60.《ネタバレ》 こいつはしぶいぜ。ってゆー感じの作品。 冒頭こそ戦争シーンで始まりますが、それ以降はひたすら『追いかける』『逃げる』、これの繰り返し。こんなに単純明快なプロットはないです。そして単純がゆえの面白さがあります。90分、全然飽きないのがその証拠。 この映画では、ハラムの動機、L.Tの思い、そういったものを多くは語らないのが特徴。とても硬派。語らない、だけど伝わってくる。なぜ殺人マシーンになってしまったのか。なぜL.Tは彼を追いかけるのか。そこにはきっとハラムをそうしてしまった責任を感じているL.Tがいるのでしょう。それをL.Tの回想シーンでそれとなく伝えてくる演出がまた渋い。 サスペンスアクションとしての緊張感もなかなか。ハラムは『逃走』と『狩り』を同時に行う兵士。彼だけまだ戦場にいるかのような緊張感。当然、ハラムを追いかけている人間達は、同時にハラムに襲われる可能性があるということ。この緊張感がたまらないですね。地下での攻防は最高にエキサイティング。シティサスペンスが好きな自分にとっては街中での追いかけっこも手に汗握ります。いつの間にか、自分がハラムだったらどう逃げるかまで考えちゃいます。 派手さはない。新しくも無い。地味だし、『見所はどこ?』って聞かれれば、ちょっと困る。でも地味に手堅く面白い、こーゆー映画が結構好きです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-23 03:48:45) |
59.《ネタバレ》 トミー・リーはいつも誰かを追いかけているが、本作はその極み。追跡のプロが、かつての教え子である殺しのエキスパートを追う。追う。追う。要するにランボーVSトラウトマンの構図。武器はナイフのみという潔さも良く、肉弾戦の醍醐味を味わえる(やや地味だが)。冒頭の戦場シーンと、女性キャラの登場などは不要かな。デルトロの死んだような目が印象的。ナイフはわざわざ手間暇かけて作ってないで、そこら辺のお店で買えばいいのに…。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-10-20 19:44:31) |
58.要するにランボーを追うトラウトマン大佐の物語なのですが、贅肉を極力落とし、男と男の対決という荒削りな話にしていることには好感を持ちました。また、殺人マシーン・デルトロが「俺の父親」とまで尊敬するトミー・リーが、実践経験がなく軍に籍も置いていない非正規職員だったという設定も興味深く、この手の作品としてはなかなか良い脚本だったと思います。ただし、30年も前に全盛期を終えたフリードキンの手腕がところどころサビついており、21世紀のアクション作品においてこの程度の演出ではツライなという印象です。冒頭の戦闘シーンからして残念な仕上がりで、「プライベート・ライアン」も「ブラックホーク・ダウン」も存在していた2003年においてこんな古臭い戦闘シーンを見せられてもという感じでした。また、デルトロを連行する軍の管理体制や、FBIの捜査態勢が甘く、デルトロの強さよりも彼らの無能さの方が目立っていました。一方、70年代の監督だけあってトミー・リーとデルトロの対決はよく出来ています。彼らの執念とも言える追っかけは見ごたえがありました。市街地でのアクションなど入れず、「アポカリプト」のように90分間ひたすら密林での追っかけをやった方がよかったのではと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-26 18:46:05) |
57.《ネタバレ》 森の中を追跡するシーンとか、キャンプみたいな所で訓練するシーンとか素晴らしい出来なんだけど、都会での追いかけっこで一気に面白くなくなった。急にその他大勢と同じレベルのアクション映画になっちゃったというか。残念 【キッド】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-16 11:14:01) |
56.最初の三十分が退屈すぎて一回止めてしまいました。そして、その後もたいして盛り上がらず終わってしまいました。なんか中途半端です。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-07-24 16:40:20) |
55.《ネタバレ》 戦争で心を病んだ犯人、師弟対決、追跡劇、と前にどこかで見たようなプロットや場面ばかりという感じで新規な要素は少ない内容でしたが、その割には飽きることもなく、一気に見ることができました。二人の演技力もさることながら、プロットに新鮮味がなくても作り方次第では、このぐらいの映画は作れるということなのでしょう。最近は期待させておいて、監督の思い込みばかりが空回りしていて、表紙倒れなものが多いですから。 【キムリン】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-06-08 17:34:25) |
54.最後の展開は読めましたが、師弟対決は盛り上がりますね。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-06-07 15:45:29) |
53.トミーリージョーンズが追いかけている時点でなんか「逃亡者」意識してしまい、川辺のシーンまででて、これはアクション編なんだなと思ってしまった。デルトロはなかなかだった。逃げとおしてと思ったけどそれは無理か。逃げ切れない追い込まれ方は「ランボー1」ぽい。原始武器で最強だし。女のFBIにはイラッとさせられどおし。これもどっかの映画で観たような。どっかで観たようなの塊の映画だった。ただLTの殺人教室は妙にリアル。ここはよかった。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-05-24 17:38:00) |
52.《ネタバレ》 戦争で狂気に変わってしまった軍人の筋立てに甘さはあるが、暗い過去を背負った男2人の対決としては見ごたえ十分。滝の音とどろく静かな森という舞台も、追跡劇を盛り上げてくれます。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-04 17:43:49) |
【ジダン】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-10-28 14:52:40) |
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50.映画的には地味っぽいですが、なかなか好感が持てました。BGMが最小限なのと役者が良かった。トミーリーはご高齢なのにアクション頑張っていたと思います。 最初と最後で語られるアブラハムについては、後で止めが入るので息子のイサクは犠牲にはならないと思いますが、何か。 内容は皆さんにいろいろ言われてますけど、一番の驚きはこの映画の技術指導をしたトラッカーが実在することだと思います。追跡の仕方もそのまま、ナイフは本当にお手製。硬いアスファルトの上の足跡も追跡可能だそうです。この映画でその一部を垣間見れたことが嬉しい。誰か彼の映画を撮って下さい。その方が余程(以下自粛)。 【えんびす】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-20 23:19:27) |
★49.あぁ~まぁ・・何と言いますかぁ・・・一言で言うと・・惜しいっ!! そんな作品かな。。 今時の映画としては少数派に近いと言ってもいいほどCGを多用していない。 BGMも極限まで抑えられてて、煩くなく役者の演技に集中できる。 寧ろこれ程の戦闘シーンを魅せるのであれば極端に少ないBGMが 余計に感じられてしまう程だ。 惜しむらくはやはり他のレビュワーの方達が感じられてる通り 人物の掘り下げ方の甘さだ。 あまりにもアッサリし過ぎてこれ程の鬼気迫る役者の演技が 全て殺陣で終わってしまったかの様にスポイルされてしまった。 ハンテッドの名の通り流れる様なハンティングシーンを見せたいのか BGMを抑えてリアルな戦闘シーンを見せたいのか・・やはり惜しいと言わざるを得ない。 この辺の上手い見せ方の一例としてはオーソドックスながら 『ランボー1』の方が見終わってから見た自分に納得できる。 要はその納得できるか若しくは満足できるかが こういった作品の評価に直結するのではないかと思う。 それと分からないのが、デル・トロは屑鉄でナイフを作り トミー・リーは石でナイフを作った点。 あれの優位性?というかは見終わった後でも理解出来なかった。。 誰か分かる人が居たら教えて下さい。 ・・という訳で無駄を省いた内容に好感は持てるが あまりにも省き過ぎてしまった惜しい作品として5点献上! |
48.《ネタバレ》 護送の様子からしてちょっとお間抜け。終盤、何度も巻いているのに、直ぐに発見される逃げっぷりに脱力。最期の格闘も二人斬り合いまくりまくりながらもあまりに元気すぎて緊張感もなにもなし。女捜査官など主演二人以外の存在にほとんど意味がなく、誰が観ても余計と感じるのではないだろうか。描けないなら、そういったものは捨てて、ただただ追う者と追われる者の描写に専念して欲しかった。中途半端で上っ面なもので塗り固めてしまったため、全体の質が著しく悪くなった。せっかくの名優二人の競演なのにもったいない。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-03-11 09:42:30) |
47.期待が高かったせいか、とても消化不良に感じた。 【ucs】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-01-19 16:12:06) |
46.なーんにも期待せずに見たので結構楽しめました。でもエンドロールでウィリアム・フリードキン監督作品でビックリ!! 構成といい、細部の詰めといい、アクションシーンといい あまりにも甘すぎないかいウィリアム!! 昔のあなたはどこへ行ったの?? で -1点 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-03-06 13:16:59) |
45.《ネタバレ》 「エクソシスト」で大尊敬するフリードキン。しかし、なんか足りないんだよなあ、これ。「エクソシスト」の時のような、「お宝」感ゼロ。もちろんあの時は、リンダブレアの「ポゼストっぷり」が「お宝」であり、悪魔が「お宝」であり、メリンがどんな技を繰り出すかが「お宝」であり、「最後どうなるんだ」も「お宝」であった。 この映画、何を「お宝」と思っていいのか分からぬ。なんか、トミーがとんでもない「技」や「仕掛け」を次々と繰り出すしか、手がないような話では。フリードキン、やっぱり絶頂期は遠くなりにけり? 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-13 21:20:01) |
44.《ネタバレ》 ヨーロッパに旅行した時、テレビでやっていたのを見ました。アクションの切れが良かったですね。戦争を経験した特殊部隊員が日常生活に戻れず、自然を愛する殺人鬼になるという設定に入りこめさえすれば、それなりに楽しめると思います。ただ、教官でハンター役のトミーが強すぎる気が。また、心理描写は浅く、深みのある映画ではないですね。 【モリブンド】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-09-25 01:12:44) |
43.おっさん二人よく走る。よく頑張りました。6点。 【ベルガー】さん 6点(2005-03-29 13:36:43) |
42.期待したからなのか。見終わって何も残らなかった。残念。 【さら】さん 5点(2005-03-28 17:47:31) |
41.濃い。全然関係ないですが、フリードキンって名前かわいいですよね。ドキン、て。 【マミゴスチン】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-03-26 06:25:36) |