357.《ネタバレ》 お気づきになった方も多いだろうが、主人公は身に備わった能力のことを"gift(神からの授かりもの)"と表現している。知ったかぶりをして言えば、これは英語では一般的な表現で、文化的な背景も含めて意訳すれば「その才能を使って"やるべきこと"をやりなさい、ということで神様があなたに与えたのですよ」というくらいの意味である。だからといって、それに関してこの映画が特に変わったことをしているわけではないのだが、しかし、そのあたりを分っているかいないかで、この映画の印象が結構左右されるのではないだろうかと思うので、ちょっと一言。私が思うに、これは「スパイダーマンになって楽しい」とか「勧善懲悪」とか、そういう映画ではないと思う。理数系に天才的才能を持ちながらカメラマンになりたい、などとぬかすような彼のような少年は、神からみれば自分の"gift"に全く無頓着な、許しがたい人間である。そこで神は、主人公の"少年"を、新たなパワーを持ち新たな使命を持った"男"として強制的に生まれ変わらせ、叔父を死なせ、「使命」を果たす道を選ばせる。しかも、与えられた"gift"が強大なだけに、使命もそれに見合った大きなものになる。となれば、必然的に彼は友人やロマンスといった「個人的な事情」も切り捨てていかねばならないだろう。この先ずっとだ。これはやはり「呪い」ではないか。「所詮はアメコミ」と言われるかも知れないが、サム・ライミは、少年が一人前の男になる課程を見せると同時に、スパイダーマンをそのような過酷な運命を受け入れて生きる男として捉えたのだ。私はそこが気に入った。ラストの言葉、特に「私は(ピーターではなく)スパイダーマンなのだ」という力強いがある種の諦観を含んだ言葉が、この映画のテーマをズバリ表している。 |
【カルーア】さん 6点(2004-02-21 23:38:09) |
355.ヒロイン可愛くない。映画自体はちょっと臭いところとか好きになれました。ヒーローらしくていい。 【ばく】さん 7点(2004-02-21 02:02:45) |
354.そこそこ楽しめたけど、なんか好きになれない。 【ダージン】さん 6点(2004-02-20 23:52:13) |
353.最初は「くだらねー!」と思って見ていたのだが、途中から画面からにじみ出る特撮ヒーローもの的脳天気さがたまらなく快感になってきてしまった。ときにはこんなふうに能天気おバカ映画を見て爽快感を味わうのも良いかもしんない。それにしても、キルスティン・ダンストって美人なんだろうか?アメリカ人の好みでは美人なのか?どうもイマイチよくわからないのだが。少なくとも日本人ウケはしない顔だな。だって、ごっついし、デカ顔だし…。 【ノコギリソウ】さん 6点(2004-02-20 22:12:17) |
352.ビルとビルをびよ~んってやってみたい!ヒロインは移り気すぎだ(笑) 【pani】さん 7点(2004-02-18 14:35:03) |
351.これがきっかけでアメコミものの日本市場が開けたような、そんな功績を残した作品のはずなんですよね。うーん、正直中盤かったるいわ、主人公は衣装もださいわ、ヒロインは衝撃の「インタビューウィズヴァンパイア」の超超美少女だわ。どこかで、アメリカとかぶりもの好きにしか受けないだろう、という批評を聞いたけど、ずばり「アメリカ大好き青少年」にしか受けないんじゃなかろうかと思います。これを彼氏と一緒に見(させられ)た女性たち、一応面白かったねーと話題を合わせたけど、なんか釈然としないものが残ってたりしてませんか? |
350.若い頃を思い出した。若い頃って言っても、本当に無邪気だった保育園の頃なんだけど・・・。ストーリーは単純。ヒーローVS悪者という、いわば子供にも非常に分かりやすい題材なので爽快。すべてにおいてヒーローはヒーローであり、悪者は悪者だからね。また、アクションが素晴らしい。気持ちいい。でも、ヒロインがちょっとブサイクなのが残念。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-02-15 17:26:52) |
349.主人公が弱いという設定や、蜘蛛をモチーフにした数々のギミックなどにもかかわらず、正統派のヒーローものという印象を受けました。それはスパイダーマン自身の性善性から来ているのだと思います。ベン・パーカーはいじめられっ子ではありますが、ティム・バートンの『バットマン』のような、トラウマからの開放という意味合いは弱い。倫理から逸脱しかける展開でも、それほど深刻には揺れ動かない。「正義の味方でいること」という決意は固い・・・パーカーは凡人などではなくて、やはり本質的にヒーローなのです。これはトビー・マグワイアの功績で、繊細で頼りなさそうに見えながら、芯に強さを秘めた主人公を実に上手く演じています。観客は彼に感情移入し、一人の青年の心理の微妙な揺れ動きを、リアルに共有します。マグワイア以外の配役であったら、並以下の凡作になってしまっていたでしょう。 【円盤人】さん 8点(2004-02-15 14:22:04) |
348.分かってたけど、もの凄く典型的なアメコミヒーローもの。 まぁ多少の違いはあるけど、何の斬新さも無かった。 でもそれでも普通に観れるのがヒーローものの良い所なのかもしれない。主人公のトビー・マグワイアはあの繊細な感じがこの役にとってもあってて良かったと思う。 【ヒョー$】さん 6点(2004-02-14 18:31:23) |
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347.ヒロインに好感持てないヒーロー物は終わってる。 【ハルポッポ77】さん 5点(2004-02-14 16:06:19) |
346.《ネタバレ》 ヒーロー物なんですが、なぜかそれを感じさせない作品でした。アクション、ストーリー展開すべてが典型的なんですがね。もしかしたら完璧な善悪の戦いではないからかもしれません。それゆえに最後もハッピーではなかったし。ただ特筆すべきは、なんと言ってもスパイダーマンのカッコ良さ!あの動きには惚れます。 【Я】さん 8点(2004-02-13 19:38:41) |
345.ウィリアムデフォーが悪になるきっかけがリストラというのもショボクていい。また主人公もウジウジしててほほえましい。それにしてもトビーマグワイヤはいわゆるいい映画にでてもはまるし、この映画で大成功しても「スパイダーマン」というイメージだけが固まることもないお得なキャラクターですね。 【バチケン】さん 6点(2004-02-13 16:39:38) |
344.面白かったです。ヒーロー物映画で一番好きです。あんなふうに摩天楼をかけめぐりたいですね。 トビーマグアイアぜんぜんかっこよくないじゃんとか最初は思ったんですけど、最後まで見るとすっごいはまりやくですね。いい俳優になりそう。 【りょう】さん 8点(2004-02-09 21:13:10) |
★343.《ネタバレ》 このての映画は独特の暗さのある、ディック・トレイシーと バットマンしか見たことはなく、また失敗かなと避けてたんですが・・コレは違う。独特の青暗い世界じゃなく(あるにはあるけど)スーパーマン的な爽快さがありますね。嫌いではないなと思い、いや好きかもに変わっていくかも。監督から入るので、 サム・ライミのカメラワークに変な感心と懐かしさを覚えた。 ここが(死霊のはらわた)だ~!と喜んで見てたんですが、 ブルース・キャンベル、どこに出ていたのか?? 気づいた方います?脚本も影があるヒーローアニメと好意的に見てたら、ゴブリンがサーフボードみたいなのに乗って登場。 そのあまりに近代的でちゃちな悪役に笑い覚めてしまった。 けど(ゴブリンがねえ・・)と減点しつつ、なぜか気になって しまうおかしさ・・トビー・マグワイア好きなので、やはりDVDは買う予定。ほんとは演技派ですので、(シー・ビスケット)と比べてみても面白い。 【アルメイダ】さん 7点(2004-02-08 22:59:11) |
342.主人公のウジウジ感や俗っぽさが、なんとも良い。ラストシーンも結構ビッと決まってた。日本の特撮ヒーロー業界も、見習いやがれ。 【aksweet】さん 8点(2004-02-07 00:05:07) (良:1票) |
341.うーん・・・って感じ。バットマンといいこれといいアメコミ自体が合わないのかなぁ。頭空っぽにしてみたんだけど何か主人公がうじうじしていて煮え切らないし・・・。ヒーロー物らしくスカッとしたところがほしかったんだなぁきっと。 【ふじも】さん 4点(2004-01-30 12:31:16) |
340.ワクワクする~なんだろ、ベタベタな展開なのに・・夢があるんだよなあ~この映画には。主演のトビー・マグワイヤは、キテレツ君みたいな雰囲気がイイ。だけどキルスティン・ダンストのノーブラは何かの陰謀? 【青犬】さん 8点(2004-01-29 00:15:21) |
339.単純に面白かった。特にマンハッタンを飛び回るシーンがいいです。悪役の見た目があまりにも漫画チックな気がしたけど(原作が漫画だから仕方ないか…) 【erica】さん 8点(2004-01-28 18:03:05) |
338.ヒロインぶすぶすと皆いうけどそんなにキルスティン・ダンストはブスですかい?普通にいいとおもったけどなぁ。当時。アクションはさすが。映画館でみないといけないでしょ。いかにも続編意識してるなって思ったけどやはりでましたね。ところで知ってました?Xメンのウルヴァリンとスパイダーマンって戦った事あるんですよ。 【とま】さん 7点(2004-01-26 14:39:48) |