★14.《ネタバレ》 う~ん、よかったのはリチャード・アッテンボローが見えたくらい・・
お話が閉鎖的なのでこれは逆に面白いかなぁと思って観てたのですが・・
限られた空間で限定された登場人物がどう演技するかという、
まあ場所は不時着した砂漠ですが舞台劇のような役者の演技が中心。
く・・暗いです。真剣に観てると実に真面目で暗いです(爆)
まあこの設定では仕方ないでしょうけれど、
砂漠が無人島に思えました。
ジェームズ・スチュワートをカラー映画で観たかったので借りたのですが、
もうこの時代になると白黒のときのイメージ(いや、若いから)はないです。
「スミス都へ行く」のときの無垢な疑いのない目はなかった(当たり前だ)
そして借りた作品も生死をかける男たちの人間ドラマなのでシリアス。
命がけの脱出劇といえば冒険ジャンルなのですが、
砂漠から出てゆけることこそ冒険なのでほとんどが砂漠の上。
壊れた航空機をどうやって飛ばせるのか?
それとも航空機をあきらめて砂漠をあてもなく歩くのか?
非常に簡単なストーリーなのですが脚本はよくできていますよ。
さてしかし、映画で見せられるとどうか・・
世にも不思議なアメージングストーリー的な感じもするので(ヒントはエポックさ)
ファンタジーなところも入れてほしかったと思います。
【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-10-09 15:17:08) |
13.リメイク版が製作されるだけのことはあり、サバイバル群像劇としては抜群の完成度を誇ります。作品の状況的に「閉塞感」は絶対に拭えないはずなのですが、そういった「世界の狭さ」をほとんど感じなかったのは驚きです。リメイク版もぜひ観てみたいと思っております。 【K】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-07-13 01:36:30) |
12.スチュワートがめっちゃ頑固親父ってますね~。ヒッチコック映画以外で彼の出演作は多分初めて見たと思うがやっぱ内容が内容だけに印象が違っちゃうね。何かに恐れる姿から頑固頑固の一点張りにはな~んかこ~ちょっとやりすぎかなぁ~とか思ったりもしたり。でも模型飛行機ってこんなにも簡単に作れるもんなのかなぁ~・・。っていうか誰が出てきて誰が死んだっていうのがイマイチ判りにくかったような気がする。 |
11.《ネタバレ》 大佐に反抗した人が助かったのが以外。模型飛行機がね~ 【ボバン】さん 8点(2004-07-18 00:11:56) |
10.《ネタバレ》 舞台は飛行機内と砂漠(大半が砂漠!!)オンリーで、登場人物も男ばっか。しかも顔が汚れて、服がヨレヨレで、無精髭ボーボーといういでたち。そりゃそうですよね、飛行機事故で砂漠に遭難しているんだから。かなりムサイ映画です。水が足りなくて、救助がくる見込みもない、そんな絶望的な状況でも、壊れた飛行機から新しく飛行機を作りなおすという案があったからこそ、なんとかやってこられたんだと思います。あのドイツ人技士ももうちょっと愛想良くすればいいのにとか思うけれど、ドイツ人なんだからしょうがないか、と思いながら観ていました。少しコメディ要素を入れて、トゲトゲした雰囲気にならないようにしていたのかもしれませんが、私的にはまだまだ不満です。もっとコメディ色を出してよぉ。なんかね、人が死んだりしてかなりシリアスなんですよ。まっ、ラストのプロペラが回る瞬間は拍手ものでしたから、それで清算されてしまうところがあります。ところで、小さな飛行機を作るのはいいんだけれど、ジェームズ・スチュワート以外は座るところもなく、数人の男が羽にしがみついている姿が、なんとも滑稽でした。だれもこれにつっこむ人もいないしぃ。誰か一人くらい“怖がって”ほしいよーな、それでいいよーな。 【元みかん】さん [地上波(吹替)] 7点(2004-03-21 15:12:25) |
9.ちょっと退屈だった。後味は良いけど、そこまで+にならない。 【亜空間】さん 6点(2004-03-19 11:39:38) |
8.仕方ないかもしれないけどお昼のテレ東はカットしすぎです。いつのまにか大尉が戻ってたり、誰かが死んでたり・・・。今度ちゃんとしたの見ときたいと強く思った。ということで点数は仮。 【バカ王子】さん 6点(2004-03-18 21:07:22) |
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7.小学生~中学校の時からテレビ(東京12チャンネル)で何度も観た。一人も女性が出てこない映画。派閥的な闘い…、信念の闘い…、そして和解と一致団結…。うわー絵に書いたような「う~ン!マンダム!」とあごをさすりたくなる程の男の世界!飛行士俳優とも言える?斜め飛行帽のJ・スチュアート。これぞゲルマン民族!を教えていただいたH・クリューガーの金髪&眼鏡姿!パニック&漂流ものにつきものの「愛」は一切排除!子供だったので、当時定番だった主人公+恋人がとてもめんどくさく感じていた時であり、この映画はさらに痛快だった! 【アカラー】さん 7点(2003-12-09 11:53:23) |
6.《ネタバレ》 学校に行っているときに飛行機マニアの友人と見ました。ジェームス・スチュアートって大戦中に輸送機とかの操縦をしていて准将とかの階級まで貰っていて、それでリンドバーグの映画にも出ていたから操縦士の役になったんでしょうけど。原作がそうなんだろうけれど、義務感あふれる英国将校とか合理的過ぎるドイツ人技師とかの型にはめ過ぎているところが気になるけれどハーディ・クリューガーの傲慢とも言える役どころはぴったりです。状況とかよりも自分の飛行機を飛ばせることだけに集中して、完成まで生きそうにない重傷者などは切り捨てて考え、仲間を探しに砂漠に出かける操縦士の軽率さ(代わりがいないのだから)を非難し、自分が模型飛行機の設計者であることを誇りにしているところまで場面をリードするのですが、確信を持てないスチュアートが一旦操縦席につくと数少ない始動カートリッジをシリンダー清掃のために空撃ちする場面で完全に主役が入れ替わるあたりが面白いところです。 【たいほう】さん 8点(2003-08-21 13:18:24) |
5.豪華キャストによる迫真の演技の応酬を純粋に楽しむべき作品。あり得ない話なんだけど、最後の離陸シーンはおぉ!と一緒に喜んでしまいます。やはり、ジェームズ・スチュワートとハーディ・クリューガーのプライドのぶつかり合いがたまらない。再度見返すと墜落前と後で人間関係が逆転していて、面白い。 【ゆたKING】さん 7点(2003-05-20 23:17:38) |
4.《ネタバレ》 遭難した男達が自力で脱出する過程を描いた傑作ですね。飛行機の設計技師だと思われていた男(<2004年3月20日追記>実はこれハーディー・クリューガーだったんだね!後の男臭い演技と比べて、なんとなく線が細い印象だったので忘れてましたよ。でも「シベールの日曜日」なんかを考えると不自然じゃないね)が実は模型しか作ったことがなかったりと、それぞれの人間の人生模様が個性的に描かれていて、ストーリーもたくみに計算されていますね。<2004年3月20日追記2。ここから→>ジェームズ・スチュワートのベテラン機長が、プライドだけで設計技師の指摘に反発する頑固オヤジだったり、アッテンボローの役割が「大脱走」のビッグXとは反対だったりといった楽しみもあります。エンジンの始動のシーンは、カートリッジを無駄に空撃ちするように思わせて、しっかりと機長の計算が働いていたりしますが、正常に回転するまではハラハラドキドキですね。そしてなによりも、<←ここまで>やっぱりラストシーンでの離陸には、思わず拍手しないではいられません。 【オオカミ】さん 8点(2003-05-01 18:30:16) |
3.空を飛ぶ、模型飛行機にその技術の原点がある。これは感動物でした。全く嘘に思えない、現代の人力飛行機の実験やTVでやる琵琶湖の人力飛行機の大会などこの映画から始まったようにも思える。 |
2.飛行機で砂漠に不時着した男たちが、如何にして脱出に成功するか。この絶望的な状況から藁をも掴む思いで脱出を試みる、強さと弱さを併せ持つ男たちの人間ドラマを、R・アルドリッチ監督が骨太でダイナミックな作品として、見事な職人芸を見せてくれる。様々な個性的なキャストの中で、プライドの高いドイツ人の技術者を毅然とした態度で演じきった、H・クリューガーの強烈な個性がとりわけ印象的だ。(その彼の本当の正体がさり気なく発覚したときには、唖然としてしまう。)不時着した飛行機が双胴機であるところがミソで、またプロペラが廻るという事を、これほど感動的に描いた作品も珍しい。痛快作とは、まさにこの作品のことを指す。 【ドラえもん】さん 9点(2001-10-13 11:00:28) |
1.子供の頃観て面白かった映画って大人になって見直すと大して面白くなくてがっかりしたことありませんか? この映画はさにあらず。砂漠に不時着してしまった輸送機に乗り合わせた乗客達が何とか砂漠から脱出しようと奮起するのですが・・・。「映画」の面白さを再認識させられました。予算じゃあないんですよね! |