5.《ネタバレ》 お話自体は実に他愛なく、ヒットを当て込んで大スターを集めるという脚本軽視の姿勢が本作そのもの。ドタバタコメディはマルクス三兄弟やチャップリンのインパクトには及ばないもののライザ・ミネリ編での爆笑を始めとして大いに笑わせて貰えました。(監督特有の生理的に汚いネタはドン引きでしたが)最大のセールスポイントである出演大スター76年当時の瑞々しい姿にウットリ。監督夫人アン・バンクロフトの心の底から楽しんでいるような姿はお宝映像。 「眉間にシワ寄せんと、パーッと! 明るく 陽気に いきましょ~」テンション上がる快作です。 |
4.初メル・ブルックス。意外にオッサンなんだ(笑)いかにもコメディエンヌらしい笑いが多数含まれてますが、チャップリン映画を見慣れた自分にとっちゃあまぁこんなもんかなぁって感じです。でも細かい所まで手が入ってるのはちょっと感心しました。バート・レイノルズやらジェームズ・カーンやら。特別出演なのに体を張っている彼らに拍手を送りたいです。特にバートなんか・・裸でよくやったもんだべ。 |
3.《ネタバレ》 非常にギャグ満載で馬鹿馬鹿しいけど面白かったです。まあ、セリフが無い分ジェスチャーや効果音を上手く使っていて良かったです。あと、ポール・ニューマンやライザ・ミネリ、メルブルックス夫人であるアン・バンクロフト等のスターが、自らパロディを演じているのも見ものです。(一番インパクトがあったのはマルセル・マルソーでしたね。) 楽しい時間を過ごすことができました。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-08-23 11:57:01) |
★2.《ネタバレ》 メル・ブルックスはミュージカルが好きなんだなぁと再確認。
これはほんっとに苦手な部類のサイレント映画なのですが、
今メル・ブルックスのDVDが期間限定格安なので、
観てないものも含め4本もそろえました(爆)
確かに笑えるところもあるにはあるんですが、
この監督の笑いのツボが私には合わない・・
はっきり言って好きな監督でもない。
ではなぜそろえてしまったのか?
観ていないのとゲストが豪華なのと映画オタクネタの匂いがするから。
コメディ界のタランティーノとでもいいましょうか。
とにかく身内ネタがたくさん出てきます。
ウッディ・アレンよりは地味ですが見やすい。
観ていて次の笑いどころがわかってしまう、
それを何度も繰り返す・・
今で言えばオースティン・パワーズみたいです。
合わないんですが観てしまう(苦笑)
ゲストが豪華。
ポール・ニューマンが病院で車椅子に乗ってレースをするとかも、
カーレースで事故った設定で身内ネタじゃあないですか。
コレはお気に入り。
やっぱりかっこいいなぁニューマンは。
映画自体はハチャメチャなドタバタなんで、
日本人でもわかる吉本ギャグみたいなんですが、
テンポがミュージカルです。
サイレントということで、
もしかしたら英会話の勉強になるかも(ならないか)
一応この監督の作品はパロディが多くて、
どれだけたくさんの映画を観ているかが観客のニヤリ度になります。
まさにオタク向け・・
私は特に大作をあまり観ていないので??なところがありました。
でも他の3本はなんとかわかるかも・・
実は今公開中の「プロデューサーズ」はその格安中にはなくて残念。
そちらのリメイク版は観にいきたいです。
マシュー・ブロデリックのファンなので・・
【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-04-23 13:44:09) |
1.今の時代(と言っても30年近く前ですが)にサイレントムービーを作ろう!という題材をサイレントムービーにした映画。でも、ポール・ニューマンが車椅子レースしたり、バート・レイノルズが全裸でアブナい事になったり、っていうネタは、ちっとも笑えなかったりします。メル・ブルックスの笑い自体がその場その場の思いつきみたいに流れてゆくものですから、物語にちっとも魅力がないんですよね(原作のある「メル・ブルックスの大脱走」は別ですけれど)。アン・バンクロフトの意外な芸には感心させられますが、サイレントで人を笑わすには、みんな、もっともっと体を動かさないと。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-12-04 13:34:03) |