気に熱が冷めてしまった…あんな非人道的な行為で終わるのがフィクションだったらひどかったわけだけど、エンドロールでなんか実話っぽいテロップが出たのでやっぱそうなのかな。そうでなければこの怒りはぶつけようがない!!しかしヒラリー・スワンクという人は初めて知ったが、ああいう難しい役をこなせば評価されるのは当然だろう。個人的にはラナ役の女優さんの必死でもなく、そこまで気だるくもないナチュラルな演技は、中性的な主人公としっかりマッチしててこちらも素晴らしかったと思う。しかしどうしてもラストが…なので。 |
76.《ネタバレ》 この後味の悪さよ・・・。しかしどっぷりと見入ってしまった。心と体の性的バランスが一致しない主人公が、差別によって葬られていく、というのが主な筋立てだが、私はガールフレンドを横取りされそうになった男が、都合よく異質、異物の笠を着せて主人公を殺した風にしか見えなかった。つまり、性同一性障害の問題や閉鎖的な町という設定はぼやけていた。ヒラリー・スワンクの熱演はさることながら、いつもいつも独特のけだるさが抜けないクロエ・セヴィニーがとてもよかった。あるシーンで、「優しい人と話がしたかったの」と無邪気に主人公に話しかける顔が本当に可愛くて、この映画で唯一くつろげる場面だった。 【のはら】さん 6点(2004-02-02 15:26:50) |
75.後味の悪い作品でした。なんといいますか表面だけなぞらえているといったらいいのかしら。「こんなことがありました」ということを目を覆いたくなるような描写でもって見せられ、それで終わってしまった。ヒラリー・スワンクは熱演だったけど、あの人でなし二人組みを演じた俳優たちのほうがプレッシャーが大きかったんじゃないだろうか。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2004-01-11 01:10:58) |
★74.《ネタバレ》 切ない。演技は素晴しかったと思うのでこの点。ラスト赤ん坊のお母さんが死んだ時は「まじっ!?」と思いました。 【ピニョン】さん 6点(2004-01-09 01:20:34) |
73.《ネタバレ》 あらら~ あのキチガイ馬鹿2人!何でそんなに殺しちゃうんかな~?あんな奴らは即刻死刑だ 腹立つな~ しかし、話を作る側も作る側でむごいやな~ ※相手の女子(ラナ)のほうがカマに見えて仕方なかったのは私だけ? ※2回見たけど、2回ともテレビ放送だったのが残念ちゃ。吹き替えだったので残念ちゃ。生ヒラリーの声で見てみたかったっちゃ。あ残念。。 【3737】さん 2点(2004-01-04 05:22:32) |
【腸炎】さん 8点(2004-01-02 18:29:27) |
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71.話の展開の唐突さ、心理描写の不足、障害自体に対する突っ込みの甘さなど、技術的な穴はいろいろあります。しかし、ラストも含めて、作品としてのインパクトは絶大なものがあります。主人公を、聖人君子としてではなく、むしろすぐに遊び回りたがる困った人物として描いているのが、逆に説得力を強めています。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-12-28 02:09:05) (良:1票) |
70.《ネタバレ》 フランスの哲学者ボーヴォワールの「女は女として生まれるのではない。女になるのだ。」という言葉を残した。つまり女性性や男性性というのは社会が作り出したものでしかないという意味だ。男性として生まれた者は男性「らしく」、女性として生まれた者は女性「らしく」振る舞い、行動るすことを社会から強要される。そしてそれを拒むと社会から排除されるということが今でもあるので、ボーボワールの言っていることはとても興味深い。この映画は性差別の中でも性同一性障害について描かれていて、性同一性障害についてよく分かる良い作品であると思う。しかしこの映画には差別の本質を曖昧にしているという致命的な欠陥がある。我々が当たり前のように口にする「男らしくない」とか「女なんだから」という言葉は、性同一性障害の人や同性愛者をある性別の枠組みに無理やり当てはめさせようとすることだ。そしてそういう意味では性同一障害の人に対して誰でも加害者になり得る。このように性別によって、人をある枠組みの中に押し込めようとすることが、性差別や性同一性障害の差別の本質なのだ。この映画では、男は彼女(ヒラリー・スワンク)の男性性を否定し、彼女を女性という枠組みの中に押し込めるために彼女をレイプしている。しかし、映画を見る限り男が何故彼女をレイプしたのかという理由にはほとんど触れていないし、男は狂気に駆られてレイプしたようにしか見えない。しかも、レイプは単純に犯罪として描かれ、性同一性障害への差別として描かれていないのである。すると当初の性同一性障害の話はどこかに行ってしまい、単にレイプされた可哀想な女の子の話として完結してしまっているのだ。性同一性障害の差別の本質を浮き彫りにするためには、何故男が彼女をレイプしたのかという心理に迫る必要があったはずだ。この映画はその一番大事なところがポッカリ抜けてしまっているのだ。これではヒラリー・スワンクの迫真の演技も報われない。残念としか言いようが無い。 |
【あしたかこ】さん 6点(2003-12-20 02:14:58) |
68.「I love men」な私に、性同一性障害の方の心情は理解は出来ないけれど、ヒラリー・スワンクの熱演を見て、痛みは充分に伝わって来た。二時間の間、ただただ痛い。そして見終わった後、人間という生き物が「他との差異」を認められないうちは、「自由の国アメリカ」にも自由はないのだという絶望感だけが残った。長く人類全体が抱える、肌の色による差別、信教による差別といった重いものから、「ちょっと素敵だな」と思った人が、PCのデスクトップピクチャをモー娘にしていて幻滅するという下らないことまで、人間という生き物は、差別をせずにはアイデンティティーが保てない生き物なのだと、改めて痛感した。それを超えてティーナを愛したラナの、可愛くて、少々野暮ったくて、危うくて温かい、新しい生き物みたいな生き方に、生物としての美しさを感じた。ただここまで、娯楽要素を排除して、見る側の胃を痛くするような映画は、反則技だと思う。良い映画ではあるが、早く忘れたいとも思ってしまう。 【ともとも】さん 7点(2003-12-15 22:09:33) (良:2票) |
【愛人/ラモス】さん 8点(2003-12-15 11:50:08) |
66.性同一性障害について全くわからないと、同性愛者とどこが違うの?と思ってしまいそうで、この映画自体の説得力がちょっと落ちてしまう気がするので、もう少しその辺の説明があればよかったかと思います。 私にとってはあまりに現実味がないので、どちらかというと、性同一性障害って実際のところどんな感じなんだろ?どういう展開になっちゃうんだろう?という興味本位で見てしまった気がする。 ヒラリー・スワンクの演技は以前に普通の役を何本か観ていたので、この映画は衝撃的でした。彼女の演技に6点。 【るいるい】さん 6点(2003-12-11 15:20:41) |
65.凄く衝撃を受けた。ヒラリー・スワンクの演技は素晴らしいと思う!実際に起きた事件だなんて、考えるだけで残酷。この前TVで性同一障害(?)の人のことを取り上げていたけど、見た感じは男なのに女性として生きていて、その方の主張を親身に聞いていました。ヒラリーも役に成りきろうと大変だったよな~~ 【アンナ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-05 16:34:44) |
64.《ネタバレ》 どう見てもオトコにしか見えないヒラリー・スワンクのオスカー受賞は当然のことのように思われたが、その後、別の作品で彼女を見てもやっぱり女装にしか見えないので、もしかして特に演技力に秀でているワケではなく、単に中性的なキャラクターに騙されただけなのではないかと疑いを持つに至った。そういう意味で見れば、単なる人権擁護賛美の立場からこの役を無視できなかったにすぎないわけで、これだけ特殊な役を例えばレネー・ゼルヴィガーが見事に演じて見せてくれてこそスゴさがあるんじゃないかと思う。正直、ヒラリー・スワンクの男装以外に特に見るべきもののない作品で、ストーリーは見る前から大方想像できるようなモノ、性同一障害に対する覗き見趣味的好奇心を満足させるには充分だが、だから何なんだ感は否めないスリルもサスペンスもほとんど感じられない作品。こういう作品で本当に偏見が取り除けるのかという後味の悪い疑問だけが残る。現在若手女優の至宝とも言えるクロエ・セヴィニーの存在感だけが救いだが、観に来た人間に自らの野次馬根性を見せつけるだけの実にあざとい映画であった。だいたい性同一障害者であろうがなかろうが、人を殺したらイケナイなんて当たり前ではないのか。少なくとも女装してたから殺されるとか、そういう土壌の全くない日本の風土ではほとんど意味がないように思う。アメリカってそういう国なのね、という一つの教材にはなっていると思うが、そもそも性同一障害が殺されちゃうほど悪いことだと思っていない日本国内に関して言えば、却って偏見を助長する結果になってはいないか。 【anemone】さん 2点(2003-11-29 12:11:32) |
63.これだけ衝撃的だと、演出がどうとか、音楽がどうとか忘れますね。少々、苦かったけど、こういう見る薬も自分には必要です。 【ウメキチ】さん 8点(2003-11-20 16:11:07) |
62.重い。異様に重い。そして後味も異常に悪い。面白いとかそういう映画ではないが、見ておくべき、見ておかなければ、知っておかなければならない話なんだと思った。実話と知らずに見てしまって、ラストに憤慨したが、実際の結末だということに驚き、なんでそうなっちゃうの?と悲しくなるとともに、後味がどうのとか感じてる場合じゃなかった、と思った。ただ、映画だし、脚色を含め、どこまで正しくできているのか、など疑問点は沸いた。点数はつけにくいが、映画は娯楽だという考えなので、この点。 【かりぶ】さん 7点(2003-11-20 14:12:22) |