24.忖度がはびこる現代にいて、この作品の主人公たちが”言いたいことを言いたい時に言う(時には行動する)”率直さに、ファンタジーだとおもいつつも爽快さを感じる。たまにはいいじゃないですか、古き良き映画に浸りたい時にどうぞ。 【★★★1/2】さん [DVD(字幕)] 9点(2023-07-16 20:38:14) |
23.《ネタバレ》 話はテンポが良くて楽しいんだけど、どうにも都合が良過ぎる展開。 特に最後の法廷シーン。 あれは主人公の勝ちありきで進行していく。 都合が良過ぎず、もう少し展開にリアリティがあれば満足できたのだが… 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-01-21 20:34:34) |
22.リメイクもされています名作です。主役二人を目当てにさぞ大ヒットしたであろう1936年当時と今では、感じるところも違ってきますが、当時のことをみるのは大変興味深い。法廷もあんな風だったのか、など。ストーリー自体は冗長に思えるところもありますが、戦前にこんなことを。。。と思いを巡らせるのに十分時間がありました。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-06 11:10:31) |
21.《ネタバレ》 ゲイリー・クーパー定番の善人が最後に勝つという監督定番の物語。悪い気はしませんが予想通りに事が進み盛り上がりに欠けるもどかしい作品。クライマックスの裁判での反撃シーンは癖をあげつらうだけで拍子抜けでしたが、中身は空っぽの恥知らずでも喋った者勝ちでグッと肚に収めて喋らなければ負けである事を痛烈に感じたところに+1点。 |
20.《ネタバレ》 役的にちょっと乱暴気味なのが玉に瑕(きず)だが、ゲイリー・クーパーはかっこいいね。この甘いマスクにすらっとした長身はなんと191センチ(FromWiki)で、思っていたより背が高い印象。ストーリーはなじみがある優しく心温まるもので、キャプラ監督ならではなハートフルさがとっても心地よい。お屋敷での執事たちのやりとりはコミカルで面白いな~。万人に勧められる良作だとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-01 07:01:10) |
19.《ネタバレ》 財産を相続したクーパーは世間ではドラ息子、本当は誰よりも正直者で優しい男。 本当の彼を知るのは、皮肉にも他人の秘密を暴き立てて生計を立てる新聞記者のジーン・アーサーのみ。 クーパーとアーサーは金ではなく、心からの信頼で固く結ばれる。 疑い深い新聞記者がだ。 「スミス都に行く」のジェームズ・スチュアートもそうだが、フランク・キャプラは最後の最後まで人を信じようと努力し続ける映画を撮り続けた。そんなキャプラの暖かさが滲み出た作品の一つ。とにかくクーパーファンは見て損無し。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-08 02:01:23) |
18.《ネタバレ》 前半部は非常におもしろい。ディーズ氏の家はどこだ?と尋ねると公園にいるのは知っていて家だけを教えたり、シンデレラ男と名付けた新聞記者が彼のそばにいる悩める女性だったり・・・。 最後はどのような結末だろうかと期待したが、以外にがっかり・・・。性格が十人十色というのはわかるが、それだけではね。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-13 13:14:36) |
17.ゲイリー・クーパーはハンサムでいいのですが、相手役が…。内容はキャプラっぽいアメリカ的美談ですね。本当にブレない監督だ。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 5点(2010-09-29 20:52:14) |
16.「スミス都へ行く」と同様に田舎の若者がある日突然都会の荒波に飲み込まれていくという話、フランク・キャプラの人の描き方がいつもながら上手い。ジェームズ・スチュワートに負けず劣らずゲイリー・クーパーの飄々としたというか全ての事に対し柔軟に対応しているキャラクターは見事だし今見ると単純な話でも構成がいいからハマっちゃうんだよなぁ。バカな笑いじゃなくてギャップやユーモアで笑えるからキャプラの映画は好きなんだな。いい人からいきなりの法廷シーンの持ち込みにはちょいと強引のような感じがしたけどアダム・サンドラーが主演したリメイク版より断然コッチっすね。 |
15.《ネタバレ》 その風刺精神は今でも生きていると思いますし、コメディとしてもそこそこ笑える。ゲイリー・クーパーやジーン・アーサーらキャストも素敵。が、どうも今ひとつなんですなぁ。主人公ディーズは面白いんですけど、それほど魅力を感じません。怒っては相手を殴り倒すというのも、どうでしょうか。それにしても、なんでオペラハット? 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-02-27 19:27:29) |
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14.《ネタバレ》 「或る夜の出来事」と「スミス都へ行く」を足して二で割ったような作品。田舎の善人が大金を手にしたことによって、悪いやつらにボコボコにされていく話。飽きずに楽しめますが、他のキャプラ作品で散々みたこの展開はもうハラハラできません。ジーン・アーサー、美しい。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-24 18:45:42) |
13.面白かったです、先に「スミス都へ行く」を見ていましたが。確かに共通点が多いですね。それでも全く退屈せず、次の展開が楽しみな映画って、そんなに多くないんじゃないでしょうか。映画の終盤になるまで、似ていることにも気が付かなかったし。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-21 18:45:57) |
12.《ネタバレ》 人間の行動というのも、見方を変えればどうにでも解釈できるのだなと感じましたね。まあ、主人公の行動も、ちょっと変なところはありますけどね・・・・・。(馬にドーナツ食わせるのは、どうなんだw、おまけに「サラリーマン金太郎」のような暴れっぷり・・・) まあ、とりあえず裁判に出てきた老姉妹が中々良かったですね。(ていうか、証人に持ってくんなよwって感じですけど) 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-30 14:36:28) |
11.《ネタバレ》 これもキラメクようなキャプラ監督の傑作。惚れた女に裏切られ、精神病院に入れられて、法廷でも叩かれ撒くって貝状態からの逆転劇。まさに胸のすくような面白み。クーパーもジーン・アーサーもサイコー。 【よし坊】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-02 09:49:59) |
★10.《ネタバレ》 まんま「スミス都へ行く」とよく似ていますがこちらが先のようで・・ 題名がこちらは、 MR. DEEDS GOES TO TOWNで、オペラハットが邦題。
MR. SMITH GOES TO WASHINGTONで、スミス都へ行くが邦題。
日本語のタイトルどうにかならないのでしょうか・・
別に同じ監督作なのだからよく似た作品も作りますよ~
この原題のタイトルのほうが逆によかったかも・・
どちらかというと恋愛の方に的を絞った見方がいいかもしれません。
J・アーサーは両作品ともよかったけどスミスのほうが好きだなぁ(理想像)
G・クーパーは若いですね~(「昼下がりの情事」しか観たことがなかったので)
でもこのキャラがあまり合いませんでした。
固いというかなじめない・・
田舎から出てきたという風には見えないんです。
茶目っ気の演出はされてるのですが固いかなぁ・・
ふたりが夜中に故郷や音楽の話をするところはよかったです。
裁判のシーンはひいてしまいました。
キャプラ監督は共産主義なんだろうか(対するスミスは民主主義への風刺か)
こちらは風刺よりもほんとにそうなんだろうと思いました(苦笑)
先にどちらを観るかも問題かもしれませんが、
でもやっぱりよく似すぎているから比べてしまいます。
あと、元からお金にも余裕のある主人公だから欲もないという、
中流以上の暮らしが共感できなかったです。
田舎の素朴な大切さというのは伝わりました。
格言みたいなのはあれは何かの本で読んだことがありました。
【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-22 12:19:25) |
9.フランク・キャップラ監督の作品はどれも本当に味わい深くて良い気持ちにしてくれる。この作品にしてもゲラゲラ笑うような作品ではないけど、見ていて安心出来る楽しさがあります。ゲイリー・クーパーの熱のこもった演技が本当に良い。いかにもフランク・キャップラ監督らしい話術で見せるヒューマンコメディです。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-15 20:15:29) |
8.これはよかった!適度な抜け感が最高ですね。やっぱゲーリークーパーはすごい。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-23 20:16:45) |
7.《ネタバレ》 これって、最古のバイオレンス映画ですね(笑)。終始キレっぱなしだよ、これ。大金を相続してブルジョワになっても、使い道が俗っぽくなく、人間性はいつまでも”田舎のディーズ”のままなのが良いです。それだけにベイブにネタのために近づかれたと気がつき、打ちひしがれる演技はグッときます。階段を一段飛ばしで上がっていったり、会議中に消防車のサイレンをきいて様子を見に行くなど、ゲーリー・クーパーの頑固者っぽい演技との人物設定の妙が面白いです(ホント言うと、法廷での老婆達の演技が一番面白かったです!)。テーマは、フランク・キャプラ監督が貧民層の代弁をして、当時の富裕層に対する批判をしているように思いました。 |
6.キャプラの作品って、いかにも大爆笑してしまうようなギャグとかではなくて、洗練されたユーモアがあって、幸せな気分でニコニコできる。だから、主人公が善人でもドン臭くならない。つまりはメリケン流“粋”ってことですね。豪邸の手すりを滑った後、彫像の足をコチョコチョするゲイリー・クーパーが素敵。裁判での大反撃は正に拍手喝采!ってな感じで、とっても後味爽やかなのです。アダム・サンドラー主演でリメイクされた「Mr.ディーズ」も悪くなかったけど、やっぱし本家に軍配が上がるなあ。<追記>そうそう、キャプラといえば、その楽天主義がよく取り沙汰されるけど、この作品の中で恋人に騙されていたと知ったディーズが精神病院で打ちひしがれているシーン。二人の人物が影になってて凄く暗さが出てて、ドキッとしました。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-07-17 16:19:43) |
5.当時の不況を背景に、おとぎ話のようなロマンスと社会風刺の中にアメリカン・デモクラシーを描くという、この監督の世界。前作の「我が家の楽園」といい、何か最近こういう世界に素直に入り込めない。イラクや地球温暖化等々に見られる今のアメリカの思い上がり、また、人生ってそんな単純なものじゃない、もっと深くて重くて哀しいという思い。 【きりひと】さん 4点(2004-05-30 08:35:13) |